卍の城物語

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Last Love Letter/チャットモンチ-

2009-02-04 20:24:42 | ロック
ロックの音女(おとめ)チャットモンチ-が3rdアルバム「告白」を来月発売を控えて、先行シングル「Last Love Letter」を本日リリース!!
早速ディスクレビューしましょう。

M1.Last Love Leter
いわゆるアルバムの先行シングルです。ちょうど一ヶ月後にアルバムが出るので、そのアルバムの表題曲といっても過言ではないでしょう。
作詞はアッコ。過去の自分に向けて最後のラブレターを書いたとかそんなような詞。どポップみたいなタイトルだけど別にラブソングでもない。シンプルなメッセ-ジ性感じる内容です。
肝心の曲、というか演奏は、物凄いカッコいい!!ベースソロからドラムが入ってきてのリズムのみだけでメロディアスな展開。そこからギターが唐突に裂け入り、強烈なアンサンブルを生みながら歌メロへ。
Aメロからすぐサビ。キャッチ-なサビはさすがのメロディーメイカーえっちゃん。
個人的には歌、よりは、イントロ・間奏・アウトロの演奏そのものがとても好きだ。
メロディラインの良さが売りのチャットだが、それだけではなく、演奏力そのものがかなり上がっている。これは恐るべしである。
そしてバンドの結束感、方向性がひしひしと感じられ、輝けるロックの未来に突き進む姿が浮かび上がるチャットモンチ-の新たな布石となる一曲となっている。

M2.片道切符
クミコの作詞。ベタな世界観だけどノスタルジーを感じさせ、友達とか故郷とかの青春モノを書かせたらクミコは強い。曲もノスタルジックですな。

M3.Good luck my sister!!
これもクミコの作詞。クミコは高橋家の三人姉妹の次女。妹は書家で、ライブツアーの題字担当でお馴染みで「親知らず」にも登場。でも姉は「親知らず」に出てこないので、家族から仲間はずれで寂しかっただろうが、遂に姉の為に曲を作った。最近お姉さんは結婚したそうで、その為のウェディングソングです。こんなポップソングも書けるチャットモンチ-はすごい。

そして注目すべきは、全曲セルフプロデュースである。
セルフプロデュースはチャットモンチ-のミュージシャンとして目指すべき課題であり、その第一歩として、前々作、前作のシングルのカップリングで挑戦。そして今回シングルのリードトラックを含め、三曲全てセルフプロデュースになっている。
ここまで来るともう誰がプロデュースしても変わらない。アプローチというよりは、チャットモンチ-というバンドそのものの勢いが有り余って、何やっても良い方向に向かうに決まっているからである。実際三曲とも何ら違和感はない。

3rdアルバム「告白」はロッキンオン誌でも大絶賛され、20ページ近い特集組まれる始末。
シングル「ヒラヒラヒラク秘密ノ扉」、「風吹けば恋」、「染まるよ」と、今作「Last Love Letter」が全部入ってると考えればそれだけで不安要素はない!!アルバムが傑作に決まっている!!
このシングルにはPCのドライブでウェブにアクセスすると、アルバム曲を先行試聴出来る。でもわざわざしないけどね。楽しみは先にとっておく主義だから。
ま、来月3月4日まで待ち遠しいですが、このシングルで我慢しましょう♪

オススメ度(ロック評価)・☆☆☆☆