散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

松本紀行 1日目午後

2006年09月03日 16時53分57秒 | 旅日記
今年の夏期休暇は突然思いついた松本に行くことにした。

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札幌~松本間は1日1便しかなく、昼頃、新千歳空港へ。昼食は珍しく空港のラーメン屋さん「O」へ。ホッキラーメンを注文。



程なく来たラーメンはスープに良い甘みがあり(白菜が入っているのも効いているか)、麺は太めでかなりおいしい。残念なのはホッキに火が入りすぎて硬くなっていることだ。ホッキの性質上難しいとは思うが、最後に生ホッキをトッピングし、余熱で火が入る形にできないだろうか。

松本空港へはスムーズに到着。

【バスから見た空港全景】


何ともローカルな感じの空港で、市中心部までのバスは到着直後の1本を逃すとしばらくない。街に近づく道すがら周囲を見ると、意外に水田が多いが、他には果樹園、工場(精密機械)が目に付き、昔、学校で習った知識を再確認する。

到着の10分前でもまだ田舎っぽい景色で、5分前から住宅街になり、やがて駅横のバスターミナルへ到着。こじんまりした都市である。早速ホテルに荷物を置き、近くの松本城へ。姫路に行って姫路城を見なかった私であるが、国宝マニアになった今、松本城を見ておかなければなるまい。



約50年前に解体修理したというものの、400年前の木材で建っている城はさすがである。内部は6層になっており、細い階段を徐々に上り天守閣へ。かつて自由の女神の頭部まで登った時に似た足の疲労感を感じる。最上階から街を見下ろしてとりあえず満足。

【天守閣に向かう階段】


【天守閣より下々を見下ろしてみる】



苦労しながら降りる。

続いて同じ敷地内にある「松本市立博物館」へ。重厚な蒔絵の籠や七福神の乗った宝船は、北海道とは桁違いの歴史を感じさせる。また、道祖神像や七夕人形などの民俗文化財の類も充実している。

【蒔絵の女乗物】


【道祖神像】


【初市の宝船・七福神人形】


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