幹事クリタのコーカイブログ

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中日が貯金1

2024-04-06 23:59:14 | 野球
 中日が広島に連勝して貯金を1としました。まだシーズンが始まったばかりの現段階で貯金と言ったところで、と思うのは普通の球団のファン。中日の場合は2年連続最下位の弱小球団です。昨年貯金をしたのは開幕戦の勝利による1だけ。つまりほぼ1年間ずっと借金生活だったわけですから、久しぶりの貯金にファンも沸き立つわけです。

 開幕のヤクルト3連戦こそ継投ミスなどで1分2敗でしたが、次の巨人3連戦を2勝1敗と勝ち越し、続く広島戦も連勝。ここ5試合で4勝1敗と好調です。決して「強い」という勝ち方ではありませんが、落合監督時代のような「しぶとい」野球で競り勝っています。立浪監督もヤクルト戦の時のような変な采配をしていませんし、投打がうまく嚙み合っています。

 打者では細川の活躍が大きいです。4番の中田という軸はできましたが、決してチーム全体としては大して打てているわけではありません。そんな中、細川は開幕からノーヒットが続いていたものの巨人戦での初安打がサヨナラホームラン。そこから呪縛が解けたかのようにホームランを量産し始めました。チーム本塁打数は5本でリーグ2位ですが細川3本、中田2本と打っているのは2人だけです。それでも2人長距離打者がいるだけで打線の迫力は増しました。

 チーム防御率はリーグ1位と相変わらず堅牢で、先発陣も救援陣も安定しています。まだ高橋宏が2軍にいますが、2軍で好投しているので近々1軍に上がってきそうです。今でも盤石な先発ローテに高橋が入ってきたら、ますます安心です。懸念されるのはマルティネスにつなぐまでの救援陣の疲弊だけです。できたら先発陣が完投する試合があると良いのですが、完投能力があるのが小笠原と柳くらいですから、今後もやり繰りが苦しくなるかも知れません。

 一番の不安材料である立浪監督の選手起用ですが、若手を育成したい気持ちはわかりますが、やはり勝つにはベテランの力が必要です。昨年までと違って今季は若手偏重ではなく経験のあるベテランもそれなりに使っているようですが、中でも大島はもっと先発で起用した方が良いのではないかと思います。やはり生え抜きのベテランでしかもレジェンドです。代打ではもったいないし、大島のやる気も心配です。立浪が自分の晩年と同じ悔しさを大島に敢えて味あわせようとしているわけではないと思いますから、大島の出番がもっと増えると良いなと思います。
コメント
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