貴乃花構想私案には…??

　“永遠の風雲児”と云われた元関脇の
天竜三郎は昭和七年に相撲協会へ10箇条
の「要求書」━その５項めは次の如し。

　年寄制度を漸次に廃止すること。

　吾輩は、横綱貴乃花が引退したとき、年寄
「二子山」を襲名すると思っていた。千代の富士
みたいに「一代年寄」を辞退して……。

　勿論、「貴乃花」と称する“ブランド横綱名”の
方が「二子山」という“ブランド理事長名”より
弟子あつめ等々有利なことはわかっている。

　千代の富士は敢えて「九重」と称する二子山など
に比べて“非ブランド名”を採ったのか。

　大胆に深層心理━貴乃花親方の「想定」的改革案
のなかには前記天竜氏の「年寄制度漸次廃止」も
その構想のなかに入っているような気かして仕方
がない。

疑惑を払拭…?

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　昭和五十八年秋場所における８勝
７敗の幕内力士→九州…の地位検証。

大関　北天佑→論外
前五　旭富士→小結
同六　板　井→前一
同九　魁　輝→前三
同十三　保志→前七

　当場所、惜しくも負越しの７勝…は
平幕の５人が記録している。

　毎場所こんな状態の星取表ならば
大相撲の“疑惑”なんか吹っ飛んで
しまうであろう…。