太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

ストレスを溜めないように

2020-04-24 08:40:07 | 社会観察

と言われても溜まるのがストレスである。外出自粛が続く中家庭内でストレスを溜めないようにとかよく言われるが溜めようと思っているストレスは無い。溜ってしまうからストレスである。何かをやったおかげで溜まらなかったからと言ってそのストレスが何だったかなど誰も分からない。アドバイスのようでもあり無意味な言葉のような気もする。ストレス発散の色んな動画があるが最も効果があるのは本人自身であろう。動画をアップしてストレスを発散している。志村けんさんに続きオムロンの立石さん、タレントの岡江久美子さんなど有名な方がコロナで亡くなった。何れも発症してからあっという間である。このウィルスの本当の恐ろしさを医学会やマスコミは伝えているのだろうかと疑問になる。発生当初から変異したとも考えられる。不安を煽ることは良くないが正しい情報なら伝えるべきである。外出自粛も本気で取り組むことになるだろう。若い人は罹り難いとか基礎疾患がある人は重症化の可能性があるという伝え方は若いから罹らない、基礎疾患はないから軽症で済むと捉えられてしまう。既に多くの事実が積み重なっているから間違った情報だったら直ちに訂正すべきである。市中感染についてもサンプル数は少ないとはいえコロナの症状が無い人の6%の人が陽性だったという衝撃の結果も出て来た。これはもう誰もが感染源、感染者足り得ることを示している。

本当に一縷の望みであるがコロナウィルスは日本の梅雨時、高温多湿条件で生き残るのだろうか。世界的にも稀な気候と思うが。熱帯地方でも感染しているから気候への期待は薄いと言われているが、やはり日本は特異だと思う。世界を探して梅雨時と似たような気候の地域で果たして感染はどうなっているのか分析してみることも必要ではないか。何処かに弱点は有る筈である。

自宅に籠っている間B級読書も進むと思ったがそうでも無かった。集中力が途切れるのである。それでも結構厚い文庫を読み終えた。日本史史上屈指の名君と言われた保科正之の物語である。前半は時代考証がしっかり為された生い立ち記で歴史の教科書を読んでいる感があったが後半は江戸を殆ど焼き尽くした明暦の大火への対応と復興など平時と非常時におけるリーダーシップとは何かを詳述しており、現在のコロナ対応における政府や知事にも当てはめて名君か否かを量ることができる。偶然TVで明暦の大火で焼けた江戸城の本丸天守閣を再建しなかったことが取り上げられていたがこれも保科正之のリーダーシップに負うところだ。非常時の金の使い方人の動かし方、是非とも今の政治家にも読んで欲しいものである。買い置きしてある未読がまだ5冊くらいある。これら読み終える頃はコロナも収まっていることを願う。