第29期女流名人戦三番勝負第2局が3月8日、大阪府東大阪市で行われた。結果は藤沢里菜女流本因坊が謝依旻女流名人に白番1目半勝ちをおさめ、初の女流名人位を獲得した。謝の10連覇はならなかった。
(日本棋院HPより抜粋)
「藤沢 女流2冠に、光る判断で振り切る」 「謝 9連覇でストップ」
(週刊碁見出しより)
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女流名人・本因坊の二冠になった里菜さん、明るい形勢判断での勝利でした。
敗れた謝さん、大胆な大模様作戦が不発に・・・。
18歳の里菜さんですが、今シリーズでは若さに似ず冷静で小技が光りましたね。
女流名人9連覇でストップの謝さん、若手が相手でムキになったか・・・。
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今回の対局地は大阪府東大阪市の「大阪商業大学」。第1局の「平安女学院大学」に続く大学での開催です。
プロ棋士は中学卒業後、専門棋士として囲碁に専念する人が大半だと思います。
現在、大学への進学率は5割ほどになっているそうですが、その中で学問を究めたいと思っている人どの程度いるのか・・・。
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