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魚梁瀬森林鉄道遺産・・・中芸地区の概要

2010-12-06 | 魚梁瀬森林鉄道遺産

魚梁瀬森林鉄道遺産・・・中芸地区の概要

「中芸地区森林鉄道遺産を保存・活用する会」の清岡博基会長(馬路村村議会議長)が作成中の、魚梁瀬森林鉄道「観光ガイド説明資料」(案)から紹介させていただきます。

中芸地区の概要について

l         中芸地区は、海岸部の3町と山間部の2村の5つの町村からなる地区である。

l         人口は5カ町村の総人口が1万3千人前後である。

l         産業は農林水産業が主産業で、農業では、平野部では施設園芸等の野菜栽培が盛んである。また山間部では、ゆずの栽培が盛んである。近年はユズの加工製品が大きな産業となっている。

l         林業については、温暖多雨の気候が、樹木の生育に大変適し地方で「ヤナセ杉」に代表される良材が産出され、林業がこの地区の主産業であった。

しかし林業の衰退によって、現在はその地位を明け渡している状況にある。

l         馬路村、北川村の90%以上が山林で、その中でも国有林の占める割合が非常に高い。

l         馬路村では96%が山林で、そのうち75%が国有林である。

山内家の藩有林であったヤナセ諸山19,400町歩が明治2年に版籍奉還によって国有林となり、この山の木を搬出するため、国の直轄事業で森林鉄道が敷設された。

 

魚梁瀬森林鉄道の距離はどれくらいあったのか。

・     総延長は(支線を合わす)約250キロメートル近くあった。

・     本線総延長84キロメートル

・     田野~馬路21.234km

・     馬路~魚梁瀬16.755km

・     魚梁瀬~石仙3.601km

・     立岡~奈半利3.007km

・     田野~二股24.309km

二股~釈迦ケ生14.490km

 

    「中芸地区森林鉄道遺産を保存・活用する会」発行のガイドマップより
 

 

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