さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 バンデアイ・スレイ その1

2010年05月10日 | 海外旅行
二日目の観光の午後は、バンデアイ・スレイに向かいました。この日の観光のハイライトといえます。

バンデアイ・スレイは、シュムリアップの町から北東40kmほどの郊外にある、967年に当時の宰相の菩提寺として造られたヒンドュー経寺院です。シヴァ神とヴィシュヌ神に捧げられています。

「女の砦」とも呼ばれ、小さな寺院ですが、赤い砂岩に彫りこまれた精緻な彫刻は見どころになっています。



入り口の東門のレリーフから、見とれて足がとまってしまいます。



描かれているのは、ナンディン牛に乗っているのでシヴァ神ですね。下には、シヴァ神の子分である大喰らいのカーラが描かれています。



マカラの口からナーガが出てくる所が描かれています。

マカラは、水中及び地上の象徴で、水神ヴェルナとカンジス川の女神ガンガーの乗り物とされています。



カーラ像が複雑な唐草模様の一部になっています。



東門をくぐると、参道が続きます。



参道の脇には、リンガと呼ばれる石塔が並んでいます。

リンガは、シヴァ神の男性生殖器を現しており、女性性器を現す四角い台座ヨーニの上に置かれ、性交状態を示しています。儀式の際には、聖水をかけたといいます。



参道脇に置かれていたレリーフです。

ラーマーヤナから、魔王ラーヴァナがシータ姫を誘惑する場面が描かれています。



第二周壁入り口のレリーフ。カーラの上に座るヴィシュヌ神。



カーラの口から出てくるマカラ。



ヴィシュヌ神の妻ラクシュミーが像の聖水によって身を清めてもらっています。下には、ガルーダとナーガが描かれています。



ラクシュミーの拡大。



第三周壁にある踊るシヴァ神のレリーフ。



シヴァ神の右側で、雷神インドラが太鼓をたたいています。

左下に座っているのは、カリーカラミアという女性。大変美しい王妃でしたが、王が亡くなった後、あちこちの王がこの女性を奪い合い争ったため、カリーカラミアは、自分の魅力、美貌を破壊して欲しいとシヴァ神に頼みます。シヴァ神は、願いをかなえて、美貌を破壊してしまいます。



このレリーフでは、物語性は少なくなって、模様化が進んでいますね。



最上部には、雨を降らせるインドラ神が描かれています。

見応えのあるレリーフが並んでいますが、バンデアイ・スレイの本命は、この後で現れます。
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