幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

フェデラーのカムバック

2021-06-30 23:19:44 | テニス
 ウィンブルドン1回戦にフェデラーが登場しました。初戦の相手はベテランのマナリノ。サウスポーでいやらしいサーブを打つ選手ですが、よく知らない若手のパワー系よりは何回も対戦経験があるテクニシャンの方がやりやすいだろうし、フェデラーの復帰戦には手頃な相手だなと思っていました。

 ファーストセットはキープが続きましたが、フェデラーが終盤にチャンスを生かしてワンブレイクしてそのままセットを取りました。さすが、と思いました。フォアハンドのミスヒットは目立ちましたがサーブが良いしバックハンドもボレーも良いので、このままストレートで勝てそうだなという感じでした。セカンドセットもずっとキープが続き、タイブレークに。これを取って王手をかけるんだろうと思ったら、このあたりから様子が違います。フェデラーが立て続けにミスをしてあっさりとセットを取られてしまいました。

 ただここまではまだ安心して見ていられました。相変わらずストロークのミスは多いものの、芝に慣れるために敢えてペースを上げずにやっているのかなという印象で、調整を兼ねて戦っているならさすが芝の王者の余裕だなと。ところがサードセットは一方的にマナリノにやられ放題です。フェデラーのミスがどんどんひどくなり、逆にマナリノのテニスが冴えてきました。それまではまだのんびり観戦していた観客もざわめき始めます。それほどフェデラーの調子が悪いのです。

 あっさりサードセットを3-6で落としてしまったフェデラー。崖っぷちです。仮に残す2セットを連取して逆転できたとしても、初戦からフルセットの苦しい戦いをしているようでは先が思いやられます。やはりフェデラーはもう往年のフェデラーではないのか、万全を期して臨んだウィンブルドンなのに、ここで初戦敗退を喫してしまうようなことがあれば、いよいよ引退へのカウントダウンになるのではないかという不安が高まってきてしまいます。

 しかしフォースセットに入ってフェデラーの調子が徐々に上がってきました。なによりこれまで苦しんでいたフォアハンドがちゃんと当たり始めました。ミスヒットが減って狙ったところにコントロールできるようになってきました。先にブレイクをして4-2で迎えた第7ゲーム。ここでマナリノが足を滑らせて右膝を強打。しばらく立ち上がれません。フェデラーの調子が上がってきたところでのこの怪我が勝負を決めました。そのままセットをフェデラーが取り、ファイナルセットに入ったところでマナリノが棄権をしました。

 もしマナリノが転ばなかったら?フェデラーはいずれにしても逆転勝ちをしていたとは思います。ただあっさりとは勝たせてくれなかったことでしょう。マナリノはかなり好調でしたから、もうひと山もふた山もあったと思います。前半にあまり体力を使いたくはないフェデラーにとっては相手の棄権による勝利は納得がいかないものでしょうが、体力面を考えたらラッキーだったのではないかと思います。

 大会が始まったばかりのウィンブルドンの芝は滑りやすいというのは知られているところです。大会が進むにつれて芝が剥げて土が露出してくると動きやすくなります。そこまで考えて慎重にプレーしているフェデラーだからこその勝利だったとも言えますが、ただ往年のフェデラーの力はまだ発揮されていないことも確かです。

 次の2回戦の相手は杉田を初戦で破ったガスケです。これまたベテランのテクニシャンで手の内を良く知る相手。フェデラーにとってはやりやすいラッキードローでしょう。引退の不安を払拭できるようなプレーを期待したいと思います。

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在宅勤務ならどこに住みたいか

2021-06-29 23:27:59 | 日記
 在宅勤務に切り替わってから1年3ヵ月。どうやらコロナが収まってもこのまま退職するまで数年間は在宅勤務になりそうです。となると、通勤の利便性を考えずにどこに住んでも構わないわけで、山奥でも離島でも海外でも宇宙でもネット環境さえあればOKとなります。いま住んでいる街は25歳から35年間もいるので愛着もあるし引っ越す予定はありませんが、ついつい妄想だけは膨らんでしまいます。

 まず気候的には四季があって温暖で晴れた日が多い明るいところが良いなと思います。国内なら静岡とか瀬戸内海沿岸とかでしょうか。宮崎とか鹿児島も温暖そうで良いですし、奄美大島とか沖縄とかも悪くありません。寒いところは苦手なので北陸や東北以北はちょっと無理かなと思います。もちろん海外のリゾート地でも良いのですが、東南アジアの蒸し暑さは避けてハワイとかゴールドコーストとかフロリダでも良いです。四季はあまり感じられないかも知れませんが。

 空気がきれいで景色が良いことも大事ですし、食事が美味しいことも大切。とは言え不便な田舎に住みたいわけではありません。娯楽と文化と医療は重視しますし、東京や大阪、名古屋などの大都市に楽に出ていける交通の利便性は確保したいところです。そうやって考えると、ある程度の規模の都市で、その少し郊外が良いのかなと思います。国内で考えると浜松、姫路、岡山、松山といった中核都市の少し郊外あたりが候補に上がります。

 どの都市も観光で行ったことがありますが、どこも良い街ばかりでした。これまでの地縁を考えなければ移住しても良いなと思います。
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2021ウィンブルドン開幕

2021-06-28 23:12:41 | テニス
 ウィンブルドンが始まりました。昨年はコロナで中止になってしまったので2年ぶりとなります。前回の2019年のウィンブルドンは決勝でフェデラーがチャンピオンシップポイントを握りながらジョコビッチの驚異的なメンタルで逆転されてしまいましたが、果たして今年はどうなることでしょう。ドローから男子シングルスの優勝争いを考えてみたいと思います。

 まず大本命のジョコビッチ。年間グランドスラム、そして東京五輪を含めたゴールデンスラムの可能性があります。第1シードとして最初の難敵は、と見渡しても敵がいません。準々決勝で第5シードのルブレフと当たりますが、ジョコビッチならよほどのことがない限り負けそうにありません。準決勝のチチパスまでまず安泰という感じがします。この山の注目はむしろ4回戦で当たりそうなシナー対ルブレフの次世代対決でしょう。

 第3シードのチチパスの山ですが、4回戦でデミノーもしくはエバンスあたりが出てきそうで、ここがまず難敵。さらに準々決勝ではバウティスタアグーもしくはシャポバロフですが、この山にはWCのマレーがいるので、マレーも楽しみな存在です。とは言え、実力的にはチチパスが抜けているのでジョコビッチとの全仏に続く対決までは比較的楽に勝ち上がれそうな気がします。

 第4シードのズベレフの山は多士済々です。オジェアリアシム、アンベール、さらにアンベールと初戦で当たるキリオスがいます。逆の山は第7シードのベレッティーニ、イズナー、カラツェフ、ルード、そして西岡と錦織もここに入っています。錦織は相変わらずドロー運が悪く、2回戦でルード、3回戦でカラツェフ、4回戦でベレッティーニ、準々決勝でズベレフと厳しすぎるドローになってしまったので、早期敗退も覚悟しないとなりません。今年負け続けているズベレフに雪辱したいところですが、まずそこまで辿り着くのが大変です。

 そして第2シードのメドベージェフの山ですが、ここは何といっても第6シードのフェデラーに注目です。比較的平穏なドローで、かつてのフェデラーなら楽に準々決勝のメドベージェフ戦までは勝ち上がれそうなのですが、フェデラー自身がどこまで復調しているのか次第となりそうです。メドベージェフが芝のコートにどこまで対応できているのかが鍵を握りそうですが、フェデラーの準決勝進出の可能性は50%といったところでしょうか。

 ちなみに女子シングルスは全く誰が勝つか読めません。バーティが第1シードで有力とは言え、最近はとにかく調子が良い選手が勝つというのが女子なので、意外な選手が勝ち上がっても不思議はありません。
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脱力テイクバック

2021-06-27 23:51:14 | テニス
 今日の山本麻友美プロのレッスン会。久しぶりに両手バックハンドを教わりました。ゲームで使うには精度も威力も相変わらずいまいちなままなのですが、練習している時にはそれなりに打てるようになってきてはいます。当たり損ないも減ってきましたが、苦手なのは腰より上の高い打点。片手バックハンドでは打ちにくい高さだからこそ両手バックハンドで叩きたいのに、それが苦手では両手の意味がありません。

 山本プロに相談したところ、まず指摘されたのはテイクバック。高い打点に合わせて高くテイクバックをするようにということ。頭ではわかっているのですが、うまくテイクバックを合わせられません。次に言われたのは左手の脇が締まっているので窮屈になっているから、もっと脇を開けて打つようにということ。なるほどと思って脇を開けようとするのですが、まだうまく高い打点に合わせられません。

 次に言われたのはテイクバックで力んでいるから、もっと脱力するようにとのこと。確かに高い打点でしっかり打ってやろうとテイクバックから力が入ってしまっています。テニスのテイクバックで脱力するのは基本ですが、やはり慣れない両手バックハンドではどうしても力んでしまいます。脱力できていないから窮屈なテイクバックになるし、そのあとスィングしてもうまく振り抜けていないしインパクトもブレています。

 この脱力に苦労していると、最終的に提案されたのがテイクバックでラケットを立てること。これまでは不慣れな両手バックハンドだからシンプルに後ろにまっすぐ引くだけのテイクバックにしていたのですが、ラケットを立ててテイクバックすることで力まなくなり、脇も開けやすくなるしラケットヘッドのダウンもしやすいということで、これが打ってみたらうまく力が抜けて良い感じでした。

 実はこれまでもラケットを立てたテイクバックにはチャレンジしていたのですが、タイミングを合わせるのが難しくてミスショットが多かったので、シンプルな後ろに引くだけのテイクバックに戻していました。しかし今回はうまくいったのは、両手バックに慣れてきてタイミングを取れるようになってきたことと、スィング軌道が安定してきたからだと思います。

 天才ではないし、呑み込みの早いジュニアでもないので、最初から理想通りのフォームでは打てません。ひとつできたら次のこと、という順序を追って少しずつステップアップしていくことが「還暦チャレンジ」では必要なようです。ようやくスクールの中級クラスくらいの両手バックハンドは打てるようになってきたので、次はスピンです。両手バックハンドで打ちたいショットのナンバー1はトップスピンロブ、ナンバー2はショートクロスですから、スピン量をコントロールできるようにならないと。まだまだ先は長いです。
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利子の利子で食う

2021-06-26 23:19:14 | マネー
 僕がまだ20代の若手社員だった頃、世の中はバブル景気に沸いていました。世の中の若い女性と金を持っているオヤジはディスコでフィーバーして、赤プリでシャンパン開けて夜な夜な豪遊していたそうですが、まだ若手で金のない僕はそれほどバブルに踊った記憶はありません。ただ周りが浮かれているので、そういう時代の端っこでフラフラと浮かれ気分で遊んでいたことは確かです。お金はなくても適当に使ってしまって、それでも何とかなるだろうという感じで過ごしていました。

 遊んでいるオヤジたちの中には投資にのめり込んでいる人たちもいました。当時の流行語は「財テク」で、国内や海外の別荘地に投資用マンションを買っているオジサンたちもいて、そういう人が「クリタくんも投資用マンションをオーストラリアあたりに買ってみたら?経費で海外旅行に毎年行けちゃうよ」などと勧めてきましたが、もちろんそんな金もないし全然ピンとはきていませんでした。

 ただ一人だけ、僕の上司だった人が言ったことは印象に残っています。「いいかクリタくん、いま金利が高いからと言ってその利子を使ってしまってはいかん。利子にも金利がつくのだから、その利子の利子で食っていけば金は増える」と教えてくれたのです。「利子の利子で食う」という言葉は強烈で、なんてこの人は手堅いんだろうとビックリしました。

 海外に投資用マンションを買って遊びに行く人を「攻めの財テク」、利子の利子を狙う人は「守りの財テク」と我々若手は呼んでいましたが、案の定、攻めは守勢に回ると弱く、バブル崩壊とともに「攻めの財テク」は破綻してしまいましたが、「守りの財テク」はバブル崩壊後も悠然としていました。バブル期にお金がないとそれほど楽しいこともありませんでしたが、バブルが崩壊しても生活に困るほどの大きな影響がなかったことは世代的に幸いだったと思います。

 「利子の利子で食う」と教えてくれた人は、要は投資は複利で手堅く運用しろという話をしてくれたわけですが、明日になればまた給料が入ってくるから今夜使っちゃえと「宵越しの銭は持たない」という刹那的な生き方をしている若手社員のことを見かねて忠告してくれたのでしょう。それで少し目が覚めた僕は、それまでわずかな定期預金しかなかったので、ちょっとずつお金をいかに運用するかということを考えるようになりました。

 もちろん最初は失敗も多かったのですが、積立の投信や貯蓄型の保険、さらには少しずつ株にまで手を出すようになって、定年までに30年くらい投資の勉強をすることができました。当時はあまり「守りの財テク」の言うことをわかっていなかったのですが、今となっては「利子の利子で食え」と教えてもらったことに感謝しています。
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男子100m五輪代表争い

2021-06-25 23:38:40 | スポーツ
 陸上の東京五輪代表選考会を兼ねる日本選手権大会が開かれています。注目の男子100m。有力選手がひしめく中、1位に入った多田修平と3位の山縣亮太が代表に内定しました。2位のデーデー・ブルーノは五輪標準記録を突破していないので代表になれず、残る1枠が誰になるのかが注目されます。候補は9秒台のタイムを持つサニブラウン、桐生祥秀、小池祐貴の3人ですが、今回4位小池、5位桐生、6位サニブラウンとなりましたから、恐らく着順上位の小池が有利なのではないかと思います。

 正直言って誰が代表になっても本番で決勝に残れる可能性はかなり低いと思います。だったらサニブラウンは得意の200mに専念してもらって、小池と桐生は4×100mリレーをメインにして、どちらか体調の良さそうな方を100mの3番目とするのが良い気がします。まあそうなるとアキレス腱を痛めているという桐生よりも小池の方が良いでしょう。ということで、まだ内定は出ていませんが小池が「第3の男」ということで落ち着くのではないかと見ています。

 それにしても短距離の選手層が厚くなったと思います。決勝は見ていても楽しいレースでした。9秒台のタイムを持つ選手が4人もいて、それを抑えて1位になる多田や、さらに割って入ったデーデー・ブルーノのような大学生がいるのですから、少なくともアジア最強、4×100mリレーでは欧米勢とも互角に戦えるだけの選手層の厚みがあります。 日本のお家芸のバトンパスをさらに磨けば地元開催の利も生かしてリオ五輪に続くメダル獲得は有望でしょう。

 陸上は五輪競技の中でも花形ですが、日本でメダルが期待できるのは男子4×100mリレー以外は競歩くらいです。あとは決勝に残るのがせいぜいというところですから男子短距離勢の活躍を期待して楽しみに見たいと思います。
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今秋「アタック25」終了

2021-06-24 23:05:46 | クイズ
 報道によると朝日放送の長寿番組「パネルクイズアタック25」が今秋で終了するということです。1975年に放送を開始して47年。これほど長年にわたって親しまれてきたクイズ番組は他にありません。初代司会者の児玉清さんの物真似で博多華丸がブレイクするなど、幅広い層で知名度が高い国民的クイズ番組と言って良いでしょう。かつてはたくさんあった視聴者参加型のクイズ番組がなくなってしまう(「99人の壁」がありますがあれはちょっと違う)のは残念過ぎます。

 しかも終了の理由が「若年層にシフトするため」という意味のわからない理由。日曜日の昼下がりという時間帯、たださえテレビ離れが顕著な若年層がぼんやりテレビを見ているわけがありません。そんな時間帯にテレビを見ているのはほぼ中高年層です。より視聴率が取れる中高年層向けの番組を新たに始めるならわかりますが、固定視聴者がいる「アタック25」よりも数字が取れる番組を新たに作るのは難しいでしょう。

 しかもいま若者はクイズ好きです。ゴールデンタイムにクイズ番組が並んでいることからもわかるように、第何次かわからないクイズブームなのに、老舗クイズ番組を終わらせるなんて下策でしかありません。恐らくスポンサーがコロナで降りて後が見つからないというような理由なのではないかと憶測していますが、50周年も視野に入ってきたこの段階で終了するとは思いませんでした。

 僕は25年前に「アタック25」に出て優勝したことがあります。ただその時は海外旅行(当時はニューヨークとフロリダディズニーワールドの旅でした)をかけた最終問題を答えられなかったので、次に出る時にはそのリベンジをするつもりでいました。実はそれから二度予選に挑戦し二度とも予選突破しているのですが、なんと二度とも番組に呼ばれませんでした。予選合格した人は1年間待機状態になるのですが、呼ばれないこともあるという話だったのですが、さすがにショックでしばらく予選に行くのをやめようと思いました。

 その間に児玉さんが亡くなり浦川アナ、谷原章介と司会が変わりました。いま海外旅行も宮古島2泊3日にスケールダウンしてしまっています。コロナが収まったらきっとまた海外旅行に戻るだろうから、その時に挑戦しようと考えていたのに、まさかの番組終了とはかなりガッカリです。今からでも終了を撤回してリニューアルくらいでとどめてくれないものだろうかと思います。

 もしこのまま終わってしまうとなると本当に25年前に出て児玉さんとも話ができて良かったと思います。久しぶりに番組の録画を見直してしまいました。当時ビデオに録画していたものをダビングしてさらにそれをDVDに焼いたものなのでかなり画質が悪いですが、それでも残しておいて正解でした。
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丑三つ時に買い物

2021-06-23 23:50:04 | 読書
 在宅勤務になって1年3ヵ月。すっかり慣れてしまってもう毎日通勤電車で出社するなんて「無理!」と感じています。この1年3ヵ月の間に出社したのは数回、しかも在社時間はいつも1時間程度です。一番最近出社したのは12月上旬ですから半年以上会社に行っていません。

 これだけ在宅勤務に体が慣れるといろいろ生活習慣も変わってきます。特に変わったのが睡眠習慣で、昼間に仕事に疲れるとすぐベッドに横になって休憩できるし、運動量もかなり減っているので、夜なかなか眠れません。元来子どもの頃から寝つきが悪いのが悩みで、出社していた頃だって深夜2時くらいまでは寝られませんでした。今は大抵深夜3時過ぎまでは起きています。仮に早く寝ようと思って2時にベッドに入ってもやっぱり眠れなくて3時くらいにベッドの中でスマホやタブレットを見ていたりします。

 昨日も全然寝られなかったので3時過ぎにベッドの中でタブレットで雑誌を読んでいました。書評欄に「定年後の居場所」(楠木新・朝日新書)という僕にとってはタイムリーな本が紹介されていて、Amazonで見たら660円と安かったこともあり、ついそのまま勢いで購入して少し読んでしまいました。最初の数ページを読んだところで「買うほどじゃなかったかも」と思いましたがもう後の祭りです。

 これが書店だったら気になった新書はまずペラペラと立ち読みして買うかどうか考えますが、ベッドの中にいるとお試しするのすら面倒でつい簡単にポチってしまいます。電子書籍の手軽さはもちろんメリットなのですが、こういう失敗もありがちです。書籍に関しては寛容なのであまり無駄とか浪費とかは感じはしませんし、この本ももっと読み進めたら面白いのかも知れませんが、とは言え丑三つ時は買い物には向かない時間帯だと改めて反省しました。
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上手に汗をかく

2021-06-22 23:39:28 | 健康・ダイエット
 汗をかくと言っても比喩的な「頑張って働く」という意味ではなく、文字通りに暑さで汗をかくことの話です。と言うか、これからの季節の熱中症対策、もっと言えばスポーツをしている時、とりわけテニスをして汗をしっかりかいて熱中症を防ごうという話をします。

 僕のサークルでも夏の初めの暑い日に時々熱中症になってダウンするメンバーがいます。大抵は暑さに負けないぞとばかりに張り切ってテニスを始めて30分くらいでフラフラになっていますが、原因は水分摂取を怠ったことと、汗を上手にかいていないせいです。水分摂取はよく言われるように喉が渇いてから飲んでいては遅いわけで、始める前からきちんと電解質の水分(ポカリスエットやアクエリアスなど)をこまめにしっかりと飲むことが大事です。

 水分をたくさんとれば汗もたくさんかけます。汗をたくさんかいて皮膚から蒸発させて体表の温度を下げれば熱中症を防げます。汗を上手にかけない人というのは日頃から汗をかいていないために汗腺が汗を作れなくなっているそうなので、まずは暑さに慣れながら汗をかく能力を高める必要があります。「女優は汗をかかない」はこの逆の能力なのでしょう。

 汗をかけるようになったら、体表を濡れたまま放置しておくのではなく、しっかり汗を拭き取ってまた次の汗をかいて蒸発させるようにしていく必要があります。ウエアも汗で濡れたまま着ているよりはこまめに着替えた方がより理想的です。と言っても男性はベンチでパッと脱いで着替えられますが、女性はなかなかそうはいかないのが難しいところですが。

 いま熱中症対策で怖いのはマスクです。先日も子どもがマスクをしたままた走って亡くなってしまった事故がありましたが、マスクは熱中症予防には逆効果でしかありません。テニスは物理的な距離を取ってできる競技ですから、マスクを外してプレーする方が理に適っています。リスクの低いコロナのための対策をして、よりリスクの高い熱中症になってしまっては何のためにしているマスクなのかわかりません。

 以上の話は前にも書いたような気がしますが、夏至も過ぎていよいよ本格的に熱中症の季節がやってきます。改めて気をつけたいと思います。
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Amazonプライムデーは本当にお得か

2021-06-21 23:17:38 | 日記
 今日明日とAmazonがプライムデーというセールを開催しています。いろいろな商品をディスカウントしているので、毎回僕もちょこちょこと買ったりしていますが、今回はどうも食指が動きません。あまり欲しいものがないというか、定年になってから極力消費行動を抑えるようにしているので、安いからと言って買うという行為は無駄遣いだと心に定めているのでかなりブレーキがかかっています。

 一応「ほしいものリスト」に入っている商品がプライムデーの対象になっているかどうかはチェックしましたが、なっていたのは「刑事コロンボ」のBlu-rayボックスセットだけでした。しかもプライムデー対象商品にも関わらず、安くなっていません。というか、以前からプライムデー価格の70%オフで売っていたので、これ以上はディスカウントできないのでしょう。欲しいと言えばもちろん欲しいのですが、きっと買ったらそれで満足してしまってちゃんと見ないだろうなという自分の姿が想像できるだけに迷っています。

 今年の夏に着る新しいポロシャツも欲しいと思ってチェックしたのですが、それほど安くはなっていないし、プライムデーで安くなっているものはよくわからないブランドだったりしたので、結局近所のユニクロで1990円が1290円になっていたポロシャツを3枚買ってしまいました。やっぱりユニクロの方が間違いがなく安心です。

 せっかくだから何か買おうかと思っていましたが、あれこれ見ているうちに必要のないものを買うことはないなぁと悟ってしまったので、今回のプライムデーは見送りになりそうです。まあ一応明日もいろいろチェックはしてみるつもりですけど。
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