人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

菜七子は美味しくない

2019-03-02 20:53:53 | Weblog

 今週騎乗依頼が多くやってきた藤田菜七子(根本厩舎)は小倉で8鞍に騎乗。7Rの2着(サイモンゼーレ)が最高着順だった。今週から女性騎手の新減量ルールがスタート。平場では3㌔減となったが、この日は勝利に結びつかなかった。最終12Rはバーミーブリーズで外から追い込んだが5着であった。3日日曜も小倉で9鞍に騎乗する予定だったが、馬券的には人気過剰で美味しくない。個人的には応援したいが、馬券は逆張りが良さそう。
 今日の競馬を振り返る。の阪神11Rで行われた【第26回チューリップ賞】は、川田将雅騎乗の1番人気ダノンファンタジー(栗東・中内田充正厩舎)が、スタート後やや掛かり気味に進めながら、直線も前が開かない厳しい展開ながら抜け出して快勝。4連勝を飾るとともに牝馬クラシックの第1弾【桜花賞】へ王手をかけた。タイムは1分34秒1。1馬身差の2着には僕が本命に推したシゲルピンクダイヤ(4番人気)、さらにハナ差遅れた3着にノーブルスコア(7番人気)。上位3頭が【桜花賞】の優先出走権を獲得した。
 勝ったダノンファンタジーだが、正攻法の競馬で快勝はさすがである。これからまだ良くなりそうだし、やはり桜女王1番手だ。2着シゲルピンクダイヤはややスタートで遅れたが、いい末脚を使った。馬体が減ったのが気になるが、これだけ走れば本番でも馬券には・・・。3着ノーブルスコアもスタートがイマイチだった。この馬もマイナス12㌔でテンションが高かったので馬体維持が課題。  ダノンファンタジーは、父ディープインパクト、母ライフォーセール(母父ノットフォーセール)という血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(株)ダノックス。通算成績は5戦4勝。重賞は2018年【ファンタジーS】、【阪神JF】に次いで3勝目。【チューリップS】は、中内田充正調教師は初、川田は2014年ハープスターに次いで2勝目となった。
 中山11Rで行われた【第14回夕刊フジ賞オーシャンS】は、C・ルメール騎乗の1番人気モズスーパーフレア(牝4歳・音無秀孝厩舎)が逃げ切って重賞初制覇。タイムは1分7秒1。優勝したモズスーパーフレアは【高松宮記念】の優先出走権を獲得した。モズスーパーフレアの前後半3ハロンのラップは32秒3-34秒8。この流れでも難なくハナに立ち、4コーナー2番手からスパートしたナックビーナスとの差はゴールまで全く詰まらなかった。1馬身1/4差の2着には3番手追走から早めに前をうかがったナックビーナス(2番人気)。これで【オーシャンS】は3年連続の2着となった。さらに2馬身半差遅れた3着には好位から差を詰めたダイメイフジ(7番人気)が入ったが、ダイメイフジも2年連続の3着となった。
 勝ったモズスーパーフレアだが、短距離戦では珍しく楽に逃げることができた。リラックスしていたし、息が入ればこの勝利も仕方ない。確かに力もつけているのだろうが、もう少し回りの馬も・・・。【高松宮記念】は武豊騎乗。【フェブラリーS】逃げ切っているだけに包囲網がひかれるだろう。2着 ナックビーナスは最後伸びなかったが、展開がきつかった。本番へ向けては良いイメージで望めるのでは・・・。3着ダイメイフジは最後の直線で良く伸びたのだが、前の馬が止まらなかった。
 モズスーパーフレアは、父スパイツタウン、母クリスティーズトレジャー(母父ビロングトゥーミー)という血統。アメリカ・Aipha Delta Stables,LLCの生産馬で、馬主は(株)キャピタル・システム。通算成績は14戦6勝。重賞初制覇。【オーシャンS】は、音無秀孝調教師、C・ルメールともに初優勝となった。
 そのルメールだが、前々から書いているように今年の騎乗はちょっとおかしい。勝ち星は挙げているがそれ以上に人気で取りこぼしも多い。そしてレース勘も少し変な気がしている。そして今日、中山1Rでノワールムーティエ(6着)が最後の直線で内側に斜行。この影響でタマノカイザーの進路が塞がり接触して転倒。落馬競走中止となった。また、ディーエスマグナムは、先に転倒したタマノカイザーに触れ転倒したため競走を中止した。レースは到達順位通り確定したが、この件についてノワールムーティエに騎乗したルメールは、3月9日から2019年3月17日まで9日間の騎乗停止となった。落馬した北村宏の状態も心配だが、去年までならこんな騎乗しなかったように思う。ルメールにはきちんと反省してほしい.

 では明日の予想。まずは中山メイン【弥生賞】。正直メンバー的には小粒。ひょっとしたら大荒れもあるかも・・・。ということで、本命は10番メショウテンゲン。2走前の走りができればこのメンバーでも勝負になる。前走は直前に大雨が降る特殊なレースだった。相手は1,2,3,4,5,8番。阪神メイン【大阪城S】は1番カデナ。ずっと調子落としていたが、休み前の前走は復調気配が窺えた。元々【弥生賞】を勝った馬。ひょっとしたら・・・。相手は4,6,11,12,13,14,15番。小倉メイン【太宰府特別】は正直藤田菜七子を買いたいと思ったが、人気になりすぎ。よって2番アンネリース。昇級後3,2着菜牝馬限定戦なら十分勝ち負け。鞍数が少ない黛にとっては力が入るところだろう。相手は1,5,7,8,10,11番。

 今日の競馬は《サウスヴィクラス祭り》に続いて勝利した。明日も是非・・・。

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