福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

世界のありとあらゆるものが業でないものはない

2020-04-07 | 法話
玉城康四郎、「瞑想と経験」から 「業はいろいろに説かれているがその実態をとらえることはむつかしい。業とはkarmanである。『為す』という動詞から転化した名詞である。行為、作用、活動などの意味から転じて仕事、義務、結果、宗教的行事まで含まれている。到底ほかのことばに翻訳することはできない。西洋の哲学者もいろいろ苦心してみたが成功せず、karmanがそのまま現代のヨーロッパ語になっている。 業は非 . . . 本文を読む
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