共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

塩焼きを飛び越えて

2018年10月15日 21時56分08秒 | グルメ
今日は小田原の教室の日でした。

昨日のめくるめくストラディヴァリウスに囲まれた夢のようなひと時から一転、今日はひたすら現実と向き合う一日となりました。たまにああいう浮世離れした時間も必要だとは思いますが、次の日になってやることのギャップが激しいと、それはそれで疲れる…ということが、今日になってよ〜く分かったような気がしております(ーー;)。

教室を終えて小田原駅に戻って、そのまま夕飯を済ませてしまおうと思い立ちました。それで、小田急線の改札内の横にある駅蕎麦《箱根そば》に寄っていくことにしました。

小田急線の主だった駅には必ずこの《箱根そば》があるのですが、小田原駅の店舗にだけ一つの店舗の中に蕎麦・うどん部門とは別に、独立したカレー部門が存在しています。ビーフ、ポーク、チキンといった基本的なものから、野菜ジュースカレーやコロッケカレーといった具材の入ったものまで何種類かあるのですが、今日行ってみたら、期間限定で『さんまフライカレー』なるものがあったので、今日はそれにしてみました。

昭和感満載のアルマイトの皿にポークカレーがよそわれ、その上にさんま丸々一尾分のフライがドドン!とのって、そこにタルタルソースが添えられています。さんまは小骨が全て取り除かれて食べやすくなっているのですが、その加工のせいなのか、それともカレーと組み合わせた結果そうなってしまったのかは定かではありませんが、いわゆるさんまならではの青魚感が弱いような気もしました。でもこれはあくまでもカレーであって、さんまそのものを主役として味わうわけではありませんから、殊更青魚の香りが前面に出てこなくてもいいのかも知れません。

何だか定番の塩焼きを頂く前から、先に生さんまとさんまフライを頂いてしまいました。そのうちシーズンが終わってしまわないうちに、塩焼きも頂こうと思っております。
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