のんびり里山日記

里山を次の世代へ引き継ぐために、何かできることはないかな? のんびりと考えながら、里山のできごとを紹介していきます。

梅酒

2010年05月26日 | 里山

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 梅が実りました。例年、2キロも実をつけない庭の梅の木が、今年は大収穫です。

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 木の高い位置はのものは、父が脚立に登って採ってくれました。
 一緒に剪定もしています。

 『桜切るバカ、梅切らぬバカ』といいますが、剪定の仕方がコツがあるようです。
 剪定の仕方で、翌年の収穫量を左右すると言うことでした。

 我が家の梅の木が大量に実をつけたのは、老木であり木が子孫を残そうと必死なのかな?と勘ぐったりしています。

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 早速、梅酒を漬けました。(^^)v 夏用と冬用です。
 梅酒は最近人気で、いろんな酒蔵のものがありそれぞれの味わいがありますが、自分で漬けると、自分の好みに作れる楽しみがあります。

 夏用・・・梅:500g 氷砂糖:250g ホワイトリカー900ml
 冬用・・・梅:500g 氷砂糖:500g ホワイトリカー900ml

 梅は、きれいに洗って水気をふき取り、包丁で縦に切り込みを入れます。
 爪楊枝や針で全体に刺す方が良いそうですが、面倒なので・・・(笑)
 梅の表面に傷をつけておかないと、梅がシワシワになってきれいじゃないし、仕上がり時期も遅くなります。
 下ごしらえしたものをビンに全て入れて、冷暗所で保管します。

 3ヶ月で飲めるようになります。梅は一年で取り出して、梅酒はビンなどに移して保存すると良いです。

 夏用は、氷をいっぱい入れてさっぱりと飲みます。
 冬用は、寒い時期のキャンプ用に作っているもので、お湯割専用です。焚き火を囲んで熱湯で割った梅酒のカップで手を温めながら飲むと、と~ってもしあわせ!!!

 おいしくできますように!


ウラシマソウ

2010年05月23日 | 季節

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 先日、県民の森の職員さんから、『ウラシマソウが咲いているよ』という電話をもらい見に行きました。
 実物を見るのは初めてです。思い出深い花なんです。

 子供の頃、図鑑をシリーズで買ってもらって方、多いと思います。
 我が家でも兄が幼稚園に入る頃に揃えられていたように記憶しています。
 今、思い返しても植物図鑑が好きで、よく開いていていました。
 その中でも『ウラシマソウ』は、浦島太郎が釣り糸をたらしている姿からつけられたという名前に、興味がわいていたのです。

 字が読めるようになると、ウラシマソウには毒があると書いてあり、父に教えてあげたんです。
 その返答は、『このウラシマソウは、ヘビの口みたいな花から毒を飛ばし、目の前を通る動物を殺すんだよ』というもの。。。(^^;

 その日から、出会ったことのないウラシマソウは元より、似ているマムシ草も、私にとっては恐怖の対象になり、育った牧場の防風林の林縁に大量に咲くマムシ草には、夢でうなされるほどでした(笑)

 ようやく出会えた本物のウラシマソウ。嘘つき大魔王だった父(最近そんな嘘はつきませんが・・・)との思い出を、にが~く思い出したのでした。


新緑散歩

2010年05月16日 | ながさき県民の森

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 ながさき県民の森で『新緑散歩』と題して、自然観察会を行いました。天気の心配があったとのことで、キャンセルが多かったのですが、とっても良い天気で楽しい一日になりました。

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 『新緑』と聞くと黄緑色を思い浮かべますが、照葉樹林の新緑は彩り豊かです。
 こちらはタブノキ。これから実がつきますが、この赤い柄がとても目立ちます。

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 こちらは、アセビです。花は終わっていますが、その後に伸びた葉はオレンジがかってきれいです。

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 ギンリョウソウです。鏡を使って花(?)の中を覗いてみました。
 ブルーでとってもきれいです。

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 ギンラン。。。

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 キンラン。。。

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 秋の紅葉が美しいニシキギの花は、地味でした。 初めて見た!

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 コガクウツギです。。。

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 サラサドウダン。。。縦じまデザインのお花がかわいらしい。。。今年は少し遅いでしょうか?

Pict7265  ヌマスギの新緑。こちらではめずらしい針葉落葉樹です。
 落葉樹の新緑は、やわらかい黄緑、みずみずしい爽やかな色ですよね。
 梅雨に向けて、木々がいきいきとしていくのがうれしいですね。
 晴れて本当に良かった!!!

 これからよい季節です。ぜひ県民の森へ遊びに来てください。


夏も近づく紅茶作り

2010年05月05日 | 里山

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 少し遅めですが、茶摘を行いました。
 あちこちに散らばっている茶の木から新芽を摘みましたが、チャドクガの毛虫も発生していて、ビクビクしながらのお茶摘みになりました。
 父と私は同じ高校を卒業しましたが、父が在学当時は茶園があり、茶摘の時間があったそうです。できたお茶を売ってクラブ活動費に当てていたとか・・・
 時代が変われば・・・ですね(笑)

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 今年は紅茶にチャレンジしました。
 緑茶と紅茶の違いは、加熱してから揉むか、揉んでから加熱するかの違いで、生茶葉を揉んでいれば、基本的に醗酵して紅茶になるみたいです。

 茶葉を1時間ほど天日に干して、そこから1時間お茶の葉を揉みます。
 洗濯板を使うと良いそうですが、私はひたすら手で揉みました。
 揉んだ茶葉は、濡れふきんにくるんで1時間放置します。←醗酵中!

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 醗酵が終わった茶葉をホッとプレート(100℃)で加熱して乾燥させます。
 乾燥していくと紅茶の黒っぽい色へ変化していきます。

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 緑茶より味はよかったです。
 作業としては単純なのですが、1時間の揉みこみ作業がとても疲れます。ちょっと筋肉痛です(^^;

 採りたての茶葉は晴天で1時間かな?2時間ほど天日干ししたほうが、水分も減るししなっとなるから、揉むのが楽のようです。
 醗酵時間も気温が夏日なら1時間でもOK? もう少し時間を長めに取れば、しっかり醗酵するようです。

 体力さえ惜しまなければ、安ものの紅茶以上の味は出ますので、緑茶よりオススメです!
 親戚がタケノコ掘りに集まりましたので、お茶の時間にみんなが持ち寄ったお菓子と共に頂きました。お世辞をひいても好評のようでした(^^)v

 来年は、もう少し本格的に作ってみようと思います。
 ハーブをブレンドしても楽しいかも\(^o^)/


突然、初夏?

2010年05月04日 | 季節

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 先週まで、仕事に行くのにコートを着るかどうかで悩んでいました。今日は、半袖を着ようか悩んでいます(笑)
 初春から初夏へ、春真っ盛りという気分を味わうことなく夏へ突入していきそうです。

 今年もヒトツバタゴの花が満開です。
 ニュースでは、寒さのため花の開花が遅れていると聞きますが、長崎は概ね例年並みに開花しています。

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 こちらはシラン。
 『知らん』ではなく、『紫蘭』です。父に3回ほど問いただしてしまいました(笑)

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 シロツメクサはそろそろ終わりでしょうか。
 子供の頃は花冠を作っていましたが、花がパサパサしたイメージがあり食べられるとは思いもよらず・・・
 若い花を天ぷらにするとあまくておいしいですよ。

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 梅の実もだいぶ大きくなりました。
 今年も梅酒を漬けようと思いますが、去年のものがまだ残っている。。。今年はあまり梅酒を飲まなかったなぁ。
 梅干つくりは父にお任せしています。私はあまり梅干を食べないので・・・

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 初夏の緑がまぶしい季節、木の実が色づきだしてまた楽しい季節がやって来ます。
 連休のラスト1日、何をして過ごそうかな???