みんなの心にも投資 … ソーシャルインベスター(社会投資家)への道

個人投資家の”いとすぎ ”が為替・株式投資を通じた社会貢献に挑戦します。すべてのステークホルダーに良い成果を!

2021年8月第4週チャート

2021-08-29 | 注目投資対象・株価の推移
日経調査によれば支持率最低の菅政権でも
自民党支持層ではまだかなりの支持があるそうで、
矢張り有権者B層の衆愚行動が日本経済を衰退させている事実が
改めて立証されたことになるのだろう。

当ウェブログは、前々から癒着・腐敗・金権体質の自民党が日本を貧困化させていると
繰り返し指摘してきたのだが、余りにも完璧に的中したので寧ろ当人が驚いている。

他方、日本が衰退しても世界の経済成長は続いており、
およそ一年前に注目した時はこうした事態は全く想定していなかったが
デルタの余波で東証の某セクターは歴史的な事態になっている。

日本の証券会社が相次いで海運を取り上げるわ、
バルティック指数が凄いことになっているわ、
せいぜい数十年に1度位しか起きないことだが
どちらかと言えば唖然としている。

しかし、日本国民にとってこれは明白なコストプッシュインフレであり、
暗愚な安倍・菅自民の大失態で貧困化しているところだからかなり痛い。。
日本経済は更なる低迷に陥り、企業収益と国民の豊かさとの無惨な乖離、
疑問の余地のないディカップリングが証明されることになろう。


理事のタカ派発言がFOMCで打ち消され、米金利は寧ろ反落


市場の動揺に振らされるポンド、やっと切り返しか?


ユーロも対ドルで漸く、底打ちの形になりつつある


(以上のチャートはZAI)

9107が凄まじい切り返し、稀にしかない動きなのでよく見ておこう


米国でハリケーンが来ると原油が上がる、一時的要因かどうか注視したい


(以上のチャートはYahoo)
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『週刊ダイヤモンド』8月28日号 - 安倍の大失政で韓国経済に惨敗、日本の賃金上昇率は僅か0.4%

2021-08-26 | 『週刊ダイヤモンド』より
今週の週刊ダイヤモンドの「安すぎ日本」特集は先週の東洋経済とよく似ている。
但しどちらも共通するのは的確な処方箋が一つもないこと。

特にダイヤモンドは最低賃金を上げれば何とかなるような寝言を
大真面目に唱えているが、とんでもない間違いである。

所謂アベノミクスが始まってから賃金上昇において日本は韓国に抜かれ、
格差が拡大するばかりであるから、円安誘導が日本貧困化をもたらしたのは明白だ。

また、民間労働者の賃金上昇は、企業全体の売上高(利益ではない)に比例する事実が
既に統計的に確認されているから、日本企業の売上が低迷しているのが真因である。

日本企業の売上が低迷しているのは、名著『日本の長期停滞』が喝破したように
年々重くなる社会保障負担で国民が不安になり、消費を抑えているからだ。
つまり急速な少子高齢化を放置してきたから内需が沈滞しているのであり、
(人口1億を超える日本では、内需が決定的な重要性を持つ)
アベノミクス(爆)などという詐欺政策に騙されたB層が日本経済を衰退させたのだ!

「日商会頭を批判する愚昧な「菅首相ブレーン」も、日本の貧困化を加速させた「戦犯」である」
と先週書いたが、アトキンソンは最賃に固執する大失敗で名声を失墜させることになろう。

何故なら、130万円や150万円の壁を放置して最低賃金だけ上げても
日本のジェンダー女性が就労抑制するだけであるのは明瞭であり、
公費を給付として貰い過ぎている高齢層にも就労抑制が機能している。
アトキンソンは根本的に日本の社会保障制度の歪みに無知なのだ!

『週刊ダイヤモンド』2021年 8/28号 (安すぎ日本 沈む給料、買われる企業)


人口動態の老化が内需を損なっているのは、
冒頭にある桐蔭学園の労働問題でも明らかである。

    ◇     ◇     ◇     ◇

エコノミストは鉄道特集、鉄道会社に「出口」が見えないのは
卓越した台湾よりも菅自民党が遥かに劣る低能であるからだ。

「安倍・菅の大失態で地方のインフラにも大打撃」と書いたが、
地方経済も交通インフラにも大打撃を与えた元凶だから
今度こそ地方の有権者は「戦犯」である自民党を徹底的に叩き潰すべきであろう。

『週刊エコノミスト』2021年8月31日号


レポートは金融教育だが、今の劣化バブル世代には勤労や起業を教えた方が良いのでは。。
何しろ教える方の側が何が正解か分からないなどと実態を白状しているのだから!

    ◇     ◇     ◇     ◇

東洋経済の物流特集は、いい話ないな。。
日本郵政の視界不明瞭、ウーバーイーツの単価下落と、
じりじり貧しくなる日本経済の惨状が象徴されているようだ。。

『週刊東洋経済』2021/8/28号


佐藤優氏のコラムはアフガン問題分析、鋭さはない。
氏は米国がロシアと協議すべきと提言していたが
寧ろ今は機先を制して中国がアフガンと関係を深めているから、
見事に見通しが外れつつあると言うべきだろう。

米国と利害が大きく異なるロシアより、
曲がりなりにも民主主義国のパキスタンやトルコの方が
遥かにアフガン安定に寄与するだろうに。

    ◇     ◇     ◇     ◇

次週は東洋経済に注目、これは朗報ではなく日本経済の衰退の証左であろう。

▽ 凄くもない内向きベンチャーを凄いと言い募るのは、経済衰退の証拠だ

『週刊東洋経済』2021/9/4号 (すごいベンチャー100 2021年最新版)


▽ ダイヤモンド特集は、愚昧な菅の五輪強行で愈々追い詰められた業界の惨状。。

『週刊ダイヤモンド』2021年 9/4号 (廃業急増のウラ 倒産危険度ランキング)


▽ 最も有益な内容は、いつも通りエコノミストか

『週刊エコノミスト』2021年 9/7号

油断ならないのは中国だけでなく欧州のEVである。
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2021年8月第3週チャート

2021-08-21 | 注目投資対象・株価の推移
矢張り経済誌が株特集を組んで脳天気な楽観を垂れ流すのは
典型的な逆指標であり、菅自民の無能と傲慢によるデルタ蔓延、
そして歪んだ国家資本主義の権化である中共の強権統制による中国株の急落で
東証にとっては年初来安値に落ち込むひどい週となった。

ロイターによれば日本企業も菅の無能さには呆れ果てており、
菅をクビにすべきと考える企業が過半数という調査結果が出ている。

腐敗した自民党の利益誘導政策でぬるま湯に浸り切った日本企業でも
そのような厳しい見方に傾くのだから、当ウェブログが指摘してきた「無能」が
いかに的確な表現だったか如実に分かろうというものだ!

結局、コロナ禍は口だけで無能、腐敗した安倍と菅という有害政治家の
国益公益を破壊するとんでもない本性を暴き出し相応しくない地位から駆除した、
そうした結論になるのであろう。B層有権者がいかに惰眠を貪っていても
コロナは安倍と菅の無能と無責任をこの上なく明瞭に実証したのだ。


ドルは何とか踏みとどまったようにも見えるが、反発力が弱い。。


ポンドは急落してやっと下に長髭、好機到来か?


ユーロはよく分からない、少し跳ねてもおかしくはないが。。


(以上のチャートはZAI)

さしもの9107も(9104ともども)急落、ロングを減らして反発待ちの状況


2038も苦しい、こちらも反転するまでは隠忍自重だろう


(以上のチャートはYahoo)
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『週刊東洋経済』8月21日号 - アベノミクスで生産性も実質賃金も低迷、他国より貧しくなった日本

2021-08-19 | 『週刊 東洋経済』より
今週の東洋経済の日本経済特集は常識的な内容。
可もなく不可もなく、妥当な線であろう。

最も重要なのは53頁であり、大嘘つきで腐敗した安倍と菅は
完全に日本を貧困化させ、他先進国は日本をアウトパフォームして
どんどん差が開いている事実がはっきりと分かる。

しかも先週、「黴の生えた「構造改革」は処方箋として誤り」と当ウェブログが書いた通りで
相変わらずエコノミストや評論家が碌でもない政策案しか出してこないのが二重に悪い。
安倍や菅が日本の貧困化の「A級戦犯」だが、構造改革などと寝言を喚く輩も同罪だ。

『週刊東洋経済』2021/8/21号 (「コロナ後経済」の大難問)


佐藤優氏のコラムは相変わらずロシアの利害の代弁でしかない。
ロシアは根本的にレアルポリティークの信奉者であり、
氏のような甘い見方をしていると煮え湯を飲まされるだけである。

北方領土に日本より先に韓国の投資を受け入れることも、
北朝鮮の労働者を受け入ることも、ロシアなら平気で実行できる。
(寧ろ「日本に思い知らせる」ため意図的に見せつけすらするだろう)
読者が事実に照らして判断すれば、信用に値しない希望的観測であることは明白だ。

    ◇     ◇     ◇     ◇

ダイヤモンド特集は不動産市況の分析として悪くない。
コロナ禍で不動産は大した影響を受けていないのだから
時限措置として思いっきり復興課税してやるのが至当であろう。

特集後半の座談会を見ると、不動産では狡賢い連中が大勢いて
日本人同士で騙し合っている汚い現状が分かる。

『週刊ダイヤモンド』2021年 8/21号 (五輪後の不動産・マンション 売りどき・買いどき)


冒頭で第一生命の西濱氏がアセアンでのデルタ蔓延が
日本企業に大打撃になると指摘しているのは素晴らしい。
タイミング完璧で、原稿の締め切りを考えると
今週の東証急落を的確に予言したことになる!

    ◇     ◇     ◇     ◇

エコノミストの医薬株特集もまあ、妥当な内容か。。
エムスリーって、この分野に入れていいのだろうか?
エコノミストの直近の半導体特集のように
寧ろ天井になりつつあるような気もするが。。


市況としては岩間剛一氏が「バレル100ドル」説を唱えているのが気になる。
ひとまず当面の原油はダウンサイドで反発待ちの状況ではないのだろうか。

『週刊エコノミスト』2021年 8/24号


リポート「香港の運命」は素晴らしい。
香港の自由度が大きく損なわれて「中国の一地方都市」になる、との趣旨だ。
その分、シンガポールと台湾が得をするだけなのに馬鹿な中共である。

先週、「中国が傲慢により自滅に陥る端緒に見える」と書いたが、
まさに中南海は己の傲慢により自己破壊しつつあるという訳だ。

    ◇     ◇     ◇     ◇

次週はダイヤモンドに注目、問題意識は正しいが安倍・菅の劣等政策が元凶であることには沈黙。。

▽ 日商会頭を批判する愚昧な「菅首相ブレーン」も、日本の貧困化を加速させた「戦犯」である

『週刊ダイヤモンド』2021年 8/28号 (安すぎ日本 沈む給料、買われる企業)


▽ 東洋経済はかなり地味な。。

『週刊東洋経済』2021/8/28号


▽ エコノミストは鉄道特集、安倍・菅の大失態で地方のインフラにも大打撃だ。。

『週刊エコノミスト』2021年8月31日号

レポートは金融教育だが、今の劣化バブル世代には勤労や起業を教えた方が良いのでは。。
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2021年8月第2週チャート

2021-08-14 | 注目投資対象・株価の推移
先週はまあ無風かなと思っていたら金曜のミシガンが
余りにも悪いので一瞬数字を見間違えたのかと思った。

ドル円は案の定、米金利急落を受けて
ダウントレンドに逆戻りしそうで東証にも大打撃だ。
只でさえNYとの差が拡大しているのに。。

米経済はトランプとバイデンによるバラ撒きの副作用で
成長率低下・双子の赤字拡大は避けられないから
ドル高トレンドになると考える方が間違っているだろう。

これは格好の社会実験でもあり、MMTを金科玉条のように信奉して
財政出動により日本経済が復活するかのような白昼夢を妄信する
(リフレ派とは別の意味で)厄介な経済カルト信者の蒙昧が実証される筈だ。

ともあれ、IMM通貨先物を見ると不幸なことに円ショートが急増していて、
こうした投機家の集団行動も今回のドル急落を招いた原因の一つと言えよう。


ミシガン暗転、米金利急低下でドル円はダウントレンドか


ポンドも非常に良くない形、再び急落となりかねない


ユーロも下に押されている、底を形成できるかどうか要観察である


(以上のチャートはZAI)

矢張り9107が9104を急速にキャッチアップ、まだ復配していないのに。。


2038は正念場が続く、7974はチャイナリスクが大打撃になっているのか?


(以上のチャートはYahoo)
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