2019-6-30 第17節(ホーム)大分vs浦和 2-0 フジモン(8号)成豪(2号) 完封勝利!

2019-07-02 17:52:56 | 大分トリニータ
2枚のうちわ。
これは「RINO」という文字からサッシーのことだと思います。



ニータンパークで「ニラ豚丼」を食べたときにいただいたものです。
(一度食べたらクセになります)



「なないろ食堂」の社長さん、うちわを持っていただきありがとうございました。
(ニラ豚丼美味しすぎです)


本日の公式入場者数「14,519人」
(大雨警報の心配もあって来れなかった人も多かったからなぁ)
2万人を超えたのは5月4日の鳥栖戦のみ。
あとは11,000人台が4試合。
ここ3試合は14,000人台と横ばい状態が続いています。



J1でこれだけ素晴らしい結果と内容なのにもっとファン、サポーターに来てほしいですね。
その起爆剤となってほしいのがサッシーです。
HKT48も卒業したしトリニータの試合に手弁当で来てくれないかなぁ。
ぜひお願いします。




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大雨が心配されたこの日の「昭和電工ドーム大分」でしたが試合後もそんなに降ることはありませんでした。



「エシカルカー」
この小さい車はなに?って思ったあなた「超小型電気自動車」です。
リブサル株式会社様から大分トリニータに贈呈されました。
ありがとうございます。
凄いのは「車検」や「車庫証明」が不要なこと。
最高速度は時速60km。
家庭用の電源(100v)から充電できて走行距離100kmなんです。
(当然ガソリン 不要)
シートベルトも不要ですが安全のためにお願いします。



今日のニータン。
福岡から来てくれたニータン大好きなお姉さんと。
ところで頭の「お皿」が気になりませんか?
どうみてもカッパの頭にあるお皿ですよね。
どうしてそれがニータンの頭にあるのか?



ピーン!
そうかニータンが着ているのがレインコート=雨ガッパ
そこで雨ガッパ=カッパの頭なんだ。
でもこれって親父ギャグ?
そこでニータンに確認しました。

でも事実は違ったんです(笑)
ニータンから「違う、違う」とジェスチャーをされました。
では事実は?
残念ながらニータンは真相を教えてくれませんでした(笑)




ドームの屋根が閉まっていることもあってじっとしていても汗が出てきます。
湿度90%という蒸し暑いドームの中でプレーをする選手。
90分走る続けることが厳しい状況の中でどのように攻撃のスイッチを入れていくのでしょうか。
そのキーマンとなる高木。


対してご存知、日本を代表する名GK「西川周作」選手。
(以下、西川選手を愛情と尊敬を込めて「周作」と書かせていただきます)

と同時に私が愛してやまない元大分トリニータ選手の周作。
周作がこのドームのピッチに立っている、それだけで身震いがしてくるのです。
私がJ1に帰りたかった一番の理由。
それは周作とガチの戦いができること。
相手は浦和、そのゴールを守る守護神・周作。


1点を争うバチバチのゲーム。
それは3年前までは夢物語でした。
いま現実にそこに周作がいる。
それだけで鳥肌が立ってくるのです。





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「試合開始」

17節という折返しの試合。
監督が変わってリーグ戦負けがない浦和。
対して5試合勝利がない大分。
智輝がコパから戻り復帰。
アドは浦和からのレンタルのため出場できない状況の中ごっちゃんがスタメン。
2000人ほどの浦和サポさん。
その声援が閉じられたドームに響いて、隣りにいる嫁の声が聞こえないほど。



あまり前からプレスに来ない浦和。
最初のチャンスは大分。
「6分」
大分のカウンター。
フジモンがワンタッチで落としてごっちゃんがドリブルで持ち上がり右足でシュート。
ポストに当たり外。
「13分」
レイのクロスが流れ、高山が走り込んでシュート。
しかしこれは相手DFに当たり枠の外。


大分に決定機が訪れる。
「15分」
高木からのボールをフジモンがレイにあずけ、オーバーラップした智輝がニアにグランダーを入れる。
受けたフジモンがおしゃれにヒールで流すが周作がブロック。
DFがクリアし、流れたところを高山がシュート。
しかし相手DFに当たりネットを揺らすことはできなかった。
「35分」
レイのクロスに飛び込んだ前田。
わずかに合わず。積極的なプレーが続く。



両監督の選手への指示。
どちらも激しいジェスチャーをしているが、この日のドームは声援が大きく声が届かないだろう。



「39分」
大分ピンチ。
杉山選手のシュートは智輝が足を出してクリア。
ここは危なかった。
しかしほとんど攻めてこない浦和、
ガンバ戦のように後半怒涛のプレスでギアを上げてくるかも、と不安もあった。



前半 0-0 スコアレスドロー。

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「後半開始」
ここで片野坂監督はシャドーのごっちゃんと小塚の位置を左右入れ替えてきた。
右にごっちゃん、左に小塚。




周作のルーティーン?
周作から見て左のポストに触り・・・



右のポスト・・・



そして最後に真ん中のバーに触った。



ACLの関係で7人が入れ替わった浦和。
選手それぞれのプレスに温度差がありチームとしての連動制を感じなかった。



前半何度か得意な形になりながら決めきれなかった大分に決定機が訪れる。
「51分」
長谷川から受けた小塚がDFを避けながら回転し、フジモンを見る。



フジモンはその瞬間まで動かず「静」のまま。
小塚が蹴った瞬間、2人のDFの間を斜めに抜ける。
フジモンの前にいるDFにはフジモンの姿は見えていない。
見えているのはフジモンの後ろにいる5番の選手だがポジション取りが上手いのと瞬間のスピードが速いので気がついたときは遅かったという状況なんだと思う。




小塚からのパスの精度も素晴らしかったがフジモンの右足のトラップが上手かった。
と書いたところで・・・
                                           
「訂正がありまして、藤本選手いわく(これは)トラップではなく「シュートミス」。
ここでイメージ通り合わせられなかったけれどいいところにこぼれたので冷静に決めた、そうです。
それはそれでまた見事です。

朝日新聞大分総局の公式アカウント「湯吉」より




フジモン6試合ぶりのゴール。
自身J通算100試合目の出場となるメモリアルゴールが浦和との先制点。



縦パス1本で決めた。
日本人トップとなる8得点目。
家族が見守る中でのゴール。
「フジモンパパ、持ってるね」




待ってました「LTポーズ」



ところがピッチ内で待つ智輝とジャニ。
腕時計(付けていないけど(笑))を指差し「おせーよ」
前田の目が怖い(笑)



半分本気、半分ギャグ・・・かな?


フジモンを拍手で迎え入れ・・・



5人でガッチリ祝福のハグ。


                                         
「フジモン 100試合目のメモリアルゴール 通算8得点目 おめでとうございます!」




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動き出した試合の流れは大分に傾く。
「54分」
再び小塚からの素晴らしいパスがフリーランのごっちゃんに入りそのまま持ち込みシュート。
GKが弾いたところを高山がシュートも相手DFのブロックにあう。
さらに大分のチャンスは続く。

「61分」
ごっちゃんが高いところからボールを奪いそのまま持ち込む。


シュート体制に入ったところを相手DFからクリアされた。





タラレバになるが横に並走していたフジモンがフリーだったことを考えるとパスの選択肢もあったかなと。
しかし「自分で決める」という気持ちはFWにとって一番大事な気持ち。
これからもブレずにシュートを打ってほしい。



「65分」
後藤 優介 → 小林 成豪に交代。



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前節、交代した直後にゴールを決めた成豪。
「73分」
ホノヤが足を出し成豪にパス。



細かくステップしてからのSPシュート。



アウトにかかったボールはGKから一番遠い位置に決まった。
実はこのシュートはピッチ内練習のときに成豪が見せたシュートそのままだった。
ぼんやり見ていたピッチ内練習で目の醒めるようなシュートに度肝を抜かれ「今のシュートを打ったの誰だった?成豪?」と嫁に確認したほど。



成豪は高山に先導されサブ組の待つ場所に。




頭を叩かれ祝福される成豪。
これは大分のいつもの景色。
何も問題は無い。




ここに前田が「拍手をしながら」来た。
問題は無いが「違和感」がある。
さっきのフジモンのときも拍手だけだった。
(ハグはしたけど)



のりが来て成豪とハグ。
前田は拍手。




小塚がやってきて成豪と握手。



殆どの選手が祝福を終えた後でも前田は「拍手をし続けた」(笑)




結局、成豪に一度も触ることなく拍手しかしなかった前田。
なぜ?
神戸戦で成豪がゴールを決めた後に「首投げをした前田」
主審から注意を受けていたがそれだけではないだろう。
もしかしてだけど試合後に片野坂監督から「大目玉」を喰らったのではなかろうか・・・(笑)
                                            
「成豪 2試合連続のスーパーゴール おめでとうございます!」
さらに
「DAZN 週間スーパーゴール おめでとうございます!」





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「試合終了」

2-0 大分完封勝利。

いつもの大分の試合。
決して攻め急がないでボールを回し、相手陣内まで攻めてもスペースを見つけられなければGKまでボールを返して何度でもやり直すという丁寧さ。
この暑さの中、相手はどうしてもボールを追わざるを得なくなり、後半足が止まってしまう。
そこにスピードと裏抜けの上手いフジモンとごっちゃんに加え、小塚の精度の高いクロス。
サイドもスピードがあるし、最終ラインは得点を与えず無失点。
大分らしさが発揮できた試合だった。


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試合後。
コテの肩を抱く周作。



右と左に分かれる各選手。
真ん中を歩くコテと周作。
どんな話をしているのだろう。
こういう光景に「グッと」きてしまう。



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周作が大分に凱旋した。

最初に大分のピッチに出てきたとき、トリニータ側に向かって両手を上げ拍手をした。
勝ったときも負けたときもその笑顔で私たちを温かい気持ちにさせてくれたあの時と同じ笑顔が今、私たちの目の前にある。
そう思うと鳥肌が立ち、一気に時がさかのぼった。





まるで引き裂かれた恋人に会ったように、懐かしくそれでいて切ない・・・。
この瞬間だけはレッズの周作ではなく、トリニータの周作であってほしいと思う。





2009年14連敗しJ1からJ2に降格したことで借金が明るみになった。
10億を超える額にクラブ自体の存続が危ぶまれ、たくさんの選手が出て行かざるをえなかった。




大分に残ることは許されなかった。
周作もその一人だった。






2009年12月30日大晦日の前日。
一人荷物をまとめた彼は大分を去る時、自分の想いを書いた。

『今までありがとうございました。
これからも日本代表を目指してがんばります。
またいつか大分に戻ってこれるよう成長してきます。 
いってきます。 
西川周作 2009.12.30」






誰よりも大分が好きだった。
誰よりもトリニータを愛していた。
それでも大分を離れなければならなかった。


『いってきます』

その言葉に泣いた。
お金がないということはこういうことなのだと思いしった。



試合前、借金完済報告が榎社長からあった。
試合後、その借金で出て行かざるを得なかった周作が挨拶に来た。

これは偶然なんだろうか?
大きな時の流れ。
縁というものの不思議さを感じた。



周作は背を向けた。
大分の周作から浦和の周作へと戻る時間が来たのだ。




次に埼スタで会うときは強敵、西川周作として再びゴールをこじ開けたい!
頑張れ! 周作!

俺たちも絶対に残留するから!



                           
戦え 大分トリニータ!!
戦え 大分12番!!
   



今節も挨拶をいただいた皆さん
声をかけていただいた皆さん
嫁にお気遣いいただいた皆さん

ありがとうございました。







































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