太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

冬近し

2021-11-29 08:44:33 | 日記
 列島各地から初雪の便りが聞かれるようになった。場所によっては既に豪雪になっているところもある。狭い様で結構日本列島も広い。寒いといっても子供の頃の思い出のように歯の根も合わず震えるというものではない。衣服や暖房のお蔭だろうか。ここで一句。
 「しょんべんの 近さで分かる 冬近し」
風物から季節を感じることは少ないが体は正直である。酷暑も厳冬もそういうことはないが毎年この時期はしょんべんが近くなる。年が行って膀胱の筋肉が固くなり容量が減っているのかも知れない。それでも昼間は20℃近くまで上がるので朝夕の寒さは我慢で過ぎる。腹が立つほど寒い経験はやはり極寒のモンゴル、2月だろう。マイナス30度は何度か経験した。何とか耐えられたのはホテルの部屋に帰れば、何れ日本にも帰るという確実な未来があったからだ。何処かで終わると思えば大抵のことは耐えて過ぎ去る。一番の問題は先の見えな不安に耐えることだろう。コロナ感染も下火になり様々な規制も解除されつつある中、街頭インタビューで若者が「オミクロン株で再び感染拡大があるかも知れない。今の内に飲み溜めします。」とのこと。勿論冗談のつもりであろうが本気になると大変である。世の中須らく刹那的になって良い事など一つもない。頂上より上は無いと耐える姿の方が美しく見えるのはこちらが高齢となった故か。何れにせよこの冬が最後の戦いになるのだろう。しょんべんも溜められのに飲み溜めなど有ろうはずがない。