さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 九寨溝 その2

2015年11月10日 | 海外旅行
紅葉の盛りということで大勢の観光客が訪れるため、九寨溝の入口付近での乗客の乗り降りは禁止されており、観光バスは少し離れた駐車場に停めて、そこから歩くことになっていました。泊まったホテルは、その駐車場からさらに少し遠い所にありますが、バスに乗っても乗り降りに時間がかかるだけという微妙な距離のため、ホテルから歩き出すことになりました。

歩いていくうちに観光客の団体で混雑するようになってきました。

施設の入口が見えてきたので、ゲートに到着かと思ったら、観光客を誘導する土産物屋街でした。道路脇の歩道は、ここだけ無くなっており、この土産物屋街を通らなくてはならないようになっていました。行きはともかく、帰りは観光客で押し合いへし合いになっており、買い物どころではなく酸欠状態が心配になりました。



公園の入口まではもうひと頑張り。



遊歩道脇には川が流れていましたが、九寨溝から流れ出る水は真青で、道路沿いに流れてきた茶色の水と色が違うのは印象的でした。



35分ほど歩いて公園入口に到着すると、この大混雑状態を目にしました。えらい所にきてしまったと思いました。10月初めの国慶節の連休は終わっているのにもかかわらず、予想以上の大混雑です。それでも、九寨溝では入場人数を毎日2万8000人に制限しているといいます。この数が適切なものかは判りませんが。

中国人ガイドが切符を買ってくる間にトイレをすませました。

ところで、ここで気になったことは、切符を買うために、中国人ガイドがパスポートを集めてもっていったことでした。中国では、ホテルにチェックインする際にパスポートの提示が必要になりますが、切符を買うのにも必要なのかと不思議に思いました。この後の旅行中、切符を買う際には毎回パスポートを集めていき、ゲートを通過すると、切符を回収していました。

中国の観光地では高齢者料金の設定があって、切符を安く買えることが、ネット上の情報などで判りました。九寨溝の入場料は、通常期220元(1元は約20円)ですが、60~69歳の人は110元、70歳以上は無料のようです。記念にと返してもらった切符にも110元と記載されていました。今回訪れた観光地における高齢者料金の有無ははっきりとは判りませんが、峨眉山でも一般は185元、60~69歳は90元、そして70歳以上は無料となっているようです。

私の場合でも、九寨溝と峨眉山だけで、4000円ほどが浮いている勘定です。これだけの差額があるとなると、ツアー料金も、高齢者の場合には割引になって当然と思えます。

この差額が、中国の旅行会社に入るのか、中国人ガイドの役得になるのかは不明です。食事の際に飲むビールは、どこでも30元(600円)のボッタクリ価格になっていましたが、これは中国人ガイドへのチップ代わりと思うことにしていました。ただ、入場料についてはやり過ぎでと思ってしまいます。中国旅行では、この他にも、車内での土産物品の販売や販売店への連れ込みなど、なくしてもらい点が多くあります。



ゲートを通過してから振り返ったところ。入口の広場は人で埋め尽くされていました。

思ったよりも早く入場できましたが、これは、ガイドが切符を買ってくるのを待っている中国人観光客が多く並んでいるため、追い越すことができたためです。



公園内では、天然ガス利用の低公害型バス「九寨溝グリーンバス」が運行されていますが、長蛇の列になっていました。我々は、貸切りのマイクロバスを利用することができました。このツアーの参加者が20名であったのも、マイクロバスの乗車定員による制限があったためのようです。



バスの車窓からは、チベット族の集落が見えてきました。九寨溝の名も、チベット人の村(山寨)が9つある谷であることから付けられたものです。

九寨溝の全体像は、Y字型をしており、入口から樹正溝を進んでいくと、日則溝(右)と測査窪溝(左)に分かれます。今回は、1日かけてバス移動をしながら見どころを見学していくことになります。



最初に、諾日朗瀑布(だくじつろうばくふ)の見学を行いました。諾日朗とはチベット語で「男神」を指し、「壮大、雄大」の意味があるようです。

高さ25m、幅320mと九寨溝では2番目に大きい滝です。



水しぶきが勢いよく上がっていました。







人気の観光スポットということで、展望台は、大混雑になっていました。写真撮影も、自撮り棒をかいくぐり、空いた場所にすばやく入り込む必要がありました。



続いて、日則溝に進んで、まず鏡海(きょうかい)を見学しました。湖面が鏡のように風景を写すことから名前が付けられたようです。朝の波が立たないうちに見学することになりました。



確かに、鏡のように反転した風景を眺めることができました。







さざ波が起きて、風景も少しゆがみました。



日則溝を上っていき、箭竹海(ぜんちくかい)で下車しました。この先は原始森林景区になるのですが、1日観光のため引き返しになりました。湖の周囲にパンダの大好物の箭竹が沢山生えていることから名前が付けられました。



標高は2587mで、静かな湖面が広がっていました。ただ、この眺めとはうらはらに、バスを降りて下流方向に歩いて向かう中国人団体が多く、遊歩道は大混雑になっていました。



湖の上流部には湿原も形成されていました。



湖面が木々を写しこんで、水の色は判らなくなっています。

再びバスに乗り込んで、通り過ぎてきた日則溝の見どころを見学していくことになります。
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