幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

ウィンブルドンに日本男子5人

2023-06-30 23:59:41 | テニス
 いよいよ来週から始まるウィンブルドン。日本勢は男子シングルスで5人も本戦に出場することになりました。男子シングルスでこれだけ多くの選手が本戦に入れたのは最近ちょっと記憶にありません。ストレートインしたのはシード選手の西岡良仁だけですが、予選を勝ち上がった島袋将と望月慎太郎、そして予選決勝で敗れたもののラッキールーザーでダニエル太郎と綿貫陽介が入ることができました。日本男子の層も厚くなったものです。

 ドローも決まりました。第1シードはアルカラス。順調にいけば4回戦でズべレフ、準々決勝で第6シードのルーネ。なかなか厳しいです。同じトップハーフには第3シードでメドベージェフが入りました。こちらの準々決勝は第5シードのチチパスとなりそうです。ただチチパスは何と1回戦でティーム、2回戦でマレーと対戦します。チチパスは不運を嘆いていることでしょう。特にグラスコートに強い地元マレーは強敵です。どちらが勝つかわかりません。

 ボトムハーフは第4シードのルードの山には3回戦でシャポバロフが出てきそうです。これは厄介でしょう。さらに4回戦チョリッチ、準々決勝が第8シードのシナーです。ルードが準決勝までシードを守って勝ち上がれるかはちょっとわからないくらい実力伯仲の混戦です。そして第2シードにはジョコビッチ。3回戦でワウリンカと当たる可能性がありますが、さすがにジョコビッチ相手ではワウリンカも厳しいです。4回戦ムセッティ、準々決勝は第7シードのルブレフですが、ルブレフの代わりにオジェアリアシムが勝ち上がってくる可能性もあります。

 どちらかと言うとジョコビッチが一番楽なドローになりました。グラスコートは経験が生きるので、たださえジョコビッチ有利だと思いますが、トップハーフに有力選手が偏った気がします。アルカラスは厳しい相手が続くとまた故障が心配です。メドベージェフ戦あたりで体がボロボロになっていないと良いですが。ジョコビッチは徐々にコンディションを上げていきやすいドローになったので、決勝にピークをもっていくことでしょう。

 日本期待の第24シードの西岡良仁ですがドローには恵まれました。3回戦で当たる第9シードのフリッツが大きな壁ですが、何とか勝ち上がってベスト16以上を期待したいところです。西岡以外の日本人選手は初戦突破が目標となりそうです。特に1回戦でシード選手に当たらなかった綿貫に期待したいと思います。
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猿之助の逮捕と配信中止

2023-06-29 23:41:29 | テレビ・芸能
 市川猿之助が母親の自殺を手助けしたとして自殺幇助容疑で27日に逮捕されました。猿之助はもう芸能活動には戻れないのではないかと言われていて、澤瀉屋はどうなるのかという話も話題になっていますが、それとともに猿之助が出演していた作品が上映延期とか配信中止になっていて、予想されていたことではありますが、改めてそれはどうなんだと思っています。

 具体的にはNHKが大河ドラマ「風林火山」、「龍馬伝」、「鎌倉殿の13人」を7月1日をもってオンデマンドでの配信を中止するそうです。ゲスト出演していたドラマ「岸辺露伴は動かない」や「ドラマスペシャル 白洲次郎」も合わせて配信中止だとか。また劇場版「緊急取調室 THE FINAL」 も上映を延期して再撮影に入るとか。すでにクランクアップしている映画の再撮影は他の出演者のスケジュール調整も大変なことでしょう。

 しかし、猿之助が逮捕されたからと言って、過去の作品に罪はありません。見る人も、猿之助以外の出た人も、作った人も罪を犯したわけではないのに、どうしてみんなが我慢しなくてはならないのか、さっぱり理解できません。犯罪者が出ている作品なんか見たくないという人はいるでしょうが、だったら見なければいいだけです。エンタメなんですから誰も強制的に見せているわけではありません。なぜ見たくない人に見たい人が合わせなければならないのでしょう? 罰せられるのは罪を犯した人だけで十分です。高校野球と同じ感覚で連帯責任だとかいうのはおかしいです。高校野球だっておかしいのに。

 同じことは広末涼子の不倫騒動でも思います。不倫は犯罪ですらないのに、どうしてここまで叩かれて、なおかつ出演作品もなかったことにされてしまうのか。不倫してようがいまいが広末涼子が魅力的な俳優であることには変わりありませんし、これまでの作品の評価も変わりません。本人の人格と作品は別問題です。パブリックイメージが大切なCMの降板は仕方ないですが、過去の映画やドラマについては、不祥事は不問で良いんじゃないかと思います。
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異次元とは大谷のこと

2023-06-28 23:42:31 | 野球
 岸田首相が好きな「異次元」ですが、全然異次元でも何でもないのに言葉だけがインフレしていてなんだかなぁと思っています。それに比べて大谷翔平の活躍ぶりはまさに「異次元」のレベル。メジャーリーグで投打を同時にこなして一流の数字を残しているだけでもとんでもないのに、今日なんて投げては7回途中10奪三振1失点の好投で7勝目、打っては3打数3安打2本塁打2打点。投手大谷を打者大谷が援護してチームを勝利に導くなんて、マンガの世界でも白けてしまいそうです 。

 今季の大谷は登板した試合によく打っています。数字で見ると16試合で打率.407、5本塁打、12打点。普通に考えれば投手をしている時は疲れないように打席では無理しない方が良いのではないかと思ってしまいますが、大谷の場合は投げている時の方が打つ方も良くなるのですから、どうも通常の感覚で考えてはダメなようです。もし将来、投手をやめて打者に専念することになったら指名打者よりも守備についた方がリズムが良くなって打てるのかも知れません。

 大谷は一昨年46本塁打を打ってタイトル争いをしながら、一年間ローテーションを守って9勝を上げMVPを獲得しました。この1年限りのことでも凄いと思ったのに、昨年はMLB史上初の投打ダブルでの規定打席&投球回達成。さらにベーブルース以来の「2桁本塁打&2桁勝利」を34本塁打&15勝と、どちらも高いレベルで達成しました。

 さすがにこの2年間の活躍が二刀流としてはピークかもと思っていたら、今シーズンはさらに上をいっています。次の驚きは投打どちらでも同じ年に個人タイトルを獲得することでしょう。大谷が二刀流をやっている限りタイトルは無理なんて話もプロ入り当初はありましたが、今や誰もそんなことは言いません。現時点で打者としては三冠王も視野に入るほどの数字ですが、投手としては勝利数も防御率もリーグトップではありません。両方同時にタイトルを獲得したらまさに大谷は「異次元」です。

 
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八冠と100期の対決

2023-06-27 23:49:37 | 時事
 3月の王将戦で死闘を繰り広げた将棋界新旧のスーパースター、藤井七冠と羽生九段。藤井はいま八冠を目指して残るタイトルの王座戦の挑戦者決定トーナメントを勝ち上がっていますが、明日28日の準決勝の相手が羽生九段です。羽生はタイトル通算100期を目指して王将戦を戦い藤井に敗れましたが、この王座戦トーナメントでも準決勝まで勝ち上がってきました。100期目のタイトルを獲得するために重要な一戦となります。

 もし藤井が八冠を達成してタイトルを独占してしまったら、今後羽生が100期目のタイトルを獲得するには必ず番勝負で藤井に勝たなくてはなりません。タイトル戦で圧倒的な強さを誇る藤井を相手に五番勝負や七番勝負で勝つのはまさに至難の業。だったらこの王座戦のトーナメント一発勝負で藤井に勝ち、その勢いで挑戦者に名乗りを上げて永瀬王座に挑む方がタイトル獲得への可能性は高いと考えられます。王将戦でも藤井相手に2勝4敗と善戦しましたし、藤井はなぜか王座戦トーナメントでは相性が悪いので、ここが本当に羽生の100期目タイトルのラストチャンスになるかも知れません。

 対する藤井も八冠を達成するためにはこの羽生との一戦が大事になります。これをクリアすれば八冠がかなり見えてきます。もし今年王座を獲得できなければ、これから1年間は他の7つのタイトルを全て防衛した上で、来年の王座戦の挑戦権を勝ち取らなければなりません。羽生が七冠を獲った時も同じように1年間タイトルを防衛し続けましたが、それは本当に厳しい戦いでした。藤井の力なら不可能とは思えませんが、それでも厳しく辛い1年になることは間違いありません。

 両者にとってまたとないチャンスが巡ってきています。ちなみに羽生は今月日本将棋連盟の新会長に就任しました。会長職をこなしながらのタイトル獲得となればこれもまた快挙です。心情的にはやはり残り時間が少ない羽生を応援したくなります。
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フジを齧ったラストマン

2023-06-26 23:49:55 | テレビ・芸能
 TBSの『ラストマンー全盲の捜査官ー』が終わりました。1話から最終話まで見応えのあるドラマでした。謎解きの面白さと人間ドラマを見事に組み合わせた脚本の黒岩勉を誉めるべきでしょう。少々都合が良すぎる韓国ドラマ風味なところはありましたが、それもまあ視聴率を稼ぐには必要だったのかなと思います。実際、福山雅治と木村拓哉の対決で話題になった今クールは福山雅治の圧勝だったようです。

 脚本と並んで誉めるべきはキャスティングです。豪華で厚みのある俳優陣、特に福山雅治のバディに大泉洋を組み合わせたところが勝因だと思います。既視感のあるキャスティングですが、ふたりの掛け合いの息の合い方、アドリブ感、面白さは確実に見ている側の心を掴んだことでしょう。脇を固めた吉田羊、上川隆也、寺尾聡らもとても良かったです。また津田健次郎、相武紗季、要潤が回想でしか出てこないなんてもったいないと思っていたら、最終話の展開でなるほど彼らを起用した理由がわかり納得できました。

 そして福山雅治がいかにも「はまり役」を飄々と演じているところもスターとしての風格が出ていました。演技の幅が広く、様々な人物に憑依する「実力派」と違って、何を演じても本人が見えてしまうワンパターン演技なのに、それで見ている側を魅了させられるのが「スター」です。高倉健、吉永小百合、石原裕次郎、渥美清。昔からのスターの系譜を福山も継いでいるなと感じさせました。もちろん木村拓哉も同じタイプのスターですが、今回はより福山の方が割り切って演じることができたことでしょう。

 最後の最後で「なぜこんな訛ったバトラーがいるのか?」と初回から気になっていた王林演じる難波の正体が明かされ、リンゴを齧るシーンがありました。王林なのに齧ったリンゴは「ふじ」。と言うことで、木村のフジテレビに対する勝利宣言をそれとなくしたあたりもシャレが効いています。続編を示唆するようなラストの展開もあり、映画化になるのかパート2になるのかわかりませんが楽しみです。
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ロシアの軍事衝突回避

2023-06-25 23:42:18 | 時事
 昨日から事態は一転して、ロシアの軍事衝突は回避されました。ワグネルはモスクワへの進軍をやめて反転、プーチンもプリゴジンやワグネルの兵士を罰しないということで、お互いに妥協したようです。プリゴジンはベラルーシに移る見込みらしく、ルカシェンコ大統領がプーチンとプリゴジンを仲裁したということです。

 何はともあれ流血の事態は避けられたのは本当に良かったです。ただプリゴジンが何を目論んだのかは定かではないですが、彼がこれまで築いたロシアでの立場を失ったのは確かでしょう。ワグネルも解体される見込みらしく、反乱は失敗に終わったと言って良いでしょう。

 対してプーチン政権の権威もかなり失墜しました。さらにロシアの正規軍の士気はたださえ高くなかったのに、これでさらに落ちることでしょう。これからウクライナの反攻が始まると言うのに、ずっと最前線で戦ってきたワグネルはなくなり、正規軍も士気が下がったとなると一層の苦戦は免れません。今回平和的解決のために双方が痛みを分かち合ったわけですが、これは大きな教訓だと思います。

 いったん戦争が始まってしまえば双方に大きな損失が出るというだけではなく、それを平和的に解決しようとしても、やはり妥協点を見出すためには痛みがお互いに生じるということです。今後はプーチンも戦争の継続が困難になってきて、停戦への道を探し始めるのではないかと思いますが、どこまでプーチンとゼレンスキーがお互いに妥協することができるのか。どちらも譲らなければ戦争が続くばかりですから、難しい作業ではありますが、良き仲立ちが現れることを願うばかりです。

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ロシアが内戦に突入か

2023-06-24 23:59:51 | 時事
 1年過ぎても終わらないロシアのウクライナ侵攻ですが、ここにきて風向きが変わってきました。ウクライナの反攻とタイミングを合わせたかのように、ロシアの民間軍事会社であるワグネルがロシア南部2都市の主要軍事施設を掌握したということです。ワグネルのトップのプリゴジンは直接プーチン大統領を批判してはいませんが、ショイグ国防相やゲラシモフ参謀総長とロストフナドヌー市内で面会できなければ、首都モスクワに進軍すると言明したそうです。

 プーチン大統領はこれに対して「武装反乱」を企てる者への厳しい対応をすると演説。このままいけばロシア軍とワグネルが交戦することになりそうです。ウクライナ軍がどこまでワグネルと連携するのかはまだわかりませんが、プリゴジンはウクライナに対してロシア軍の情報を提供すると提案しているとの報道もあり、傭兵部隊というのはやはりそういう簡単に手の平返しをする組織なのかと改めて認識した思いがします。

 こうなるとロシア国内もプーチン大統領支持で一致団結することは難しくなりそうです。そもそも今回の戦争に「反ナチ」という大義を感じている国民がどれだけいるか疑問ですし、戦争が自国内で行われるようになれば、国民の反発も強くなります。プーチン大統領の支持基盤は崩れていくことでしょうし、政権がいつまでもつかも定かではありません。

 この戦争は早く終わって欲しいですし、これ以上街が破壊されず死傷者が増えないと良いなと思いますが、内戦となるとさらに悲惨なことも起きそうで恐ろしいです。プーチン大統領があっさりと白旗を上げてくれれば良いですが、あの性格からすると徹底的に戦いそうで、どんどん被害は広がるばかりのような気がします。プーチンを追い詰め過ぎると核のボタンさえも押しかねません。

 なるべく平和的に解決して欲しいですが、負けを受け入れられない指導者の末路は大抵ろくなことにならないので、巻き添えだけは食らわないように日本の指導者も心して臨んでほしいです。

 
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税収が増えても増税

2023-06-23 23:30:02 | 政治
 2022年度の国の一般会計の税収が過去最高の見通しで70兆円代も視野に入っていると朝日新聞が報じました。所得税や法人税が伸びているそうです。物価が上がれば経済全体が膨らみますから税収も伸びるというのは理屈としてはわかります。特に消費税なんて物価高騰がそのまま税収増に繋がります。毎年税収が伸びているのですから、日本経済は活況のはずですが、なぜか国民は貧乏なままです。

 もちろんそれはインフレが賃上げに繋がっていないせいもありますが、それだけではなく税金や社会保険料の負担がどんどん増えていて、今や「5公5民」の江戸時代の農民並みの年貢を納めさせられているからです。税収が伸びていると聞いて「経済が発展している」と考えるよりも「税金をふんだくられている」と思う人の方が多いのではないでしょうか。

 それなのに岸田内閣は「骨太の方針」とやらで、さらなる増税を検討しています、と言うよりも、やる気満々です。たばこ税あたりの反発が少ないところから始めて、退職金の優遇税制の見直しとか、相続税の節税方法の見直しとか、あの手この手で増税を目論んでいます。もちろん最終的には消費税の税率アップでしょう。さらに社会保険料の引き上げも「隠れ増税」です。

 「異次元の少子化対策」を表に出して増税の言い訳にしていますが、防衛費を倍にするための「防衛増税」は引っ込めたままになっています。バイデン大統領が防衛費を倍にするように岸田に言ったと発言して問題視されていますが、アメリカのための防衛費倍増で、日本国民が税金をむしり取られるというのはどういう訳でしょう。こんなに貧乏国になっても、日本はアメリカの財布のままなのか、属国から抜け出していないのかと情けなくなります。なぜもっとマスコミも国民も怒らないのでしょうか。未だに江戸時代的な理不尽な目に遭っても「お上には逆らえない」という気質が残っているのかも知れません。だとしたら貧乏一直線でも仕方ないのかも。
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久しぶりにガットが切れた

2023-06-22 23:50:56 | テニス
 昨年3月に購入したテニスラケットがヨネックスEゾーン100。それまで使っていたバボラのピュアドライブより食いつきがよくコントロールしやすいので、かなり気に入っています。本当は2本買いたかったのですが、再雇用のシニアの身分としては贅沢は敵だと思って、その1本をずっと使い続けています。これまでは必ず2本ないし3本同じラケットを持っていたんですが、意外に1本でも大丈夫でした。

 大丈夫だった理由はガットです。Eゾーンを購入した時に張ったガットは、山本プロに勧められて使っているヨネックスのポリツアープロ115ですが、これが全然切れないのです。いくら丈夫なポリだとは言え、1年超えても切れないので「もう張り替えた方がいいかな?」と山本プロに聞きましたが、「切れなくて使い心地も悪くないなら、そのままで良いんじゃないですか」と言われたので、まあ良いかと使い続けていました。

 それが昨日の夜のテニスでついに切れました。なんと1年3カ月もちました。以前ナイロンのガットを使っていた時は2本のラケットを交互に使っていても2~3ヵ月経てば必ず切れていたのに、1本だけで15カ月も切れないなんて、どれだけ経済的なことか。単純計算で約10倍長持ちです。極力節約したい再雇用シニアには涙が出るほどありがたいです。

 ただ切れないのを良いことに、ずっと1本だけでテニスをしてきたので、ガットが切れてしまうと困ります。以前に使っていたバボラのピュアドライブはラケットバッグに常時入れてありますから、とりあえずそれを使えば良いのですが、やはり感覚が違うのでコントロールに気を遣います。同じラケットを購入して同じガットを張れば解決はしますが、なにせ一度張れば1年以上持つのに複数所持するのは経済的ではありません。しかもamazonで見たらEゾーン100は1年3カ月前に購入した価格とほとんど変わっていませんでした。少しは安くなったかもと期待しましたが、ここにもインフレの影響が出ているのでしょうか。

 まあ若い頃のように大会に出ているわけでもないですから、少々ラケットの感覚が違っても、いつものサークル内でのテニスなら何とかなります。たまには昔馴染みのラケットでテニスするのも気分転換になりますし。


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弱い相手に勝っても

2023-06-21 23:24:09 | サッカー
 サッカー日本代表が国際Aマッチデーでエルサルバドル、ペルー相手に大勝しました。ゴールラッシュで2試合で計10得点。それも全て違う選手がゴールを決めたということで、マスコミは大喜びしていますが、見ていて「相手が弱すぎる」と感じたファンも多いのではないかと思います。それくらい楽に日本は戦っていました。

 エルサルバドル戦は「何のためにもならない」「無駄な試合」と闘莉王が評していましたが、本当にそう思いました。楽しみでやっているのではなく、強化の一環としてやっているのですから、弱い相手をいたぶるようにして勝ったところで意味がありません。Aマッチなんですから、少なくとも互角の相手と真剣勝負をしなければ時間の無駄です。エルサルバドルは明らかに格下で、しかも序盤に退場者が出て全く歯ごたえがありませんでした。ペルーはエルサルバドルに比べたらまだマシでしたが、世代交代の時期で南米代表とは言え力は落ちていました。他に強豪国を呼べなかったのですから仕方ありませんが、ブラジルやアルゼンチンの仮想国とは言い難かったと思います。

 もちろん森保監督としては弱い相手としかマッチメイクできなかったのなら、いろいろとテストしてみたいことを試すことができたという点では成果はあったでしょう。新しい選手たちを次々と出場させたり、これまでと違うポジションで起用したり、4-1-4-1のシステムもテストしていました。相手が弱かったせいで、試したことの多くが手応えがあったというか、結果が出たということになっていると思います。それはそれで一定の収穫でしょう。

 まあ無駄な試合だったとしても勝ったことは良いのですが、次の9月に予定されている敵地でのドイツ戦はそうはいきません。これは本気中の本気です。ドイツはカタールW杯で日本に屈辱的な敗戦を喫して決勝トーナメント進出を逃しました。そのリベンジと立ち直った姿を自国民に見せるために日本を招待しているのですから、何が何でも勝ちにきます。本気で勝負を挑んでくるドイツ相手にアウェーでどう戦うのか。これこそ「無駄ではない試合」を経験できるチャンスです。カタールで勝っておいたからこそ、こういう機会も生まれます。結果を出すって本当に大事です。
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