幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

軽量安価なランドセル

2024-03-27 23:46:00 | 時事
 世の中には不合理なものが長年の慣習(伝統?)として罷り通っていることがあります。夏の甲子園なんてその最たるもので、なぜあんな酷暑の中で高校生に野球をさせているのか、健康被害があることは明らかなのに、根本的な解決策を講じずに小手先の変更でごまかし続けています。日本各地にあるドーム球場で開催すれば、暑さ対策も過密日程も解消できるのに、甲子園こそ聖地だというノスタルジーだけで選手や応援の観客を苦しめています。誰かが死ななければ変わらないのが日本社会のダメなところです。

 同様にずっと思っていたのが小学生のランドセルです。あの大きくて重いランドセルを背負っている小さな1年生が可愛い、という大人の勝手な思い込みだけで、まさに重荷を背負わされているわけで、「可愛い」より「可哀想」です。しかも近年はランドセルは祖父母がお祝いで購入するという変なしきたりができたせいで、高級化が進み価格が高騰しています。昔はランドセルなんて1万円~2万円くらいのもので、それでも高かったのに、今では5万円が最低線で10万円を超えるような高額なランドセルもあります。可愛い孫のために祖父母なら金を出すだろうという業者の商魂が見え見えで腹立たしいです。

 ところがここに来て流れが変わってきました。やはり重過ぎる、高過ぎるという声が多いのか、本革箱型ではなく合成皮革やナイロンなどを使った軽量のリュック型ランドセルが1万円~3万円程度で各社から発売されるようになりました。先日僕もニトリに行った時に実物を見ましたが、洗える超軽量ランドセルという触れ込みで、重さ840gと軽くて価格も約15000円でした。僕が子どもだったらこっちの方が絶対良いなと思いました。軽さは正義です。いま年少さんのうちの孫は2年後にどう思うことやら。
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