アラ卒寿のメモ帳

国民に役立つ、行政を改革するマイナンバー制度を考える。
今年は令和6年 平成36年 昭和99年 明治157年  

世界第3位の国産DRAMメーカーが経営破綻

2012-02-29 18:36:56 | 電機業界
昨日まで東証1部に上場され、世界第3位のDRAMのシェアを持つ半導体メーカー、エルピーダメモリが経営破綻し、今日は整理ポストに移されていて淋しい。

ELPIDAは、略称ではなく10年前、NECと日立のDRAMの生産部門が統合し、後に三菱電機のDRAMを吸収した会社・製品の愛称である。国産日の丸半導体であったので、これでわが国はDRAMは生産しないで、輸入に頼らざるを得なくなる。

韓国のサムスン、ハイニックスに次いで3位であり、破綻した大きな原因は円高ウオン安によるもので、わが国は平成11年頃から事業を一社に統合してがんばってきたのに、実に残念なことである。一度は国が公的資金を投入したが、今回は製造業で最高額の赤字となってしまっては、さらなる支援はありえないところである。

少し前に、家電大手の3月期決算が大幅赤字を公表したあとでも、昨日の出来事でも、株式市場はこれにより、ショックを受けたわけでなく、日経平均はむしろ上昇し1万円にせまる好調さであるところは、先の経済に少し明るさを見出せたのではないか。


ツイッターのサイトがリニューアルされた

2012-02-28 12:59:51 | パソコン&スマホ
ツイッターの画面がリニューアルされた。
いままで薄かったテキスト文字が濃くなって、大変見やすくなった。フォントカラーがグレーだったのが黒になっただけで、なぜかこれまで改善されなかった。

フェイスブックの方も同じように黒になって見やすくなっている。Twitterのリニューアルはこれだけでないようだが、見るだけに参加しているものにとってはこれだけで十分である。

gooブログのほうは筆者のカスタマイズで、ずっと前から、フォントカラーを黒にかえて投稿している。ついでにフォントサイズも12%大きくしていて、読んでもらえるようにしている。

Twitterの参加は、gooブログのTwitter連携機能で参加している。毎日投稿なので、1日1回の投稿になっていて、それだけでも結構投稿の多い方になってしまっているようだ。ツイート数が211回になっている。
現在フォローが12人、フォロワーが6人となっていてどちらも努力が足りない。

Facebookのほうも同じようなもので、Twitterからは何も来ないが、Facebookからは、時々メールに”こんにちは最近の友達に関する情報をいくつかご紹介します。” などと交流を促進するよう入ってくる。

Twitterはネットに公開されているので、フォローされていなくても、読まれているようである。gooブログの訪問者数ページや閲覧数は、右サイドバーに表示されている通りである。

gooブログ、Twitter、Facebookについては、皆さんパソコンばかりやってるわけでないのだから、人のページに関心を持ち続けられないだろうし、こちらも忙しいので、大きな変化をしないで、ゆっくりとこのまま進んでいくのだろうと思う。

他のひとのブログをみていると、字が薄かったり、文字が小さすぎたりしている。HTML&CSSの知識が多少あれば自分で治せるのにと歯がゆい思いをしている。


確定申告済ませた。 住民税の寄付金控除は?

2012-02-27 18:37:35 | 年金・税金
本日藤沢税務署におもむき今期の確定申告を済ませた。
昨年までは申請書を受理するコーナーの人は、税理士の方と思われるひとで、書類の要点をチェックして、受付してくれていたが、今年はアルバイトと思われる人が、チェックなしに受付け、控えに受付スタンプを押して返してくれた。過去から毎年少しずつ申請受理方法が変わってきたが、今年は証明書等の添付書類のチェックもなしであっけなく終わってしまったかんがある。国税庁の確定申告作成コーナーで作成し、プリンターに出力したものを持参するので、システムがチェックしているから大丈夫というところであると思われる。ここは受付け控えを返すだけで、問題があれば、後日係りから電話で連絡があるとのこと。いまでも手書きで書いて提出という人はいないのだろうか。パソコン入力に誘導するのだろうか。5~6年前までは、特設の申告書提出コーナーは、長蛇の列、何時ごろ行ったら受付が早いか考えたもの。また税務署の建物内は、申請書をその場で仕上げる人により、騒がしかった。今は列をつくっているものの静かである。

筆者の日赤への震災寄付金については受領証がなく、郵便振替の半券だけでよろしいかと聞いたが分からなかった。半券でもあれば大丈夫だろう。

寄付金の所得税の還付については、昨日の投稿とおり所得控除欄に記入し計算された。住民税の方も震災の寄付金控除があるが、確定申告の方にどう書いたかというと、最後のほうで、「住民税・事業税に関する事項」のボタンがあるので、それを押して、寄付金の項を確認すると、自動的に寄付金先と寄付金額が入力されていた。

小泉内閣は、郵政の民営化に政治生命をかけたといわれるが、もう一つ、行政の三位一体改革で、国から地方への旗印で、所得税をさげ住民税をあげる税制に思い切って変えた。
そのため、これまで所得税の還付では楽しみが多かったが、今は喜びも半減している。その分住民税の方で楽しみか増えたかというとそうはいかない。

累進最低税率は所得税:住民税が、10%:10%から、5:15になった。
そもそも住民税は、昨年の所得の実績にもとづき6月から徴収するもので、余分に先に徴収しておくことはないのだから、還付の楽しみはない、住民税決定の際、確かに以前と比べると減っているのだが返ってくるという感触は一切ない。これでは感激は少ない。

昨年こども手当てを沢山もらって、よろこんだご家庭ほど、今年の6月からの給料から、ごそっと手取りが少なくなる。15歳までの年少扶養控除がなくなるから。



税務署は税金の還付をうけるところ Ⅲ 寄付金控除

2012-02-26 15:12:00 | 年金・税金
今朝の日刊紙の社説でなんと確定申告の寄付金控除のことを取り上げていた。所得税で寄付金の4割、今年の住民税軽減1割をいれると5割が還付されるとのこと。この還付分をまた寄付にまわされたらいかがと書いてあった。

知らなかったが、これまでの所得控除方式に加え、今年から税額控除方式も加わった。単純に考えると、税額控除が直ぐに納税の減少になるので、これは良いと思ったが、実は確定申告作成コーナーの自動判定とのこと。

実際やってみると、確かに自動判定され、還付0円であった。結局従来の所得控除のほうに入力した。筆者の場合は青色申告により還付があるからと思う。

筆者は昨年4・11に郵便局で、備えてあった郵便振替用紙で日本赤十字社に1万円送った。その受領証(半券)を取っておいた。
例年なら赤十字から領収書をおくってくるのだが、今回は送ってこなかった。数が多いからだろう。

寄付金控除を受けるには、指定された領収機関であること、それの領収書があることが条件になる。
2千円が除外され、8千円が所得控除の対象になった。郵便局の半券が領収書に替えてもらおうと思っている。

社説のような4割でなかったが、寄付金を算入する前と後では丁度400円還付金が増えていた。丁度、所得税の累進最低税率の5%相当であった。


税務署は税金の還付をうけるところ Ⅱ

2012-02-25 13:50:29 | 年金・税金
税務署に確定申告に訪れるのは、所得税の還付を受けるためといっていい。国税庁もそのために、所得控除や税額控除を設けて、多くの人に申告してもらい、元になる収入を捕捉しようとする。

所得控除の額は、失われた日本経済といわれる10年、20年間は変わってない。
収入から各種控除をした残りが課税所得となることはだれでもしっている。
報酬・料金だけの人や事業所得の人は、必要経費を引いた残りが課税所得である。

中心になる控除はサラリーマンに与えられる給与所得者控除で65万円である。年金生活者は、この65万円がない。次にくるのは、基礎控除38万円である。この二つで103万円、収入がこれ以下なら、パートの主婦が夫の配偶者控除に該当する。
ついでに記すと、健康保険の家族の対象は130万円以下となるが、これは別の法律だから。

報酬・料金だけの人や事業所得の人は、必要経費が認められるので控除が少ない。その不公平感をならす意味で、青色申告制度があり、最大65万円の青色申告控除がある。

複式簿記で記帳し、貸借対照表をつくる必要があるが、簡単な届け出を税務署にすれば誰でもできるので、利用している人は多い。この場合必ず確定申告をする。

次に、配偶者控除と一般扶養控除が38万円であり、その他の所得控除がある。

その他の控除には、医療費控除、社会保険料控除、生命保険料控除、地震保険控除、寄付金控除等がある。医療費控除、寄付金控除は、年末調整で対象にならないので、確定申告で還付を受けることになる。今回は東北大震災の義援金で寄付金控除の還付申請する人は多いはず。