さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 フラメンコ

2013年08月05日 | 海外旅行
セビーリャに到着してホテルでひと休みした後に、夕食を兼ねたフラメンコ見学に出かけました。見たのは、エル・パラシオ・アンダルスでした。

フラメンコは、グラナダやセビーリャのあるアンダルシアが本場と言われています。15世紀頃にスペインにやってきたインド起源といわれる放浪の民のロマ族の踊りに、アラブ的な影響が加わってフラメンコができあがったといいます。

最初に、下のホールで、日本語テープに合わせてのフラメンコの小道具の説明。聞いていたのは、私たちだけでしたが、この説明は無くても良かったですね。



会場は、劇場型の大きなホールでした。観光客向けに、食事をとりながら観劇するスタイルでした。

フラメンコは、ショー・パブのようなタブラオで踊られますが、団体が見学するとなるとこのような劇場型の会場になってしまいます。



一般的にフラメンコの開演は、21頃からなので、7時半開演というのは、観光客向けということです。



写真撮影はOKということで、写真撮影に専念しました。





いろいろなテクニックがありますが、これは、ショールをひるがえす「マントン」。



靴音をたてる「サバティアード」。



腕や手を使った決めポーズ。



扇を使った踊り。



最初のステージは、顔見世といったところでしょうか。



ステージは、次第に熱気を帯びていきました。





どうしてもバイラオーラ(女性の踊り手)の写真の方が多くなってしまいますが、バイラオール(男性の踊り手)の写真もどうぞ。













このステージは、カルメンのようでした。



ドン・ホセをめぐっての争い。



ドン・ホセとカルメンの二人の踊り。



闘牛士が登場してカルメンを誘惑。

で、原作なら、闘牛場前でカルメンはドン・ホセに刺し殺されるのですが、踊りはここまでで終わり。なんだか、中途半端な気持ちになりました。



ステッキを持っての踊り。





とりとなる真打の踊り。











全員が登場して、賑やかな踊りでショーは終わりました。

前回のスペイン訪問では、マドリッドのタブラオ、グラナダの洞窟フラメンコで、二回見ています。マドリッドのフラメンコは、芸が枯れているというのか、後半になると眠くなってきた覚えがあります。また、グラナダの洞窟フラメンコは、テクニックというよりは、賑やかな祭り気分の踊りであったという記憶があります。

今回見たフラメンコは、大観衆を対象にするためか、踊りの所作も大きく、足を踏み鳴らすサパテアードが大きく響く、派手な踊りが多く、楽しく見ることができました。といっても、ツアーの参加者の多くが途中で寝ていましたが。



ショーの最中に食事をとることになったのですが、真っ暗で何を食べているのかが判りませんでした。ストロボを使っての写真で、後で内容が判明した状態です。ワインは食事について出されたものですが、魚介料理に合わせて何で赤ワインなんでしょうかね。踊りの内容は別にして、ここでの食事は期待しない方が良いです。

フラメンコを見終わって外に出ると21時。まだ外は明るい状態でした。
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