太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

慣れた頃に

2023-04-10 07:53:02 | 日記

新しいバージョンが出て来る。昨日はブログの新しいフォームがいきなり出て来たが上手く行かないので旧バージョンで書いた。ところが今朝は旧フォーム画面がでてきた。一体どうなっているのやら。デジタル社会では折角慣れてきたところに新しいバージョンがでてくることはよくある。典型はWindowsだろう。不便だと思っていたところに改良された新バージョンが出て来るならいいが、慣れてきて使い勝手が良くなった頃に新バージョン、年が行ってギリギリ世の中について行っている身としてはしんどい。

 4月1日から自転車に乗る場合ヘルメットを被ることが努力義務となった。毎週自転車散歩をする身としては頭の痛い問題である。被り物にはトラウマがある。小学校の入学式の時、頭に合うサイズが無くて近所のお兄さんの中学用の帽子を借りて式に出た。皆と違うもので泣きたいくらい辛かった。その後身長が伸びて頭の大きさは目だたなくなったがこれがトラウマとなり帽子を被る気にはなれなかった。しかし今は普段でも野球帽を被る習慣が身につき自転車散歩のときもそうである。これも途中までは合うサイズが無かったのだが後でサイズ調整できるものが一般的となり被るようになった。寒さ凌ぎ、直射日光凌ぎ、髪の乱れ防止と都合よく、多分転んでも少しはクッションになるだろう。しかしヘルメットとなるとサイズ調整可能なものはないだろう。しかも走っている所が殆ど人通りもない自転車通行可能な幅広歩道なので少しオーバーな気もしている。折角帽子のトラウマも薄れてきて野球帽に慣れてきたのにである。

 52歳の方が自転車とともに側溝に落ちて亡くなった。幅約1メートル、深さ約0・8メートルの側溝で溺死したとのことである。なんでこんな所でと家族は悔やみきれないだろう。側溝に落ちた人を助けたことがある。斜面の下に雨を逃がす側溝がある。幅は30cmくらいだろうか。ある夜暗闇の中から誰か~いう叫び声が聞こえた。街灯もなく真っ暗だったが近づいてみると側溝から右腕と顔半分だけが外に出ている。横向きに体がすっぽり挟まっているようだ。水は流れていないが深さは50cmくらいあり体全体はすっぽり収まっている。大丈夫ですかと声を掛けると、出られないだよと言う。引っ張りますよと言ってゆっくり引き上げた。まさかこんなとこに溝がと礼を言って恥ずかしそうに去って行った。酔っぱらっている風もなくケガも無くまあ良かった。事故は思い掛けないところで起こる。思い掛けないからこそ事故になるのだろうが。努力義務だから努力はしてみるがメーカーも安いヘルメット開発を宜しく。市から無償配布はないだろうなあと思いつつ。