散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20100516最近読んだ本

2010年05月16日 21時49分32秒 | 読書
■「裁判員法廷」芦辺拓
非常に難解な事件を裁判員制度にぶつけてみた作品。現実にこんな事件があったとすれば、冤罪必至だ。

■「熱い視線」北川歩実
「新本格」を一くくりに「人間が書けていない」という論には賛成することができないが、この作者の小説は人間が書けていないと思う。まあ、それが致命的ではない作風なのだが。

■「奇食ハンター5」山本マサユキ
これにて最終巻。最近はメディアでローカルフード、変わった食べ物をこぞって探しているため、個人で描くのは大変だったと思う。

■「ヴラト降臨 ペリーローダン376」フランシス
ローダンとアトランの方向性の違いが決定的になる。まあ、120年ぶりに再開するので、立場も変わっておりしょうがないかも。

■「Oton Vol20」
今回は焼き魚特集ということで、良いのではないだろうか。しかし、次号から月刊化するらしい。ネタもそんなにないし、大丈夫なのだろうか。とりあえず、美術鑑賞特集とバー特集はやってほしいものだ。

■「札幌散策2010」
札幌市内の野外彫刻を取り上げた小冊子が、前回の2004年版からパワーアップして再登場。しかし、西区は彫刻が少ないね。

以下、図書館の1冊。
■「ギフト」日明恩
死者が見え、その訴えが聞こえてしまう少年と、なぜか世捨て人のような生活を送る主人公が出会う物語。シックスセンスをモチーフにしているようだが、エンディングは前向きに上手くまとまっている。


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