(八月)
いよいよ暑い夏がやって来ました。「太陽と水の季節」です。森の中は木々の生い茂る沢から吹き上げる涼しい風に若葉や落ち葉がザワザワ,サラサラとお互い葉っぱをこすり合って音を出しています。まるで葉っぱが歌い、語りかけています「ようこそ森へ」と。
そんな中で動物たちは、忙しく働いています。作品も森の動物たちによる川遊びにしようと計画していましたが、最近、森の動物の作品が多くなりましたので、水に関係のあるカエルにしてみました。六月以来のカエルくんの再登場です。
私たちのもっとも近くにいる生き物がカエルで「無事カエル」、ごろ合わせがいいですよね。私の中でのカエルのキャラクターは、作品のように頭以外はどの生き物もすべて一緒の作りです。
今回の作品は、夏の暑い日にカエルの一家族が里山を離れ、久しぶりに海へやってきて、筏に乗って小さな島に渡り、大きな魚を釣り上げている瞬間を作品にしてみました。
五月の連休に黒潮町大方のTシャツアート展に行っていた際に、海岸で流木を拾っていたのでそれを島にみたて、その上で豪快に磯釣りを楽しんでいるカエル一家をイメージして作成しました。
(2006年記)
HN:金四郎
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