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負けるな!Vリーグ4

2017-06-02 00:01:18 | Tリーグ及びVリーグ関連等

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 今朝の山陽新聞朝刊に「バレー新リーグ 男子10、女子12に増 1部チームに開催権譲渡」というタイトルの記事が乗りました。そうでした、Vリーグからの背式な発表は昨日でしたね。すでに報道である程度情報は持っていましたが、正式な情報を知りました。以下、抜粋して紹介。
   
【山陽新聞】
 Vリーグ機構は31日、'18年秋開幕を目指す新リーグ「スーパーリーグ」構想について発表。1部は男子10チームで、女子は12チームで、現在のプレミアリーグ(各8)より増加。女子は東西6ずつのカンファレンス制を採用。これまでVリーグ機構と地方協会が持っていた開催権は本拠地チームに譲渡。一定数のホームゲーム開催を義務化する事で、地域密着につなげる狙い。試合数は最多で男子は36試合、女子は32試合(ともに現30)に増加。
 参加チームは新たに導入されるライセンス制度に基づいて決定。ライセンス取得条件には成績面も含まれ、'18年3月には各カテゴリの参加チームが確定する見通し。

 女子は現状から4チーム増える訳ですね。しかも市民クラブの方がよく見られていると思うので、岡山が参入できる可能性は高いと思います。西カンファレンスですね。という事は久光、東レ、トヨタ車体、JT、デンソーあたりと同じ組に入るのか。それにしてもホーム&アウェー制はいいですね。地元岡山の試合も去年までは4~6試合程度でしたが、一気に増えそうですね。
 地域密着につなげる狙い、いいですね。中にはプロになっているのに、今一つ地域密着できていない他スポーツのチームもあるのでは。Vリーグクラブも絶対に商業主義のみに走って欲しくないですね。お金に生きるところはいつかお金で滅んでいくと思います。いくら今は業績が良くても、決して100年は続かない。「他県の興業会社が地元のふりをして、興業をやりに来ているみたい」と以前に書いた事がありますが、バレーはそうなって欲しくないですね。次はサンスポの記事。以下、抜粋して紹介。
     
【Vリーグ、将来のプロ化に含み チーム形態に合わせ対応可に見直し:サンスポ】
 '18-19年シーズンに導入する改革案は。各チームがホーム試合の運営主体となり、収益を得られるなどビジネスとしての確立を目指す方針で、将来のプロ化を視野に入れるとか。スーパーリーグへの参加チームは機構からホーム試合の開催権を譲渡され、運営を自ら実施し、試合の収支を管理。各チームに、自治体と連携しての地域に根付いた活動を推進させ、チーム名には企業名、ホームタウン名のどちらも使用可能。
 S1~S3の各部の参加資格として年度ごとにライセンスを発行。自治体から支援を約束する文書の提出を義務づけるほかチームの財務状況なども調査。新リーグは男女とも3部構成。1部(S1)女子は東西6チームのカンファレンスに分かれる。ホームゲームの開催会場は3,000人以上収容が条件。バスケットボールのように2チームだけが顔を合わせるのではなく、1節に4チームが集まる会場と2チームが戦う会場がある形に。

 昨年9月の「スーパーリーグ構想」では、現行のリーグとは別リーグを立ち上げ、各チームの運営はバレーボール事業を行うために設立された独立法人がするなどとしたが、現行のチームから反発の声が噴出。その後、各チームとの話し合いを重ねて構想を大幅に見直し。今回の構想では、企業の部活動から独立したクラブまで、多岐にわたる実態に合わせ、それぞれが対応できるようにした形。
  当初の構想では昨年11月末までに参加の意思表明を求めたが、手を挙げるチームが少なく、締め切りを引き延ばした末に棚上げ。今年1月以降、毎週のように各チームと議論を重ね、現状のままではダメで、リーグを盛り上げ、活性化していくように変えていかないと後退してしまうという共通認識を共有。多様性をいかに吸収しつつ、前へ進めるかの議論でできた新しい構想であり、全チームの理解を獲得。
  試合の開催権をホームチームに譲渡するが、形態上、営利活動が難しいチームは、都道府県協会やイベント業者に再譲渡して運営を委託することも可能で、複数のホームタウンを希望する企業の要望に合わせ、3つまで承認する方針。現段階でプロありきの形は合意が取れないが、新しい形でやっていくことで、ゆくゆくは各チームがプロ化を求めるようになれば、それを否定するものではないと、将来のプロ化に含みを残したとか。
サンスポ該当記事:http://www.sanspo.com/sports/news/20170531/vol17053119580003-n1.html

 将来のプロ化が視野に入っているとありますが、それを口にし始めてもう20年経つのではないでしょうか。やはり川淵さんのようなタスクフォース的な人がトップダウンで指導しない限り、いつまで経っても「構想」止まりではないでしょうか。V.プレミアリーグは今度はS1リーグという名称になるのですね。プロリーグになれていないのに、「スーパーリーグ」という名前はどうなんだろと思います。昔、Jリーグもプレミア構想がありましたが、他の競技団体が「スーパーリーグ」というネーミングができなくなります。それでいいのでしょうか。せめて「Vスーパーリーグ」でしょう。
 いつか見た光景です。そうです。かつてのバスケ界です。あの時は「統合」が課題でしたが、プロ化の有無が問われているのは全く一緒の事。どこで誰が本気を出すかですか。複数のホームタウンはいいですね。シーガルズであれば、ぜひ倉敷と笠岡もホームタウンに加えてもらって、試合を開催して欲しいですね。次は毎日新聞です。以下、抜粋して紹介。

【18年から「スーパーリーグ」発足:毎日新聞】
 新リーグでは、ホームチームが試合を行う曜日や会場の装飾、演出を決定でき、ファンサービス向上を期待。初年度のホーム試合は1チーム5~8試合で、順次増やす方針。外国人選手の出場枠はアジア枠の導入も含めて検討している。
 Vリーグ機構は昨秋、各チームとの調整をせずにリーグのプロ化構想を発表。賛同するチームのみで新リーグを始める方針だったが、チーム側から強硬的な決定に反発され、「分裂はプラスにならない」と足並みをそろえて同機構に訴え、昨年末以降は同機構とチーム側が構想を練り直していたとか。当初の参入条件は、初年度からの完全ホームアンドアウェー制やチーム名に地域名を入れるなどだったが、チーム側の要望で変更。
毎日新聞該当記事:https://mainichi.jp/articles/20170601/k00/00m/050/088000c

 ファンサービスの向上が期待できるのはいいですね。シーガルズは十分ファンサービスやっていると思いますが、更に頻度を上げて欲しいですね。この強硬な反発というのは、本当に数年前のNBLの動きをプレイバックで観ているようです。昨年秋にプロリーグ構想を耳にして、すごく期待をしましたが、やっぱりこうなったかという印象です。Bリーグの進歩を見ながら、少しでも進歩していって欲しいですね。あと半年で開幕だ。
Vリーグ関連④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170319
   〃     ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160922
  〃      ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110220
  〃      ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20060804

コメント
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