さて参院選前。辛口の鋭い新刊が出ています。
基調としてはやや「良薬は口に苦し」の観が強いですが
そうした本も勿論、日本社会にとって欠かせません。
苦い良薬から逃げ回ってばかりいると社会が劣化するばかりです。
→ 数だけ追って質を下げる安倍の観光政策により起きた「観光公害」の実態、
諸悪の根源が「ビザ大幅緩和」にあることを指摘していないのが大きな欠点で
その辺りはアトキンソン氏の著書の方が詳しい。
→ 「在日特権」は都市伝説に近いが「在日米軍特権」は確実に存在する、
(迷惑な「誤爆」を繰り返すネトウヨや自称保守は「在日米軍特権」に盲目)
国民に隠れこそこそと思いやり予算を増加させた自公政権の欺瞞は明白。
→ 安倍の自慢話は全て嘘と捏造(だから日本の成長率が先進国最悪の低水準に陥る)で、
残念ながら処方箋は法曹界によくある実効性・合理性軽視なのが残念だが
(柴田悠・京大准教授の実証研究から学ぶべき)批判内容は完全に正しい。
▽ 安倍を支持する財政出動派のお粗末な議論より遥かにましであるが。。
→ 日本女性が隠している本音を抉ってしまった勇敢さが凄い、
「結婚に保証を求めるので外国人とのマッチングでトラブルになる」
「夫の収入を預かって自分が使うのは当たり前と思っている」
「だからフェミニズムが根付かない」といった先進国にあるまじき
日本型ジェンダーの本性をはっきり書いてしまった!
▽ 社会に責任転嫁する日本型ジェンダーの欺瞞に就いてはこちらを参照のこと
→ 冷静な未来予測と、お粗末な処方箋との落差が凄まじく大きい点が凄い、
長野県下條村と岡山県奈義町という国内の卓越した事例を無視して
イタリアのソロメーオ(かなり前に他書が取り上げた事例)を出すという惨状。。
→ 米中貿易戦争の長期化は歴史の必然で
世界の覇権を巡り衝突する両国が並び立つことはできない、
米中貿易戦争の長期化がマニフェストディスティニー(明白な運命)と分かる。
→ 生徒が次々に起こす事件に振り回され続ける「底辺校」の実態、
能天気な教育論議を垂れ流して政策を歪める識者や議員に読ませるべき。
(視野狭窄かつ独善的な彼らの「研修」「再教育」に最適である)
→ 漸く米中対立の余波で大きく取り上げられるようになったウイグル問題、
著者には中共から有形無形の圧力がかかってくるだろうが負けないで欲しい。
→ 真に「解放」される事業者・労働者はごく一部だが
参考になる点が非常に多い(広報も含め非常に商売上手である等)、
所謂「働き方改革」では経済は伸びないことも示唆されたと言える。
→ 有名になりつつある流産率の問題、子の成績、腐敗し易い理事会、
災害で陸の孤島という深刻なタワマン問題の数々。
→ カラー古地図が掲載されており東京がいかに災害に脆弱かが分かる、
特に水害・震災に弱い地形の人口密集地域の危険性は一目瞭然!
→ 夏にお薦めの一冊、写真もインスタ映え?
一般の人にも作れそうなのが良い。
基調としてはやや「良薬は口に苦し」の観が強いですが
そうした本も勿論、日本社会にとって欠かせません。
苦い良薬から逃げ回ってばかりいると社会が劣化するばかりです。
『観光公害――インバウンド4000万人時代の副作用』(佐滝剛弘,祥伝社) | |
→ 数だけ追って質を下げる安倍の観光政策により起きた「観光公害」の実態、
諸悪の根源が「ビザ大幅緩和」にあることを指摘していないのが大きな欠点で
その辺りはアトキンソン氏の著書の方が詳しい。
『日米地位協定-在日米軍と「同盟」の70年』(山本章子,中央公論新社) | |
→ 「在日特権」は都市伝説に近いが「在日米軍特権」は確実に存在する、
(迷惑な「誤爆」を繰り返すネトウヨや自称保守は「在日米軍特権」に盲目)
国民に隠れこそこそと思いやり予算を増加させた自公政権の欺瞞は明白。
『国家の統計破壊』(明石順平,集英社インターナショナル) | |
→ 安倍の自慢話は全て嘘と捏造(だから日本の成長率が先進国最悪の低水準に陥る)で、
残念ながら処方箋は法曹界によくある実効性・合理性軽視なのが残念だが
(柴田悠・京大准教授の実証研究から学ぶべき)批判内容は完全に正しい。
▽ 安倍を支持する財政出動派のお粗末な議論より遥かにましであるが。。
b>『令和日本・再生計画: 前内閣官房参与の救国の提言』(藤井聡,小学館) | |
『結婚不要社会』(山田昌弘,朝日新聞出版) | |
→ 日本女性が隠している本音を抉ってしまった勇敢さが凄い、
「結婚に保証を求めるので外国人とのマッチングでトラブルになる」
「夫の収入を預かって自分が使うのは当たり前と思っている」
「だからフェミニズムが根付かない」といった先進国にあるまじき
日本型ジェンダーの本性をはっきり書いてしまった!
▽ 社会に責任転嫁する日本型ジェンダーの欺瞞に就いてはこちらを参照のこと
『なぜ共働きも専業もしんどいのか 主婦がいないと回らない構造』(中野円佳,PHP研究所) | |
『未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること』(河合雅司,講談社) | |
→ 冷静な未来予測と、お粗末な処方箋との落差が凄まじく大きい点が凄い、
長野県下條村と岡山県奈義町という国内の卓越した事例を無視して
イタリアのソロメーオ(かなり前に他書が取り上げた事例)を出すという惨状。。
『米中ハイテク覇権のゆくえ』(NHKスペシャル取材班,NHK出版) | |
→ 米中貿易戦争の長期化は歴史の必然で
世界の覇権を巡り衝突する両国が並び立つことはできない、
米中貿易戦争の長期化がマニフェストディスティニー(明白な運命)と分かる。
『ルポ 教育困難校』(朝比奈なを,朝日新聞出版) | |
→ 生徒が次々に起こす事件に振り回され続ける「底辺校」の実態、
能天気な教育論議を垂れ流して政策を歪める識者や議員に読ませるべき。
(視野狭窄かつ独善的な彼らの「研修」「再教育」に最適である)
『ウイグル人に何が起きているのか 民族迫害の起源と現在』(福島香織,PHP研究所) | |
→ 漸く米中対立の余波で大きく取り上げられるようになったウイグル問題、
著者には中共から有形無形の圧力がかかってくるだろうが負けないで欲しい。
『売上を、減らそう。たどりついたのは業績至上主義からの解放』(中村朱美(佰食屋),ライツ社) | |
→ 真に「解放」される事業者・労働者はごく一部だが
参考になる点が非常に多い(広報も含め非常に商売上手である等)、
所謂「働き方改革」では経済は伸びないことも示唆されたと言える。
『限界のタワーマンション』(榊淳司,集英社) | |
→ 有名になりつつある流産率の問題、子の成績、腐敗し易い理事会、
災害で陸の孤島という深刻なタワマン問題の数々。
『カラー版 「水」が教えてくれる東京の微地形の秘密』(内田宗治,実業之日本社) | |
→ カラー古地図が掲載されており東京がいかに災害に脆弱かが分かる、
特に水害・震災に弱い地形の人口密集地域の危険性は一目瞭然!
『スパイスでおいしくなる and CURRY のカレーレッスン』(阿部由希奈,立東舎) | |
→ 夏にお薦めの一冊、写真もインスタ映え?
一般の人にも作れそうなのが良い。