みんなの心にも投資 … ソーシャルインベスター(社会投資家)への道

個人投資家の”いとすぎ ”が為替・株式投資を通じた社会貢献に挑戦します。すべてのステークホルダーに良い成果を!

『週刊エコノミスト』8月4日号 - 日本経済は先進国中で最悪の状況、鉱工業生産指数の落ち込みが深刻

2020-07-31 | 『週刊エコノミスト』より
今週の週刊エコノミストは非常に素晴らしい。
「恐ろしい程にタイミング完璧なエコノミスト、歴史的な特集になるかも」
と当ウェブログは先週書いた訳であるが、
東証急落の直前というタイミングも完璧だったし、
黒田総裁になってから日銀リポートが劣化したことも分かる。
(猟官リフレ派の害毒は、左様にまで深刻なものなのだ!)
いずれは熊野氏が警告するように経済危機と円急落を招くしかあるまい。。


驚かされたのは市岡繁男氏の連載コラムで、
愚昧なアベクロコンビの所業は戦時中の日本政府と同じであることが分かった。
戦時中の日本政府は無制限に東証を買い支えていたがマリアナ沖での惨敗あたりから株価急落。
傲慢な市場操作の果ては破局しかないという歴史の教訓を教えるとともに、
同様の愚行に邁進しているアベクロコンビがまさに「国難」に他ならないことも明白である。

「ユニクロの筆頭株主が日銀という惨状では、日本は中共並みの国家資本主義に堕したと言える」
とした当ウェブログの警告も残念ながら的中しそうな状況だ。。

『週刊エコノミスト』2020年 8/4号


エントリーのサブタイトルは80頁より。
B層は株価操作で騙されているが、鉱工業生産指数は誤摩化せない。
日本は腐敗した安倍の腐敗した経済政策の毒が回り、
鉱工業生産指数では先進国中で最悪の落ち込み、
何とタイよりも劣りメキシコやトルコと同類になっている。。

    ◇     ◇     ◇

東洋経済の脱炭素特集はなかなか悪くない。
「政府の脱石炭宣言の欺瞞性を暴いたロイター程の鋭さがあるかどうか。。」
と先週は懸念していたが、どうやら杞憂に終わったようだ。

また、「経団連会長の脱炭素宣言も結局、原発再稼働狙いの可能性が極めて高いだろう」
とも当ウェブログは予見したが、公益より自社を含めた一部企業の収益ばかり重視する姿勢が露骨で
相変わらずである。日本企業の売上高が伸びていないのも当然と言えよう。

さて、特集内容としては政府の脱石炭宣言が実は2018年の既定路線に過ぎないこと、
欧州の脱炭素戦略(水素分野だけは杜撰だが)よりも大幅に出遅れていること、
日本の鉄鋼産業が家庭部門と並ぶ大口排出源であること(「乾いた雑巾」は矢張り大嘘だ!)、
遅れに遅れて政府も漸く洋上風力に力を入れ始めたこと(10年は遅れている!)、
送電網に風力を接続する「空き」があると経産省も漸く認め始めていること。
珍しくコージェネの低炭素効果の大きさに言及する等、かなり読みどころが多いものだった。

但し、コージェネ普及で日本が大きく出遅れていること(中部・首都圏以北で潜在需要が大きい)、
送電網改革着手は電力大手が原発再稼働を半ば諦めて風力投資を始めてからあること、
御前崎・淡路・敦賀・佐多岬・玄界灘といった原発稼働の妨げとなる場所での風力開発は遅れていること、
まだまだ安倍・経産省の保守退嬰を打破する迄は遠いようだ。経産省内の憂国の人材はまだまだ不足。。

『週刊東洋経済』2020年8/1号 (脱炭素 待ったなし)


佐藤優氏の連載は珍しく、読むべき内容だった。
所謂「敵基地攻撃能力」の件で自民のあさはかなタカ派を批判する正々堂々の内容で、
官邸や北方領土交渉への不可解かつ非合理な擁護さえなければ氏の主張はまともである。

    ◇     ◇     ◇     ◇

ダイヤモンドの仕事・転職特集は悪くないが、
ダイヤモンドらしい鋭さには欠ける。例えば、
人材を必要としている分野や企業から「ラブコール」を出して貰っては?

『週刊ダイヤモンド』2020年8/1号 (今選ぶべき会社・業界・仕事ランキング)


「社員からの評価が上がった50社」や社員流入流出ランキング、
ヘッドハンターの座談会はかなり面白かったので、もうひと工夫を期待。

    ◇     ◇     ◇     ◇

次週の注目はダイヤモンド、鉄板で売れる大学特集(「激変」ではないと思うが)。

▽ 情報系を「理系」という狭い枠で捉える日本的な感覚が気になる。。

『週刊ダイヤモンド』2020年8/8・15合併号 (コロナで激変! 大学 序列・入試)


▽ 東洋経済は取り上げている人物が玉石混淆、特に先頭がアジテーターで教養を語るという。。

『週刊東洋経済』2020年8/1-15合併特大号 (コロナ時代の新教養)


▽ エコノミストは「らしい」マクロ経済分析

『週刊エコノミスト』2020年 8/11・18合併号

ミクロでは星野リゾート代表の語る「マイクロツーリズム」が重要。
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自民が大金を投入してオンライン情報操作、中ロと体質が酷似している - デマを信じやすい若年層が標的に

2020-07-27 | いとすぎから見るこの社会-全般
『分断される階層の真実』という実に興味深い新刊がある。
著者はそのデータ分析や視点について毀誉褒貶が大きい人物だが、
この一冊の中で阪大の研究者の実証研究について言及された部分がある。

それは、最近までの安倍支持の異様な高さの根源に「諦め」があり
「努力しても報われない」「長いものに巻かれろ」と考えた結果であるという指摘だ。

これは日本を衰退させた安倍を支持・容認する自己破壊的な愚行であるだけではなく、
安倍自民が大々的に展開しているネット空間での情報操作を放置する犯罪行為ですらある。

腐敗した安倍による腐敗した長期政権は「日本社会劣化」の証左だと
当ウェブログは予てから警告してきたが、予言通りになってしまったのがただ悲しい。。

▽ 安倍自民支持の根源に「諦め」と「長いものには巻かれろ」式の精神劣化、阪大教授が研究で実証

『コロナが加速する格差消費 分断される階層の真実』(三浦展,朝日新聞出版)


安倍とその走狗達は「延命させればさせる程、国益公益を毀損し続けるだろう」とした
当ウェブログの予言通り。「今この瞬間もB層とともに亡国の踊りを踊って」滅び行く最中。。

「御用新聞や御用テレビが事実上買収されているというのは、
 様々な状況証拠から考えて恐らく正しいだろう。報道内容を見ていればすぐ分かる」

「官邸と自民の「接待攻勢」は当初、最初は政策をPRして貰う意図だったと推測するが、
 カネで相手を支配してゆく中で段々勘違いしてきて、毒が自分に回ってくる」

「直近の世論調査によれば、安倍政権に不満があり
 アベノミクスによる恩恵を受けられていない者が圧倒的多数であるにも関わらず、
 安倍内閣に警告を与える意思のある有権者は過半数に達していない」

「そうした数値を見て、「ああ、日本国民は変わっていない」と実感する。
 ただの雰囲気に流されて大挙して民主党に投票し、
 民主党アマチュア内閣を生み出したのがこうした大衆である」

「「自民党は没落への長い下り坂を転がり落ち始めた」との見方を維持する。
 衆院選に勝っても負けても同じである。
 有権者の鉄槌を受けて敗北した方がまだましかもしれない」

「放送法に違反しているのは、安倍政権である。
 何しろ、「自分が出るのは問題なく、批判されるのは不公平だ」と考えているのだから」

「自民党が「公平」を語れると認識していること自体が根本的な誤りだ。
 支持率が落ちたら、メディアのせいだと考えるような連中だから、
 メディアに圧力をかけて選挙を有利にしようと考えるのも不思議でない」

「日本の凡庸な保守が権力を握るとまずメディアを「支配」しようとする。
 国益を騙って大きく国策を誤りながら、真の敵に向かうのではなく
 言説における国内の「敵」を必死に攻撃するのである。
 (日本の「真の敵」とは、そうした連中自身だったことは史実が証明している)」

「『少年H』の時代と同じく、転換点は必ずやってくる。
 安倍政権に尻尾を振っていたメディアはいきなり掌を返し、
 安倍政権の失政に全ての原因があるような殲滅的な報道を行うだろう。
 (実際、その通りなのではあるから仕方がないのだが)」

「先見性のない有権者が自民党ごときに大量票をくれてやったのが
 そもそもの元凶である。およそ80年前に酷似している忌まわしい現象だ。
 (日本を泥沼に突き落とした満州事変の際に、歓呼の声をあげて関東軍を支持したのは当時の国民だった)」

「メディアにイデオロギーがあるのは自然なことであるが、
 イデオロギーに隷属し薄汚い政治的理由によって情報操作を行い、
 権力に媚びて愚民大衆を騙そうとする「御用メディア」は断じて許してはならない」

「安倍政権が成立して以来、そうした「御用メディア」の媚態は目に余るものがある。
 政権の鼻息を窺い、官邸のカネで飯を食っている連中である。
 本質的には中南海の広報機関である人民日報と何ら変わりない」

「いかに官房長官が陰湿な圧力をかけてきても、
 いかに自民党のはね返り議員が恫喝を行っても、
 報道すべきことは報道すべきである」

「直近では民進党の山尾議員のガソリン代問題について、
 安倍首相のガソリン代が倍以上で「地球13周分」もあるのに
 こうした事実を報じず、政権の鼻息を窺っているメディアは「人民日報」と同類だ」

「自民党政権があらゆる政党の中で最もメディアコントロールに熱心で、
 体質的に言えば独善的な中南海と最も似ている政党なのである」

「国連のデビッド・ケイ特別報告者の来日と記者会見、
 「国境なき記者団」の発表した「報道の自由度ランキング」を巡る騒動が実に興味深い」

「安倍政権が独善的でメディアを統制しようとする意向が極めて強いことが、
 安倍政権や与党自身の言動によって完璧に証明されたからだ」

「岸田外相は国連の特別報告者に対して
 「丁寧に説明したが十分に反映されておらず遺憾だ」」
 「報告書が客観的かつ事実に基づくものになるよう申し入れたい」と
 実質的な恫喝に等しい言辞を吐いている」

「これは、「丁寧に説明してやったのだから相手はそれを反映させるのが当然」
 「相手は主観的で事実を無視しているのでこちらの言う通りに修正させるべき」
 という慇懃無礼そのものの態度である」

「しかも、政府や官庁の裁量に左右される許認可や放送行政ではなく、
 「独立行政機関が監督すべき」であるとの批判に対しては
 何一つ反論できないという恥さらしな体たらくである」

「自民党も、「日本の報道機関の独立性が深刻な脅威にさらされている」ことを
 自ら証明するような愚行を重ねている始末」

「安倍政権の陰湿な圧力と接待を受け、国内メディア大手が
 政権への厳しい批判を「自己検閲」してきたのは衆目の一致するところだ。
 それは海外国際機関やNGOの指摘とも一致する」

「メディアから厳しい追及がなされないとなると、
 そして有権者が分不相応な大量票を与えてしまうとなると、
 増長して傍若無人に振る舞うのは凡庸な政治家の常である」

「都議会でも、地方議会でもカネの問題に絡むのは自民党ばかり。
 輝かしい党の不祥事の歴史が、いまだに「治療」できないことを示している」

「自民党も頭上に「ダモクレスの剣」がぶら下がっている以上、
 いつ国政選挙で惨敗してもおかしくないのだ」

「事実、稲田防衛相の収支報告書には宛名の筆跡が同じ領収書が何百枚もあり、
 「ほかの議員もそうしている」などというふざけた言い訳をしている」

「よく知られているように、自民党の歴史は金権の歴史でもある。
 自民党のDNAが情報公開やメディアの監視が甘い
 地方議員により濃厚に顕れていしまうと言うべきだろう」

「安倍政権になってから「報道の自由度ランキング」で日本の順位が大幅下落したが、
 官邸自身が「報道の自由」を損なっているのが安倍政権であると証明した」

「安倍側近の今井秘書官が厳しい取材を行う記者に陰険な嫌がらせをして更迭させ、
 世耕経産相は失態を責任転嫁してメディアの取材を省内から締め出した。
 両者とも安倍官邸の権柄ずくの体質を如実に表していて興味深い。
 大した成果も出していないのに、失敗は他人に責任転嫁する点でもよく似ている」

「大手メディアは官房長官から睨まれて「忖度」どころか「萎縮」しており、
 おまけに「スシロー」評論家をはじめ官邸から事実上の飲食接待を受けているため
 国民に真実を伝える責務を半ば放棄しているような状態な訳だが、
 その代わりに週刊誌がゲリラのように安倍政権の本性を果敢に報道している」

「官邸からの圧力と買収的行為に憤懣やるかたないメディア関係者は、
 十年一剣を磨くの思いで隠忍自重、「材料」をたっぷり貯め込んで
 安倍政権が自業自得で無惨に「転落」する機会を待っていて欲しい。
 必ずこうした安倍政権の増長が罰せられ、メディアが一斉総反撃する時が来る」

「安倍首相の「反省」が口だけで何ら誠実さが伴っていないことは、
 首相周辺の言動にはっきりと示されている」

「萩生田官房副長官は「難癖をつけられた」と反省ゼロで有権者を見下した放言を行い、
 下村幹事長代行はお粗末な政権の失態を棚に上げて「野党の意図的な魂胆」と責任転嫁している。
 両者とも、近く内閣から追放されることが確実の山本大臣に全ての責を負わせるという
 北朝鮮的な「吊るし上げ」行動においても実によく似ている。これが政権の「体質」であろう」

「賭けてもいいが、「分かりやすく説明」と称して図々しい言い訳や嘘を重ねるだけだろう。
 これまでの実績や行動から考えて、それ以外の事態は考えられない」

「首相の反省が口だけだから、このように側近も反省ゼロだ。
 平然と元同僚に全ての責任をかぶせる点で人間性も疑われるが、
 選挙が怖くて必死に誤摩化しているだけであることが見え見えであるのが最大の問題だ」

「安倍政権はこれまで政策面において完全に「口だけ」で、
 碌な成果を上げずに目先を変えて誤摩化してきた」

「これまで長期政権になってきた真因は、第一に民主党政権の大失態、
 第二に米経済の順当な回復、第三に官邸のメディアコントロールであり、
 安倍政権は自らの力だけでは何ら有権者に利益をもたらせなかったのである」

「首相の周りがかつての「三奸四愚」のような連中ばかりであることも
 モリカケ問題により今や隠し切れなくなりつつある」

「元々、安倍政権の経済政策は後世において嘲笑されるような
 「口だけ経済政策」であり、ドル建ての1人当たりGDPも生産性も
 ここ最近での最低水準を記録している「最低の経済政策」でもある」

「日本の貧困化と生産年齢人口減少により見かけ上は低失業率になったに過ぎないと、
 愕然とさせられる情けない真実が実証され明らかになる日も近い」

「自民党は末期状態になってくるといつでもメディアに責任転嫁する。
 このDNAは「死に至る病」と呼ぶのに相応しい」

「安倍政権の特徴は、キャッチフレーズだけは立派だが
 内容が全く伴わず、毎回毎回竜頭蛇尾になるというものだ」

「アベノミクス然り、女性活躍然り、待機児童ゼロ然り、
 対ロ外交然り、安全保障政策も然り、働き方改革然り」

「経済パフォーマンスでは民主党と大差なく、
 団塊世代の大量退職と米経済好調に助けられた悪運だけはある政権だから、
 個別の政策を見るとほぼ全て「口だけ政策」に他ならないのである」

「安倍政権の人への価値判断は基本的に、「忠犬か否か」である。
 中共やロシアのような実質独裁政権と何ら変わらない。
 だから国民を欺いて事実を隠し通した人物が出世するのだ」

「10年前に比べても成長率の低下は明白で、
 非力な上に不誠実な安倍政権に経済再生などできる訳がない」

「「異次元」だのなんだのと偉そうに自らの経済政策の「印象操作」を行って
 大した結果が出ないと「デフレマインド」に責任転嫁する」

「政権の失態や不都合は徹底的に否定するか隠蔽するのに、
 前川氏には「怪文書」と平気で中傷する。
 安倍政権の忠犬かどうかで扱いが正反対になるという奇怪さである」

「矢張り小泉純一郎とは全く「器」が違い、引き際を悟れずに
 ずるずると権力にしがみつく醜態を晒す始末だから、醜悪な最期を迎えるのは必至である」

「安倍政権への支持率が高いのは若くて世間知らず、政治家に騙され易い若年層だ。
 自分が就職しやすくなっただけで実質賃金切り下げと生産年齢人口減に気づかず、
 或いは民主党政権の印象が悪いというだけで投票行動を決めた」

「更に悪いのは、この世代は調査によって主体性が失われていること、
 保守的で安定を求めること、他者への依存度が高いことが判明している」

「つまり、アベノミクスなどという噴飯もののスローガンとは正反対に、
 日本国民は変革への意欲を失ってバラ撒きを求め、
 低成長に安住する意思を示しているのである。
 支持されているのは「保守」ではなく「保守退嬰」なのだ」

「日本では常に、最悪の国政選択は国民の支持によって行われてきた。
 満州事変然り、太平洋戦争然り、安倍政権の長期化も然りである。
 歴史においては日本国民は自らが支持した人物に対し態度を翻し、
 「戦犯」として集中攻撃し断罪する変わり身の早さを見せてきた。
 二度あることは三度ある。次は安倍政権が奈落へと転落する番である」

「いつもの通り嘘ばかりの安倍首相は矢張り「謙虚」も口だけ、
 安倍政権の閣僚は、無理やりに増やさせた質問時間をメディア・野党批判に費やし、
 おまけに「議員年金復活を」などととんでもない要望を公言している。
 選挙が終わったら、その腐った本性が隠し切れなくなったらしい。
 彼らが有権者のためではなく、権力を握り続けることを最優先に行動しているのは明白である」

「だから、選挙で叩き潰さないと絶対に「反省」などしない。
 当ウェブログは繰り返してそう指摘してきたが、案の定である」

「また、業界バラ撒き・有権者バラ撒きを延々と続けて
 我が国の成長率を低下させてきた「A級戦犯」でもある。
 (膨大な額の高齢者バラ撒きや原発補助金バラ撒きを始めたのも自民党だ)」

「歴史的に見てバラ撒きは自民党のDNAであり、「保守」ではなく「保守退嬰」だ。
 只のバラ撒きだから、勿論「リベラル寄り」などでも全くない」

「復活したのは自民の「傲慢さ」である。
 なぜ議員年金が批判されたか、全く分かっていないと言わざるを得ない。
 国民年金だけの高齢者に対して失礼極まりなく、自分を「特権階級」と思っているのが露骨に分かる」

「他者を過剰に攻撃するのは心理学では典型的な「自己防衛規制」であり、
 自民に非があり、それを糊塗するのが主目的であるのが一目瞭然だ」

「神戸製鋼・三菱マテは日本の製造業に対する信用に傷を付け、
 モリカケ問題は安倍政権と省庁が公益を裏切って日本政府の信用に傷を付けた点で似ているが、
 それでも矢張り決定的に違う点がある」

「神戸製鋼・三菱マテは不正を認めて謝罪したが、
 安倍政権は問題の元凶の癖に、責任転嫁するか誤摩化して謝罪していない」

「また、自民党の悪しきDNAが選挙が終わると同時に甦って、
 と言うより悪しきDNAが隠し切れなくなって次々と不祥事が露見している」

「例えば文科相を辞めさせられた下村元文科相は、自分の著書を
 国民の税金で買って「ベストセラー」などと公然と宣伝していた」

「自民党に投票した愚かで騙されやすい若年有権者は、
 こうした報道をよくよく見て自己の不明を悟るがいい。
 お前達が浅慮で大挙して投票するとこうした不祥事が間違いなく起きるのだ」

「「愛国心は悪漢の最後の拠り所(or避難所)」という有名な警句があるが、
 この日本でそれを地で行く事件が続発している」

「しかもその事件の中心人物たるや、「美しい国」と称する安倍に近しい人間である。
 (官邸はその危険に気づいてか、いつもの通りに偽装作戦を展開する兆しが見える)
 森友・加計問題と実によく構図が似ているので驚くばかりである」

「また、中韓批判の言説で名を挙げた評論家がDVで逮捕されたが、
 (安倍から衆院選で応援演説をして貰ったという輝かしい過去を持っている)
 10代の妻がいることが分かって話題になっただけでなく
 以前にもDV問題を起こしていたという話が出ている」

「どうして安倍の近辺にはこうした人間ばかりが集まって来るのか。
 「愛国ビジネス」「保守ビジネス」に巧みな連中か、
 さもなければ阿諛追従に必死で国会では嘘でも言い逃れでも何でもする保身主義者ばかり」

「安倍が善人で利用されるだけの暗愚な人物であるか、
 或いは安倍こそがこうした黒い構図の中核となっているのか、いずれかしかない。
 いずれにせよ、安倍が元凶であることに変わりがなく、悪質さの程度の差でしかない」

「かつて佐藤賢了という軍人がいて、帝国議会で「黙れ」と叫んだことで有名だ。
 こんな「表に出せない」人間を議会に出す組織がまともな訳はない」

「こうした罵声軍人を出世させる日本帝国陸軍の程度が分かろうというもので、
 ガダルカナル・インパール・フィリピンと惨憺たる敗北ばかり、
 同胞を餓死と病死で虫けらのように死なせるという国賊的な罪業を重ねた」

「自民党の中には学生に日本史を学ばせようと画策している者がかなりいるらしいが、
 そもそも少なからぬ自民党議員が日本の近現代史をよく知らないという致命的な欠陥がある」

「日本の近現代史をよく研究していれば、愚かなドグマやイデオロギーを優先する輩が
 日本の国政を誤らせること、粗暴で他人の言論を攻撃する連中こそが「反日」だと
 議論の余地のない歴史的事実に照らして判断できる筈だからだ」

「例えばこの佐藤賢了は、東條内閣の「三奸四愚」の一人である。
 安倍の取り巻きを見るとまさに「三奸四愚」にそっくりな連中がいて
 その余りに酷似しているのには驚嘆するしかない。
  ・主体性のないイエスマンで安倍に迎合
 ・安倍を批判した人間に陰険な報復人事を行う
 ・安倍の方針に逆らう人間を厳しく取り締まる
 ・部下を裏切って自分だけ逃亡する卑怯者
 ・単細胞ですぐ他人に罵声を浴びせる
 ・安倍に媚び諂う腰巾着で保身術に長けている
 安倍の口だけ政策にすっかり騙されているB層有権者は、
 今こそ政策リテラシーを身につけ、近現代史を研究すべきであろう」

「眠りこけた有権者がこのような腰巾着議員を当選させるから、
 勘違いして尊大に振る舞い、国民無視、安倍崇拝の百鬼夜行を始めるのである」

「「国境なき記者団」が発表している報道の自由度ランキングで、
 日本が僅かに順位を上げた。理由は安倍政権のメディア圧力が「軟化」したからと言う」

「権力の亡者である安倍政権が因果応報でモリカケ問題により自爆、
 深刻な打撃を受けてメディア攻撃の余裕が乏しくなってきたから、
 瓢箪から駒と言うべきか、確かに報道の自由度は数年前より少し改善している」

「前川スキャンダルを流して官邸の手駒のように働いた読売も、
 微妙に距離感を変えて官邸批判を報じることも見られるようになった」

「しかし、それでも自民党のメディア敵視・独善体質は不治の病で、
 直近では西川京子・元自民議員が日本のテレビ局は「乗っ取られている」と放言している」

「こうした言論統制の発想は中南海やモスクワとそっくりで
 自らが体質的に中ロと酷似している現実を認識すらできないのだから
 まさに日本の国益・公益に反する発言と言えよう」

「直近の朝日新聞の世論調査が非常に面白い。
 SNSを信じる層の「安倍支持率」が高く、自民党支持率はほぼ影響なしとか」

「これを知って騙され易いB層有権者は何故か喜んで
 新聞は偏っているとかネットで判断するのが正しいなど考えているようだが、
 勿論そうした硬直化した思考回路自体が根本的に間違っている」

「SNSを参考にする安倍支持派に対する痛撃が最近あった。
 文科省の全国学力テストにおいて「新聞を読まない層は成績が劣る」
 「新聞を全く読まない層が最も成績が悪い」という調査結果が出たのだ」

「つまり、朝日調査と文科省調査を組み合わせると、
 「安倍支持者は新聞よりSNSを重視し学力が相対的に低い」という
 興味深い仮説に至ることになる。(是非、科学的な調査を期待したい)」

「しかも、文科省調査によれば自制心や意欲といった所謂「非認知能力」も
 学力に影響することが判明しているので、詳細は不明ながらも
 「安倍支持者はSNSを重視し学力や自制心、意欲が乏しい」という
 推論まで成り立ち得る。(勿論あくまで推論なので、更なる調査研究を待ちたい)」

「まさか安倍は相応しくない首相の座に居座り世論の袋叩きを受けて四面楚歌、
 惨めな退陣を迎えるような事態は何としても避けるだろうと思っていたが、
 (このまま首相を続けたら間違いなくそうなる)
 先見の明がゼロ、若しくはマイナスの安倍は三選という「地獄の道」へ向かっている」

「潔く自ら辞めて国民から惜しまれた小泉元首相とは完全に器が違い、
 先を読む力が皆無なのにただの僥倖に助けられて増長した安倍は
 晩節をどす黒く汚して日本の歴史に恥辱として刻まれるだろう」

「84%の国民が「アベノミクスでの経済回復の実感はない」としているのに
 安倍は日本人として恥ずべき自慢話と大嘘ばかり吹聴して自滅の道へ向かっている」

「流石は党内で「過去にないウソつき政権」と囁かれている安倍だ。
 その支持者も「過去にない異様な層」であると言うのが適切だろう」

「安倍が出現して以来、党だけでなく自民党支持層の劣化は著しく、
 日本経済の低迷(成長率も実質賃金上昇率も過去最悪レヴェル)を無視して
 メディア批判にばかり血道をあげている有り様である」

「これが安倍支持層の典型で、中共やモスクワと体質が酷似しており
 個人崇拝とメディア統制(中共は「指導」と呼んでいる)志向が顕著な特徴」

「メディアの「偏向」というお決まりの罵倒は、
 単に批判者の意識やイデオロギー或いは「常識」の偏向によるものかもしれない。
 自民党との関係も指摘されているnetgeekの「行状」が象徴的な意味で興味深い」

「攻撃的なポピュリズムとナショナリズムが結託しやすく、
 国政を誤らせた重大な要因となったのが戦前日本であるが、
 これは現代日本において安倍を支持する原理主義勢力と性質が酷似している。
 煽動・罵倒・情動・攻撃性・偽ニュース(戦前にもあった)・反メディア、
 100年近く前とは思えない程に共通点が多いのには驚愕させられる」

「自民党大会で総裁が「悪夢の民主党政権時代」とつい本音を吐いてしまい、
 与党から転落して政治献金が急減した野党時代が
 安倍のような劣化二世にとって「悪夢」だったことが分かった」

「寧ろ、消費の悪さはリーマンショック時を上回る惨状で、
 待機児童・待機学童も安倍政権下で急激に増えており、
 1人当たりの生産性も落ち込んでリフレ派が慌てて言い訳に走っている醜態が現実である。
 だからこそ、安倍を叩き潰さなければ日本経済は回復できないと何度も警告してきたのだ」

「しかし矢張り「天網恢々粗にして漏らさず」で言わば天誅が下っており、
 実行力の著しく低い安倍が自らの非力と無能を覆い隠そうと
 民主党政権を罵倒して自分の失態から国民の目を逸らそうとした瞬間、
 日経新聞に「超高級車の売上が5年で3倍」と報じられてしまった」

「周知の通り安倍政権下での平均成長率は主要先進国で最悪最低レヴェル、
 それで輸入高級車がバカ売れしている理由は一つしかない。
 安倍が日本国民を貧しくして既得権層に汚い利益誘導を行ったからだ」

「また、安倍政権下で地方議員の海外「視察」が急激に増えており、
 成る程安倍の言う「悪夢」は既得権層と利権勢力にとっての悪夢だったと
 否定しようのない明白な事実によって立証されてしまった訳だ!」

「首相が腐敗の根源だから、当然ながら地方議員も腐敗するし
 自民党議員が碌でもない騒動を起こすのも自明の理である。
 また、安倍政権下でとんでもない企業不祥事が頻発しているのも明白な事実だ。
 「腐敗した安倍が日本を劣化させている」としか言いようがないではないか!」

「……しかし当ウェブログは断言しておく。
 安倍が日本にもたらす「悪夢」はこれから起きる。
 「A級戦犯」である安倍は日本国内で居場所すらなくなるであろう」

「もはや異次元緩和は「インパール作戦」と嘲笑されているが、
 この歴史に残る異常な政策を入れ知恵した浜田内閣参与が
 野党を批判して「資源の無駄遣い」とコメントした直後に
 大和総研が日本経済の成長率を下方修正した。
 見事な自業自得といったところだ」

「当初はアベノミクスに効果があると信じていた明石順平氏は、
 数値を詳細に調べ所謂アベノミクスの成果が極めて劣悪であると明らかにしたのだが、
 今回の統計偽装(もはや「改竄」の域に達している)についても鋭く分析し、
 内閣府が出してきたGDPの内訳表に「不自然な点がたくさん」あると指摘している」

「明石順平氏は数字も見ているかどうか疑わしい内閣参与と違い、
 詳細に分析して内閣府の出した怪しげなデータを一つ一つ検証している。
 いまだに内訳を公表していないから、「改竄」があると考えた方が自然である」

「小泉元首相は「自民党をぶっ壊す」と獅子吼したことで知られるが、
 その時に完膚なき迄にぶっ壊しておかなかったから日本社会が腐敗したと言える」

「小泉元首相がなぜ腐敗した自民を完全に破壊しなかったのが不明だが、
 彼の最大の失敗と言えるのが劣化二世の安倍を後継としたことである」

「第二次安倍政権下の平均成長率は戦後最悪、消費減少でも戦後最悪レヴェルだ。
 まさに日本をぶっ壊し、日本人の良識や誠実さを徹底的に破壊したと言って良い。
 国会で嘘と言い逃れを連発する人間の屑のような安倍の取り巻きの姿が何よりの証拠だ」

「日本政治史では「アベノ腐敗」、日本経済史では「アベノ衰退」。
 そのような呼称が付くのはもはや不可避である、そう断言できよう」

「韓国の空港で泥酔して暴行を行った厚労省課長は、
 案の定と言うべきか、矢張り安倍支持者だった」

「また、世田谷区の年金事務所長は驚くべきことに
 匿名のツイッターで野党や韓国を口汚く罵っていた事実が発覚、
 更迭されることとなった。(しかも裁判で確実に負けるような中傷内容。。)」

「こちらは安倍支持者かどうか分からないが、
 心情・思想的にはかなり近いと言って差し支えない」

「何故なら、公選法違反で有罪が確定した田母神(安倍支持を明言)が
 更迭された年金事務所課長を擁護しているからである」

「どうやらいまだに日本の法律を理解していないのか、
 立民を「犯罪者集団」と決めつけた年金事務所長(元)の罵倒を
 「このくらいの言論」が許されないのは住みにくい国だとツイートし、
 寧ろ自身と年金事務所長の人間性に重大な疑惑を抱かせる
 完全に「逆効果」となっているのが情けないところだ」

「安倍は矢張り官僚機構を強力に腐蝕し始めていると言って良い。
 安倍が言う「悪夢」の民主党政権時には一つもなかった事件が
 立て続けに起きているのだから。安倍は「悪夢」より悪い」

「元号「令和」自体は決して悪いものではないが、
 触れるものを悉く腐蝕させる安倍が関わると
 この元号すら不吉で良からぬものとなってしまう」

「劣化二世の安倍は騙し易い若者を標的に、
 無礼にも元号を利用して参院選対策のプロモーションに必死だ」

「騙されるのはB層か世情に疎い若者だけだが、
 リテラシーのある者にはすぐ猿芝居だと分かる」

「いちいち「国書」などと見え透いた自己アピールする安倍は、
 根本的に日本史を理解していない」

「「巧言令色鮮し仁」はまさに腐敗二世の安倍に完璧に合致する言葉だ。
 当ウェブログも実は以前から安倍に相応しい古語として挙げていたから、
 本郷氏の見解と驚くほど一致する」

「昔から良薬は口に苦しと言うから、
 今の内にはっきりと真相を語っておこう」

「安倍の姑息な小細工は元号を貶め、「令和」は苦難と経済危機の時代となろう。
 日本社会と国民の運命を背負っているという重責の自覚が全くなく、
 思い上がった自己満足と傲慢しかない安倍とその周辺の醜悪な姿が何よりの証拠だ」

「「桜を見る会」についての内情が伝わってきたが、
 矢張り美しい桜に失礼な程に腐り切った状況である」

「まず予算は安倍に媚び諂うヒラメ官僚によって膨張の一途を辿っており、
 まるで醜悪にぶくぶく水膨れになった日本財政のような有様である」

「また、流石は拝金主義が骨の髄まで癌細胞のように浸潤している自民党だけのことはあり、
 桜を見る会の招待状がパーティー券とセットで売り捌かれているとか」

「つまり「桜の見る会」は見た通りの権力にたかる阿諛追従の会で、
 丁度中国の巨大王朝の皇帝に媚び諂う側近達とそっくりである」

「こうした中国の腐敗王朝のような安倍を支えている層には、
 「デジタルB層」という称号が相応しいであろう」

「大変興味深い現象が日中両国で起き始めている。
 キーワードは「情報操作」「メディア買収」である」

「中共ではかつての皇帝のような権力を手にした習近平への胡麻擂りばかりで、
 遂に習近平の5年間を賞賛する映画が作成されたという」

「また、中共の「指導」に従うメディアの上意下達ぶりは相変わらずで
 国家主席の任期撤廃のための憲法改正への批判は続々削除されているとか」

「まるで、安倍の周辺で起きていることと瓜二つではないか!
 安倍ののさばっていた経済低迷の「失われた6年」を
 安倍の忠犬のような連中が虚飾の限りを尽くして賞賛し、
 (実態は先進国中で最悪の低成長である)
 安倍がいつまで経っても首相を辞めず日本を劣化させているのに対し
 議席を失うのが怖い与党議員も保守退嬰メディアも何一つ文句をつけない。
 (彼らの本性が「保守」ではなく「保守退嬰」「保身」であることは明白だ)」

「当ウェブログは早くから安倍とその取り巻きが中共と体質が極めて近いと指摘してきたが、
 愚昧な彼らは自分自身の行動で中共の同類であることを実証してしまう間抜けさである」

「官邸周辺は以前よりもメディアコントロールに力を入れなくなって
 それにより自動的に独善と増長が誰の目にも明らかになっている」

「これは安倍と官邸の「本性」であるから当然であるが、
 同時に劣化二世をそのように「延命」させれている
 無気力でリテラシーの低い「B層」が仕向けたものでもある」

「総裁は自称「天才」で補佐官は平然と法を破って権力に媚び諂う、
 党内ではネトウヨと同レヴェルの罵詈雑言中傷の冊子を配る始末だ」

「他党に有利だと「情報操作」と叫び、自分に有利だと平然と情報操作を行う、
 さもしい根性がまさに山本一郎氏の言う「安倍ちゃんじゃ不安」なのである。
 (実際には不安どころか「日本の恥」に等しいのであるが)」

「先進国で最悪の低成長、絶望的な人口減少と少子高齢化を招いた
 「元凶」そのものである安倍自民だが、その悪影響がまた明らかになった」

「安倍自民の「害毒」が真っ先に浸透したのが若年層で、
 低意欲で私益重視という傾向が鮮明になっているこの世代が
 最も安倍自民に投票する割合が高いのだから事態は極めて深刻だ」

「戦時中に大本営発表を垂れ流した日本放送協会は
 今のNHKの前身であるが、「先祖返り」し始めているようだ」

「現在のNHKへの主要な批判としては、①権力(≒自民党)からの介入、
 ②職員の安定高給と「みなさまの」受信料をたっぷり費やす新施設、
 ③スクランブルを怠りカーナビからも受信料を取って「みなさまから搾取する」、
 以上の三点が挙げられる」

「直近の参院選でN国党が意想外の大量票を獲得して
 組織内ではかなりの動揺が走っていると思われるが、
 メディアとして実に情けないことに自民党に保護されて
 スクランブル化排除を貫く方針であるようだ」

「スクランブル化は確実にNHKの収入を減らすので
 経営上避けたいのはよく理解できるが、
 「公共性」という嘘八百の口実を持ち出すだけでなく
 安倍政権の閣僚から守られ「威を借る狐」になり下がったNHK。
 先祖返り、或いは退行と呼ぶのが相応しいであろう」

「BBCが全て良いとは言えないが、現在のNHKが国民の疑念を招いているからこそ、
 NHKが公共性より経営を優先していると疑われているからこそ、N国党が躍進したのだ」

「有能な記者が大勢いるのは高く評価できるが、
 組織としては「官製メディア」に近付いており
 安倍らに保護された以上、日本版「人民日報」として自民の意向を受け
 ナチのような「国民啓蒙・宣伝省」に変質して行かざるを得ない」

「エマニュエル・トッドの分類では日韓台は同じ「直系家族」なのだが、
 そのせいか日韓対立でも「同類相憎む」側面が見えてきた」

「と言うのも、韓国で情動的に日本を批判する原理主義勢力が
 日本の騒々しい自称保守と驚くほど酷似した言動を取っているのだ」

「両者ともまず他者への罵倒が驚くほど多く、
 祖国や民族の恥となっているのだが、
 粗暴性や独善性、法を軽んじる行動の数々でも共通している」

「つまり、両国の中でも非常に厄介な層が互いに憎悪を募らせている訳で、
 韓国では日常茶飯の政争をより深刻にさせるだけでなく、
 日本では影響されやすい付和雷同勢力が悪しき原理主義に染まってしまう」

「産経が「花を持たせ実を得た」と報じた日米貿易交渉だが、
 何しろ相手が我が儘放題の老人トランプなので
 そう簡単には行かないのは言う迄もないことであるが、
 実態が「花を持たせ」などという綺麗なものでないことは明白だ」

「それでも「大幅に譲歩」「(アメリカ側の)大きな勝利」と書かざるを得ず、
 タイトルで「花を持たせた」としておきながら最後で「との見方もできる」と
 爆笑ものの逃げ方をしているところがサラリーマンメディアの悲しいところだ」

「トランプが選挙で重視している州における一大産業である
 トウモロコシを大量に(しかも大嘘をついて)買い込むと約束して
 自動車において大きく譲歩せずに済んだという訳であり、
 朝日が報じているように「ご機嫌取り」以外の何ものでもない」

「安倍が大量のトウモロコシを買って守ったのは、
 自民党に巨額の献金をしてくれる経済団体である。
 経済同友会だけは骨のあるところを見せているが、
 国益と言うよりレントシーキングに近い安倍の金権体質は相変わらずだ」

「奇しくも日米でほぼ同時に政治の劣化を示す報道があった。
 偶然の一致とは思えない程の類似性が両者にある」

「まず朝日新聞調査において、日本では消費税増税に「納得」とし
 支出は減らさないと回答するのが自民党支持層の特徴として確認された」

「他方、アメリカでは政治的立場を区分して景況感の調査をしており、
 トランプ支持層は「景況が良い」、民主党支持層は「景況が悪い」と捉えており、
 両者の乖離が過去最大になっていると報じられている」

「しかも重要なのは「景況が良い」と回答している層は実際に調べたところ
 消費を増やしておらず、言行不一致が確認されたのである」

「ロイター報道は重要なポイントを二つ明らかにしており、
 与党支持層が景況を過剰に良く判断しがちなこと、
 しかしだからと言って消費を増やしはしないことだ」

「よく似た状況は日本でも生じており、すっかり保守退嬰となり
 公共性を忘れ気概を失った労組内部で自民党を支持する比率が上昇している」

「しかし同時に、連合調査で負担増でも社会保障を充実させて欲しい、
 経済成長率が低くとも構わないとの意識も明らかになっており、
 口では景気は悪くないかのような言動を示しておきながら、
 実態としては反経済・反成長をもたらす欺瞞的な体質が明らかになっている」

「日米とも与党支持層はドグマやイデオロギー、自己欺瞞に囚われ
 口では景況が良いかのように偽って自他ともに騙そうとし、
 行動は正反対で消費を増やさず経済成長を妨害している。
 そう考えれば日米ともに刻々と成長率が低下している現実も当然のことだろう」

「日本財団の国際比較調査で愕然とすべき結果が出た。
 「自分で国や社会を変えられる」と考える日本の若者の比率は調査国中最低で、
 「将来の夢を持っている」「国に解決したい社会課題がある」と回答する率もかなり低い」

「決定的なのは自分の国の将来が「良くなる」と答えた日本の若者は9.6%しかいない点で、
 これも悲しむべきことに他国の追随を許さない「最悪」の数値だった」

「当ウェブログは桜を見る会が「権力にたかる阿諛追従の会」だと指摘したが
 矢張りその通りの醜悪な実態だったと結論せざるを得ないであろう」

「嘘つき安倍が余りにもひどいので、石破氏に期待が集まるという当然の展開だが、
 それでも自民支持層の利己主義と蒙昧は頑強で安倍支持が27%もいる。
 日本社会に欺瞞がはびこり、経済が停滞するのも因果応報であろう」

「国会冒頭で「諦めの壁は完全に打ち破ることができた」と安倍が放言した直後に
 世界銀行は世界経済の見通しを下方修正し、
 只でさえ先進国で最悪水準の日本の成長率見通しは
 2021年には0.5%という更なる悪化に陥るとした」

「これは日本にとっても不吉極まりない事態で、
 安倍のこれまでの大言壮語は必ず期待を裏切る末路になってきたから
 安倍とその取り巻きこそが「諦めの壁」を高々と築いた張本人であること、
 日本経済を復活不可能な惨状に陥れている「A級戦犯」であることは
 もはや疑う余地すらない。(数字が証明している)」

「その証拠に、成長率だけでなく労働生産性も相変わらず先進国で最低、
 日本生産性本部ですら日米の格差が「拡大」と認めている始末だ!」

「時間当たり生産性は円高もあり僅かに上昇したが肝心の1人当たりで悪化して、
 安倍とその腰巾着の政策が根本的に間違っていることを明々白々に実証している」

「安倍が居座る限り「諦めの壁」はなくならず、
 全世代型社会保障も北方領土返還も拉致問題解決も「口だけ」で
 選挙で馬鹿なB層を騙す為の毛針に過ぎないことはもはや明白だ」

「友人を裏切り、責任をなすり付け、嘘を果てしなく重ねて
 挙げ句の果ては回りにAIロボットのようなイエスマンを並べる」

「もしこのような人物が自分の隣にいたら、
 誰しもその人間性を疑い警戒するようになるだろう」

「しかし、これらはつい最近に安倍が実際に行った所業であり
 自ら「友人」と語った舩後議員を裏切って障碍者に責任転嫁し、
 自分のために隠蔽作業を行い忠勤ぶりを示した官僚に責任をなすり付けた」

「これでは日本社会が低意欲に陥り、不祥事が続発するのも当然と言えよう。
 所謂「頭から腐る」の分かり易い事例であるが、日本を腐らせているのだから
 大変な重罪であり全く笑っていられない大問題だ」

「台湾のコロナ感染者は日本よりも遥かに少なく、
 防疫に大失敗した日本との差は広がるばかりだ」

「マスクの対中輸出禁止や渡航の厳しい制限を実行出来た台湾と、
 いまだに実行出来ない間抜けな安倍「亡国」官邸との対比は鮮明である」

「「お前が国難」の安倍は休校措置においても祭英文の足元にも及ばず、
 全国で一律休校にしてB層向けの大根芝居に走った劣化二世の安倍に対し、
 台湾では感染者1人で学級閉鎖、2人以上で学校閉鎖と決めて既に授業を再開している」

「台湾に対する日本政府の完敗惨敗は誰の目にも明らかで
 口だけの腐敗政治家に投票し続けた果ての惨状には言葉も出ない」

「早速、杜撰な安倍はWHOに痛恨の一撃を食らっている。
 断言しよう、安倍の休校措置でも感染は止まらず寧ろ家庭内や
 施設内でのコロナ拡散が増えるだけである」

「中国大陸ではまたもや一党独裁の中共が悲喜劇を繰り広げていて、
 コロナの最初の報道をもみ消したり真相を伝えた医師を捕らえたり
 人民も悪評紛々というところなのだが、今度は武漢市の共産党書記が
 多くの支援を指導した党への恩義を感じる教育を市民に広めるよう指示したという
 驚愕の報道があった。流石はメディアも「指導」して操る中共だけのことはある!」

「ただ、笑ってばかりはいられない。日本国内にも中共みたいな輩がいるからだ。
 武漢の共産党幹部が中国共産党の「強い指導」を賞賛するのと
 霞が関のヒラメ官僚が必死に官邸を擁護し正当化するのは基本的に同じ行動である」

「しかも安倍の方が遥かに姑息でみっともなくて、何かあると他人に責任転嫁、
 森法務相のような自動AIロボット大臣に保身答弁を無限に繰り返させ、
 自分自身は何一つ反省しない(しても常に口だけ)という日本人にあるまじき恥晒しとなっている。
 しかも習近平に忖度し財界に過剰配慮してコロナ感染者を日本に大勢入国させた
 「元凶」なのだから即時議員辞職が相応しい」

「内閣官房も、安倍が「後手後手」であることを事実上認めて反論できない始末だから、
 初志を完全に忘れた「保身」がその本性で、国民を無視し官邸に媚び諂っているのは明白である」

「質の悪い規制改革で中国人客を増やしてコロナ感染拡大を招き、
 殆ど効果ゼロで頭が悪すぎる一斉休校で国民に迷惑を与えた安倍だが、
 遂に保守層や自民党内からも批判が出てきている」

「今迄、散々やりたい放題にやらせて日本経済を衰退させ、
 日本社会を劣化させておいて何を今更というところだが
 惰眠を貪るよりはましというところだろう」

「存在そのものが「国難」であることが立証された安倍の大罪は、
 言う迄もなくインバウンドで中国依存度を極度に高めて国益を損ねた点と、
 馬鹿な一斉休校で多くの親に大迷惑を与えただけにとどまらない」

「コロナを日本国内に引き入れた「元凶」である安倍は
 外食と観光業に瀕死の打撃を与え、小売業をも危機に陥れている上に
 間違った経済政策で衰退していた日本経済を更に苦境に陥れている」

「欧米の金融当局は金融緩和を急ぎ、米国は大規模な財政出動を始めようとしているが、
 安倍は既に手持ちの経済対策カードの多くを既に切ってしまっており「お手上げ」だ。
 異常な金融緩和を延々と続けたために追加緩和も効果は期待できず、
 「国土強靭化」と称し土建に予算を注ぎ込んできたため乗数効果は更に悪化中。。
 安倍を支持してきたカネの亡者やB層が日本を一層衰退させているのだ!」

「コロナ対策に成功を収めた筆頭に挙げられる台湾だが、日本とは全く違う方策を採っている。
 彼我の差は余りにも大きく、日本はもはや防疫での「後進国」だろう」

「これこそ、無能で口だけで言い訳ばかりの腐敗政治家を延命させた日本と
 能力に基づいて人事を行った台湾政府との絶望的な差である」

「もし近現代史に詳しい者ならばこれはデジャヴュだと感じ、
 今の状況が太平洋戦争での惨敗と酷似しているのに気付くだろう。
 戦略において大失敗を繰り返したために前線で兵士が大勢犠牲になり
 責任を問われるべき者がのうのうと生き延びて怨嗟の的となった」

「コロナ対策で、(B層以外)誰が見ても無能さが立証された安倍だが、
 安倍は相変わらず口だけで「私は選ばれた」と豪語し
 (近衛文麿すら「選ばれた」人間であり、歴史への無知は大学生以下だ)
 菅はアベノマスクが需給改善に「非常に効果」などと国民を馬鹿にした
 中共並みの見え透いた嘘を平然と吐く始末である」

「馬脚を現して無能で無責任であるという本性がバレると
 得意のメディアコントロールすら効かなくなって惨めなレイムダックに陥る」

「「安倍 口だけ」「安倍 無能」で検索した当ウェブログへのアクセスが増え、
 改めて惰眠を貪っていた日本の有権者の油断が深刻な打撃を日本に与えたこと、
 安倍の無能など当初からはっきり分かっていた筈なのに(一目瞭然である)
 その歴然たる事実に気付くのに6年以上もかかったことに衝撃を禁じ得ない」

「節穴B層はいまだに安倍が国益公益の破壊者である事実を認識できず、
 日本社会・日本経済を蝕む「共犯」であり続けているが、
 テリー伊藤ですら引導を渡して「責任があると言っておきながら何一つ動かない」と
 安倍の無責任と不誠実を厳しく指弾しているのに、実に情けない話である」

「「延命」したところで安倍政権は害毒しか生み出さない」との警告も矢張り的中。。

▽ 自称保守は批判力が希薄で自らに好都合なデマを信じ易い、米研究で実証されている

『デジタル・ポピュリズム 操作される世論と民主主義』(福田直子,集英社)


「有権者は、衆院選で安倍政権を潰して日本を「浄化」する好機を逸した。
この代償は大きくつくことになろう」とした予言も、令和年間に的中しつつある。。

「批判されると「私は選ばれた」と豪語する増長慢の安倍だが、
 周囲の悪行も余りに酷くてもはや覆い隠せない惨状となっている」

「まず自民党の公式ツイッターがダーウィンの学説を誤用し、
 出任せが得意な菅はダーウィンも喜んでいるなどと
 議員としてだけでなく日本人としてもあり得ない大嘘を吐いた。
 (B層有権者が惰眠を貪ってこのような嘘つきを当選させるからだ)」

「高校生でも首を捻る様な珍妙な説を捏造する自民党が、
 身の程知らずに教育政策に容喙するから碌でもない失敗を繰り返すのであり、
 自民党に雇われている連中や議員にこそ教育が必要である」

「理を曲げ学説を歪めてまで自党を正当化し擁護しようとするのは
 米国が厳しく監視している中共、そしてその宣伝機関と同じ体質だということだ。
 中共の宣伝機関と同じように反民主主義の巣窟だから監視・規制するのが当然である」

「しかも馬鹿馬鹿しいことに自民党はネット中傷を規制しようとしている。
 実名で悪質な中傷を繰り返しているのが安倍支持者であり、
 ネットどころか言論で堂々と中傷を繰り広げる輩を取り締まるのが先の筈だ」

「政治家の劣化は社会の劣化を伴う」とした警告も的中、安倍・御用メディア・B層がそれを体現している。

 ↓ 参考

中共の宣伝組織と酷似、自民のツイッターは規制・監視が必要だ - 安倍支持者による中傷行為も悪質
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/dc86bfc7a78545661ff5eb436b06736b

「全て遅かった」「民主党政権と変わらない」、党内ですら不評の安倍 - 保身とB層が「国難」を招いた
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/760f39f442ea10b159104894103b06e5

防疫対策が早かった台湾の感染者は日本の十分の一以下、蔡英文に惨敗した安倍 - 暗愚な首相こそ「国難」
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/5eeba676ac33f74e34386df3f9e3d043

生産性の日米格差は拡大、日本は先進国中で最低のゼロ成長へ -「諦めの壁」を強化した安倍の嘘に天罰
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/ff248d88215d7c653a33a0171033d984

メディア買収・動員・阿諛追従、習近平と安倍は瓜二つ - 両者とも取り巻きに自画自賛させ始めた!
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/2dad7e33979d89bec8ec440ce3b276b5

謙虚さゼロでメディア・野党批判、果ては「議員年金復活」- 安倍政権と自民党の「謙虚」は矢張り嘘八百
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/ffa9435f226dac06075a5464bb203de4

▽ 嘘と開き直りと恫喝は自民党の第二の本性、富山県での恥知らずな事件が何よりの証拠

『富山市議はなぜ14人も辞めたのか――政務活動費の闇を追う』(チューリップテレビ取材班,岩波書店)


進化論をマンガが誤用 学会が反対声明「論理的に誤り」(朝日新聞)
https://www.asahi.com/articles/ASN6X3168N6WULBJ007.html
”自民党がダーウィンの進化論を誤用した言い回しを使って憲法改正の必要性を訴えた問題で、日本人間行動進化学会(会長=長谷川眞理子・総合研究大学院大学長)は27日、会長と理事会名で、誤用に反対するなどとする声明を出した。
〔中略〕
 声明は、ダーウィンの進化論に「思想家や時の為政者によって誤用されてきた苦い歴史がある」と指摘。「生物の進化のありようから、人間の行動や社会がいかにあるべきかを主張することは、論理的な誤り」だと説明する。「特定の政治的意見を主張するものではない」とした上で、進化論を社会的影響を持つ団体や個人が誤用することに反対を表明している。
 一方で、誤用がなくならない現状について「科学に携わる者の努力不足だと言わざるを得ない」と反省も示した。「私たちには、進化のありようを、安直に社会の望ましいあり方として提示することの危険性について、社会に警鐘を鳴らす責任がある」などと、研究者の責任にも言及した。
 問題となったマンガでは「もやウィン」という架空のキャラクターが登場。「ダーウィンの進化論ではこういわれておる」などとして「最も強い者が生き残るのではなく 最も賢い者が生き延びるのでもない」「唯一生き残ることが出来るのは 変化できる者である」と説明。直後から専門家らが誤用だと批判していた。声明は学会のホームページ(https://www.hbesj.org)から読める。(小坪遊) ”

カネで雇われた自民党のツイッターの惨状はこの通り。
研究者に叱られても反省ゼロの拝金主義・権力従属ぶりで日本の恥だ。


首相官邸のSNSはやはり電通の仕切り! 内閣官房に電通社員が出向、自殺した高橋まつりさんも母親に「うちの会社が官邸のSNSを」(LITERA)
https://lite-ra.com/2020/07/post-5519.html
”本サイトではかなり前から、安倍政権のネット・SNS戦略を巨大広告代理店「電通」が請け負い、情報操作に協力しているという問題を指摘してきたが、あらためて両者の深い関係を物語る事実が明らかになった。
 首相官邸のSNSの「中の人」が電通からの出向であることがわかったのだ。
 持続給付金などの政府事業めぐって安倍政権と電通の癒着が問題化しているなか、立憲民主党の辻元清美衆院議員が政権の広報に電通が関与している問題について質問したのに対して、内閣官房におかれた4人の「広報調査員」のうち1人が電通からの受け入れであると回答したのだという。
 広報調査員は「広報戦略の企画・立案」「広報に関する各省庁・企業・NPO組織等との調整」を行うのが業務で、内閣官房のツイッター、首相官邸のツイッター、インスタグラム、フェイスブック、LINE、YouTube「首相官邸チャンネル、首相官邸メールマガジンの運営なども行なっている。

 首相官邸のSNSといえば、役所らしからぬ話題作りにたけた発信が評判で、幻冬舎のセクハラ編集者・箕輪厚介氏が自分のオンラインサロン「箕輪編集室」に「首相官邸のインスタの“中の人”が入会している」ことを明らかにしたこともある。
 しかし、こういうあざとい動きも当然で、裏では“PRのプロ”である電通の社員が仕切っていたわけだ。
 毎日新聞などの報道によると、この電通社員は今年2〜3月の公募で非常勤職員として採用されたことになっているが、実は前任者も電通社員だったという。ようするに公募はかたちだけで、広報調査員には「電通枠」があり、ずっと電通から派遣されてきた可能性が高い。
〔中略〕
●電通は自民党のネット対策特別チーム「T2」をいまも受注し、SNS監視と対策を請け負い
 しかも、電通がやっているのは表のPR発信だけではない。電通が長きにわたり自民党の選挙広報をほぼ独占状態で引き受けてきたことは有名だが、第二次安倍政権発足以降、その関係はただのクライアントと広告代理店のレベルではなくなった。いまでは、ネットのSEO 対策(検索エンジン最適化)、政権批判の監視やメディア、野党への匿名攻撃などまで請け負うなど、“安倍政権の情報操作部隊”というべき存在になっている。
 はじまりは2013年の参院選挙だ。自民党はネット対策の特別チーム「Truth Team」(T2)を立ち上げ、専門の業者に委託するかたちでツイッターやブログの書き込みなどを24間監視。自民党に不利な情報があれば管理人に削除要請したり、スキャンダルなどネガティブな情報が検索エンジンに引っかかりにくくさせるための「逆SEO」までおこなった。
 実は、このT2という自民党のネット対策プロジェクトは、電通からの提案で始まったものだったことがわかっているのだ。

「自民党が次の総選挙で政権返り咲きする可能性が高くなった2012年夏頃から、電通が自民党に提案する形で、本格的なネット対策が始まったと聞いている」(自民党関係者)
 実際、当時、自民党のデータ分析を担当していた小口日出彦氏は著書『情報参謀』(講談社)のなかで〈T2の元請けは電通だった〉と明かしている。
 しかも、本サイトの取材で、この「T2」はいまも毎年、自民党から電通に発注され続けていることがわかった。さらに、選挙や対立する政治課題が持ち上がったときは、特別な指示を出して、SNS監視や対策を電通にやらせているという。
「たとえば、先の沖縄県知事選挙でも、電通が請け負って子会社の電通デジタルなどがSNS対策をやっていた。あのときは、玉城デニー知事をめぐってさまざまなデマ情報が拡散したが、これらのなかにも電通が仕掛けたものがいくつもある」(前出・自民党関係者)

 新型コロナでも、電通がネット対策に動いている。3月に内閣官房のツイッターが『羽鳥慎一モーニングショー』を名指しして報道を否定したのは、電通とは関係なく、国際感染症対策調整室が発信したもののようだが、それとは別に、電通の子会社である電通デジタルが自民党のコロナ特設サイトを立ち上げ。あたかも対策が自民党の手柄であるかのようなPRを行なっているのだ

●持続化給付金で電通に甘い汁を吸わせているのは、ネット対策協力の見返りか
 しかし、不可解なことがある。これだけいろんなかたちで電通が安倍政権・自民党の情報操作に関わっているのに、その発注金額がたいしたことがないことだ。たとえば、2018年分の政治資金収支報告書によると、自民党本部が「宣伝広報費」として電通ならびにその支社に支出した金額は合計6億1909万9607円。もちろんこれは別名目で支出していたり、ダミー会社を間に挟んでいた可能性もあるが、仕事量と比べると、この金額は安すぎるだろう。
 今回、発覚した電通から職員も同様だ。あくまで一人分の給与を払っているだけで、公務員の給料を大きく超えるようなものではない。
 実は、この間、持続化給付金をめぐる巨額発注が発覚したことで、政界関係者の間では、ある疑惑がささやかれている。それは「電通に自民党の選挙対策や政権のネット対策を安価でやらせる見返りに、政府の補助金事業や政府広報で巨額の発注をしているのではないか」という疑惑だ。
 実際、持続化給付金以外にもさまざまな政府事業が電通に丸投げ発注されていることがわかっている。また、悪名高いGoToキャンペーンも、最終的には持続化給付金が問題化したため方式が変わったが、当初は、持続化給付金と同様、電通が3000億円で事務局業務を請け負うことが決まっていたという見方が根強い。しかも、事務局作業では電通が外れても、宣伝やプロモーション、イベントなどは、結局、電通に発注される構造になっているのではないかといわれている

〔中略〕
 しかも、その癒着にわれわれの巨額の税金が横流しされているのだ。しかし、マスコミ、とくにテレビは黒川弘務検事長の賭けマージャン問題のときと打って変わって、メディアタブーの電通がかかわっていることに恐れをなし、この不正をほとんど掘り下げて報道しようとしない。この状況を見ていると、この国のほんとうの巨悪はこれからも温存され続けるのではないか。そんな気がしてならない。 (編集部)”

自民によるオンライン情報操作は、国民のカネによって国民を騙す最低の所業である。
安倍自民を支持してきたB層有権者の罪がいかに重いか、これでよく分かるだろう。
安倍自民を支持すること自体が民主主義への敵対行為であり、
この日本を劣化させる拝金主義と反社会的態度なのである。


「お湯で予防」「都市封鎖行う」若者ほど信じた…新型コロナ巡るデマ「見聞き」7割超(読売新聞)
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200619-OYT1T50251/
”総務省は19日、新型コロナウイルスに関して、7割以上の人がインターネットなどを通じてデマやフェイク(偽)ニュースに触れたとする調査報告を公表した。5月13~14日、ネットを週1日以上利用している15~69歳の男女2000人にアンケート調査を実施した。
 「お湯を飲むと予防効果がある」「政府がロックダウン(都市封鎖)を行う」といった17種類のデマなどを例示したところ、一つでも見聞きした人は72%に上った。
 こうした情報を信じた人の割合は60歳代で20%だったのに対し、15~19歳は36%、20歳代は34%と、若年層ほど影響を受けやすかった。〔以下略〕”

この安倍自民のカネ塗れの情報操作に騙されるターゲットとなっているのが若年層だ。
この通りデマを容易に信じる比率が高く、情報操作に引っかかりやすい層だと
安倍自民から狙われ、傀儡化の標的となっているのである。
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2020年7月第4週チャート

2020-07-26 | 注目投資対象・株価の推移
先週、実は最も重要だったのは米国の
新規失業保険申請件数が再び悪化し始めたことだ。

これは周知のように決定的な意味を持つ先行指標で、
米経済が再び悪化する前兆に他ならない。
そこに米中対立の再燃が相俟って暗雲が漂い始めている。

バーニャの水上氏は目敏く事態が急を告げるのを看取して先週劈頭に
ユーロ反落としていた見通しを反転させてドル安ユーロ高ではないかとしている。
決定的な転機を見落とした陳満咲社説とは好対照である。


ドルは下抜け、遂に動き始めた!


沈み行くドルに持ち上げられる形のユーロ、2017年の再来か?


豪ドルは対円で辛うじて上方トレンドを維持しているが。。


(以上のチャートはZAI)

半導体関連は頑強、7974は反転を窺うような形


オンライン関連はひと休みで、8985が2379を逆転しそう


(以上のチャートはYahoo)
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『週刊エコノミスト』7月28日号 - 遂に1億円超の遺伝子治療薬が登場、医療費膨張は不可避に

2020-07-24 | 『週刊エコノミスト』より
今週の週刊エコノミストはありがちな話だが、メイン特集より他の記事が良かった。
腐敗した安倍のGoToキャンペーンが露骨な大企業救済策、
特に航空・鉄道への援護である点を衝いた方が良かったのでは。
(某JRトップの大物が安倍と親しいのは有名な事実)
リニアの記事も踏み込み不足、もっと闇は深い筈である。


今週号で最も良いのは36頁、筑波大の立本教授の寄稿。
米国小売りセクターの分野別に売り上げ予想が一覧になっており、
コロナが甚大な影響を経済に与えていることがひと目で分かる。
著者は「強制的DX」と呼んでいるが、多くの者にとって不快な
破壊的影響が、理不尽な優勝劣敗をもたらすのだろう。

『週刊エコノミスト』2020年07月28日号


エントリーのサブタイトルは32頁より。
「遺伝子治療薬で1億円超え 医療費の高騰は止まらない」と
記事タイトルだけでまず重大な問題と分かる。
この「1億円」は勿論、製薬会社の戦略分野でもある
難病患者向けで保険適用されやすい、従って公費総額は抑制的だが
次々と遺伝子治療薬が登場してくるとどうなるか、となる。

高齢者医療に、現役世代から搾取した莫大な公費を蕩尽している
老人大国日本においては、今後間違いなく医療の財政制約が強まるだろう。

    ◇     ◇     ◇


東洋経済の保険特集は、強敵ダイヤモンドと競うのは止めて
別の切り口から攻めた点でかなり評価できる。

悪名高い外貨保険を厳しく断罪し、
独立系FPによる記事を増やして
「医療保険は要らない」(入院期間の統計も掲載)、
「日本人は保険に入り過ぎ?」(日本は世界2位の巨大な保険市場)と
辛辣ながら本質的な指摘が複数あるのは非常に良い。

保険会社が怒って広告を載せないようにするリスクがあり、
保険屋から営業妨害だと散々罵られるだろうが、負けてはいけない!

個人的にはコロナ禍で所得保障型の保険の重要性が立証されたと思うが、
世の中には個人年金に入ったから安心と放言するリテラシー皆無の輩もいる。
今回の東洋経済特集をよく読んで勉強した方が良いのではないか。

『週刊東洋経済』2020年7/25号 (生命保険の罠)


市場に関しては「ハイイールド投資には慎重であるべき」かな。
慎重にと言うより正確には「時期尚早」なのだろう。

    ◇     ◇     ◇     ◇

ダイヤモンドの特集は実用性と云う点では最も優れている。
今まさに困っている事業者や労働者の方々は
活用できる内容が多くて素晴らしい。
是非一読されることをお勧めする。

『週刊ダイヤモンド』2020年7/25号 (大失業時代の倒産 危険度ランキング)


特集の質に関してはサブ特集の「ECのニューノーマル」の方が良い。
何しろライブコマースでユニクロが大きく遅れを取っているとか。

更にあのショピファイがコロナ下で大躍進しており、
アマゾンの株価を大きくアウトパフォーム!
類似企業として国内ではBASEが流通額を増やしており
アマゾンや楽天がシェアを食われる可能性も見えてきたのではないか。

    ◇     ◇     ◇     ◇

次週の注目は東洋経済、政府の脱石炭宣言の欺瞞性を暴いたロイター程の鋭さがあるかどうか。。

▽ 経団連会長の脱炭素宣言も結局、原発再稼働狙いの可能性が極めて高いだろう

『週刊東洋経済』2020年8/1号 (脱炭素 待ったなし)


▽ ダイヤモンドは言わば転職特集、エージェントの見解は如何に

『週刊ダイヤモンド』2020年8/1号 (今選ぶべき会社・業界・仕事ランキング)


▽ 恐ろしい程にタイミング完璧なエコノミスト、歴史的な特集になるかも

『週刊エコノミスト』2020年 8/4号

ユニクロの筆頭株主が日銀という惨状では、日本は中共並みの国家資本主義に堕したと言える。。
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初夏の新刊 -『日本経済 予言の書』『コロナが加速する格差消費』『日本の少子化対策はなぜ失敗したのか』他

2020-07-23 | こんな本を読んでいます
本来なら五輪があった筈の連休。雨が執拗に続いています。
新型コロナでトランプと安倍が馬脚を現し、退場する運命となりましたが
癌細胞を摘出しても日本経済が好転する訳ではありませんので
今後の日本の行く末を見据え、少しずつ社会を良くしていかなければならなりません。

『コロナが加速する格差消費 分断される階層の真実 』(三浦展,朝日新聞出版)


 → いま中世ヨーロッパの疫病とは真逆の現象が起きており、
   新型コロナは格差を拡大させ経済低迷と社会分断をより深刻にしている。
   「さとり世代」は単に貧しくなった結果であるに過ぎず、
   利己的で社会的関心の薄れる上流と結婚もできない下流の対比が残酷なほど鮮明。


『日本の少子化対策はなぜ失敗したのか? 結婚・出産が回避される本当の原因』(山田昌弘,光文社)


 → 非婚化こそ少子化の真因だと愚かな政府も識者もまだ認めない、
   夫に家計所得を支える責任を求める比率が北欧の2倍以上もある日本女性は
   仕事より消費生活を重視している(だから男性育休推進で出生率が悪化した)。

   日本特有のジェンダーの根深さは調査すれば一目瞭然で、
   高学歴女性の心理バイアスで少子化対策が歪んでいるから失敗し続けるのだ。。


『無駄だらけの社会保障』(日本経済新聞出版)


 → コロナ禍で一部の医療関係者だけに負担が極度に集中した原因は、
   医療界と政策の硬直化・セクショナリズムにある。
   医療側がセルフメディケーションを嫌がる、
   給料が減るから公立病院の再編に反対する看護師など問題山積。


『災害に強い住宅選び』(長嶋修,日経BP)


 → 不動産関連では間違いなく信頼出来る著者の一人、
   タワマンもマンションも災害に弱いものが沢山あり
   首都圏では特に城東地域が要注意であることが分かる。


『コロナショック・サバイバル 日本経済復興計画』(冨山和彦,文藝春秋)


 → 著者を尊敬していただけに内容が乏しく残念、
   デジタル化やICT企業が労働分配率を悪化させ経済成長を抑制している
   という目下の不快な現実に対する理解や懸念が決定的に欠けている。。


『日本経済 予言の書 2020年代、不安な未来の読み解き方』(鈴木貴博,PHP研究所)


 → 2014年の内閣人事局が日本経済劣化の転機だったと見抜いた慧眼、
   先見の明では上の本よりも数段優れており、高く評価できる。


『毒親』(中野信子,ポプラ社)


 → これは春に出た一冊、
   周知の通り出せば売れる著者で、時代の空気を察知した着眼点も秀逸。


『メンヘラの精神構造』(加藤諦三,PHP研究所)


 → 「過剰な被害者意識は攻撃性の偽装」は蓋し名言であり、
   現代日本社会に蔓延している病理を見抜いた点は評価できるが
   文章力を何とかしないと部数は出ないような気が……


『dancyu“食いしん坊”編集長の極上ひとりメシ』(植野広生,ポプラ社)


 → 最後にこちらを。
   寂しい感じのタイトルではあるが、内容は勿論のこと充実している。

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