幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

変わろうとする紅白歌合戦

2020-12-31 23:59:57 | テレビ・芸能
 2020年の紅白歌合戦はかなり変革がありました。恐らく見ていた人は多かれ少なかれ「今年はいつもと違うな」と感じたことでしょう。それは単純に無観客だったということだけではなく、昭和的な演出から離れてようやく令和に近づいたということです。これまでの田舎のおじいちゃんおばあちゃんにもわかってもらえるようなベタベタな紅白をやめたと言っても良いでしょう。

 例えば必ずこれまであった大御所演歌歌手のバックでアイドルが下手なダンスを踊るとか、旬のお笑い芸人を呼んで寒いコントをさせるとか、場面転換の繋ぎに妙な企画を挟むということがほとんどなくなりました。もちろんまだフワちゃんが出てきたり、相変わらず三山ひろしがケン玉のギネスに挑戦したりはしていましたが、減らせるだけ減らしたという印象でした。

 そして中途半端なメドレーも減りました。一時期は紅白スペシャルメドレーばかりで、昔のヒット曲を矢継ぎ早に歌わされる歌手ばかりでしたが、今年は昔のヒット曲であってもちゃんとしっかり歌わせていたので、聴く方も落ち着いて聴くことができました。これらの変革のお陰で、全体に本格的な音楽番組らしい落ち着きがありました。紅白というよりは「SONGS」のスペシャル的な色合いが濃かったのは大泉洋が司会をしていたからというだけではないでしょう。

 その司会者も落ち着いていて良かったです。まず総合司会の内村光良が昨年までのようにバタバタと合間のコントや欅坂46との共演までこなすような忙しさではなく、まるでミュージックステーションのタモリくらいに動かずに、大泉に突っ込む役どころでいたのが全体の進行を落ち着かせていました。また大泉の話術の達者さもこれまでのジャニーズの司会者とは雲泥の差がありましたし、何より二階堂ふみの堂々たる進行ぶりが素晴らしかったです。二階堂がいたお陰で桑子真帆アナは完全に不要でした。

 そして一番紅白として変革が感じられたのは、紅白歌合戦をやめようとしていることでした。つまり男女対抗の歌合戦というコンセプト自体から脱却しようとしていることです。今どき男性と女性にチームを分けて対抗戦をするという発想自体が時代遅れなのは言うまでもありません。LGBT的にはアウトでしょう。それにNHKも気づいているのか、今回は男女の対抗戦色をかなり希薄にしていました。せっかく呼んだ審査員たちにほとんど触れなかったのもそのせいかなと思いましたし、恒例の「白組も負けていませんよ」的な司会者の煽り発言もありませんでした。むしろ大泉洋は途中で紅組を応援していたりしています。

 そうした変革しようとする姿勢のお陰で今回の紅白は本当に違和感が少ない見どころの多い音楽要素が高い紅白でした。もちろんベタベタで昭和的な紅白が好きな人もいるでしょうから、全ての人に好評だったとは思いませんが、時代は変わり続けていくものですから、恐らく紅白においても今後はどんどん昭和は遠くなっていくことだろうと予想しています。こういう紅白が続くなら次回からも無観客でも良いのではないかと思います。
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レコード大賞は「炎」

2020-12-30 23:10:33 | テレビ・芸能
 ついにアニソンがレコード大賞を受賞する時代がきました。今年のレコード大賞はアニメ映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の主題歌でLiSAが歌った「炎」。2020年を代表する曲として相応しい曲が受賞したことにホッとしたと同時に、純粋なアニソンが大衆賞とか特別賞(今回「鬼滅の刃」が入っていますが)ではなく大賞をとったことに時代の変化を感じます。

 今年の大賞候補曲となる「優秀作品賞 」に選ばれたのは 、「I'm Here」三浦大知、「愛をください~Don't you cry~」純烈、「足跡」Little Glee Monster、「香水」瑛人、「世界中の隣人よ」乃木坂46、「猫 ~THE FIRST TAKE ver.~」DISH//、「離れていても」AKB48、「母」氷川きよし、「Fantasista~ファンタジスタ~」DA PUMP、「炎」LiSA でした。世の中にある程度知られた曲は「炎」と「香水」だけですから、本来ならこの2曲の対決でしょう。

 ただ事務所の力関係で決まることで知られているレコード大賞だけに、今年はこのメンバーなら氷川きよしかなと思っていました。やはり長良グループのパワーと、「母」の作詞が先日亡くなったなかにし礼ということもあります。個人的にはDISH//の「猫」が良いなと思っていましたが、それはまずないだろうし、乃木坂46もAKB48も配信限定曲。YouTubeから火がついた「香水」も従来の売り方とは違っていますから反発があるだろうと予想していました。

 アニソンと言えばかつて「踊るポンポコリン」が大賞を受賞していますが、あれは国民的アニメの主題歌でかつ作詞作曲が織田哲郎ということで、狭いアニメ業界の曲ではなくポピュラーミュージックでした。しかし「炎」は歌手も作家もポップスというよりはアニメ界の人です。LiSAはアニソン専業というわけではないですが、昔からアニソンのタイアップ曲が多いですし、作詞作曲編曲者の梶浦由記は基本アニメ音楽が中心です。通常はそういう純度の高いアニソンはヒットしていても賞レースでは無視されます。昨年の「紅蓮華」も全く候補曲にもなりませんでした。それが今年は映画が空前の大ヒットとなったことで、無視できないほどの大きな存在になったということです。

 アニソンがレコード大賞をとったということは、いよいよ日本文化を牽引するアニメが大きな力をもってきて既成社会に認められてきたという意味で大きな意義があり、時代の変革が起きているという思いがします。「炎」のレコード会社はソニーミュージックですから、これで2016年から5年連続SMEです。ソニーの力もあったとは思いますが、やはり楽曲の力と時代の波に乗ったということでしょう。
 
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ピアノの練習ができない

2020-12-29 23:02:42 | 音楽
 先週水曜日夜からの腰痛が1週間続いています。テニスと仕事は無理やりやりましたが、それ以外はほぼ寝たきりの毎日です。昨日から低反発クッションの背もたれを使うようになって、ようやく椅子に座っていられる時間も長くなりましたが、それでも無理なのがピアノです。ピアノは背もたれを使いません。低反発クッションも関係ないのです。

 ピアノを弾く時の姿勢は決まっています。背筋を伸ばして少し前に体重をかけています。この姿勢がかなり背中や腰に負担をかけているようで、今回の腰痛の大きな原因になっていると推測しています。ここのところ練習を頑張り過ぎて、腰が痛いという自覚がありましたから。

 年明けのレッスンの時までに「美女と野獣」のセコンドをしっかりと弾けるようにしておくつもりでしたし、練習時間もたっぷりとあるはずでしたが、すでに1週間が無為に過ぎてしまいました。試しに少しピアノを弾こうとしてみましたが、腰が痛くて3分ともちませんでした。これでは練習になりません。

 と言うことで、とにかく腰痛を治してしまわないと何もできません。焦っても少しずつしか回復していかないので我慢して寝ています。
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連休は寝技でスタート

2020-12-28 22:53:13 | 日記
 いよいよ年末年始の連休に入りました。ゴールデンウィーク、お盆休みと並ぶ日本の三大連休ですが、なにせコロナ禍のせいで今年はこの3つが3つとも通常のようには過ごせません。特にこの連休は初詣も帰省も会食すらも難しいということで、やることないじゃん、という投げやりな気分の人も多いことでしょう。

 僕は年末年始はもともと出かけるのが嫌いなので最初からあまり予定がありません。唯一の恒例行事である実家での親族の集まりも初めて中止ということになったので、完全にオフです。さあ家に籠って日頃からやりたいと思っていることを存分にするぞ、という気分です。

 やりたいことの一番目はピアノとサックスの練習。どちらも休みじゃないとなかなか集中してできません。そして録画してたまっているドラマの鑑賞。日頃はどうしてもバラエティの方が気軽に見られるので、重いドラマは後回しにしてしまいます。連休の時こそドラマを見ないとハードディスクの容量が空きません。特に大河ドラマはボヤボヤしていると次が始まってしまいますから急を要します。

 ところがここにきて問題が勃発してしまいました。腰痛です。座っているとどんどん悪化していくので、この数日間、寝転がり続けていますが、体を伸ばして寝ていると楽器の演奏はもちろん、テレビドラマを見るのも姿勢的に長時間は無理です。腰痛のせいですでにこの数日間は全然やりたいことができませんでした。

 と言うことで、まず連休のスタートは寝ることから始めます。寝技で早く腰痛を治さないと次のステージにたどり着けません。腰痛予防のためにamazonで低反発クッションも購入しました。いまそれを腰にあててPCに向かっていますが、ないときよりはかなりサポートしてくれるので良さそうな感じがします。
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アングルボレーの意味と使い方

2020-12-27 23:01:43 | テニス
 今日の山本麻友美プロのレッスン会。腰痛なので腰に負担がかかるサービスの練習は厳しいということから、もっとも腰に優しそうなボレーのレッスンにしました。それも力が要らないタッチショットのアングルボレー。まずはフォアのアングルボレー。僕が打つと山本プロから指摘されたのは「もっと薄く」ということ。厚く当ててスイングでアングルに持っていこうとしているので、飛びすぎてアウトするし、角度も甘くなっているということです。

 大事なのは最初からラケットに角度をつけておいて、後は強くグリップを握るだけ。できたら打ちたい方向に足を出して少し体を逃がすこと。そうすると薄い当たりになって、回転もかかるのでより厳しい角度にボールが逃げていくということです。そして狙いは前衛の前。ボレーされると思って前衛がセンターに詰める逆をつくショットだそうです。

 技術的なことはもう言われた通りにできるかどうかなのですが、戦術的に前衛の前というのは目から鱗でした。アングルショットは前衛から遠い方に角度をつけて、後衛を走らせるショットだと思っていましたが、それはポーチのボレー。前衛に立っていてストレートに打たれたら、バカのひとつ覚えでセンターにばかりボレーしても拾われるので、その逆を突くことによって、次はセンターへのボレーも決まるようになるという戦術は、二手先三手先を読んだショットの選択です。

 もっと言えば、後衛のストレートアタックに対して瞬時にセンターをケアできる優れた前衛がいてこその戦術であって、レベルが低いボンヤリした前衛ならセンターは空いたままなのでアングルボレーは必要ありません。レベルが高いダブルスをするなら、そういうショットのバリエーションが必要になるということですから、やはりプロは教えてくれることが違います。

 その後は逆サイドでバック側のストレートに打たれた時に、基本となるセンターへのボレーとともに、フォアと同じように相手前衛の逆を突くバックのアングルボレーと、さらに相手後衛がセンターケアに動いた時の逆を突くストレートへのボレーも練習しました。プロによればその3つのコースを打ち分けられたら怖いものはないということでした。

 単純にボレーの技術的な練習をするだけではなく、どういうシチュエーションで、どこに打つとより有効かを考えて、そのためにどういうショットが必要かを判断してそのための練習をする方が、技術を習得する上でも納得度が高くやる気も出ます。逆に言えば、目的もはっきり示さずにやみくもにただやらせる指導がいかに効率が悪いかということです。正しく指導できるコーチって本当に大事です。
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腰痛の友

2020-12-26 23:01:09 | ネット・PC
 腰が痛いと椅子に座っていられません。正確に言えば座っているのは大丈夫ですが、椅子から立ち上がると痛みが酷くなるので、なるべく座らないように気をつけています。15分座っていたら必ず立ち上がって歩き回るようにしています。できることなら寝そべって腰を伸ばすのが一番良いので、自室の時はベッドに横になっています。

 ベッドで腰を伸ばしている時間が長くなると「この時間がもったいないな」と思うのですが、テレビを見ようにも首や体を捻らないとちゃんと見られないし、本を読むにも腕が疲れて長続きはしません。そこでタブレットの出番です。昨年購入したAmazon Fire HD 8はコスパの良さで選びましたが、本当に僕の使い方にピッタリでした。基本はベッドで寝転んで読書用。たまに動画を見るという用途です。

 何よりKindle Unlimitedで雑誌が読み放題なので、次々とダウンロードしては読み飛ばしています。雑誌は紙媒体であっても基本的に読み捨てしていくものですから、読み放題サービスでどんどん消化していくには一番適しています。もちろんちゃんと購入する本もあります。最近文庫本の文字が小さくて読みづらく感じているので、Fire HD 8で拡大して読めるのは楽で良いです。

 動画も僕が日頃から見るYouTube、Hulu、プライムビデオが見られるので雑誌を読み飽きたら動画を見ています。時間潰しのはずがいつの間に2時間以上寝転がってタブレットを見ていてバッテリー残量が少なくなっていたりすることもしばしばです。昔、何回か入院生活をしていたことがありますが、あの頃にタブレットがあればどんなにか暇が潰せたことか。もっとも病室の中にWi-Fiがないと意味ないんですけど。

 と言うことで、今回の腰痛で雑誌をかなり読みました。そろそろ腰の痛みも少しずつ治まってきているのですが、しばらくはタブレット読書にはまりそうです。

 
 

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季節感のない年の瀬

2020-12-25 22:39:16 | 時事
 今日はクリスマスでしたが、特にクリスマスらしいこともなく終わりました。そろそろ仕事納めの人も多いでしょうが、年末感があまり感じられないのは在宅勤務のせいでしょうか?家に籠っていたら季節感というのはなかなか感じ取れないのですが、それに加えて今年はコロナ一色で浮かれ騒いでいる人が少ないせいか、一層年の瀬という感じがしません。

 この調子だと正月もあまり正月らしさを感じられない気がします。毎年恒例の実家に親族で集まることも今度の正月は中止になりました。あまり気にしない質の母が「やめよう」と言うのですから、それなりにコロナに対する切迫感があるのかも知れません。年も年だからしんどいということもあるでしょうけど。もちろん初詣も行くつもりもないですし、三が日は家にいてゴロゴロするだけになりそうです。

 こんな年末年始は今回限りなのか、それとも数年はコロナのためにこういう状況が続くのか、もしくはこれがそのまま「新しい生活様式」となって定着してしまうのかは予想がつかないところです。コロナウィルスがゼロになることはないでしょうから、インフルエンザのように今後も残っていくとすると、全てが「コロナ前」のように戻るとは思えません。残るべき慣習は残るでしょうし、あまりニーズがなかった慣習はこれを契機に消えるということになりそうです。

 帰省や初詣はまた復活するでしょうが、忘年会や新年会は縮小していく可能性が大です。特に会社絡みは減りそうです。仕事での年始の挨拶周りとか無駄な儀礼なのでとっととやめれば良いと思っています。僕は在宅勤務が根付いて仕事のために出社する必要がなくなっただけでも十分です。若い頃から「会社に否応なくみんなで集まるのって無駄だなぁ」と感じていたので、定年間際になってようやく当時の思いが叶って良かったです。
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半年ぶりの腰痛

2020-12-24 23:49:22 | 健康・ダイエット
 昨夜のテニスで頑張ったせいか、それとも寒かったせいか、途中から腰が痛くなりました。何とか最後までテニスをやって帰ってきたらどんどん悪化してきて、そのまま寝たきりです。今朝起きてもまだかなり痛くて、そろそろと歩いて、少し椅子に座って仕事をしてはまたベッドで横になって休んでいました。

 夕方にようやく少し普通に歩けるようになったので鍼灸院に行って治療をしてもらいました。と言っても、すぐに良くなるわけでもなく、家に帰ってからテレビを見ていたらまた痛くなってきたので、やはり寝ているのが一番腰には良いようです。

 症状としては今年5月末の腰痛と全く同じです。どうも使いすぎると右腰の筋肉が悲鳴を上げるのが癖のようです。前回も完全に良くなるまでに半月くらいかかりましたから、今回も同じくらいはかかりそうな気がします。ただ前回と違って年末年始の休みに入るので、もう少し早く治るような気もします。なにせ前回は腰が痛いと言いながらテニスの回数は全く落とさなかったので、治るのに時間がかかりました。緊急事態宣言明けだったので仕方ありません。

 ただ半年に1回こうして同じように腰が痛くなるようでは今後が心配です。疲れがたまるとどうやら腰にくるのではないかと思います。前回は散歩のし過ぎでした。やたらと毎日歩いていた時期でしたから。今回は恐らくピアノの練習のし過ぎです。ピアノは同じ姿勢でずっと弾いているので腰が固まりやすいです。

 年齢のせいであれこれ故障が多くなってきていますが、傾向と対策を掴んでおけば今後に生かすことができます。なるべく長くテニスを続けていきたいので、体が発する声には耳を傾けないといけません。
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漫才適齢期とテニスのピーク

2020-12-23 22:35:29 | テニス
 先日のM-1グランプリで審査員のオール巨人が「漫才適齢期は30代後半から40代」という話をして若干のざわめきを起こしていました。最近のお笑い芸人はどんどん高齢化が進んでいて上が詰まっている感がありますが、バラエティでMCをしたりひな壇でトークをするのと違って、やはり舞台でネタをやるにはまだ体力も勢いも時代性もありながら経験を積んで技術も磨いてきた30代から40代が一番力が発揮できるというのは素人ながらに「なるほど」と思わないでもありません。

 大昔、会社の大先輩が会議の席上で「クリエーターのピークは35歳」説を唱えて物議を醸したことがありました。当時まだ僕は20代後半だったので笑って聞いていられましたが、もちろん会社には50代までいるのですから、上の世代の人たちの中には「おいおい」という顔をしている人たちもいました。ただこれも実際に自分が40代後半になった頃には「まああながち間違ってはいないかな」という感想も抱いたのは確かです。

 もちろんこういうことには個人差があって、早熟の天才もいれば遅咲きの人もいます。体力や発想力だって若くてもダメな人もいれば、年を重ねてもいつまでも素晴らしい人もいますから、あまり一概に年齢で括るのは間違いのもとですが、仕事というのは経験と知識という積み重ねの部分と、体力と瞬発力と柔軟さという若さに依存する部分が両方必要なので、30代~40代が一番脂が乗った時期であることは大まかには合っているのでしょう。

 僕の場合は仕事についてはもう定年なので今さらどうこう考えていませんが、テニスについてはこういう話で思うことは多いです。身体的にはすっかり若い頃より衰えているのは確かで、特に視力と瞬発力、反応の衰えがかなり顕著です。筋力や持久力はまだそれに比べたら落差が少なく維持できていると思います。そして技術は基本的には少しずつですが向上中で、戦術・戦略の理解はどんどん進んでいます。トータルではむしろ若い頃よりもテニスは強くなっているのかもと思わないでもありません。

 と言うことで、大人になってから始めたアマチュアプレーヤーのピークは60歳という説を大胆な唱えてみようかと思います。いや、それだとすぐにピークアウトしてしまうので、65歳にしておこうかな。さすがにきついか。
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テイクを重ねてもダメでした

2020-12-22 23:47:09 | 音楽
 ピアノ教室ではもう1年にわたって「美女と野獣」の連弾に取り組んでいます。最初はプリモを僕が弾き、先生がセコンドを弾いて、それは8月に録画をして完成となりました。いつもなら発表会で披露して終わりなのですが、発表会がコロナでできないこともあり、録画して完成ということにしました。数回録画しましたが、その中でまあまあ良い出来のものが撮れました。

 さて次は先生の提案でプリモとセコンドを交代して挑戦することになりました。同じ曲とは言え連弾のセコンドは初めてのチャレンジだったので、なかなか感じがつかめず意外に苦労しました。約4ヵ月かかってようやく最近なんとかセコンドも通して弾けるようになったので、録画しようということになりましたが、これがどうしてもミスが重なってしまいOKテイクが撮れません。

 セコンドの難しさは、まず自分がリズムをキープしないといけないことです。またペダルも担当するのですが、これが自分だけが弾くよりもずっと難しくて、かなり気を遣います。そしてペダルに気を取られてしまうとリズムが乱れ、それを気にして次に指を間違えるという悪循環。何回撮りなおしてもミスがミスを呼ぶので、結局今日は完成とはいきませんでした。

 先生としては「ほぼOK」というテイクもあったみたいですが、録画したものを見返すとやはり自分では全く納得いきません。と言うことで、年明けまで練習して改めて再挑戦することにしました。次回のレッスンまで3週間、しかも年末年始の休みがあるので時間はあります。並行して6月の発表会に向けた曲の練習もしなければなりませんが、このままでは残念過ぎるので諦められません。

 ピアノはサックスと違って音数が多いのでどうしてもミスが出ます。そのミスをミスに感じさせないように上手くリカバリーできれば良いのですが、それだけの腕前も度胸もないあたりが、まだまだだなぁと我ながら思います。ピアノは本当に難しいです。
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