幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

テニスサークルのインスタ

2019-05-31 23:54:30 | テニス
 テニスサークルのサイトを立ち上げたのは1996年。かなり早くからサイトを立ち上げたことになります。またブログ、さらにtwitter、facebook、instagram、LINEもまだまだメジャーになる前から始めました。ただ早く始めると、広く普及した頃には熱が醒めてしまうという傾向はどうしてもあります。もちろん何事も長く続けるのが取り柄の性格だけに、どれもやめてはいませんが、SNSで廃人になったりもせず落ち着いたものです。

 ただサイトを筆頭にどれもサークルの新規メンバー勧誘ツールとしてはあまり機能しなくなっていることも確かで、はじめた頃に比べて反応も乏しいし、その乏しいことにも鈍感になってきています。そんな時にIT系の専門家であるメンバーから「サークルのインスタ作ってみては?」というアドバイスをもらいました。僕は「裏垢」というものを作る気になれず、どのSNSも個人のアカウントひとつだけです。しかし、サークルのinstagramのアカウントを作るのは「裏」ということではありませんから、なるほどそれも良いかもと思いました。

 自分個人のinstagramに上げている写真はほとんどが食べたもの、少しだけ犬の写真です。よくある女子のinstagramとあまり変わりありません。しかもfacebookにアップしている写真と一緒。しかしサークルのinstagramとなると考え方が変わります。アップする写真はサークルの活動中の写真や、メンバーの写真。これらもfacebookにも上げていますが、サークルのinstagramならそうした写真もサークル紹介用として活用できるということです。

 サークル活動中の写真自体はこれまでも毎回のように撮っていますから、今後はそれをサークルのinstagramにどんどんアップしていこうと考えています。「昼下がり庭球倶楽部」のinstagramフォローよろしくお願いします。
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こよみ1歳1か月

2019-05-30 23:43:30 | ペット
 我が家の豆柴「こよみ」が昨日で1歳1か月になりました。体重は先月と同じ6.8kg。どうやらすっかり成長は止まったようです。豆柴なのに7kg超えたらもう「豆」じゃないじゃん、と思っていましたから、成長が止まって良かったですが、仮にもっと大きくなっても、それでイヤになることもないから良いっちゃ良いんですけどね。

 身体は子どもではなくなりましたが、中身はまだまだ子どもなので、相変わらずおバカです。全然落ち着きがなく、常にかまってほしいし、走り回りたいし、いつまで経っても散歩も大騒ぎです。おとなしく一緒に歩いてくれて、部屋の中でもゆっくりと落ち着いて座っているなんて、夢のまた夢にしか思えません。

 しかもすっかり夜更かし癖がついてしまいました。これは我が家が基本的に生活時間が普通より遅くズレているから仕方ないのですが、大抵深夜まで元気に起きていて、朝はずっと寝ています。最近の朝御飯は10時過ぎ、晩御飯は21時頃です。早朝の散歩なんて家族も犬も起きていないので全く無理です。

 走り回りたいだろうからそろそろドッグランに連れて行きたいという思いはあるのですが、まだまだ子どもなのでマナーに不安が残ります。社交性は異常なまでにあるので、怖がったり吠えたりはしないと思いますが、興奮してトイレをしてしまう可能性は大ですし、「ダメ」と言っても興奮状態で聞くとも思えないし、そもそも呼んでも戻ってくるかどうかさえ怪しいです。

 とは言え、そろそろデビューさせたいので、まずは下見かな。ネットで調べてみたら名古屋はドッグランが少ないそうで、近所にはないし選択肢も少ないのですが、リードをつけたままで一緒に見に行くことから始めてみようかと思います。
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全仏オープン序盤

2019-05-29 23:43:28 | テニス
 グランドスラムでの序盤の楽しみは何といっても日本人選手の活躍です。日本は意外とテニス大国で、トップ100に何人もの選手を送り込んでいますから、毎日のように誰かが出てきます。男子シングルスには第7シードの錦織圭と西岡良仁、ダニエル太郎。女子シングルスには第1シードの大坂なおみ、奈良くるみ、土居美咲が出場しています。

 このうち1回戦を突破したのが錦織、西岡、大坂、奈良の4人。ダニエルはモンフィス、土居はスティーブンスとシード選手相手でしたから負けたのも仕方ありません。西岡と奈良は2回戦でそれぞれデルポトロとセレナ・ウィリアムズと対戦することになりました。どちらもグランドスラムタイトルを獲っている強敵だけに、どこまで戦えるのか全力を尽くして挑んでほしいものです。

 さてシード選手の錦織と大坂ですが、こちらは当然セカンドウィークまで勝ち上がってほしい選手です。特に大坂は世界1位、第1シードとしての登場ですから、当然優勝を期待される立場です。しかし、そのプレッシャーが強すぎたせいか、1回戦はシュミエドロバ相手に大苦戦をしました。1セット目は1ゲームも取れず0-6。硬くなって足が止まってしまいました。第2セットから少しずつ硬さは取れたものの、まだメンタルが不安定でミスが多くギリギリの戦いで何とかタイブレークを制してタイに追いつきました。第3セットはようやく自分のテニスが戻ってきてあっさり勝ちましたが、本当に危うい試合でした。

 ただこれをもってして大坂は危ないんじゃないかとは思えません。苦戦したのは大坂のメンタルにあったことは明らかですし、自分のテニスさえできれば第1シードにふさわしいテニスができることもわかりました。むしろ初戦に苦労したことで、これからは落ち着いて戦えるようになるのではないかと思います。2回戦の相手はかつての世界1位アザレンカ。強敵ですが、これに勝てれば一気に波に乗れそうな気配も感じます。

 錦織は1回戦は完勝しましたが、2回戦でベテランの強豪で地元選手のツォンガに苦戦を強いられました。常に先行を許しては追い上げていくのが錦織のスタイルだとはいえ、スタミナの消耗が激しいクレーでの試合だけに、できたらなるべく体力を温存しながら勝ち上がりたいところです。4-6、6-4、6-4、6-4で3時間超えの試合は2回戦としてはタフでした。

 錦織にとって朗報は勝ち上がれば4回戦で当たるはずだった相性が悪いメデベージェフが初戦敗退したこと。これで準々決勝のナダル戦までの展望が開けました。ナダル戦まではとにかく体力が削られるような試合展開にしないで楽に勝ち上がっていけたらチャンスはゼロではありません。セカンドウィークに楽しみが残るよう、錦織には何としても勝ち上がってもらいたいものです。
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いい音ってなんだろう

2019-05-28 23:59:37 | 音楽
 サックスを習い始めて10年。少しずつ上達はしてきていると思います。数年前の発表会の動画と、ここ1年の発表会の動画での演奏を比べてみても、安定感が増してきているのがわかります。自分の演奏について言うのも変ですが、安心して聴いていられるようになってきました。

 この「安心感」はどこから生じるのかと言えば、まずはピッチ。サックスはピアノと違ってドの音がなる指の押さえ方をして吹いても、必ずしも正しいドの音が出るとは限りません。ピッチを安定させるための口の形や息のスピード、量などをコントロールすることが必要です。初心者のうちはこれが難しかったのですが、10年もやっていれば当然のことながらある程度は安定してきます。

 また正しいリズムを刻むのも苦手でした。これは未だに怪しいのですが、長年やってきた成果で最初の頃よりはマシになってきています。タンギングも含めて、ピッチとリズムに安定感が出てくれば自然と安心感のある音楽になってくるものです。また自分の技術が向上してきていることによる自信と、場数をこなしてきたことによる慣れも、安心感につながっているのでしょう。

 ただ相変わらず自分ではよくわからないのが音質です。サックスというのはいかに「いい音」で吹くかを探求するようなところがある楽器ですが、この「いい音」がとにかく正解があるようでない、もしくはいくつもの正解があるから難しいのです。自分の出している音が本当に「いい音」なのかどうか、10段階評価で言えばいくつくらいなのか、そういう数値で表せるようなデジタルな評価が出るわけでもないから迷います。

 楽器を変え、マウスピースを変え、リードを変えて試行錯誤を繰り返していますが、何が正解なのかわからないままやっているので、いつまで経っても「これだ!」とは思えません。今回の発表会の動画を見てもらった多くの人から「音が良くなった」と誉められました。ありがたいのですが、それは20点が50点になったのか、60点が80点になったのかもわかりません。

 「音が豊かになった」とか「芯が通ってきた」とか「広がりが出てきた」「遠くまで届くようになった」という誉め方をされる場合もありますが、いずれにしても数字で表現できるようなものでもないだけに、何となく誉められてもピンとこないところがあります。恐らくこれからの10年は「いい音」を追究していく10年になるような気がしています。
 
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企業対抗クイズ選手権の感想いろいろ

2019-05-27 23:15:16 | クイズ
 先週金曜日に「Q&Aリーグ~企業対抗クイズ選手権」の第5話が配信され、ついに全編が見られるようになりました。自分で見ても「面白いなぁ」と感じたくらいですから、全部見た周りの人からはほぼ絶賛の嵐でした。特に第4話、第5話の手に汗握る展開は素晴らしく、番組制作スタッフの力量と熱意を感じられる素晴らしい出来栄えだと思います。これがHulu限定配信ではなくテレビで放送されたらさぞかし盛り上がるだろうにと思うと残念ですが、ネット配信だからこそできる部分もあるので仕方ありません。

 僕から聞いて、何となくおおまかな結果を知っていて見た人でも「面白かった」と言ってくれるわけですから、全然知らずに見た人が「ドキドキした」と言うのも納得です。出演者として現場にいた自分でも「おー!」と思いながら見てしまうくらいですから。これほどドラマチックな展開は台本が書いてあるのかと思うくらい(もちろん台本はありません)出来過ぎだなぁと感じました。

 いろいろな方向から感想をもらいました。クイズについては特に我々の関連である広告問題をきっちり掴む引きの強さに感心され、また我々のチームの女子2人のキャラクターとハートの強さについては誰からも「スゴイ!」と言われます。またMCと我々のやり取りについても「やはり他の会社とは違いますね」と誉められますが、これは会社の個性ということもありますが、何より本人たちの個性という方が大きいかも知れません。

 今回のチームは本当に急ごしらえで初顔合わせの3人だったにも関わらず、奇跡的にうまくバランスが取れて抜群のチームワークで乗り切ることができました。普通なら空中分解しそうなほどバラバラで強烈なキャラクターがなぜか見事に融合したというのは、なにかこのクイズのために集められたのかという天命のようなものを感じるほどです。

 ちなみに気になっていた追加取材の映像ですが、かなりバッサリと切られていて、ほんの断片だけしか使われていませんでした。それでも僕を中心にしたチーム紹介になっていたので、ありがたいというよりは申し訳ない感じです。定年前の冴えないオジサンより、キレイどころの若い女性を中心にした方が見栄えがするんですけどね。テニスのシーンは下手なりにそれっぽく使ってもらえたので十分でした。唯一「昼はテニス、夜はサックスで悠々自適」というコメントだけはどうかと思いました。さすがに平日の昼はテニスしないで働いていますし、全然悠々自適ではないです。早くそうなりたいとは思っていますけどね。

 
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行司差し違えとトランプ

2019-05-26 23:47:32 | 大相撲
 大相撲夏場所は朝乃山の初優勝で幕を閉じました。大器と呼ばれ期待されてきた若手力士のひとりである朝乃山ですが、未だに三役経験もありませんでした。それが今場所いきなり優勝。これを契機に一気にその素質を開花させて大関横綱へと昇進することを期待したいところです。また栃ノ心が10勝を挙げて来場所の大関復帰を決めたのも嬉しいニュースです。

 ただこの2人の13日目の対戦で行司差し違えで朝乃山の勝ちとなった一番が微妙でした。テレビで見る限りは栃ノ心の足は出ておらず行司の軍配通り栃ノ心の勝ちのように見えました。はっきり言って誤審だと思います。もしあの一番が栃ノ心の勝ちとなっていたら、栃ノ心の大関復帰が決定、朝乃山の優勝はなかったかも知れず、栃ノ心も翌日の鶴竜戦での変化もしなかったことでしょう。優勝争いは11勝ラインまで下がり千秋楽まで持ち越された可能性が高いと思います。

 優勝争いも栃ノ心の大関復帰も14日目で決まってしまったので、今日の千秋楽は特に見所もなく、気の抜けたビールのような一日でした。トランプ大統領が安倍首相の「おもてなし」という名の「ゴマすり」で升席に乱入しても、優勝争いが決着していてあまり大きな影響が出なかったのは不幸中の幸いだったと言わざるを得ません。もし千秋楽に白熱した優勝争いを鶴竜、栃ノ心、朝乃山がしていたら、トランプは本当に邪魔でした。今回升席にトランプが入ってきたことは暴挙ですし、悪しき前例となったと思います。

 さて、見所が少なかった千秋楽でもっとも熱かったのは松鳳山と炎鵬のともに勝ち越しをかけた激しい一番でした。小柄で人気者の炎鵬ですが、7勝2敗と勝ち越しに王手をかけながら怪我をしたようで6連敗して負け越してしまいました。多分ギリギリで十両陥落は避けられるとは思いますが、痛めたところをしっかり治して来場所の活躍を期待しています。

 
 
 

 
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ステージの魔物も小さくなった

2019-05-25 23:59:14 | 音楽
 今日は音楽教室の発表会。2年ぶりにホールで演奏するクラシック系の発表会でした。ライブハウスでのロック系の発表会はいつもバンドで演奏するので楽しいしノリも良いので気持ちが楽なのですが、ホールでの発表会はピアノ伴奏だけで静かなところで演奏するからとても緊張します。しかも発表する生徒の年齢層も高く、緊張からメロメロの演奏をする人も多いので、それがこちらにも伝染してきそうで余計に困ります。

 とは言え、僕も今回が通算22回目の発表会。さすがにこれだけ場数をこなすようになると緊張してもその被害を最小限に食いとどめることはできるようになりました。本当は適度に緊張して集中力を高めることができるのが一番なのですが、まだそこまでの境地は達していません。それでも最近の発表会では大きなミスはなくなってきました。

 今日の発表会ではもうひとつ緊張ばかりしていられないと感じていた理由がありました。この4月からサックスの先生が大学を出たばかりの新人のモモちゃんに代わりました。今回は彼女の初めての発表会です。もちろんモモちゃんは自分のステージはこれまでもたくさんこなしてきているので演奏自体には問題はないのですが、音楽教室の先生という立場で生徒の発表会は初めて。生徒歴10年を誇る僕がオタオタしているわけにもいかないのです。しかも今回はアンサンブルのサックスデュオなので、モモちゃんと息を合わせていかなければならないのですから、僕がしっかりしないといけません。

 実際にステージに立つと、やはりさすがに緊張をしましたが、以前のように足がガクガクと震えて止まらないということはありません。落ち着いて全体を見渡すことはできています。いざ演奏を始めても、ちゃんと伴奏も聴こえています。息も吸えています。練習通りにできているようです。1か所だけ気持ち僕が早く入ってしまったところがありましたが、それは慌てずにリカバリーできたので、被害は最小限でした。かつては怯えていた「ステージの魔物」も随分と小さく弱弱しくなったものです。

 終わってからモモちゃんやピアノ伴奏をしてくれたヨッチーはじめ、スタッフもみな「良かった」「音がしっかり出ていた」「いい音だった」と誉めてくれますし、動画を聴いてくれた前のサックスのS先生はじめ、みんな「音が良くなった」と言ってくれます。誰もわずかなリズムのずれを指摘しないのは、優しさが半分あるとしても、それほど気にならなかったということなのでしょう。やっぱり何事も丁寧に積み重ねていくことが大事だなと痛感しました。
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全仏オープンドロー発表

2019-05-24 23:16:05 | テニス
 全仏のドローが発表されました。ここ数年、ずっと新旧交代、世代間抗争と言いながら、いつまで経ってもその座を譲らない不思議な3人がいますが、今年の全仏こそ世代間の激しい戦いが繰り広げられることになるかも知れません。何より絶対的なクレーキングであるナダルに衰えが隠せないこと、ジョコビッチも安定感に欠けること、そしてハタチ前後の新世代が一気に力をつけてきていることが、前哨戦ではっきりしてきたからです。

 例年クレーシーズンに入るとナダルが「ほぼ全部勝つ」ものでしたが、今年は直前のローマこそナダルが取りましたが、あとの大会はその時に強かった選手が勝ったという感じでした。ナダルは強い時には強いのですが、どうも強さが続かないようで、大会終盤になると息切れをしています。5セットマッチで2週間にわたる全仏で果たしてナダルが最後まで強さをキープできるのかどうかが焦点になります。

 対するジョコビッチもかつての安定感がなく、思わぬ取りこぼしが目立つようになりました。ただビッグタイトルにおける狙いを定めたジョコビッチの集中力は凄まじいものがありますから、前半戦に伏兵に足をすくわれるようなことがなければ決勝まで勝ち上がる可能性はむしろナダルよりも高いかも知れません。

 若手は誰が飛び出してくるかはまったく読めません。その時々で波に乗った選手が一気にきます。一番パッとしないのが錦織を含めて中堅からベテランになってきた選手たちで、新旧の狭間で苦しんでいます。上から頭を押さえつけられているのに、下からガンガンと突き上げを食らっている中間管理職のようで、錦織もどこかで殻を破らないと、このままビッグタイトルに無縁でテニス人生を終えてしまいそうで心配です。

 戦国時代に突入した全仏だけに、ドローが勝ち上がりの鍵を握ります。錦織はナダルの山に入ってしまいました。順調に勝ち上がれば準々決勝でナダルと対決します。まだナダルが疲れ切る前ですからさすがに勝機は薄そうです。錦織の問題はその前に苦手のメドベデフと当たること。4回戦で苦戦して力を使い果たしてしまったら、ナダルより先にスタミナ切れしていそうです。あと、2回戦で地元のツォンガと当たるのもアンラッキーです。

 久しぶりに全仏に戻ってきたフェデラーは第3シードで登場。準々決勝で若手の星チチパス、準決勝でナダルです。さすがのフェデラーもクレーではこのあたりと対戦したら苦しいでしょう。むしろ後に控えるウィンブルドンのことを考えたら、無理のないところで負けて故障をしたりしないように気をつけてほしいくらいです。

 大坂なおみにはグランドスラム3大会連続優勝という大記録がかかっています。ただクレーではこれまで目立った結果は残せていないだけに、第1シードとは言え本命とは言い難いでしょう。しかし大坂はまだ発展途上の選手。クレーでの戦い方を大会中に身につければまた化ける可能性はあります。
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Q&Aリーグ~企業対抗クイズ選手権~ついに最終話!

2019-05-23 23:52:19 | クイズ
 4月26日から配信を開始した「Q&Aリーグ~企業対抗クイズ選手権~」。いよいよ明日24日正午に最終話の配信となります。全5話のフィナーレとなる決勝ステージです。どこが初代王者となるのか、賞金100万円の行方は?ここまで4回にわたった予選リーグをすでにご覧いただいた方なら、これまでのドラマチックな展開から多分決勝ステージもとても楽しみになっていることでしょう。第4話終了時には「感動した!」というコメントまでいただきました。

 まだ第4話まで見終わっていない方は、まず予選を全てご覧いただければと思います。結果はまだ言えないのですが、6月になったら公表してもいいと番組側からは言われています。僕が言わなくても、どこかからわかってしまう可能性はあります。せっかく手に汗握る面白い展開になっているので、できたら結果を知らないままに最終話まで見ていただくのが一番楽しめるのではないかと思います。

 さて、決勝ステージは全て「A」か「B」かで答える2択問題です。決勝に進出した3チームがチーム内で相談して一斉に解答。正解ポイントを積み上げていき、最初に10ポイントを獲得すれば優勝です。ルールは単純ですし、2択ですからすぐに決着がつきそうと思われるかも知れませんが、これがそう単純に事が運ばないのが面白いところです。また運が作用しない純粋に知識系の問題なので、実力差がはっきり出るかと思いきや、2択なので実は「推理」や「勘」も重要になります。最終話もまたなかなかスリリングな展開になっていきます。

 個人的に気になるのは、第4話までに使われなかったあの「追加取材」の素材がここで使われるはずなので、それも楽しみです。なにせ何時間もかけて密着取材されたのですから、このまま全然使われずにバッサリとカットでは悲し過ぎます。どれくらいの尺で、どんな使われ方をするのか不安と期待が交錯しています。できたらカッコよく使ってほしいですが、我が身を振り返ると無いものねだりでしょうか。

 
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天皇制を支えるもの

2019-05-22 23:59:29 | 政治
 令和になって再浮上したのが「女性天皇」「女系天皇」を認めるかどうかの論議です。上皇が退位のコメントを出した時にも、もっとも気にかけていたのが「皇統の安定的継続性」についてであり、このまま「男系男子」にこだわっていたら早々に天皇家は断絶せざるを得ないことを憂慮していたからこそのコメントでした。

 この継承者が断絶することを回避する手段として、男系男子論者は旧宮家の復活を主張しています。しかし彼らは何百年も前に枝分かれした家系であり「男系」として遡るにはかなり遠く、血縁的に本当に皇族として遇していいのかという問題があります。旧宮家が皇籍離脱したのは戦後のことですが、そこからでもすでに70年以上の時間が経過していて、すっかり代替わりをしています。皇籍離脱後に生まれた男子は民間人であるとする論者もいますし、実際当該世代は一般人として生まれ育った人たちなのです。

 それでも「血統」こそが一番大事なんだと言うのだとしたら、そこには皇族や旧宮家の人たちを生きた「人間」として敬い扱う気持ちが感じられません。単なる「血統」の運搬者として捉えているように思えます。旧宮家の人たちはまさに血の通った人間なのです。生きていて、それぞれの人生があり、意志があるのです。その人たちの人生の行く先を勝手に捻じ曲げてしまって許されることなのでしょうか。

 僕は昔から書いていますが、本来なら血統だけで受け継がれていく「王様」はもう現代社会には似つかわしくないと思っています。完全にその人たちの人権を無視しているし、彼らが自由に生きることを放棄した犠牲の上に成り立っている制度だからです。だから「血統」さえ良ければ誰でも良いという考え方にはどうしても与することができません。何よりも本人たちの気持ちと覚悟が優先されるべきですし、その上でその制度を支える国民の広い合意が必要です。

 日本の天皇制を支えているのは憲法や皇室典範ではなく、男系男子という血統でもなく、天皇家の人々の献身的な振る舞いと、それを見守る国民の声、国民の支持です。それが失われてしまったなら血統だけの天皇制は現代において意味を持たず、遠からず瓦解することでしょう。国民の声は果たして本当に「男系男子」にはあるのでしょうか?

 僕は現在の天皇の長子である愛子内親王が女性天皇になるのが一番素直で国民感情に受け入れられるだろうと思いますし、もし彼女に子どもが生まれたらその子が男であれ女であれ、次の天皇になれば良いと思います。もちろん悠仁親王が天皇になっても良いのですが、そうなると男系男子にこだわることになり、「世継ぎ」問題で相当のプレッシャーがかかります。それよりは女性宮家の創設と女系天皇を認めて、皇統の幅を広げておいた方が「安定的な皇統の継続」という意味では安心でしょう。

 もちろん、男系男子こそ守るべき伝統であるという主張もNGだとは思いません。意見はいろいろあっても良いですが、いずれにしても早く決めないと、皇族、旧宮家それぞれの次世代もすぐに成人して結婚する年頃になってしまいます。残された時間はありません。いつまでも議論を先延ばしにして、結果的に天皇制維持の危機を招いている安倍政権の対応は保守でもなんでもないと思います。

 
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