のんびり里山日記

里山を次の世代へ引き継ぐために、何かできることはないかな? のんびりと考えながら、里山のできごとを紹介していきます。

今年最後のブログ

2009年12月31日 | お出かけ

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 今年最後の日は、長崎でも雪になりました。寒いです。

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 年末、今年も鹿児島の親戚の家に行きました。
 じいちゃん、ばあちゃんは、80歳を過ぎてとても元気ですが、いろいろとお手伝いをして来ました。
 そのひとつが、柚子の収穫。毎年たわわに実るこの柚子の木は、母が亡くなる前に持って行って植えたものだそうで、じいちゃん、ばあちゃんも大切に育ててくれています。

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 父は庭の松の剪定をしていました。
 松の木は、手入れがとても大変だそうで、年に2回は芽摘みをするのだとか・・・
 剪定の仕方にも地方色があるそうです。
 九州の剪定の仕方は、雪の重さの心配をしていないため、東北で同じことをすると枝が雪の重みで折れてしまうのだそうです。
 枝や葉を落として、下の植物にも日があたるようにしてあげるのも、剪定の重要な役割なんですって。

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 12月の上旬には、我が家の祖母の法事があり、親戚が集まったのですが、こうして一族が集まって、食事をして話をすることってとても幸せなことだと思います。
 できるだけみんなの負担にならないように、何事も内輪で行ってしまいがちですが、少し視点を変えて、お金の負担も労働の負担も、みんなで協力することって大事なことではないかと思った1ヶ月でした。

 よその台所に立つのは、勝手もわからないので苦手ですけど、情報交換をしながら自分のルーツの味を覚えていくと思えば、悪くないなぁと思います。

 来年は、より多くの人と一緒に、昔は当り前だった手作業を行えたらと思っています。
 更新が遅いブログを読みに来てくださった皆様、本当にありがとうございました。
 来年も、どうぞ宜しくお願いします。m(_ _)m


炭焼き体験

2009年12月01日 | 自然観察

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 日曜日、天気を心配しながら炭焼き体験を行いました。
 新型インフルエンザの影響で、学級閉鎖が続いており、消化しきれなかった学校行事が目白押しで、我が家のイベントは閑古鳥となりました。

 ネイチャー佐賀の仲間が、移動式の炭焼き機を作成し、持ち込んでくれたため、試しの炭焼きとなりました。

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 竹は、以前切り倒していたものを集めて詰めました。
 火を全体にまわして高温にし、まずは水を飛ばして乾燥させるのが重要。
 団扇を使ってガンガンと燃やしました。

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 窯の下に、ポタポタと落ちるしずくは竹酢液です。
 普通は煙突から出る煙を使ってとるんですけど、ラッキーなことに窯の隙間から出てきたようです。

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 火のまわり方がうまくいかず、両端は焼け残り、うまく炭になりませんでした。
 炭窯試作第1号、火加減や火のまわり、入れる竹の量や大きさなどなど、もう少し試行錯誤してデータを集めなければ、立派な炭は焼けないようです。

 途中、少し雨も降りましたが、天気予報が外れてよいお天気でした。
 今回の失敗を教訓に、次の炭焼きを楽しみたいと思います。
 また、炭焼きしますので、遊びに来てくださいね。