のんびり里山日記

里山を次の世代へ引き継ぐために、何かできることはないかな? のんびりと考えながら、里山のできごとを紹介していきます。

どんぐり教室

2008年10月28日 | 自然観察

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 毎年恒例になりました、県民の森の『どんぐり教室』を行いました。
 日曜日はあいにくの雨だったのですが、子供たちは元気にどんぐりを拾っていました。

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 どんぐりと言っても種類はたくさんあります。長崎ではクヌギやマテバシイなどが多いですが、県民の森のある西彼半島は、アカガシなどのカシ類が多くて、良質な木炭の産地だったようです。
 どんぐりは童謡でも歌われますが、私たちの生活と深く結びついた木なんですね。

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 午後からは、拾ったどんぐりや木の実を使ってクラフト教室になりました。
 みなさん、とっても個性的なクラフトを作っていました。
 『どんぐりのひみつ展』も開催中なので、ぜひ県民の森まで遊びにきてください。


自然の浜

2008年10月19日 | 自然観察

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 10月のはじめ頃の写真です。熊本県牛深の浜です。
 このところ、秋晴れが続いて本当に気持ちがいいですね。この牛深の浜は、大河ドラマ『武蔵』の巌流島の決戦のロケ地なんだそうです。←見ていないから知らないんですけど(笑)

 本当に浜も水もきれいで、泳いだら気持ちいいだろうねと言いながら、せっせと調査していました。
 きれいすぎるのか?虫の姿はあまり見れなかったのですが、ハマオモト(ハマユウ)が群生していて花の時期は見事だろうなと思います。

 護岸整備をしていない自然の浜を見ることはほとんどなくて、時代劇のロケ地を探す人は、本当に苦労するだろうなぁとしみじみ思います。

 先生とよく話をするんですけど、日本はあまり良くないことは欧米の真似をするのに、国立公園などの管理の仕方などは決して学ばない、変な国だねと・・・
 世界遺産のブームになっていますけど、自然遺産なら人が入らないくらいの保護の仕方でもいいんじゃないかな?道路整備して観光客誘致するなんて、変な話だと思うんです。

 久々に、人工物がない浜は幸せな気分でした。
 今、手を入れてないところは、今後も手を入れずに次の世代へ残していきましょうよ!!!


イノシシ対策

2008年10月15日 | 里山

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 秋も深まってきました。我が家の蕎麦畑には、花を目当てにいろんな虫が飛び交っています。蕎麦の実が食べられるなら、蕎麦の花も食べられる?と、お昼にお花を天ぷらにしてみました。おいしかったですよ!

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 先日の中山さまの『野へ山へ』で、ムラサキシキブの実を食べたというので、チャレンジしてみました。(笑)
 甘いんだけど、食べるところが全くないと言っていいほど、種と皮でした。(^^;
 父が、食べられる植物の本を図書館から借りてきていたので調べたところ、リキュールに使うとのこと。まあ、果実酒ですね。
 確かに、この甘さと、色を考えると、きれいな果実酒ができそう。挑戦する価値はありそうですね。

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 秋の収穫、冬野菜を無事に頂くために、父が電牧を設置しました。
 これで、今年はサツマイモも食べられるかな?
 今年は、夏の間もイノシシの被害に遭い続け、イノシシの数がかなり増えているようなのです。
 猟師さんの話によると、最近、檻の設置が増えているけど、親はなかなか入らず、ウリ坊が入っていることが多いのだそうです。かわいいウリ坊を殺すのがかわいそうになり、放してしまうそうなんです。
 イノシシをとるような野生動物もいないので、ウリ坊は成長し大人になるし、子がいなくなった母イノシシは、また次の子を持つようになるそうです。
 イノシシは、年に一産しかしないのに、実際は二産も三産もしている形になってるんですね。

 イノシシとの良い共存のし方はないのでしょうか???


出発点

2008年10月06日 | 同窓会

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 大学の友人と年に1回旅行をしています。今年は学生生活をおくった松江へ集合しました。
 懐かしい顔とおしゃべりに花を咲かせ、自然観察の仲間とはまた違う、充実した楽しいたびになりました。
 宿が宍道湖畔の松江温泉だったので、朝からお散歩に出かけました。
 小泉八雲が愛した松江の街もいつの間にかビルが立ち並び、大学時代ののんびりとした街とは少し趣を変えていました。

 自然観察に出会ったのが大学時代、この松江だったんですよねぇ
 あれから何年経ったことやら、ここまで自然観察を続けているとはあの頃は考えることもなかったなぁと、しみじみ思いました。

 歩道がきれいに整備され、街路樹や植え込みが手入れされていて、少しよそ行きの顔をした宍道湖が遠い存在に感じるのも仕方ないのかなぁ?