まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

広島原爆の日のこと

2018-08-06 23:20:24 | 日常

平成30年8月6日(月)

広島郵便局慰霊式のこと。

いつものとうり比治山の多聞院で73回目の慰霊式が行われました。今回は私と長女の二人のみの出席、いつも参加してくれる孫たちは豪雨災害の振り替え授業のため欠席。遺族も高齢化されているのか80席用意されたテント席も半分くらいの人数。郵政関係の職員さんと変わらない人数です。蝉時雨の中、定刻どうり午前8時15分、梵鐘の鐘の音と共に開始、いつもと変わら式次第で終了。「昔は大勢の参拝者があり式の後の祭壇に飾られたお花の争奪戦が大変で、おばあちゃんもよく頑張っていたね」と母の懐かしい姿が目に浮かびました。記念碑に刻まれた犠牲者数267名の中から「福原時次郎」の名前を見つけ、なぞり寺院を後にした。

広島市女原爆死没者慰霊式

「市女」は「私が卒業した広島市立舟入高等学校の前身である「広島市立第一高等女学校」の略号です。昭和23年の学校改革によりなくなり舟入高等学校となったが同窓会組織は継続しその歴史を引き継いでおります。今回の慰霊式も午後10時から平和公園の向かいにある慰霊碑の前で両校の関係者300名あまりが参加、開催されました。建物疎開作業中に被爆され生徒・職員合わせて676名という市内の学校では最も多くの犠牲者を出しています。今では市女の最後の卒業生も85歳と高齢とのことすが若い舟入高校の生徒会、吹奏楽部、放送部、音楽部等の生徒が立派に運営してくれていました。久しぶりに高らかに校歌を斉唱しました。元気をもらいました。

祖母のことが中国新聞に掲載される。

今朝の中国新聞朝刊、18版「自分らしく老いる」の記事中で被爆の時、爆心地近くにあった父の勤務先である郵便局付近を探し回った体験談を投稿していたのが記事になりました。今年99歳になります。人生の終末を迎え心に残ったことを吐き出したかったのでしょう。この年齢になってもまだ文章を書く力があるというのは本当に驚きです。すばらしい母ですね。心から尊敬します。これからもズーと長生きしてください。

コメント (1)
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