のんびり里山日記

里山を次の世代へ引き継ぐために、何かできることはないかな? のんびりと考えながら、里山のできごとを紹介していきます。

もぐらさん

2006年09月29日 | 里山

 我が家の庭に、もぐらが死んでいます。
 朝、発見して仕事に出かけ、帰ってきてもまだそこに・・・
 さすがに写真を撮るのはためらわれて、写真はなしです。(^^;

 畑や庭をボコボコにするもぐら。農家の厄介者で、正月には「もぐらうち」なんて行事があるぐらいの嫌われ者。
 ・・・がしかし、手のひらに乗るくらいの大きさ、ビロードのような毛、触ってみたい動物でもあり、勇気を出してモグラの死体を触らしてもらいました。
 その毛艶と言ったら、なんと滑らかで触りごこち最高!←死体ですけど(^^;
 大きな手は爪が硬く、これであの厄介なトンネルを掘るのかぁと感心。

 それにしても、朝から死んだ状態で放置されているにも関わらず、食べられたり、持っていかれたりしなかったのを不思議に思っていると、父が「もぐらは食えないって本当なんだなぁ」と。
 皮だか毛のせいだか、硬いのか弾力がありすぎるのかはよく覚えていないそうですが、噛み切れないのだそうです。ホントかな? 知ってる人がいたら、教えてください!

 今度は生きたモグラにあってみたい。←そんなことを言っていると、お父さんに怒られる?(笑)


秋の風景

2006年09月25日 | 里山

Higanbana_1
 田んぼのあぜ道は、彼岸花で満開です。稲穂の黄色と彼岸花の赤がとてもきれいです。

 そう言えば、なんで田んぼのあぜ道には彼岸花なんだろう?
 ちょっとネットで検索してみるといろんな説が出てきました。
 彼岸花の根には毒があるので、ネズミなんかが土手や畦にアナを掘らないためとか、彼岸花は根をしっかり張るので、畦の補強に良いとか

 中でもビックリしたのは、この根というか球根みたいな奴(鱗茎と言うみたいですが)には澱粉が多く含まれていて、彼岸花の毒は水にさらすと抜くことができるそうで、飢饉の時のために植えていたという話もあり。←本当でしょうか?

 子どもの頃に、彼岸花は薬になると聞いて食べて死んだ人がいると教えられましたから、そんなに簡単に食べられるとも思えませんし、毒が抜けたというのをどこで判断するのか定かでないので、こればかりは試さない方が良いかと思われます(笑)

 そんな話は置いといて、やはり頭を垂れた黄金色の稲穂とこの彼岸花の組み合わせは、日本の秋を代表する風景ですよね!
 実りの秋は目の前です\(^0^)/


台風一過

2006年09月20日 | 里山

Taifu1
 台風のお見舞いメールをたくさん頂きましてありがとうございます。
 我が家は無事です(笑)

 写真は17日の夕方、最接近の直前です。キンモクセイの木が風に耐えています。
 さすがに今回の台風は長崎を直撃! ほんのちょっとの進路の差で、あまり被害が出ずに済んだようです。
 我が家は、ちょうど風の通り道から外れているので、雨戸も閉めずに荒れ狂う空を眺めていました。

Taifu2_2  大変だったのは翌日です。
 台風が通過後に停電し、夜中から翌夕方まで、ずっと停電していました。水をくみ上げるポンプも止まり、何もできない・・・
 でも、そこは田舎です。(^^)v
 台風の前に水をため置きし、コンロはIHなんて使いません。近所のどの家も、食べるのは困らないんだけど、冷蔵庫がねぇ~・・・なんて(笑)
 することもないので、カメラ片手に近所を散歩すると、台風の潮風の影響で枯れた葉があちこちに。
 クズやタラの木、野菜もほとんどやられてしまいました。
 また、野菜が高騰するのかしら?

 諫早市は、やはり停電の被害が大きく、瓦が飛んだり、看板がはずれたり。海岸近くでは高潮が発生して、床下浸水が少々あったとか。

 木が倒れて、道をふさいだり←これも田舎だと近所の人がチェーンソーで片付けちゃいますが(笑) 

 停電でボーっと過ごしている人間を尻目に、蜂や蜘蛛や鳥たちは、台風中の空腹を挽回するかのように動き回っていました。

 メールのお礼はボチボチさせていただきますが、まずはご報告まで・・・(^^)/~~~


秋の空

2006年09月14日 | 里山

Sora
 仕事の帰り、信号待ちをしていたら、あまりに清々しい空だったのでパチリ!
 昨日の雨のお陰で風は涼しく、空気はサラサラ、段々と秋が近づいてきていますね。

 天高くうさぎ肥ゆる秋←ご飯がおいしくて(笑)

 秋の空の青って本当にきれいですね。黄金色の田んぼもあと少しで刈りいれが始まるし、新そばだってもうすぐだし、栗のイガも大きくなって、毎日がワクワクです。
 庭の片隅には彼岸花のつぼみが・・・

 父は、野菜の種まきに忙しく、夏野菜の種取りを始めました。
 これから家の中は種やら草やらでごった返し、冬の準備に入ります。
 今年の夏は、とっても忙しかったから、晩秋あたり湯治にでも出かけようかな?


そうめん流し

2006年09月11日 | 里山

Satonatu1
 お久しぶりの登場です。我が家でそうめん流しをしました。
 今年で3年目になります。(^^)v
 今年は8人のお客様を迎えて、実施できました。

 天気予報では雨。朝からパラパラ降ったので、スケジュールが狂ってしまい、適当に集まって作業を黙々としていました。
 器もちゃんと作ったんですよ!

Satonatu2
 食べる頃にはしっかり晴れて暑いくらい。常連のお子さんは、そうめんを流すのに夢中です(笑)
 竹に困っているものの、こんな楽しみはやはり竹があったればこそ!
 食後は、なぜかニワトリを家で絞めていた話とかで盛り上がり、世代を超えて子どもの頃を語りました。
 20年くらい前は、食も生も死も身近に存在していたのに・・・すっかり世の中は変わってしまったような気もしましたが、こうして世代など関係なく昔話ができるなんて、もしかしたら、ものすごく贅沢なのかもしれませんね!

 里山というフィールドには、体験を語ること、伝えることというのが、結構重要なキーワードのように感じています。
 ふふ、話し好きの私には、もってこいの企画なのかもしれないわ\(^0^)/