散歩日記X

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京都・奈良・滋賀の旅 国宝99連発(5) いよいよ国宝開始

2010年06月14日 10時47分46秒 | ART
5:30に起床し、周辺を2キロほど散歩する。最初のうちは涼しかったが、徐々に気温が上がってきた。腹を減らしたところで7:00から朝食。

ホテルの朝食は、ご飯、味噌汁、焼鮭、のり、水菜の漬物、梅干、豆腐、葉っぱと揚げの炊いたもの、豆腐、マカロニサラダ、肉じゃが、点心2点、オレンジジュース、コーヒー。旅先の朝食はやはりがっちり食べてしまう。





ホテルからすぐの嵐山電鉄で太秦広隆寺へ向かう。実に可愛い電車だが、通勤の人が結構乗っている。それから電車なのに「降りる」ボタンがあるのはちょっとした驚きである。もっとも、ほとんど全ての駅で乗る客がいるので、今の時間帯はボタンを押す必要はあまりないようだ。


→自分で「癒しの嵐電」って言ってるぞ。




→太秦広隆寺駅には、仏像・お守り・おみくじの自動販売機がある。

9時半前についてしまい、寺で観覧開始を待つ。周辺は交通量が多く、ものすごく騒がしいのだが、寺の敷地内は鳥の声も聞こえて静かである。気持が落ち着くとともに、感覚が鋭くなっていく。




→これは講堂。


→これが本堂。

では、仏像の観覧開始。見た国宝の数をカウントしたいので、番号を振っていくことにする。

(1)弥勒菩薩半跏思惟像:イメージ通りの美しさ。我々のために悩んでくれて申し訳ない。
(2)弥勒菩薩半跏思惟像(百済伝来):こんなのがあるとは知らなかった。同じ弥勒なのに、無名だなあ。
(3)十二神将:藤原時代の作。干支のイメージがついていない。
(4)阿弥陀如来座像
(5)不空絹索観音菩薩立像:314cmとかなり巨大。
(6)十一面千手観音立像:これは凄い。左手6本、右手5本しか残っていないのだが、圧倒的な木の素材感があり、見あげると包容力がある。


→これからも人類をよろしく。

しかし、観光客が多く(修学旅行シーズンなのか?)、あっという間に何百人もが通り過ぎていく。それから韓国の団体客も来て、全員で念仏を唱えるなどして大変である。勢いよく、床に頭をつけて礼拝する人までいるしな。見ていると、一般の人は膝のところを3回ほどカクカクさせてから、お祈りをするようだ。恐らく、ひれ伏す動作の省略形なのだろうな。

映画村を完全に無視してバスで京都駅に戻り、みやこ路快速で宇治へ移動。今度は平等院へ行こう。



2 コメント

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広隆寺 (ゼブラ)
2010-06-25 16:25:52
弥勒菩薩半跏思惟像は何度見てもいいですよね。
まだ3回ですが、京都(主に競馬)に行って時間があれば寄るようにしています。
また行きたい。
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Unknown (SH)
2010-06-25 21:08:10
ゼブラさん、コメントありがとうございます。
弥勒菩薩、私は初めて見ましたが、大変よかったですよ。
嵐電がまた、なんだか楽しかったです。
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