散歩日記X

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20190127ギャラリー巡り

2019年01月27日 13時03分31秒 | ART
ギャラリー巡りと言っても、彫刻美術館のみである。

■本郷新記念札幌彫刻美術館「さっぽろ雪像彫刻展2019」。まずは美術館の前庭で開催されている、雪像彫刻展から。写真を撮影したのだが、雪像は背景の雪との区別が難しく、いつも見づらい写真になってしまう。これを解消する手立てはあるはずだが、面倒なのである。

佐藤一明「大型犬」。あえて、角ばったフォルムがいい。



清水宏晃「SNOWSHINE」。王道的造形。



佐藤隆之、小川豊、川口真哉「こころ」。三人の分担がどのようになっているかは分からないが、小川豊「心のひだ」シリーズの雰囲気が出ているように見える。



札幌平岸高等学校「HOGEI」。ポッテリしたエビフライにも似た面白い造形。



札幌平岸高等学校「雪空」。平岸高校が2作品も作っている。



須藤大介、大沼望「Backbone」。切れ込みと雪の重みを計算して、曲がるようにしてあるのだとか。「背骨」という名前もなるほどである。



北海道芸術デザイン専門学校「flow」。



さとうゆうき「Snow butterfly」。全体の形もさることながら、木彫りのような表面が面白い。ありそうでなかった雪像かも。



野村裕之「少女・心の函」。胸の函には花が詰められているのか。



丸山恭子「ラプンツェルの真珠」。雪玉の真珠が像の周りの螺旋部分を転がって落ちるという遊び要素が入っている。



河崎ゆかり、水戸麻記子、くまがいきよし「すべり台」。子供も大喜びだったが、水戸さんがはしゃいでらっしゃったのが印象的。



板本伸雄「猪突猛滑」。すべり台の前に猪の姿が。



北海道芸術デザイン専門学校「くるみ」。言われてみると、胡桃っぽいような。



今回は前庭にある本郷の彫刻群にも、愛情が注がれている気がする。







今年はなかなか良かったのではあるまいか。

美術館のロビー、奥の部屋では小品展、これまでの雪像彫刻作家による作品展示がされていた。今日は見るものが多い。



 

■本郷新記念札幌彫刻美術館「彫刻家本郷新の見た「異国」」。

本郷新のソ連、東欧旅行時のスケッチ。1950年代だから、バリバリの社会主義共和国時代。どんな国だったのだろう。今の人にはソ連が崩壊して、ロシアを含む15共和国になったと書いておかなければ、聞いたことのない国だと思うかもしれないな。



今回は彫刻美術館所蔵作品のみであったが、展示の雰囲気が違うので、新鮮に感じた。







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