ミスター長嶋以来５２年ぶりの記録－日本シリーズ初戦

 昨日、日本シリーズ第1戦は５対２でロッテが中日を破った。これに３回同点ホームランを打ったのがロッ
テの新人清田外野手、昨年のドラフト４位で、ＮＴＴ東日本からの入団で殆んど知られていない。
  新人でシリーズ初戦で打ったのはあの長嶋以来の出来事で、実に５２年ぶりとなるそうだ。

  長嶋が立教大から入団し活躍しだしたのがもう５２年前で、半世紀もたっているとは、驚いてしまう。
  ポストシーズンで新人でホームランを打ったのは、これまでで１３人いる。そして２本打ったのは長嶋茂雄、原辰徳、仁志敏久でいずれも巨人であって、清田はＣＳ戦で２本打っているので、３本はこれまでの記録２本を抜く最多記録となった。

  パ・リーグの下克上のロッテが、敵地ナゴヤドームで強いセ・リーグの中日に一太刀あびせたかっこうになって、今年の日本シリーズを面白くした。

日本年金機構から扶養親族等の申告書が到着 ２０１０

  我が家に日本年金機構（以前の社会保険庁）から平成２３年分 「公的年金等の扶養親族等の申告書」の
入った郵便が配達された。例年通り、はがき形式の申告用紙と記入手引き書が入っている。

  この申告書は、年金から源泉徴収される所得税を決める扶養控除等を来年1年間を確定するための申告であるが、来年から所得控除で大きく変わる点がある。

  現役サラリーマンは会社に提出し、年末調整に使われる大事な書類である。年金受給者はこれに記入し、印を押し５０円切手をはって返送することで、来年２月からの年金から源泉所得税が引かれる。

  政府が国税をつかって、１５歳中学校卒業まで「こども手当」の支給が今年からはじまったことに関係するが、１６歳未満の扶養控除が廃止されてしまった。
民主党のマニフェストでは扶養控除は全部廃止が原則だったが、政権与党になった段階では実情に合わせ１６歳未満のみ廃止に妥協せざるを得なかったようだ。

用紙が扶養親族控除等の申告書となっているように、国税とその納税者に関する属性で根幹になる扶養控除の問題を民主党の扱いは軽すぎやしなかったかと思う。

こども手当が今年も来年も目標の３１．２万円の半分１５．６万円(月額１万３千円)ときまったが、廃止された扶養控除３８万円は所得税と住民税あわせれば、２０％７．６万円の増税にきいてくるから、差引き約８万円（月６．６千円）しかこども手当は出さなかったことになる。まして以前は児童手当が市から扶養控除と無関係にでていたことを考えるどこまで喜んでいいか分からない。

  ということを、こども手当の支給にあたって行政から同時にアナウンスされたかというとこころもとない。
こどもをお持ちの現役のかたは来年１月の給料振込みから、急にダウンすることを覚悟しなけらばならないし、子供の多い家庭ほどきびしことになる。”楽あれば苦あり”と言ってられないほど気の毒なことになる。

  さらに厳しいのは、高校生をお持ちの家庭である。これまで高校と大学の両方に割り増しの特定扶養控除があったが、今回から高校生は普通の扶養控除（３８万円）となり、大学生のみに制度（６３万円）が残されたことである。これも民主党マニフェスト”高校の無償化”にたんを発している。

  もっとも所得税と住民税の割合は税源委譲により１０％１０％だったのが、５％１５％となっていて、１月に５％くらい上がっても気がつかない人が多いかもしれない。１５％が効いてくるのは来年の６月からである。

ドラフト会議で西武渡辺監督が感涙のガッツポーズなわけ

  昨日のプロ野球ドラフト会議、西武の渡辺監督がクジで早大の大石投手を引き当てたとき、大きなガッツポーズで喜びをあらわし、うっすらと目に涙だったのには訳がある。６人の最後に引いたので当たりクジが残っていなかったらダメなわけで興奮状態になったのは当然。実は昨年は６チーム競合で最初に引き、雄星をひき当てたので、つき過ぎでこわいといっている。一方一つ前に引いた阪神真弓監督は結果的に６分の１ではなく２分の１の確率に負けたことになる。

  毎年投手では、パ・リーグのほうが、目玉の選手をとれている。これではセ・リーグが弱くなる一方。このところ、セ・リーグや巨人に選ばれなかっても落胆する選手がみられないのは良い傾向とファンは思っている。

  ２００７年以降、大学卒であっても逆指名ができなくなって、高校、大学・社会人が同じ日ドラフト会議で決まることになって、会議が唯一のプロへの公平な機会になったのも良かった。

  今回から会議で選手指名にパソコンが使われたとある。正確にはパソコンＬＡＮの利用であろう。おそらく、画面にずらーと学校別に名前が上がっていて、指名する選手名の頭にあるラジオボタンをクリックし入力する簡単な方法だと思う。ところが、社会人は名前を入力する方法だったようで時間がかかった。
  １９６５に始まったドラフトが４５ぶりに投票方式の改善があったことになる。

世界の王さんに文化功労者の顕彰

  平成２２年度文化功労者が各界から１７名のかたに決まった。プロ野球からは、王 貞治さんが選ばれた。これは川上哲治さん、長嶋茂雄さんについで３人目である。

  このかたがたには、文化功労者年金法により３５０万円の終身年金が与えられるとのこと。

  その日、文化勲章が７氏に授与されたが、文化勲章は文化功労者から選ばれるそうであり、ノーベル賞受賞者は文化功労者になっていなくても文化勲章与えられ、両方に文化功労者年金が支給される。

  もっとも、生活にこの年金が必要とする方は一人もいないと思われるが、これまでの功績に対する褒賞金の一時払いをさけ、年金にしてもらっていると考えるほうが納得しやすい。

  一方、同じく政府が行うもので春と秋に「叙勲」という制度があるが、ネットで調べられる範囲では年金は出ない。戦前は出ていたようで廃止されたあと復活していない。勲章の他、赤坂御苑での園遊会に招待されることが恩典であろう。

  ８６８本の世界最高の本塁打数のほか数々のプロ野球の記録をあげ、さらには厳しい体調管理のなかで、第１回ＷＢＣワールドベースボールクラシックに見事優勝した王ジャパンの功績は国民は忘れられない。

畑のさつまいも１０株目は.１．８キロ

  市の畑のさつまいも、９株目は０．６キロで最後の１０株目はただの１個だけで重さは.１．８キロと超重量級。芋づる式にと例えられるさつまいもが、直径が約１５センチあってこの状態ではでは１本と数えられなくて１個と呼ぶしかない。

  １株目はもう１ヶ月以上前になるが当時で約１キロと大きかった。１株目と１０株目はどちらも畝の端っこであり、葉が一番育ち、陽あたりが一番良く、元肥が２分の１に分散しないのが関係していると思う。

  この理屈だと、端以外の株はもっと間隔をあけ、１０株のところを５～６株に減らしても同じ収量を上げられることになる。

  じゃがいも、キャベツ、玉ねぎ、白菜など、間隔をあけると大きいのが取れるのは、実感している。
  野菜の本や種の袋の裏に書いてある間隔を守ったほうがいいようである。先人の知恵が詰まっている。

  もっともジこのジャンボさつまいも、いつも買いにいく八百屋さんにいわせると商品価値はゼロとのこと。