アラ卒寿のメモ帳

国民に役立つ、行政を改革するマイナンバー制度を考える。
今年は令和6年 平成36年 昭和99年 明治157年  

サ高住はワンルームの賃貸マンションである(1)

2017-05-09 01:32:06 | 高齢者住宅
5/7の朝日新聞トップに”サ高住 事故3,362件 1年半で死亡147件 要介護の入居者想定の越す”という見出しである。

全国で21万戸のあるサ高住だからありえることなのに、なぜ一面に取り上げられるのか疑問に思われたかもしれない。

サ高住はサービス付き高齢者住宅のことで、サービスは介護サービスではなくて、見守りと生活相談で、日中最低1名のスタッフを置けばいい制度である。そして、管轄が厚生労働省ではなくて、国土建設省になっている。

2010年に制度が始った際の想定では、考えられなかった要介護3以上の重度者が30%をしめるようになってきている。

問題なのは、建設にあたって、1戸あたり100万円までの補助金が国から出ているし、固定資産税など税制上の優遇策もとられているのに、朝日新聞が自治体に調査をかけるまで報告がされないなど制度の運用がずさんなのではないかというのが今回の記事の裏にある。
形はワンルームの賃貸マンションであるが、一般のとは違うのです。