相撲史に関心・興味のある方どうぞ

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関脇以上との対戦なしで…

2024-03-23 21:37:27 | 日記
 大正三年夏場所、東前頭十四枚目に
入幕した両國勇治郎(→梶之助)の星。

〇土州山(前頭三)
〇鶴 渡(同十二)
〇緑 嶋(同 七)
〇玉手山(小結)
〇小ノヶ﨑(前五)
〇眞砂石(同十六)
〇浦ノ濱(同 九)
や〔横綱太刀山が弟弟子 寒玉子を強制欠場〕
〇金ノ花(前十一)
〇石 山(同十八)

 太刀山・梅ヶ谷の両横綱、鳳・伊勢ノ濱の
両大関や関脇の大蛇泻との対戦なし。当時、
相撲協会が「個人優勝」を制度化しておらず、
『時事新報』(現『毎日』)が表彰した。だから
取組編成について協会を批判できないわけ。
 尚、彼は当時独立許さずの出羽海から立浪系
へ移り「武隈部屋」を創設、さきの星取表の
対戦相手の「天覧山」の廃業により部屋が
消滅してしまった。
 更に、女流作家 田村俊子とのロマンスも…
…写真をみると美男力士だった。
昭和三五年…、68歳で歿している。
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1 コメント

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110年振りどうなる⁉️ (アントニオヒロシ)
2024-03-24 09:27:54
有難うございました。
まさかの尊富士負傷、休場すれば不戦敗で3敗目。大の里が大関豊昇龍に負けて4敗目を喫すれば、極めて異例の本人不在の110年振り新入幕初優勝か‼️

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