「遠野」なんだり・かんだり

遠野の歴史・民俗を中心に「書きたい時に書きたいままを気ままに」のはずが、「あればり・こればり」

2012 砥森神社の祭 

2012-10-03 08:09:38 | 郷土芸能

鵜住居から戻った午後、我が家の子雀たちとお昼を食べ、

気がかりな宮守へ

例年どおりであれば、11時から神社で鹿込神楽の打ち鳴らしによって神事が行われ、

男の子たちの御輿、下郷さんさ、あらまち南部ばやしの奉納

その後、それぞれが門かけとなるが、

果たして、

 

メインストリートでは、下郷さんさのひとつのグループが踊りの最中

分かれて他のグループも町内を廻っていることと想像

遠野まつりでは、時間的に見られなかったので、しばし堪能

 

車を移動し、次のポイントへ

 

蔵が三つもある大きなお宅

 

 

ここに御輿がやって来る

 

側を通る度に気になっていた家だが、この数日前に、高校の同級生の家だと教えられる

彼の頭の大きさは、この屋敷からか?笑

 

写真を撮る私にこの家の主人?笑 が酒を勧める

下宮守はこの日が本当の祭りだと実感

 

私の好きな定番風景

 

あらまち南部ばやしがやって来る

 

見知った人たちから「どうも!」と声をかけられる

踊り子の人数が少し減ったかな?

 

宮守駅前に下郷さんさが到着したところでエネルギー切れ

今年もこの祭り最後のクライマックス?夕暮れのパレードが見られないまま離れる

 

ここ宮守

藩政時代は、大迫代官所管轄の盛岡本藩統治の地域と八戸弥六郎知行所となる地域があるが、

遠野に関わる地域には、しし踊りや南部ばやしが伝承されており、

その中のしし踊りは、鹿込と鱒沢にあり、鱒沢のものは江戸時代から伝えられているようであるが、

どちらも、途絶えようとしている

 



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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ねるほど (はやと)
2012-10-03 21:07:17
村の風景、変わるものと変わらぬもの。
いろいろ うーむと考えさせられました。
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Unknown (ゴンゲン)
2012-10-03 21:55:47
 今晩は、29日のさんさは倍以上の踊り手さんでしたよ。南部ばやしは同じくらいかな
 学校が統合したら、男子は神楽・しし、女子はさんさと南部ばやしを継承して頂きたいものです。 
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風景 (笛吹)
2012-10-04 01:50:18
はやとさんへ

震災以降、特に感じますが、急激に遠野も変化しています。

復興を急がなければならない山の向こうは、その通りなのですが、それに呼応するかのようなスピードです。

そんな中で、皆が気づかない内に、遠野として残すべきものが無くなることが心配で、風景だけでなく郷土芸能もそのひとつ。

以上のような屁理屈をつけて、祭りバカは今日も行く! 笑
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参加者 (笛吹)
2012-10-04 01:56:42
ゴンゲンさまへ

おはようございます。笑

下郷さんさは、例年、数班に分かれて門かけをするので、
私が行った日もそうなのかと思ってます。
大きな郷土芸能を盛大にしようとする行為が、弱小芸能の存続を危うくすることもあり、
バランスを考えた伝承を考えるギリギリの時期かと考えてます。
人の数が減ってきたからといって、郷土芸能の統合や
存続すら、あきらめるのは、まだ、早いと。
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再レスです (はやと)
2012-10-04 11:54:49
笛吹どんもやはり感じてらしたかと
確かに・・去年、遠野入りしたときは(仕方ないことですが)以前とは違う殺伐とした空気が漂ってました。
某団体のボランティア活動に参加しましたが、活動自体はいいとして、以前の遠野だと、訪れるよそ者は遠野物語のファンや姫神ファン、花巻などを巡るツアー客がメインで まったりのんびり過ごしてましたが、語弊がありますがボランティアで滞在している若者の目的は沿岸被災地であって遠野じゃないし都市部からの若者にとって遠野は東北の1田舎町でしかなくて遠野自体の風習やたたずまいに、特に興味がないですしねぇ、活動後、飯食って寝るだけの町ですし。そういった認識の違いとかかからなのか、明らかに町ゆく滞在者のタイプが変質してきてはいると感じますよ。いい悪いは別として。。今回、実はそういったよそ者にちょっと嫌な思いさせられましたし。願わくはもとのまったりのんびりした雰囲気に戻ってほしいところです。去年よりは和らいできた雰囲気はありますが・・・。
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様々な人たち (笛吹)
2012-10-04 20:04:46
大隅はやとさんへ

人口の少ない遠野のような田舎では、行き交う人の多くが、知っている人なのですが、今は、よくわかりません。
様々な人が、色々な目的・理由で遠野にいます。

震災以降、復興関係の仕事のために、遠野に住んでいる人たちもいますが、
その中には、休日を利用して、市内を廻って楽しんでいる人もいます。

滞在理由が遠野を目的にしていなくても、その方々の記憶の片隅に遠野が残れば、幸いかなあと思ったりもします。

はやとさんが云うように、もとのように遠野時間が体感できる町になればと、自分自身の仕事の進め方も含めて思う笛吹です。 笑

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語弊あったかも (はやと)
2012-10-04 21:05:23
すみませんねえ、去年と今回の滞在中のやな事、思い出してつい。震災前の遠野旅じゃ考えられなかった出来事だったので。m(_ _)m今回ちょと気味悪い思いしたもんですから。純粋に観光で遠野にくる若い女の子には特に気をつけてもらいたくて。遠野に観光できてる人ばかりじゃないんだよ~と。
あ、でも変わらずに遠野は好きですし、また来年も行きたいと思ってますから。
連投しづれいしますた。
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良き思い出 (笛吹)
2012-10-04 21:56:51
心優しいはやとさんへ

いえいえ、どうしまして。

ボランティアと観光が混在する町、難しいところがあります。お互いに心の持ち用が違うので。
両者を迎える遠野の人も、3.11では、多かれ少なかれ、心に傷があります。

成せば成る、成さねば成らぬ
とは思いますが、
現実は、成るようにしか成らない
と思いつつ、
あがき続ける笛吹です。笑

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Unknown (nooree)
2012-10-05 15:22:52
こんにちは
>蔵が三つもある大きなお宅・・・ひょっとして・・倉持さん?
天井を高くすると頭が大きくなるんですね~
そろそろ今週あたり・・・釜石出没でしょうか?
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 (笛吹)
2012-10-06 09:50:10
nooreeさんへ

多蔵さんだったような?

私のようなコンパクトルームで生活していると
やはり、頭は小さいまま。
床屋さんに行くと、小さい上に、少ない、柔らかいと
喜ばれます。笑

平日のうちに、釜石へ行くつもりだったんですが、
予定通り、物事が進まずです。
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