のんびり里山日記

里山を次の世代へ引き継ぐために、何かできることはないかな? のんびりと考えながら、里山のできごとを紹介していきます。

今年の秋色

2006年10月31日 | 季節

Kouyou
 雲仙では、紅葉が始まりました。とは言っても台風の影響で葉が枯れている木も多くて例年のような美しさは望めないようです。(^^;
 朝夕はさすがに肌寒くなってきましたが、日中の気温はまだまだ暑くてびっくりです。

 明日から11月、郵便局の前を通ったら年賀状の文字が踊っていました。
 あっという間に今年も終わってしまう。。。ぼーっとしていられないぞ!!!


一雨ごとに・・・

2006年10月26日 | 季節

Asa
 朝夕、寒くなってきました。うっかりと薄着で寝ると寒くて目を覚まします。
 日の出が遅くなってきて、秋も深まってきたなと実感する今日この頃。
 ニュースにもなるほど雨が降らなかった長崎に、ようやくお湿り程度の雨が降り、とたんに朝のあいさつが、寒くなったねーに変わりました。

Tuwabuki
 庭には、ツワブキの花が咲き始め、新蕎麦の話を聞くとツワブキの花のてんぷらを添えたお蕎麦でも作ろうかな?と、やはり、花を見ても食べることばかり考えてしまいます(^^;

 明日の朝は、ちょっと早起きして、秋の冷たい空気を楽しみながらお散歩にでもでかけようかな?


地道な作業

2006年10月19日 | 里山

Goma1
 朝、父が大きなため息とともに起きてきた。理由は・・・
 夕べ遅くまで、乾燥させたゴマの中に入っている小さなゴミを取る作業をし、それを元の器の中に戻してしまったらしい。
 7月にお花をUPしましたが、ようやく収穫となっても、なかなか手間のかかる食べ物なのです。
 農協の直売所で売っていますが、市販のゴマは一体どうやってゴマだけにしているのか、父は首を傾げていました。手間から考えると割に合わない食材のようです。
 それにしても、農家の夜は夜なべ仕事でいっぱいです。今夜も父は茹でた四角竹の皮むきをしています。フレーフレー父!!!

ご要望にお答えして、キンモクセイ酒の作り方。。。
1.雨の翌日、花が乾いてきたら木をゆすって花を落とし収穫します。
2.ゴミや虫を取り除きます。←適当、ちょっとくらい入ってても死なないし(笑)
3.容器の2/3程度キンモクセイの花を入れ、お好みで氷砂糖を入れます。1.8リットルに500gが目安です。
4.レモンを適量入れます。
5.ホワイトリカーを注いで1~2ヶ月で出来上がります。
花を濾してから、更に寝かせるとよいですよ。

大量に作ると、花を集めるのが大変なので、300~500cc程度のコーヒーの空き瓶とがお勧めです。花は、洗わないで下さいね。水を入れてはダメ!
500gくらいのコーヒーの空き瓶なら、レモンの輪切りは3~4枚でOKでした。
未だかつて、試飲をした方で金木犀だとわかった人はいません。
ちょっとおもしろいので試してみてね。
同様に、蓮華の花でもできますよ(^^)v


台風を乗り越えて

2006年10月18日 | 里山

Kinmokusei
 9月の台風13号で花を全て落としたキンモクセイが、今、満開で家中よい香りに包まれています。←私はこの匂い好きなんです。
 葉も東側は全て落としているにも関わらず、見事な咲きっぷりです。
 毎年、2度花の時期があるキンモクセイなので、1度目がダメでもこうして花を楽しむことができるんでしょうね。

 近所の田んぼも全て刈入れが終わり、景色はすっかり秋です。
 そう、景色は秋なんですが、気候はまだまだ暑い。一雨ごとに寒くなると言いますが、雨が降らないからしょうがない。(^^;
 せっかくの満開のキンモクセイですが、雨が降らないので埃まみれで、これではキンモクセイ酒を作る事もできません。

 夜に庭を歩いているとミミズを踏んでビックリします。
 土の中の水分が少なくて、彼らも住みにくいだろうなぁ~
 春の長雨の日照不足、秋は雨が降らず・・・ 野菜は今年も高いのかな?

 台風を乗り越えて健気にがんばっている植物たちに、恵みの雨はまだかな?


ふるさとの自然

2006年10月17日 | 自然観察

Kurokami
 週末、NACS-Jの自然観察指導員講習会にスタッフとして参加してきました。
 写真は、佐賀県山内町の黒髪にある夫婦岩です。すごい景色ですよね!

 講習会は、自然保護のことを学んだり、自然観察の実習があったり、夜は飲み会(^^)vと、盛りだくさんの内容でした。新たな友達ができたり、懐かしい顔に合えたり、自然観察の楽しみは、私の場合、半分以上人と会う楽しみでもあります\(^0^)/

 中でも印象的だったのが地元の講師の方の自然観察会で、地元の言葉でふるさとの自然や生活を表情豊かに語っていただきました。葉っぱを食べたり、イノシシのヌタ場(泥浴びをするところ)を見せてもらったり、まさに黒髪と言う場所を紹介してもらいました。
 そして、この夫婦岩ですが、年に一度12月31日の夜にそっと寄り添うんだそうです。でも、誰か一人でも見ていると絶対に寄り添わない。
 そこで、地元の人は、12月30日に夫婦岩のライトアップをしてお祭りをするんです。31日は夫婦岩が寄り添えるようにそっとしておいてあげるのだとか・・・

 素敵な話を聞けて、素敵な仲間に会えて、とっても楽しい時間を過ごせました。
 ふるさとの自然だけじゃなく、そんな言い伝えも大切にしていけたらと思った講習会でした。