20150117ギャラリー巡り

先週は帯広に行っていたため、今年初めてのちゃんとした札幌市内ギャラリー巡り。本日は三越→スカイホール→さいとう→ivory→道新→マリヤ→たぴお→大同→赤れんがテラス→大丸→紀伊国屋→新さっぽろ→CAI02→富士フイルム→OYOYO→NEW STARの16か所。

■三越ギャラリー「スーパーリアリズム写真展 カレル・ヴァン・ウォルフレン」。ABギャラリーをぶち抜いて行われた写真展。丸井の美術コーナーが無くなったので、こちらに少し力を入れるようになったのか。

■ギャラリーivory「# ffffff」。
佐藤麻里奈「客寄せパンダは死にました」：女の子４点を描き、それぞれの画の上にはトレーシングペーパーのようなものがかかっている。何だか意味深な作品。

■マリヤギャラリー「「昭和初期の札幌」画家笠井誠一の原風景」。まもなく芸術の森で展覧会が開催されるとはいえ、なぜ笠井誠一を取り上げるのかと思ったら、実はマリヤ手芸店が笠井の実家なのだそうだ。そう思って本間テイのろうけつ染め作品を見ると、笠井の作品への類似性を感じたのは錯覚か。

昭和初期の札幌明細案内図が置いてあり、鉄道案内（北海道鐵道が苗穂？　から沼ノ端まで通っている）、広告、地図、電話番号一覧などがあり、じっくり見たら相当見ごたえがあると思う。



■大同ギャラリー「New Point vol.12」。ギャラリーでは閉廊のお知らせのようなものはなく、まだ今年の展覧会募集をしている。
水戸麻記子「家出」：乳母車を押した母は荒地へと向かう。水戸さんにもこんな願望があるのか？
経塚真代「ずっと遠く離れた場所を旅する人」：壁には「ずっと遠く離れた場所にある」という文字が貼られている。人形の目の上からスタートした小さな靴が、壁に跡を残す。目が覆われているのは「旅をしたって、見えない物もあるさ」ということなのか？　考えさせられる作品。

篠木正幸「feel」「calm」：赤地に白、白地に赤のペア作品。一緒に見ると良い。
野村裕之「家売ります」：小さな模型の家。ごはんの家、手つなぎの家などのハッピーな家もあるが、人殺しの家、DVの家など恐ろしい家もある。それはそうなのだろう。

■赤れんがテラス「Sapporo Charm Point」。札幌市北３条付近を撮影したワークショップの作品展。それはともかく、展望テラスに冬期間は出られないので、閑散としている。



■CAI02「佐々木秀明展」。非常に心安らぐ美しい展覧会。できれば、もっとゆったりできる椅子を置いて欲しいものだ。かなり長時間見ていることが可能だろう。

その他、新さっぽろギャラリー「因幡都頼 個展」は面白かった（下の写真はOYOYO「箱展」）。



うっかりギャラリーNEW STARに行ったところ、猛吹雪に会う。

　

夕方の一杯

今日はあまりゆっくりもしていられないので、狸小路の居酒屋「ＵＨ」で軽くやって移動することにしよう。

まずはしょっぱい梅サワー。恒例の取り放題（１人１皿限り）の通しは、フライ２種（鶏肉っぽいものと、魚っぽいもの）、マカロニサラダ、ちくわと白滝の酢の物、大根と鰊煮？　から鰊だけを取り分けた。

　

意外にするすると通しを食べてしまい、千歳鶴と鰊刺しを追加。鰊は薄くそぎ切りにした感じで、結構な枚数が入っていた。鮮度もなかなか悪くない模様。



これまた無料のあら汁で野菜も補給して終了。



狸小路界隈は猛吹雪。これは西方面に歩くんじゃなかったと後悔の気配である。

昔風

本日は敷島ビル地下にある定食屋さん「Ｙ」へ。12時前に入ったので、まだ席は混雑していない。今日はメンチカツ定食と悩んで、昔風メンチカツ定食にしてみる。昔風の由縁は「たれ付き」とメニュー板には書いてあるが、どういう感じなのだろう。

登場した昔風メンチカツを見て、なるほど！



あらかじめメンチカツ全体にたれがからませてあるのだ。そして目玉焼き付き。キャベツ大盛り。

早速食べると肉たっぷり。玉葱は少し大きめのみじん切りだが、全体として食べた感じには一体感があった。そして全体に同じ味がついているにもかかわらず、割とあっさり味のせいか、キャベツが大量についているせいか、飽きが来ない。

ちょうど12時を過ぎ、店が込みだしたところで昼食終了。まだ札幌には土曜日普通に仕事の人が沢山いるのだろうか。