幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

大谷の嫁の話

2024-03-07 23:59:09 | 野球
 大谷翔平がドジャースに移籍したことは十分にニュースでした。これで大谷がワールドシリーズで戦える確率がぐっと上がりました。1番ベッツ、2番大谷、3番フリーマンのMVPトリオは迫力十分です。あとは開幕を待つばかり。それで良いでしょう。それ以上に大谷のことをマスコミで報じなくても良いです。世の中にはもっと報じるべきことがあります。能登の震災からの復興が遅れていることをもっと伝えるべきだと思うし、自民党の裏金問題も追及すべきだし、ウクライナやガザの戦争も報じて欲しいです。

 ところがスポーツニュースだけではなくワイドショーや一般ニュースまで事細かに大谷の動静を伝えてくれます。要らない、もう十分だと言っているのに、執拗にどうでもいい情報をさも重大なことのように報じています。週刊誌はまあ良いでしょう。昔からそういうものだから。テレビはもう少し自制できないのでしょうか。限られた時間しかないテレビでは、大谷のプライベートまで報じる分だけ、削られている大事なニュースがあるはずです。

 特に過熱しているのは「大谷の嫁」の話です。本人が出している情報以上のことは無理に暴いて報じなくても良いです。なのにいろいろなところからポロポロと漏れてきて、結局ネット上ではもう嫁が特定されてしまいました。アメリカでは夫婦揃って登場する機会も多いでしょうから、いつまでも隠し通せはしないだろうとは思っていましたが、そうまでして執拗に調べて知りたいことでもありません。興味がないのにいつまでも大谷のことを見せられるのは逆に苦痛です。ハラスメントです。

 僕が見たいのは打って投げて走って、プレーでファンをワクワクさせる大谷であって、プライベートな話やプレー以外のことは最小限で良いです。まあこれだけ国民的アイドルのように追いかけられているアスリートは、日本のスポーツの歴史を遡ってもちょっと例がないかもとは思いますから、これはこれでスゴイことなんでしょうけど、さすがにお腹いっぱいです。
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大盤振る舞いの価値

2023-12-22 23:53:37 | 野球
 今年はお金を随分と使ってしまいました。と言っても、豪勢な食事をしたり旅行に出かけたわけではありません。エアコンと洗濯機を10数年ぶりに買い替えて合わせて40万円、サックスを「一生モノ」と言われて54万円、そして車のラジエーターの修理に25万円と、合計約120万円も出費しました。1年で預金残高が随分減ったなと感じていますが、インフレもあったとは言え、やはり高額な買い物が痛かったのは間違いありません。

 ところがロサンゼルス・ドジャースときたら、大谷翔平に10年約1015億円、山本由伸に12年約465億円、さらにグラスノーにも5年約195億円で契約し、10日間で3選手に総額1675億円という歴史的な大補強をしました。年俸にして大谷100億円、山本とグラスノーは39億円です。僕の出費120万円と比べることではないのですが、豪快を通り越して常軌を逸したような使いっぷりです。必要なものには金を惜しむなとドジャースに言われたような気分です。

 ドジャースがこれだけ大盤振る舞いできたのは、大谷の年俸のほとんどが無利子で後払いという契約だかららしいです。ドジャースは1000億円を10年間無利子で大谷から借りているようなものですから、その間に金利5%でも50億円の収入。多分アメリカですからもっと良い利回りで運用するでしょう。そりゃあ山本も獲得できるわけです。

 大谷にしても山本が同僚になるのは心強いでしょうし、山本もまた大谷がいることで初めてのメジャーでもかなり安心できるだろうと思います。勝てるチームに移籍したかった大谷としては、エースのカーショーが手術して復帰が早くても夏以降というドジャースのチーム事情に少しでも貢献したいということもあるでしょう。山本がカーショーの代わりにまでなれるかどうかはわかりませんが、ローテーションの一角を担って最低でも10勝以上はあげてほしいところです。

 お金が潤沢にあるからこそ、投資した金額以上の価値が生みだせるお金の使い方ができるのは「金持ちあるある」のひとつです。僕の120万円の出費だって無駄なものは全くないのですが、それ以上の価値が生まれたのかどうかは微妙なところなので、サックスの練習を頑張って良い演奏ができるようにしたいと思います。まあセルマーのサックスは下取りが良いらしいので、演奏が下手なままでも将来値上がりしていることを祈るばかりです。
 
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大谷のドジャース入り

2023-12-11 23:59:27 | 野球
 長い間ずっと注目されていた大谷翔平の来季の所属球団がドジャースだと発表されました。大本命だったので意外性はありませんでしたが、エンゼルス残留も含めて、ブールジェイズとかジャイアンツとかいろいろな球団の名前が挙がって情報が錯綜していただけに、ようやく騒ぎが落ち着いて良かったです。こんなことで騒ぎ続けるのは本来の野球の楽しみとは別のところにあるので、いつまでもやっていて良いとは思えません。大谷サイドももう少し早く発表できなかったのかと感じます。

 ドジャースという選択肢が本命視されていたのは、そもそもそれがどう考えても最適解だからです。大谷が望むポストシーズンでの「ひりひりした」勝負ができる強豪で、エンゼルスと同じ慣れ親しんだロサンゼルスを本拠としていて、右肘の手術をした医師がチームドクターでいる、それだけでもう選択するには十分な理由でしょう。大谷にとってはお金は二の次なのでしょうが、ドジャースに決めるに相応しい金額の提示ができることも大事です。またかつてはDHがなかったから選択しづらかったドジャースのナ・リーグも今はDH制になり制約がなくなりました。そして野茂をはじめ過去に日本人選手が多く在籍した日本人にも馴染み深い球団です。

 ドジャースのエースはサイヤング賞を3度も受賞しているカーショーで、打線の中心にはベッツとフリーマンというMVPを受賞している強打者がいます。1番ベッツ、2番大谷、3番フリーマンの3人を合わせると今季112本塁打を放っています。もう大谷が四球攻めに遭うこともなくなりそうです。なにより毎年プレーオフに進出しているドジャースは大谷がいなくても強いですから、エンゼルスのように無理して大谷を出場させる必要もありません。きちんと休みが取れるチームであることは大谷の選手寿命を間違いなく伸ばすでしょう。

 心配があるとすれば、年俸を含めて期待値が大きくなり過ぎているので、大谷がそれにプレッシャーを感じて調子を崩すことくらいですが、大谷ならその大きな期待を乗り越え上回ってくれるのではないかと思います。とは言え、来季はDH専門でリハビリ過程でのシーズンとなりますから、無理はしないで欲しいです。やり過ぎることが一番の大谷の欠点ですから。
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中田翔が中日入り

2023-12-03 23:48:36 | 野球
 巨人を自由契約になった中田翔が中日に入ることが確定的になったようです。立浪監督が交渉できるようになってすぐにアタックをかけた甲斐があったというもので、もちろん貧打に悩む中日にとっては、中田に打線の軸となる4番打者を担ってもらえれば来季はかなり期待できると思います。安楽のパワハラ問題で中田獲得も暗礁に乗り上げるかと危惧しましたが、無事に獲得できてファンとしては一安心といったところです。

 中田は単に長打力があるというだけではなく、打点を稼げる勝負強さが持ち味です。中日には岡林、大島と塁に出られて足も速い選手がいるので、そこに勝負強い中田が加わればより相乗効果が期待できます。また細川や石川ら若手にも中田が主軸としてのあり方で良い影響を与えてくれればと思います。もちろん今季は援護がなく泣きに泣いた投手陣も得点力がアップすれば勝ち星が増えますから、中田の加入は大歓迎でしょう。

 来季から日本人扱いとなるビシエドと一塁手としてかぶることを懸念するファンもいるでしょうが、中田もビシエドもシーズンをフル出場できるほど若くはありません。うまく併用して中田が8、ビシエドが2くらいで先発し、どちらかが代打で出るようなら、中島も獲得したことですし、右の代打不足も解消できます。中田もビシエドもどちらも守備が上手いので、それもどちらが先発でもいける良い点です。

 心配は中田が必要以上に優等生にならないことです。中田も暴力事件から助けてくれた巨人を捨ててライバル球団である中日に移るわけですから、成績はもちろん言動もきちんとしようと考えることでしょう。親会社がどちらもマスコミなので、安楽問題もあり余計にそのあたりは気を遣うと思います。ただそれが過ぎると中田の持ち味を消してしまいそうなので、ある程度は伸び伸びと奔放に野球をやって欲しいです。打率は2割8分で良いので、30本90打点くらいは望みたいです。
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安楽のパワハラに思うこと

2023-11-30 23:59:24 | 野球
 楽天の安楽智大のパワハラ騒動は大きなニュースになっていて、安楽の選手生命も断たれることになるかも知れません。ここまで騒ぎになっては安楽と契約を結ぶ球団はなかなか現れないでしょう。中田翔のように暴力事件を起こしても、山川穂高のように女性に暴行を働いても、実力があれば目を瞑って契約をしようとする球団がいるのがプロ野球界というところではありますが、安楽はかつてのドラ1とは言え中継ぎ投手ですから、エースや主砲ほどの市場価値はありません。球団の戦力アップとイメージダウンとを天秤にかければデメリットが大きいと思います。

 旧ジャニーズや歌舞伎界、宝塚歌劇団、ビッグモーター、さらには以前に事件になった大相撲なども含めて日本の多種多様なコミュニティ内にパワハラやセクハラが潜在しています。潜在しているうちは内部ではわかっていて問題だと感じていても改善はされませんが、顕在化したら今の世の中では一気にアウトの事案になります。だからハラスメントは金輪際やめましょうとは簡単にいかないことがまた問題で、ハラスメントがあればまずは外部に漏れないように隠蔽に走る組織が大半でしょう。

 隠蔽することを最初に考えるのは、そもそもハラスメントが大きな問題、というよりも犯罪であるという認識が特にトップ層では希薄だからだと思います。「そんなことは昔は当たり前だった」「そうやってコミュニケーションを図ってきた」「やられる方にも問題がある」などと言う古い認識のままでいるから、いつまでたってもハラスメントの温床となって改善されないのです。

 そしてそういうハラスメント体質の人間がこれまで幹部になりがちだったことにも原因があります。下から見たらハラスメントでも、上から見たら統率力がある、リーダーシップがあるなどと評価されて引き上げられる場合が多いのです。そして企業などで体育会出身者を優先して採用してきたのも「上の命令に従順だから」「理不尽なことにも耐えられるから」というハラスメント前提の理由だったわけですから、そう簡単に意識は変わらないでしょう。

 もうハラスメントは「ダメ、絶対」の時代なのですから、認識が変えられない人たちには退場願うしかありませんが、ただ飛び抜けて能力が秀でている場合は何とか救おうとする人たちが必ずいますから、それもまた難しいところです。被害者の心情を考えたら当然ですし、組織のリスクマネジメントとしても優秀でもハラスメント体質の人間をそのままにしておく方がリスクが大きいと思います。
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中田翔という劇薬

2023-11-16 23:59:34 | 野球
 2年連続最下位という球団史上ワースト記録を作ってしまった立浪監督。来年が3年契約のラストイヤーということで、なりふり構わぬ補強に走っているようですが、残念ながら親会社が貧乏な中日新聞。いまの低迷も元はと言えば近年の資金不足が招いた戦力不足なのですから、金のかかる補強ができません。先日巨人の中島宏之にソフトバンクの上林誠知、そして阪神から山本泰寛と板山祐太郎と4人も野手を獲得しました。と言ってもみな戦力外になった選手ばかり。格安ではありますが、他球団で要らないと言われた選手をいくら集めても正直どこまで使えることやら。代打や2軍の選手層を厚くするくらいが関の山でしょう。

 中日が必要としているのは何といってもホームランが打てる右打者。一番欲しい選手はFA宣言をした西武の山川穂高でしょうが、こちらは金満球団のソフトバンク入りが濃厚と見られています。札束の競争になったら勝てるはずもないので、中日は巨人を自由契約になった中田翔に的を絞ったようです。自由契約ですから移籍金も必要ないし年俸もそれほど高くはなりません。それに中田は打つだけではなく一塁守備も上手いし外野も三塁も守れます。山川よりもむしろ中日に合っているかも知れません。

 問題は中田の性格です。暴力事件を起こして巨人に拾ってもらった中田ですが、その恩義ある巨人に一銭の得にもならない自由契約を選択して2年で出ていくような自分本位の人間が、中日という球団のカラーに合うかというのはかなり気になります。立浪が望んだ清原のコーチ入りが実現できていたら、清原が中田をコントロールできるかも知れませんが、そもそも立浪がPLの先輩の清原を制御できるのかも疑問ですし、何よりマスコミが親会社なのに「黒い交際」の立浪、「覚せい剤で逮捕」の清原、「暴力事件」の中田がチーム内に揃ったりしたらイメージは最悪です。

 多分清原のコーチ入りはないでしょうし、中田も本当に中日が獲得できるかどうかもわかりません。結局大した補強もせずに来季を迎えることになれば、期待もできないでしょう。中田は毒にも薬にもなる劇薬であることは間違いないですから、いっそ「毒を食らわば皿まで」の気持ちで、清原込みで獲得するのも手かも知れません。3年連続で最下位になったらイメージもなにもあったもんじゃないですし。


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互角の関西シリーズ

2023-11-04 23:59:34 | 野球
 日本シリーズという名の関西シリーズが甲子園と京セラドームで繰り広げられています。今日の第6戦を終わって3勝3敗。なんと6戦トータルの得点が23対23と完全にイーブンです。ここまで互角になるとは驚きました。正直、僕の予想ではやはり3年連続で日本シリーズを戦うオリックスの方が慣れている分も含めて実力が上だろうと思っていたので、阪神がここまで良く戦っているという気がします。

 明日の第7戦の先発はオリックスが宮城、阪神が青柳と発表されました。阪神にしてみれば今日の第6戦で山本由伸を打ち崩して優勝を決めたかったところです。開幕戦と同じ山本と村上の投げ合いになったら、良いイメージを持っている阪神有利かと考えたのですが、さすがに投手としての実力も経験も山本が一枚上手でした。これが日本で最後の登板となるかも知れない山本の魂のこもったピッチングに阪神打線は気圧されてしまいました。

 こうなると阪神は第2戦で完璧に抑え込まれた宮城を何とか攻略するしかありませんが、これはかなり厳しい課題です。阪神打線の鍵を握るのは好調な1番近本と8番木浪ですが、二人とも左打者でサウスポーの宮城攻略は難しいでしょう。第2戦もさっぱりでした。かと言って右の森下や大山、ノイジーが宮城を打てるかというと、揃って当たっておらずこれも怪しいところです。

 対して阪神の先発青柳はこのシリーズ一度も登板していません。投げてみないとわかりませんが、万全なら当然これまでに投げているでしょうから、イチかバチかの起用だと思います。本来青柳を攻略するなら左打者ですが、オリックスには森と宗がいますが、どちらも不調で率も上がっていません。好調な頓宮や紅林を抑えたくて青柳なのでしょうが、この賭けが吉と出るか凶と出るか。僕の予想では6対1でオリックスの勝ちです。
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中日ドラフト失敗

2023-10-26 23:59:23 | 野球
 2年連続で最下位に沈んだ中日。補強すべきは野手、それも即戦力となる長打力がある強打者であることは誰しもわかっています。今日のドラフトでも今年ナンバー1野手と言われる度会隆輝の1位指名を公表していました。今年のドラフトは大学野球に好投手が多く、野手は指名されにくいと思われていたので、公表することで度会の一本釣りを狙ったのでしょうが、予想に反して度会に中日、ロッテ、DeNAの3球団が競合。立浪がクジを引くも外してしまい、DeNAに持っていかれました。仕方なく中日は投手の草加勝を外れ1位で指名し、これもロッテと競合しましたが辛くも当たりを引くことができました。

 度会を外した中日は2巡目はウェーバーで最初に指名できるので度会と横浜高校時代の同期だった内野手の津田啓史を指名。さらに3位も内野手の辻本倫太郎を指名しましたが、やはり長打力もあり足も速く、しかも内野も外野も守れる度会を外したのはかなり痛かったと思います。評論家でスカウトだった得津高宏のドラフト評価では中日は12球団唯一最低ランクのEをつけられてしまいました。中日と二度競合して外したロッテですらDなのですから、いかに低い評価かわかります。

 ちなみに得津の評価ではセ・リーグの他球団は軒並み高評価で、広島がS、阪神とDeNAがA、巨人とヤクルトがBです。この通りならEの中日は来年も最下位決定です。しかも今年の中日のドラフトで残念なのは地元出身の有力選手もことごとく逃したことです。名城大の松本凌人と岩井俊介は2位でDeNAとソフトバンクに、享栄の左腕東松快征は3位でオリックスに奪われました。高校生では前田悠伍に次ぐナンバー2と言われる東松は3位まで残っていたのに惜しかったですが、3巡目中日の指名順は最後でしたから仕方ないところでした。つくづく運がありません。

 ドラフトの失敗は数年後に成績となって如実に反映してきます。いまの中日の順位もこの10年間くらいのドラフトで強打者を指名できなかった結果です。補強も育成も下手なチームに未来はないことを、中日は自ら証明してみせています。


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中日は最下位で良いのかも

2023-09-29 23:41:17 | 野球
 ずっと最下位を独走してきて球団史上初の2年連続最下位目前まできていた中日ですが、今日広島に勝って、ついにヤクルトにゲーム差なしと追いつきました。中日が強くなったわけではなく、ヤクルトがズルズルと負け込んでいるからですが、全く打てない中日と投手陣が崩壊状態のヤクルト。裏表ながら似たようなものです。勝率ではヤクルトがわずかに上回っているので、中日が最下位脱出するためにはヤクルトに0.5ゲームでも差をつけなければなりません。

 残り試合はどちらも3試合。中日は苦手なDeNAと巨人が相手なので、2勝1敗でいければ御の字でしょう。下手をすれば3連敗もあります。対してヤクルトもDeNAと巨人と阪神。こちらも天敵の阪神と巨人がいますから2勝1敗がやっとでしょうか。チーム状態は少し中日の方が上回っているかも。早々に若手主体に切り替えたので、意外と生き生きと野球をやっている感じです。明日の巨人戦は戸郷に対して根尾をぶつけるらしいです。負けてもともとなので逆に巨人にしたら嫌かも知れません。それに巨人も2年連続Bクラスが決まってモチベーションも低いでしょうし。

 ファンとしては2年連続最下位なんて悲惨な目に遭いたくはないと思う反面、これだけ負け込めば5位も最下位も一緒というか、むしろ今年の惨状は最下位こそが相応しいような気がします。来季以降にチームを立て直すにしても、とことん落ちた方が浮かび上がりやすくて良いのではないでしょうか。なまじっか5位になったら「これで良いのかも」と勘違いして大きな変革を行わないかも知れないですから。

 そもそも立浪の監督続投を決めてしまった以上、来季も順位は期待していません。立浪の采配で勝てるチームになる気がしないからです。ただ若手を徹底して使って経験を積ませ成長させることはできそうなので、近い将来の主力となる選手たちを来季はフルに使って欲しいとは願っています。そのための環境作りとしては、むしろ今季は最下位の方がやりやすいのかもと思います。侍ジャパンの監督に内定と言われている井端が2025年から中日監督になるという噂もありますから、それまでは若手選手の成長を一緒に見守るしかありません。

 
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根尾の活躍と来季の若竜

2023-09-18 23:59:41 | 野球
 ついに根尾が覚醒しました、と言って良いのかどうかはまだわかりませんが、今日の広島戦で先発して好投を見せました。6回まではゼロに抑え、7回に4失点したもののエラーが絡んだため自責点はなし。勝ち投手の権利を残して降板したので初勝利となりそうだったのですが、中日自慢の中継ぎ陣が珍しく打ち込まれてしまい逆転を許します。最後は何とかサヨナラで勝利したので良かったものの、こんな試合はちゃんと根尾に勝ちをつけてやれよと思ったファンがほとんどではないでしょうか。

 根尾はヒットも放ち、プチ大谷翔平のように投打で活躍をしました。今季まだ試合はあるので、もう1回か2回はチャンスがあるだろうと思います。今日の活躍が本物かどうかを試すとともに、来季は開幕から1軍に入れるように手応えをしっかり掴んで欲しいと願うばかりです。

 今季の中日の残す期待は最下位脱出くらいです。5位ヤクルトとは1.5ゲーム差だけにまだ可能性はあります。ヤクルトの調子の悪さも中日と似たり寄ったりなので、できたら球団ワーストとなる2年連続最下位は免れて欲しいと思いはしますが、ここまで大負けしたら5位も6位も大差はありません。それよりはやはり若手選手の育成を主軸にしてもらいたいです。

 立浪が勝てる監督ではないことはこの2年間ではっきりとわかったので、来季は優勝なんて言わないのでせいぜい3位を目指して頑張ってくれたら十分です。ただ順位よりも根尾のような若手をどんどん鍛え上げて、今後10年間の中日の中心選手として育て、次の勝ち方を知っている監督に託すことを立浪の使命にして欲しいと思います。

 高橋宏、岡林、石川、細川あたりは今季である程度目途が立ったように思いますが、守備の要のセンターラインが未だに固定されず心配です。落合監督の黄金時代を支えたのは荒木井端の二遊間でした。来季はアライバ以来の鉄壁の二遊間をぜひとも固定したいところ。清原コーチなんて話もあるようですが、PL学園OBで固めるよりも、井端をヘッドコーチで呼んだ方が良いと思いますけどね。
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