卍の城物語

弘前・津軽地方の美味しいお店と素晴らしい温泉を紹介するブログです

フラワー温泉やえだ

2009-01-10 00:17:03 | 温泉(青森市)
免許更新を終え、マタベエで食事をし、近くのゲーム倉庫へ中古レコード探し。
我慢強く探した甲斐もあり、CSN&Yの「デジャヴ」を発見し購入。アメリカンロックが好きじゃない自分だが、これはアメリカの心地いい風を感じられる名盤である。欲しかったのでラッキー。どうでもいい話。

そのまま近くのこちらのフラワー温泉へ。合浦公園から旧国道4号線を走ると左側に目に付く。
ここはフラワー温泉浜舘店の姉妹店である。
オープン直前に火事で燃えたという逸話もあるほどの、いわゆる大型日帰り温泉施設。
16時半頃だったが、駐車場は満杯だった。

浴場は広く、白を基調とした壁や天井は清潔感があるけど味気ない。
左側にカランが25コ。真ん中に人工炭酸浴槽、マイクロバブル浴槽、足湯。右側にメイン浴槽、サウナ水風呂。

お湯は無色透明無味無臭。特徴なしです。

メイン浴槽は高い場所に湯口があり、滝のようにお湯掛け流し。その下にラジウム鉱石がおいていあり、ラジウム泉となっている。42度の16人サイズ。

人工炭酸浴槽とマイクロバブル浴槽はどちらも4人サイズ。表記がされていないので、どっちがどっちなのかわかんない。かなり不親切である。

サウナはフィンランド式サウナで、85度に設定。従来の、熱過ぎ・息苦しいといった欠点を解消していると表記されているが、個人的には熱くて息苦しくてすぐ出た。15人サイズでテレビ付き。

足湯のみ、加温も循環もナシの源泉掛け流し。5人サイズの足湯だが、ほとんど寝湯として利用されていた。

もともと特徴のないお湯なので、小細工しまくりで印象づけています。温泉ファンには嫌われているみたいだけど、そういう戦略は別に悪いと思いません。商売だしね。

温泉の他にマッサージ、そしてなんだかわかんない「酸素カプセル」なるのもがある。日焼けサロンの機械みたいな密封空間に酸素を充満させて心身ともにリラックス出来るとか。んー、閉所恐怖症の自分には逆に息苦しくなりそうだわ。温泉と別料金で一時間3千円也。高過ぎやしないか・・・。

公衆浴場としては文句ないが、温泉としては物足りなさを感じてしまいますね。

オススメ度(温泉評価)・☆

泉質・単純温泉(低張性弱アルカリ性低温泉)
泉温・33.3度(加温・循環・塩素消毒あり)
効能・神経痛・筋肉痛、関節痛など

料金・420円
備品・無料ロッカー、ドライヤーあり
施設・酸素カプセル、マッサージ

住所・青森市造道1-9-10
電話・017-743-8008
時間・5:00~22:30

マタベエ

2009-01-09 14:17:45 | ラーメン屋(青森市)
誕生日に運転免許センターに更新に行ってきた。今回も優良ドライバーです(実際違反しまくっているけど)。
退屈と思われた講習だが、講習のオッチャンの話が面白かったのですぐ終わった。毎日のように話しているだろうから、ネタが洗練されていた。楽しい運転免許漫談だった。ま、どうでもいい話。

せっかく青森に来たのでラーメン食べるのを楽しみにしてきた。時間は15時ちょっと前。昼営業しかしていない名店も多く、数店ピックアップしたが、環状7号線を走っていたので、そのまままっすぐ進んでマタベエに行くのが一番だと思い向かった。

15時ぐらいだというのに駐車場に車も多く驚く。中へ入る前から強烈な煮干臭が漂う。
そして中へ。この時間帯に10人以上も客がいるとは、さすが人気がある店である。
ラーメンのメニューは中華そばのみ。各サイズの中、大、特大とある。
中が510円。大が1.5玉で580円。特大が2玉で650円。サイドメニューにライスが50円。おにぎりが100円。全て安い!!メニュー表記はないが、50円増しでチャーシュー多めに出来るとか。
今回は大を注文した。

まず見た目だが、ネギの量がすごい。山盛りになっている。煮干臭がガツンと香る。
スープは煮干全開。濃い目の醤油味。煮干と醤油のみの二つの特徴が全面に出ています。
そして麺だが、緩やかな縮れのある太麺です。もちもちとした食感が特徴。ラーメンというよりは、細めのうどんと言った方が正しいかも。
具はチャーシュー、ネギ、メンマ。チャーシューは小さいながらも4枚ものっている。ロースの脂身がうまい。ネギとメンマは大盛り。トッピングを追加したかのようなボリュームである。具がたくさんあってなかなか減らないので、飽きがきにくい。

これは青森市煮干中華である。「マル海ラーメン」と同系等であるが、マル海より遥かに美味しい。「まるしげ」もこんな感じのラーメンだったので、強烈煮干濃い目醤油スープと極太麺というタイプのラーメンは青森市独自のものなのであろう。弘前では絶対食べれない。
今回のマタベエのラーメンも、本当は好きなタイプではないのだけれど、味が丁寧で、盛りが良かったので、美味しく食べれた。太麺が苦手の人は細麺も選べるので、次回は細麺も食してみたい。
全体的感想として、中華そばというよりは、「中華うどん」であった。ごちそうさまでした。

ちなみに暖簾には「マタベイ」と表記しており、看板は「マタベエ」となっていて、どちらが正しいか迷う所だが、多分どっちでもいいのだと思う。

お知らせとして、来月から閉店時間が15:00までになるそうである。

オススメ度(ラーメン評価)・☆☆☆

住所・青森市馬屋尻字清水流624
電話・017-726-6610
営業時間・10:30~15:30
定休日・火曜日

温川山荘

2009-01-08 00:14:30 | 温泉(平川市)
ハッピーバースデー自分。どうでもいい話。

午前中に野暮用があり、すぐ終わったので温泉へ行くことにした。夜営業していないところを探す為に黒石方面へ。

国道102号をひたすら十和田湖方面へ。道路にはほぼ積雪がない弘前中心街とは全く違い、進むにつれて積雪量が増えてくる。虹の湖を過ぎて少し進むと、青荷温泉の案内看板があり、さらにその同じ方面に空の平高原温泉の案内看板もある。「空の平高原温泉まで500m」の看板に、近いからそこにしようと決断。ここの温泉は18時までだから、こんな時じゃないと入れないしと思い、峠道を進むも、ろくに除雪していない道路に不安を覚える。500mは遥かに過ぎているのにそれらしい建物も発見できない。積雪があまりに酷いので、これ以上は行けないと判断し引き返す。後で調べたところ、500mは嘘で、2.5kmはあるとの事。ここは雪解けしたらリベンジする事にする。
そして次に向かったのが虹の湖温泉。さっそく中へ、と思ったらまさかの玄関施錠。ショック!また後で調べたのだが、おそらく時間が早すぎて営業してなかったのだと推測される。
そんなわけで、この道を進むともう温川山荘しかない。道路も結構な積雪なのだが、もう引き返せないのでそのまま向かう。

実は一度来た事があるのだけれど、日帰り客は17時までで、夜に来てしまって入れなかった事があったのでリベンジとなる。
ちなみにこの102号線は、温川山荘があるここまでしか除雪しておらず、これ以上の十和田湖方面の道路は冬季閉鎖されている。

車を降りると、浅瀬石川の清らかな流れとせせらぎに心を奪われる。冬の山奥だが、空気もいい。その川をまたぐつり橋を渡って山荘の玄関へ。除雪中で、きれいに整備されている。
玄関開けてすぐ右側には露天風呂の入り口がある。そして受付へ。
受付では「露天風呂は掃除中なので入れません」と言われる。ちょっとがっかりだが、正直やってたとしても寒くて入らなかったかも。

そして内湯へ。脱衣場の壁には「秘湯を守る会」登録の温泉である旨記されている。近代化を避けて、古い建物そのままで、温泉を守っていく云々。
浴場は誰もいません。ラッキーなことだ。

紋切型のヒバ浴槽が魅力的。6人サイズ。42度ほど。床も全てヒバ。カランは7コ。全面窓から山間が望める。
お湯は無色透明。甘い味で、硫酸臭あり。

ぬるくもないし、そんなに熱くもないちょうどいいお湯。ヒバ浴槽も気持ちいいし、窓からの雪化粧も見晴らしがいい。春、夏、秋、それぞれの季節でも景色は楽しめるであろう。
露天風呂は入れないので、窓を開けて半露天風呂状態をつくって楽しむ。何より貸切状態が楽しめる最大の要因であった。ゆったりとトド寝したり、気を遣わず楽しめる。木材の枕も常備しているところがニクイです。

一時間くらいじっくり温泉を堪能してやった。なかなかの温泉であった。今度は温かくなってから再訪したい。

ちなみに、窓越しに見えたのだが、真冬なのに木にかなりデカいスズメバチの巣があり、夏場になったら露天風呂近くを飛び回ると思うと恐怖でした。

オススメ度(温泉評価)・☆☆☆

泉質・ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉(低張性中性高温泉)
泉温・70度(加水あり)
効能・リウマチ、胃腸病、動脈硬化症など

料金・500円
備品・シャンプー・ボディソープ、無料ドライヤーあり
施設・宿泊

住所・平川市切明津根川森1-32
電話・0172-55-2314
時間・10:00~17:00

津軽観音巡礼第十番 円覚寺

2009-01-07 18:00:20 | 神社・仏閣
津軽三十三観音カジュアル巡礼第十番札所の円覚寺に訪れる。

西海岸の六番から十番のこの円覚寺まで一気に制覇したので、実際訪れたのは去年なのだが、この円覚寺だけ書き忘れてたために今回記す。

五箇所も廻ったために、円覚寺に着いたのはもう17時を越えていて、しかも雨が降っていたために視界は悪く、門や堂など暗くてあまり確認出来ていないのであしからず。

まず美しい紅が目立つ仁王門が構える。左右に立派な仁王像が据えてある。
門をくぐると大杉が天に聳える。この杉は樹齢1200年。古くから「竜灯の杉」と呼ばれている。この杉が妖しく光を放ち、漁で難破した船がこの杉の灯りによって助かったという言い伝えがある。
その向かいにはイチョウの木があり、その根元には地蔵堂がある。
階段を上がると境内になり、本堂が威風堂々として迎えてくれる。物凄く立派である。現在の本堂は大正九年に再建されたものだが、それ以前の元禄時代の木材を再使用している。隣あって金毘羅堂もある。
奥には寺宝館があり、拝観料を支払えば中へ入れる。
右手には修行大師石像、柴燈護摩道場、薬師堂がある。
そんな見所がたくさんあります。

開創は807年、坂上田村麻呂による。
859~877年に円覚僧が観音堂を再興。
1685年に寺号を円覚寺とする。

聖徳太子作とされる本尊の十一面観世音像は、三十三年毎に開帳されるとの事。

もっとじっくりと見たかったのが正直な所。今度は天気の良い明るい時に訪れたい。

最後に円覚寺のご詠歌

ただ頼め 行く末いのる 深浦の あすのいのちの ほどは白浪
 
住所・深浦町深浦字浜町275
電話・0173-74-2029

エルムの湯

2009-01-06 17:22:56 | 温泉(五所川原市)
紀元前から現在そして未来永劫、ユダヤ人は世界中から嫌われていくのであろう。どうでもいい話。

レコード探しに五所川原のゲーム倉庫へ行ったけど、ろくな物なかったので温泉入って帰ることにした。
エルムのデパートにちょっと寄ったので、そのついでに向かいのエルムの湯に行く事にした。

エルムの湯はスーパー銭湯としてオープンしたのだけれど、ボーリングしたら温泉が湧いたので、先月にスーパー銭湯型温泉施設に生まれ変わったのである。今まで温泉じゃなかったから素通りしてたけど、温泉に変わったからには入らざるを得ない。でも大型施設だから全然期待しないで行く。

そのまんま、大きくて綺麗な建物である。いきなりだだっ広いロビーがあり、たくさんの客がいる。食事所もそこそこ人気があるようで繁盛していた。

脱衣場は全てコインロッカーになっていて、ちょうど100円しかなくてギリギリセーフ。ちょっと不便である。ロッカーとロッカーの間が狭くてこれも不便である。

浴場へ。もちろん循環濾過塩素消毒使用なのだが、匂いは気にならなかった。
右側がカラン。32コほど。
左側が手前から、座湯、電気風呂、ジェットバス、人工炭酸浴槽、ぬるめ浴槽、熱め浴槽。
奥には、サウナ、水風呂、スチームサウナ、露天風呂といった構成。

お湯はちょっと薄茶色な様な薄緑色の様な、はっきりしないのはオレンジの照明の為に断定出来ず。無臭。でも塩気あり。

一番大きいぬるめ浴槽が40度で10人サイズ。隣の熱め浴槽が43度で6人サイズ。
露天風呂は冬期使用で簡易の雪囲いがしてあってほとんど室内のようなもの。42度ほどで8人サイズ。
サウナはとても広い。20人は入れる。96度で気持ち良い熱さ。テレビ付き。隣はスチームサウナで6人サイズ。こちらは人気ナシ。

クソガキ三人組がずっと泳いだり暴れたりで、30人くらいいた客全員が腹立っていた。一応形だけ注意するバカ親。自分の近くで泳いだりしたらマジでキレてやると思ってた。温泉ではマナー守らない奴には今年から注意していく事にする。

温泉以外にも岩盤浴が別料金であり。他にもあかすりだのマッサージだのいろいろあり。

全体的にまあまあ良かった。施設のコストパフォーマンスとしては安いかなと。立地的にもなかなか魅力ではないかと思う。温泉そのものの魅力はかなり低いですけど。

オススメ度(温泉評価)・☆

泉質・ナトリウム-塩化物泉(等張性弱アルカリ性高温泉)
泉温・59度(加水・加温・循環・濾過・塩素消毒あり)
効能・神経痛、筋肉痛、関節痛など

料金・400円
備品・シャンプー・ボディソープ、無料ドライヤー、無料ロッカーあり
施設・岩盤浴、垢すり、マッサージ室、食事処

住所・五所川原市唐笠柳字藤巻509-17
電話・0173-34-1126
時間・9:00~1:00

岩木山神社

2009-01-04 16:46:04 | 神社・仏閣
年末から正月までずっと飲み過ぎで気持ち悪い。どうでもいい話。

先日、初詣に岩木山神社へ行って来た。
三日の夕方に行ったので、そんなに参拝客は多くは無かった。
いつもの正月ならもっと積雪があるだろうけど、今年は少なくて道路も積雪なくてすんなり着いたし、参道も歩きやすかったと思う。

一応、岩木山神社の歴史をなぞっておく。

780年 岩木山山頂に社殿創建
800年 坂上田村麻呂が山頂社殿を再建
1091年 現在地に移遷。百沢寺となる
1602年 岩木山噴火によって百沢寺全山焼失
1640年 現在の本堂完成
1873年 神仏分離令により、百沢寺廃寺。岩木山神社となる

歴史が長く、歴代津軽藩主の信仰が強かったため、今のような立派な社殿や楼門が造られている。

まず駐車場付近から、天気が良ければ鳥居越しに山頂部の三つ山が真正面に見える。これは見所。
大きな石の鳥居をくぐり参道を歩く。石畳の参道は雪の参道に変わっている。
歩いてまもなく左手に出雲神社がある。そこも帰りにお参り。
更に歩くと左手におみくじやら絵馬なんかが売っていて、そこそこ繁盛している。明らかにバイトの女子大生たちが巫女姿で売っていた。結構な商売である。
いくつかの鳥居をくぐると巨大な紅い楼門が現われる。見事なもんです。
そして拝殿へ。もともと百沢寺の本堂だったため、さすがに大きい。こちらも綺麗な紅色です。参拝してるともう片付けの準備に取り掛かっていた・・・。
そのまま帰りましたが、奥には本殿、右手には白雲神社と稲荷神社もあります。

弘前付近なら一番大きい神社だろうし、初詣でなくても気軽に参拝出来るし、建造物としてもみどころが大きいのでまた訪れたいところ。
これからも津軽人の母なる岩木山を守り続けていって欲しい。

住所・弘前市百沢字寺沢27
電話・0172-83-2135

あすなろ温泉

2009-01-01 23:51:27 | 温泉(北津軽郡)
あけましておめでとうございます。今年も当ブログをよろしくおねがいします。どうでもいい話。

新年早々どこかに出かけようと思い、折角だから初詣に行こうかと思ったが、あいにくの雨天だったので、だるくなって結局温泉へ行く事にした。
今年最初の温泉だから、良質な温泉へ入りたく思い、温泉ファンに絶大な支持を受けているという、あすなろ温泉へ行く事にした。
同名の「あすなろ温泉」が青森市にもあるが関係なし。

旧道の国道339号線をひたすら五所川原方面へ。鶴田町に向かう途中で十字路があり、まっすぐ進むとすぐこちらの温泉があります。
メインの公衆浴場、同旅館、デイサービスセンターが敷地内にあります。
建物はそこそこ年季が入った普通の公衆浴場です。玄関入って右手に家族風呂、左手に大浴場。

浴場に入ると独特の油臭が鼻を突く。これは入る前から期待大である。
適温浴槽、熱め浴槽、打たせ湯、水風呂。カランは18コ。
奥に砂風呂と露天風呂があり、砂風呂は別料金。露天風呂は冬だからかやってなかった。

お湯は薄緑色。塩気。ヌルヌル感。そしてかなりの油臭といった最高のお湯です。湯華も舞う、強烈な存在感を醸し出しています。

メインの適温浴槽は43度で8人サイズ。
隣の熱め浴槽は45度で4人サイズ。結構熱い。浴槽は深め。

カランも温泉使用してます。お湯の蛇口からは高温の温泉。水の蛇口からもぬるめの温泉が出てくる。シャワーももちろんだが、シャワーの使い勝手がちょっと悪かった。

というわけで大満足の温泉でした。また来る時は露天風呂を堪能したい。
ここの近くでは、高増温泉、三千石温泉といずれも油臭漂う良質な温泉が点在している。板柳町の温泉恐るべし!

オススメ度(温泉評価)・☆☆☆

泉質・ナトリウム-塩化物泉
泉温・63.8度
効能・神経痛、筋肉痛、関節痛など

料金・300円
備品・無料ドライヤーあり
施設・宿泊、砂風呂

住所・板柳町掛落林字前田140-1
電話・0172-73-2641
時間・7:00~22:00