さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 九寨溝 その3

2015年11月11日 | 海外旅行
箭竹海に続いて、日則溝の下流部にある熊猫海(パンダカイ)を訪れました。昔はパンダが水を飲みにきていたのでこの名前がついたといいます。

しかし、パンダカイというなら大熊猫海でないといけないのでは。本来、熊猫は発見の早かったレッサーパンダの方をさしています。



この湖も、鏡のように周囲の風景を写していました。



箭竹海からの遊歩道が設けられているようです。



熊猫海からは、熊猫海瀑布が落ちていますが、熊猫海の展望台は観光客で大混雑になっており、時間が無くて見にいけませんでした。



民族風の女性は、グリーンバスのガイドなどの公園スタッフのようです。



続いて、五花海に移動しました。

順序は前後しますが、これは箭竹海への移動の際に撮影した、高台からの写真です。大型バスのすれ違いの関係で、しばらく停車しましたが、五花海を見下ろすのに良い場所でした。

湖畔には遊歩道やテラスが設けられて、大勢の観光客で賑わっているのが見えます。



さらに左にカメラを回した写真。右手の遊歩道から、このテラスまで歩くことになりました。



バスを降りて五花海に向かうと、真青な湖面が姿を現しました。

「九寨溝一絶(九寨溝にしかない)」と呼ばれる九寨溝を代表する風景です。



青い湖面に周囲の木立が反射して、複雑な眺めになっています。



九寨溝では、真青な水が特異的な景観を作っています。これは、水中に飽和状態で溶け込んでいる炭酸カルシウムが微細な浮遊物を核として沈殿するため、極度に透明度が高くなっていることが原因になっています。水は、可視光の内、長波長の成分(赤い光)を吸収する性質があるため、深みでは、水面から入射して湖底で反射した光の内から青い光だけが眼に多く届くようになって、結果として青い水に見えるといいます。

浅い湖に見えますが、これでも深さは5mあります。



神秘的ともいえる静かな山あいの湖の風景が広がっていました。しかし、実際の環境は大きく違っており、遊歩道の橋の上は満員電車並みの大混雑になっていました。



湖底に木が沈んでいるのが見えます。木の表面に石灰分が付着し、いつまでもその形を留めていることが独特の景観を生んでいます。



湖畔のテラスも大賑わいです。



浅い所では、湖底の藻の色を反映して黄色味を帯びていました。



奥に進むと、湖面の色も変わってきました。





奥のテラスまで足を運んでから引き返しました。





橋に戻って、下流方向を眺めました。こちらも美しい風景が広がっていました。



湖底に沈んだ倒木が浮かんでいるように見えますが、湖の深さはかなりあるはずです。

九寨溝に似た景観は、同じカルスト地形であるクロアチアのプリトヴィツェ湖群国立公園でも見られますが、湖面の青さという点で九寨溝の方がより印象的です。もっともこれは、絶好の撮影日和といえる快晴に恵まれたことがあるかもしれません。
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