のんびり里山日記

里山を次の世代へ引き継ぐために、何かできることはないかな? のんびりと考えながら、里山のできごとを紹介していきます。

行きつけ

2007年01月30日 | お出かけ

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 今夜の夕食は『お寿司』(^^)v
 同じ町内(とは言ってもかなり遠いですが 笑)の行きつけのお寿司屋さんです。
 父が大好きなお店なんです。

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 写真は、太刀魚の刺身、自家製の柚子ごしょうで頂きました。
 毎回、カウンターに陣取って、マスターと奥さんとお話しながら食べます。マスターは畑を作っていて大根やネギはも自家製、お客さんも野菜を作っている人がとても多いんです。

 最近、イノシシが多いとか・・・イノシシが多産になったとか・・・
 野菜の作り方とか、山歩きの話に、昔の遊びの話まで、さまざまな話が聞けます。
 それが楽しい!

 今夜は、有明海の海の幸の話でした。
 今では食べられなくなってしまった あげまき どうきん しし貝 ムツゴロウ 捕り方から調理法まで話は尽きません。
 もちろんギロチンの話はヒートアップ!(^^; こればかりは、賛否両論なのが現実です。
 おじさんたちの話に耳を傾けて、知らない諫早弁に首を傾げ、おいしい料理に舌鼓!

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 話が盛り上がり、ちょっと飲みすぎな父(笑)
 もちろん私は、お茶だけで父を連れて帰りました。


新年会

2007年01月22日 | 自然観察

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 ネイチャー佐賀という佐賀県の自然観察指導員のグループの新年会に行って来ました。
 1品持ち寄りということで、ちらし寿司を作って唐津市肥前町まで3時間弱、道に迷いながら・・・(^^; 迷子になるかと思った(笑)

 新年会の案内には、料理1品、飲み物1本、1コケ持参。
 1コケ? もしやズッコケネタを披露するのかと思っていたら、1苔。。。

 なんで苔かと言うと・・・苔の中にクマムシという奇妙な奴が生息しているらしく、クマムシを探せ!という企画だったのです。
 このクマムシ、とってもすごい奴らしく、熱湯も冷凍もOK!温泉の源泉もOK!さらに、レンジでチンしても大丈夫???
 きっと宇宙空間に生身のまま放り出しても死なない生物に違いないと期待(?)が高まっているのだそうです。←きっとごく一部の人ですが(笑)

 ただ、お酒を片手にいるかどうかわからないクマムシを、実態顕微鏡で探すのは・・・
 結局、会長さんががんばり、皆、『クマムシがいたら見せてね!』と、お酒から手が離れず。。。
 夜もふけた頃に、1匹の挙動不審な虫を発見!
 いや、これが、本当に挙動不審というか、元気に歩き回る姿はマンガっぽくて、どう見ても探していたクマムシではなさそうなんだけど、夜中の酔っ払い集団はその虫を見て満足したのでした。

 来週には、田んぼの観察会が行われるそうで、楽しい企画がいっぱいのネイチャー佐賀。
 お近くの方は、ぜひ観察会に参加してみてくださいね!


ただより高いものはない

2007年01月14日 | 里山

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 父が松の苗木を買ってきました。
 我が家にも松の木は何本もあるので、『なぜに?』と聞くと、
『正月飾り用にちょうど良い葉の長さのがないから』なのだそうな。

 目論見としては、年末に竹と松を農協直売所に出すらしい。
 昨年末まで、3年目になるが竹を出荷しているのだけど、竹は水揚げが難しい。
もし、竹を買おうと思う方、父の出したやつを買って!(笑)
 持ちが違いますよ。←企業秘密な仕掛けがあるんだそうです。

 さて、年末のニュースで正月飾り用の松欲しさに、神社の松を倒したなんて罰当たりな話がありました。
 最近、『ただより高いものはない』なんて言葉はなくなってしまったんでしょうか?
 でもねぇ、このツケを払うのは次の世代のような気がしませんか?
 それって、相当高くつきそうですね(^^;

 父が出している農協の直売所も、お正月前で品数が増えると、半分くらいはレジを通らずに無くなってしまいます。
 そんなことを考えると、正月の松飾が欲しいと、小さな苗木から育てようとしている父に、ちょっと感動しますね。(^^)v

 『ただ』が安いかどうか、ちょっと考えてみてはいかがでしょう?


鬼火焚き 2

2007年01月08日 | 里山

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 昨日の夜6時半頃から、我が家の向かいの田んぼで鬼火焚きが行われました。
 ヘルメットをかぶったおじさんが、これから火をつけますからと声をかけに来てくれましたが、ちょうど夕食の準備中で、更に油を使っていたので、調理後のぞくとかなり竹は燃えた後でした。

 お向かいの田んぼなんですが、隣町なので全く交流がなくて、声をかける勇気はありませんでした。
 昼間なら顔が見えるけど、真っ暗だから。。。(^^;

 ニュースを見ていると、鬼火焚きの話題は出てくるものですね。子どもたちがおいしそうにお餅を食べていましたよ。
 7日の早朝から行ったところもあるようですし、風が強かったので消防団の方たちは大変だったでしょうね。

 成人式も終わり、お正月気分も終わりにして、今年の一歩を踏み出さないとなぁ~!


鬼火焚き

2007年01月06日 | 里山

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 生憎の天気です。夜になりあられが降っています。
 全国的に荒れ模様のようですね。せっかく準備している鬼火焚きの竹もかなり崩れているようですし、この強風では実施不可能かな。。。

 鬼火焚きは、どろさん(どろんこブログ)の書き込みでも全国的だということですが、たろーくんによると宮城はなし、私も福島ではありませんでしたので東北は微妙?(笑)
 ただ、長崎も私が越してきた頃は中断していて、最近見直されて復活しているので、東北もそうかもしれませんね。

 父の話によると・・・(5,60年前の話)

 子どもたちは、冬休みに入ると地区ごとに竹の確保が重要な仕事。昔は竹は貴重な資源、鬼火焚きをするだけの竹を集めるのは大変だったとか。
 特に父が住んでいたのは小野島町で、干拓地なので山がなく、よその地区に竹を盗みにも行ったそうです。昼間に行くとそこの子どもに追い払われるので、夜の8時に集合して肝試しのごとく竹を集めていたそうです。
 小さい子は泣き出すし、枝の部分を踏んで落し、気が付くと半分も持っていなかったなんてこともあったそうです。

 6日の朝から田んぼの真中に鬼火焚きの準備を始めます。真中に支柱を立てその周りに竹を立てかけインディアンのテントの布無し状態にします。父は家と呼んでいました。
 出来上がると近所の家々を回り、残っているお餅をもらって、その中でお餅を焼いたりして過ごしたそうです。
 準備が整うとよその地区へ見に行ったり、見に来たり、中でおもてなしをすることもあれば、冷やかし等々で喧嘩になり、追い掛け回したり、小中学生の男の子だけで行う行事だったそうなので、そうなるのかな?(笑)

 6日の夜は、その竹の家に泊まり、7日の早朝5時ごろから近所の人が正月飾りを持って集まり、火をつけました。その火で餅を焼いて食べたり、火種を持ち帰って七草粥を作ったりとかして、無事終了。

 完全な子どもの行事だったようですが、今、それはできませんね。。。

 そうそう、同じ町内の鬼火焚きの様子を「マイタウンいさはや」という諫早の情報を扱うホームページが取材したものがあります。⇒ こちら 音が出ますので注意!

 
とりあえず、明日は早起きしてみよう!!!