じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

打虎拍蠅

2017-10-19 12:28:28 | Weblog
☆ 中国は習体制の2期目に入った。中国共産党はこの5年間で約150万人を党規違反で処分したという。

☆ 13億人の国で150万人というから、日本の人口に換算すると15万人ぐらいか。党規違反の内容はよくわからないが、権力闘争の一環で粛清された人がいなければ良いが。

☆ ヒトラーのホロコーストはひどいが、スターリンやポルポトの粛清もひどい。文化大革命期の中国も多くの知識人が迫害を受けたようだ。強い指導者の時代にはつきもののことなのか。

☆ ところで、中国共産党、反腐敗のスローガンに「打虎拍蠅」(虎も蠅も叩く)というのがあるそうだ。新しい四字熟語のようで、もちろん打倒タイガースではない。実力者も小役人も不正を働いたものは処分するという。

☆ 大国を統治するには、哲学、道徳が必要なようだ。昔は儒教や仏教が使われ、最近ではマルクス主義や毛沢東思想が使われた。今度は「習理念」というが、果たしてどのようなものだろう。個人崇拝を強めるものだろうか。腐敗は撲滅できるのか。「水清ければ魚棲まず」などといった故事もある。
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2 コメント

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Unknown (ねこあたま)
2017-10-20 05:40:40
世代的には同世代だとおもうますが
文革やら大躍進時代の事が後からボロボロ出てきて
権力闘争の狂気性を考えたことがある身としては
なんとなく、「歴史は繰り返す」という気があります。
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Unknown (じゅくせんまさや)
2017-10-24 12:29:43
13億人の他民族国家を統治するというのは、他国ながら大変だと思います。安っぽい民主制だとたぶん国家が分裂し群雄割拠(内戦)となるのでしょう。ただ、経済は近代化して、政治は前近代というのではいずれはほころびが広がるでしょうね。いずれにせよ、今の状況も長い中国の歴史のほんの一部なのでしょう。
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