マージャンの話

2015-03-30 17:58:48 | 大分トリニータ
今日はサッカーの話ではなくマージャンの話を書こうと思う。
当然ながらマージャン用語がバンバン出てくるので訳わからない人はスルーしてください(笑)
昔、昔、18歳のアホ天狗がマージャンパイを持って関西のある寮に入った。
まずは恐い寮長さんを手なずけマージャンのとりこにした。
後は日を追うごとに人が増えていき寮の談話室はいつしかマージャン部屋になり、卓は2卓、3卓と増えていった。
入って2年目。
アホ天狗はトヨタ セリカ1600STを買った。
そんな天狗のひとりごと。

まずは東の1局目。
ここは相手の力量がわからないし、何より自身のその日の状態がわからない。
そのため様子を見ながらの対戦となる。
当然ながらここは普通でよい。
ここに奇策はいらない。
「3面チャン」でもリーチはしない。
まずはピンフのみの1000点でも上がることが大切である。
ところがここで「チョんボ」をしたとしよう。
ここからの建て直しは実は容易ではない。

それを受けての東の2局目。
多分、配牌(ハイパイ)は良い。
すぐにでも上がれそうで軽そうな手が入る。
ところが「イーシャンテン」まではスイスイ入ったパイが来なくなる。
5巡目、10巡目つもれど、つもれど不発。
焦ってくる。
そこに相手からリーチが来る。
待ってたように自身に「テンパイ」が入る。
浮いた牌(パイ)。
これが相手への打ち込みとなる。

東の3局目。
こうなるとハイパイもツモも悪くなってくる。
我慢のしどころになる。
頭を低くして嵐が過ぎるのを待つ。

東の4局目。
ここは大なたを振るわなくてはいけない。
何も手を打たなければ負けてしまう。
良い悪いではない、打たなければいけないのだ。
勝負の流れは相手が握っているのだ。
実はこの「大なたを振るわなければならない状態」自体が非常に苦しい状況になっているのだ。
その流れはそもそもの東の1局からの流れから来ているのだ。
だからここまではほぼ想定内ともいえる。

代わって南の1局目。
ここから「東場」から「南場」に風が変わる。
この「風」が変わる変わり目が最大のチャンスなのだ。
ここで「風」を掴むか逃がすかであとの局面が大きく違ってくる。
この1局は何としても上がらなくてはならない。
当然、簡単ではない。
いや簡単どころか苦しみの方が大きいだろう。
ここに駆け引きは必要ない。
親がドラをポンしていても、攻めなくてはいけない。
気合で全ツッパしなければならない。
無スジ上等、間四間(あいだよんけん)上等。
白、中ポンの大三元に「發(ハツ)」だってたたっ切る。
己の全ての気迫、気合、魂を相手にぶつけていく。
何としてでも上がりきる。
何としてでもこの1局を勝ちにいく。
                    
開局から正念場の5局目。

                          
勝つから行くのではない。
行くから「勝つ」のだ!!

 

























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