幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

フレンチレストランが恋しい

2023-10-19 23:59:55 | グルメ
 娘の誕生日だったので、家族3人で外食しました。今まで和食だったり中華だったりしましたが、今年はフレンチが良いということなので、家から車で数分のところにあるフレンチレストランを予約しました。評判が良いところですし、実際に料理も美味しかったし接客も丁寧で、ちゃんと誕生日に合わせたサービスもしてくれました。1人1万円弱のコースでしたが十分満足しました。

 ただ妻と娘は喜んでいましたが、僕が少しだけ残念だったのは創作フレンチだったことです。ナイフとフォークは出てこないし、フランスパンも出てきませんでした。最初から最後まで箸とデザートスプーンだけ。メインの肉料理が終わってからは、なんと炊き込みご飯と味噌汁と小鉢と香の物が出てきました。秋の味覚を美味しくいただいたし、主役の娘は箸で食べる方が気楽で良いと言っていたので今夜の企画の趣旨としては正解ではあったのですが、本格的なフレンチを期待していた僕は内心少し残念に感じました。

 もちろんこれは事前の僕の下調べが足りなかったせいで、店に落ち度はないのですが、もう今の時代にフランスフランスしたフレンチレストランは流行らないのかもなぁと改めて感じました。テーブルマナーは緊張するし、こってりとしたソースは胃にもたれるし、食べ慣れない食材にも馴染めないし。それよりは箸で、しかも食べ慣れた和食のテイストを生かした「フレンチ風」の方が受けるのでしょう。胃もたれする年配者にはもちろん、フレンチに馴染みのない若い世代にも幅広く人気が出そうです。実際、前期高齢者の妻とゆとり世代の娘には今日の店は好評でした。

 でも僕はたまには本格フレンチが恋しくなります。コロナ以降、そういう店に行った記憶がありません。今日は美味しいソースを皿に残したまま下げられてしまいました。あれをパンにつけて食べたらさぞかし美味しいだろうなぁと未練たらたらでした。当然ワインにも合うはずです。炊き込みご飯と味噌汁と香の物では、ワインには全く合わないのです。もちろん、ほうじ茶とはとても素晴らしいマリアージュをしていましたから満足はしたんですけどね。
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