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佐藤忠良「鶴」 釧路の野外彫刻(30)

2012年07月10日 22時06分12秒 | 街角と道端のアート
(承前)

 釧路市民文化会館のロビーに設置されている作品の続き。

 佐藤忠良さん(1912~2011)は、いうまでもなく、20世紀の日本を代表する具象彫刻家のひとり。
 夕張出身で、札幌西高の卒業生でもあり、札幌芸術の森には「佐藤忠良子どもアトリエ」がある。
 現在、道立旭川美術館では、佐藤忠良展が開催中だ(2012年7月4日~8月26日)。


 佐藤忠良さんの作品は、下のリンク先にもあるように全道各地に設置されている(なまじ身近なため、エントリがないが、大通公園12丁目の女性像もよく知られているだろう)が、レリーフは珍しいように思う。

 右から順に、群れ、独立、飛翔という筋立てになっており、精神の自由なはばたきを表現しているようで、快い。


関連する記事へのリンク
彫刻家・佐藤忠良さん死去

「気どったポーズ」(網走)
「道東の四季・夏」(釧路)
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「緑」(新千歳)

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