みんなの心にも投資 … ソーシャルインベスター(社会投資家)への道

個人投資家の”いとすぎ ”が為替・株式投資を通じた社会貢献に挑戦します。すべてのステークホルダーに良い成果を!

高市の敗北は必然、歴代最悪のガッカリ首相・安倍が援護-米ミサイルを配備するが撃たせないという支離滅裂

2021-09-28 | いとすぎから見るこの社会-全般
或る調査によれば2000年代の最も期待を裏切った
「がっかりだった首相」は断トツで安倍だそうだ。

マインドコントロールを受けてない健全な有権者なら至極当然の結果であり、
平均ゼロ成長で民主党政権にすら負け、実質賃金はマイナス、
果てはコロナに大失敗して「日本モデル」と自画自賛する始末。

雇用は劣化、労働者を貧しくして株価だけを上げたから
喜ぶのは利己的な拝金主義者ばかりという日本社会の劣化も招いた。

しかし安倍・菅が駆逐されて政界が浄化されると思いきや、
自民党の総裁選騒ぎは暗愚な安倍・菅の大失敗を覆い隠し、
騙され易いB層有権者を煙に巻くための盛大なイベントと化している。

但し一筋の微かな光のようなものは見えており、
河野でも岸田でも安倍・菅よりは少しマシになりそうである。

と言うのも、無能な割に傲慢な菅の失敗から学ぶことが出来るし、
高市支持に廻っている安倍の悪影響を或る程度抑制出来そうだからだ。

しかも高市は米軍のミサイルを配備するが引き金は引かせないという
安全保障リテラシー皆無の、劣悪な見識を示しているから確実に自滅する運命だ。

▽ 保守の原理主義者は現憲法への憎悪を隠し国民を油断させる欺瞞の塊、自民党の体質も同じである

『徹底検証 神社本庁: その起源から内紛、保守運動まで』(藤生明,筑摩書房)


当ウェブログは「自称保守による日本社会の「劣化」は依然として続いている」と警告した。
「安倍が本性を曝け出し惨めに退陣しても、安倍の害毒は長く残る」とした予言も的中だ。。

「各媒体の世論調査が興味深い傾向を示している。
 集団的自衛権をはじめとする安倍内閣の安全保障政策への支持率は低く
 概ね半数を割り込んでいるが、自衛隊に対する世論は対照的だ」

「自衛隊への信頼度は安倍内閣支持率より高く、印象も良い。「自衛隊を強化すべき」も過去最高だ。
 つまり安倍内閣の安全保障政策より自衛隊への支持率の方が歴然と高いのである」

「人よりコンクリートにカネを使い、土建バラ撒きで寧ろ復興を妨害している安倍内閣より
 震災や災害で泥をかぶり必死で生存者やご遺体を探す自衛隊の方が
 国民に支持されているのは極めて当然である」

「ただ、そうした「支持率格差」が生じるのは他に重大な理由がある。
 戦後の日本が、歴史上初めて安全保障上の脅威を実感しているからだ。
 それは言う迄もなく、中国の軍事力強化と膨張主義である」

「そうした現実を理解できず、世論を読めていない保守と安倍政権支持派は
 安倍内閣への支持率の主因が「他に人がいない」「民主よりはまし」である事実も見えておらず、
 現下の日本の安全保障問題についても誤った認識を持っている」

「現代における安全保障は国力すなわち経済力に裏付けられたものであり、
 自衛隊が最前線で何とか優位を保っていられるのも過去の経済成長の「遺産」である。
 無意味な異次元緩和でゼロ成長、若者は急減して財政悪化は依然として変わらない日本が、
 減速しつつあるとはいえ5~6%成長で10倍の人口を擁する中国に対し、
 互角以上に相対していくことには重大な困難がある」

「しかも脆弱極まりない原発銀座を抱え、狭い国土に人口が密集している日本が、
 ミサイル戦になったら致命的に弱いという事実も益々明らかになってきている」

「日本の保守はイデオロギーに浸潤されて根本的に戦前の歴史への理解が乏しい。
 偉大な明治の先人が立脚していたリアリズムを捨ててしまい、
 狂信的なナショナリズムに従った結果があの焼け野原であることを分かっていない」

「メディアからの異論反論にいちいち感情的に言い返すのは
 いかに論理的に弱く知的に劣っているかの証左である」

「帝国議会で「黙れ!」とどなった佐藤賢了や、
 東條の悪評高い取り巻きである三奸四愚のように
 論敵を論破できず、権力と暴力で沈黙させようと図るメンタリティが現代に生きている」

「自民党議員の中には、昭和の悪しき言論弾圧の歴史に無知な輩が確実にいる。
 そのような連中が教育を論じるなどとんでもない傲慢不遜である。
 (日本史を学んだ高校生にすら劣っている訳だから)」

「中共がメディアを操って日本企業を「懲らしめ」ているのは公然の事実であり、
 中共と完全に同じ体質の議員が自民党の中に棲息していることになる」

「「保守」政治家の最大の特徴は、口先では公益や愛国を掲げながら
 実際には権力や自己利益(自分の支持基盤の利益を含む)への固執が強いことだ」

「だから、戦後日本の「政治とカネ」の問題はほぼ全て自民党に絡んでいるし、
 財界や原子力利権勢力からカネを貰って利益誘導を行っている常習犯も自民党である」

「新国立競技場に限らず現下の日本で建設コストが急騰しているのは
 建設業界と癒着した自民党の「国土強靭化」が元凶である。
 政権そのものが国民の税金と借金(国債)にたかる獅子身中の虫と言うべきであろう。
 そうした本性が発覚して「駆逐」されるのは時間の問題である」

「日本で最も体質が中共に近いのは、間違いなく自民党である。
 利益誘導、株価操作、金権体質、情報操作、非妥協的な傲慢。
 まさに双子のように似ているではないか」

「おまけに民主党と中韓のおかげで首相の在任期間が伸び過ぎたため、
 安倍政権の害悪は今や取り返しのつかない程に深刻な域に達した。
 2010年代後半は、程度の低いアベノミクスで日本経済が病み衰えるフェーズになるだろう」

「植松容疑者は犯行直前に「安倍首相を尊敬している」との趣旨の言葉を
 友人に対して語って驚かれていたそうだ。
 普段は政治に対して関心がないかのような人物が突然そのような話を始めたのである」

「これでは、非理性的で粗暴、かつ攻撃的な精神を、
 安倍政権が惹き寄せている可能性が高いと言わざるを得ない」

「戦前の歴史が証明しているように、
 経済低迷は極右の台頭と白色テロをもたらす。
 人口動態から見て可能性はかなり低いものの、警戒しなければならない」

「終戦の日に「深い反省」と述べられた陛下に対し、
 安倍首相は無礼なことにそれを完全無視した式辞を述べた。
 両者を比較すれば、数段違う「人品」の大差は明らかであった」

「陛下は幼少期に、同世代の国民が大勢戦争で亡くなったのを心から悲しまれている。
 かつての戦地においても、被災地においても、国民の悲しみに寄り添い、
 少しでもその痛みを共にしようとされてきたことは全日本国民の知るところである」

「そうした陛下の深甚たる思いを完全無視した首相の独善的な態度は、
 必ずや首相自身に報いとなって返ってくることは間違いない。
 政治家として不名誉極まりない、惨憺たる終わりを迎えることになろう」

「首相周辺の無礼者は、陛下に対して「国体の破壊者」ととんでもない陰口をたたいていると言う。
 彼らの日頃の言動から見て何ら不思議はないが、こうした連中こそ真の「反日」「反社」である」

「陛下は安倍政権になってから「深い反省」を使われるようになった。
 「平和の存続を切望する国民の意識」に言及されたのも懸念の裏返しであり、
 安倍政権に対する深い憂慮があることは明白である」

「有権者は、安倍政権の意を受けた代弁者の醜い本音をよくよく見ておいた方が良い。
 昭和天皇にテロの危険すら感じさせた戦前・戦時下のファナティシズムは、
 こうしたイデオロギーに隷属した原理主義者たちが主導したものである」

「つまり、日本を滅亡の淵まで追いやった「亡霊」が、安倍政権とともに甦ったのだ。
 彼らは「愛国」を自称して天皇陛下に逆らい、自由な言論を攻撃して
 メディアを統制化に置き、悪しき道へと戦前の日本を導いたのである」

「日本経済が絶頂であった時代はヘイトスピーチなど存在しなかった。
 実際にあるかどうかすら分からない「在日特権」が狂ったように攻撃されることもなかった。
 中国や韓国に対する原理主義的な批判や敵意は欠片も存在しなかった。
 日本にはそれだけの余裕があったが、今はそのような余裕はなくなったのだ」

「二国関係が悪化したアジア人に対してだけでなく、
 沖縄に対しても、国内の弱者に対しても容赦なくなった。
 自らの抱える不満を誰かにぶつけたい不機嫌な大衆が多くいる」

「…日本の近現代史における事実が語っているのは、
 外国に敵意剥き出しの日本は身の程知らずで敗北に次ぐ敗北を重ね、
 外国から謙虚に学ぶ日本は飛躍的な進歩が可能になり強いということだ」

「最近になってやけにリベラル或いは左派が攻撃されるようになったが、
 日本が高度経済成長を実現し、勤勉さと技術力によって尊敬された時代は
 リベラル或いは左派が強かった、というのが史実である。
 (個人的には日本のそれはリベラルではなくバラ撒き派と思うが)」

「逆に、右派が強い時代は粗暴かつ独善的で、碌なことがない。
 典型的なのが昭和初期で、白色テロの嵐が吹き荒れただけでなく、
 野心の強い軍人達が出しゃばって日本を焼け野原にし、
 日本史に消すことのできない汚辱を残した時期であった」

「今になって明治を賞賛する言説が出てきつつあるが、
 史実を無視するイデオロギストがとんでもない嘘をつき、
 明治時代の日本の躍進が国際協調とナショナリズム抑制によって実現したことを語らない」

「明治は政府が国際協調なのに粗暴な民間のナショナリズムが強く、
 日比谷焼き討ち事件や海軍司令官自宅への投石事件が起きた時代だ」

「そうした史実の教訓を忘却したところに、昭和初期の増長と
 国力を弁えない覇権主義とが存在するのである」

「悪しきナショナリズムに感染したイデオロギストには論理は通じない。
 あれこれ理屈をつけ自らの敵意と憎しみを正当化し、
 法の網をかいくぐって日本社会を腐蝕させ続けるであろう」

「産経報道によれば安倍首相はトランプと「メディアに勝った」と意気投合したらしいが、
 その直後から朝日報道を発端に森友問題で散々な目に遭うことになり、
 どもったり声を荒げたり、国会で醜態を晒したのは自業自得と言うべきであろう」

「権力に不都合な情報は「隠蔽」する、
 教科書につべこべ干渉して子供を洗脳し自らに好都合な国民にしようとする、
 (集団的自衛権の件では安倍政権の言い分をそのまま掲載させる始末)
 中南海とよく似たやり口を展開するのはもはや「病気」とすら言える」

「矢張り、安倍政権は中共の同類だと自ら証明した。
 菅官房長官が「地位に恋々としていた」と前川元文科次官を批判したのに、
 (批判したと言うより、北朝鮮の国営放送のように罵倒したのである)
 同じく地位に恋々として首相におべっかを使い、定年延長された幕僚長には何も言わない」

「河野統幕長は前川氏よりも遥かに「地位に恋々として」いる。
 首相発言に賛同するだけで定年が延長されるのだから、
 幕僚長が所謂「ヒラメ」であればまさに「ありがたい」話である」

「この醜悪な二枚舌の理由は明白である。
 安倍政権の意向に従順な「忠犬ポチ」にはご褒美、
 安倍政権に不都合な存在には罵詈雑言を浴びせる、
 ただそれだけの器の小さい、利己的な権力主体なのだ」

「国益など無視して近傍に忠実なイエスマンばかり揃え、
 ただひたすら権力を死守する亡者であることが、
 これ迄の行動から明瞭に見て取れる」

「客観的に見て失敗間違いない今回の獣医学部新設問題で、
 今治市長と前愛媛知事が歴史に残る「迷言」を吐いている」

「「歪んでいるのは岩盤規制の方」だそうだ。
 ぜひ両人には、状況のよく似たロースクールがなぜ次々と閉鎖されているのか、
 なぜ公務員獣医師になる獣医学生が1割程度しかないのか、
 加計学園傘下の千葉科学大学(赤字)に銚子市(財政悪化)が投入した莫大な公費をどう考えるか、
 等々きっちりと有権者を納得させられる回答があるかどうか、厳しく問い質したいものだ」

「すかさず文春砲が加計学園職員から経営陣への強烈な批判を公表し、
 (職員の指摘の方が、雲隠れしている学園トップより遥かにまともである)
 福井新聞が「獣医師を増やしても偏在は解決しない」との関係者証言を報じている。
 これで今治市長・前愛媛知事の主張のお粗末さが、早くも証明されたと言って良いだろう」

「よりによって読売報道で、「アベはもう要らない」との多数意見が示され、
 安倍首相あるいは安倍政権が小手先の改造で何とかやり過ごそうとしても
 国民の冷たい不信の目は全く変わっていない現状が判明したのである」

「しかも読売調査では安倍政権に対する評価は「中の下」で、
 経済政策も安全保障政策も大して評価されず、
 最も評価できるのは「外交」となっている。
 有権者も遂に、口だけ政権の中身のなさに気付いてしまったということだ。
 (もう少し早く気付いておけば良かったものを)」

「これまでの高い支持率は所詮、見せかけの虚飾か上げ底に過ぎず、
 中身としては民主党政権と大差なく、ただ口だけが達者で
 アメリカ経済の回復と「悪い人手不足」で失業率が下がっただけの話だということだ」

「首相を批判した籠池は強制捜査、首相を庇って嘘をつき通した官僚は出世。
 これが安倍政権の恥ずべき本性であり、中共と同じく権力の意向によって
 行政ばかりか検察までもが歪められてしまうのである」

「北のミサイルと山尾不倫のお蔭で何とか「勝機」があると判断したのか、
 衆院解散に打って出るという「末期症状」を呈してきた」

「また、働き方改革の法案も放り投げて「逃亡」するのだから
 自らが徹底した嘘つきで信用できない人間であると証明した訳だ」

「安倍政権にとって政策は権力を握るための手段に過ぎず、
 国益よりも公益よりも議席と政権維持を優先しているのは明白だ」

「今の日本経済が甦るためにはアベノミクスとは全く逆の政策が必要で、
 保育利権や原発利権のような非効率を撃滅し、
 新規投資を増やし女性の就業を増やす政策に変えなければならない」

「「無償化」と称したただのバラ撒き「買票」政策などとんでもない話だ。
 安倍政権下での経済低迷と実質賃金低下を完全に終わらせる必要がある」

「また、日本会議会長は「右からパンチ」などと称して
 言論と論理で国民を説得できないことを自ら証明した」

「他人を説得できないから「パンチ」としか言えない訳で、
 矢張り一般には通用しない議論であることがよく分かる。
 本当に「公明党を切る」などしたら今の自民党には大打撃になるし、
 「近い将来」朝鮮半島が南北統一するなどと考えている点も傑作だ。
 (実現しなかったら是非、責任を取って組織を解散して欲しいものだ)」

「戦前のナショナリストは私財を投じて建艦費を献納したというのに、
 戦後は口だけで必要なカネを出さなくなった。情けない限りである」

「こうした異様な現象が複数生じるのも安倍政権の特徴であり、
 道理と論理ではなくドグマとイデオロギーが優先される
 中露と似た社会に日本が変質しかかっていることが分かる」

「そもそも日本は、戦前の歴史を見れば分かるように
 ナショナリズムが非常に強い社会で、凶暴な白色テロを何度も起こしてきた」

「政党が自ら大政翼賛会への合流を選ぶなどという
 民主主義としては自殺行為でしかない恥ずかしい史実も残っている」

「メディアに対する凶悪な攻撃性も戦前からだ。
 日本のため窮地に身を投げ出すのではなく、
 ドグマの争いで内ゲバを始めるという情けない結末で、
 言論テロの末に国策を誤って祖国を焼け野原にしたのである」

「「賞味期限切れ」で国民が仕方なく延命させている安倍がまた図に乗っている。
 世論調査では明らかに国民が慎重姿勢を見せている改憲について、
 安倍は「歴史的使命」と性懲りもなく放言しているのだ」

「口だけの安倍は言葉と逆の結果しか出せないから、
 安倍政権には「歴史的使命」などないこと、
 「声なき声にしっかりと耳を傾ける」ことなどする気がないこと、
 自らの歪んだドグマや利権勢力の声にばかり「しっかり耳を傾け」る結末になるのは必至だ」

「無気力な有権者や騙され易いB層有権者が自民に投票するとこうなるのであり、
 大臣をクビになった稲田や現憲法を「コピペ」などと侮辱した中曽根の言葉は、
 自民党の本性が傲慢不遜で「選挙が過ぎれば国民無視」であることを証明している」

「松本文明がとんでもない沖縄蔑視発言で大臣をクビになったが、
 この暴言でも議員に居座れるところがいかにも自民党らしい」

「というのは、自民党にとって「沖縄ヘイト・蔑視」は「第二の本性」に等しく、
 骨の髄から偏見と蔑視に凝り固まっているので自覚すらできないからである」

「「野党の戦術」ならまだ理解できよう。「沖縄の戦術」と表現するのは
 差別と偏見に凝り固まっているか、小学生以下の日本語能力しかないかのいずれかだ」

「沖縄問題は自称保守の汚れた本性が暴露される典型的な場であり
 愛国を騙って自己の倫理的な傷を隠したつもりが
 自らの独善と罵声によって却って薮蛇となる「言論的自滅」に他ならない」

「自民党は長らく、沖縄をカネで黙らせて安全保障の重い負担を押し付けてきた。
 沖縄の不満はこうした自民の「買収政策」によって蓄積されたものであり、
 沖縄からの不満表明が自民党の長年の金権政治の腐敗を抉り出しているのだ」

「だから自民党が沖縄蔑視や沖縄ヘイトを繰り返すのは何ら不思議なことではない。
 心理学で言う「自己防衛規制」「転嫁」であり、自分の方がどうみても悪人だから、
 相手が劣悪な資質を持っている、批判されて当然の存在と決めつけなければ
 不都合な真実に直面せざるを得なくなり、自己崩壊の危機に陥るためである」

「「強きに媚びて弱きをくじく」最低の権力志向が骨の髄まで染み付いていて、
 しかも米軍から実質的にコントロールされているのを当然視しているのと同時に、
 より弱い立場の沖縄を「政府に従って当然」と考えているのが露骨に分かる」

「産経新聞が沖縄米兵「美談」が取材もしなかった誤報だと謝罪し、
 ラジオパーソナリティの近藤氏も沖縄への偏見に基づく誤った発言を謝罪した。
 (基地反対運動に「中国や韓国の勢力が紛れ込み、内部から日本を分断」などと非常識な中傷をしていた)
 これは質の低い「自称保守」の百鬼夜行がターニングポイントに至った証左だろう」

「良識ある一般国民の顰蹙を買い、呆れさせてもいるのが
 日本青年会議所の「宇予くん」アカウントのみっともない騒動と内情流出であり、
 「エンゲル係数」を巡る安倍信者とおぼしき連中のさもしい「情報操作」である」

「安倍の支持層は安倍と酷似していて
 事実を無視し、自分に都合の良いことばかり持ち出して情報操作する傾向が強い。
 だからいまだにアベノミクスを賞賛し、「アベノミクスの成果」などと与太話を叫ぶのだ」

「内閣人事局で官僚を傀儡のように操った陰湿な独善政治が、
 佐川のような惨めな傀儡官僚を生み、前川元次官のような「抗命」を生んだ。
 (インパール作戦とそっくりであり、更に「被害者」が増えるのも間違いない)」

「安倍の第五列のような役割を自ら選び、情報操作によって
 前川元次官の醜聞を流し権力の走狗となる「傀儡メディア」も出現した」

「これで一国の首相なのだから、開いた口が塞がらない。
 自分のパトロンと党内の重要人物には阿諛追従して、
 有権者には睥睨、批判するメディアには攻撃という最低の二世議員である」

「安倍の最も大きな罪は今回の件ではなく、日本経済を衰退させたこと、
 ドグマに浸潤され幻惑された自称保守を跋扈させ日本社会を劣化させたことにある」

「安倍の問題は何より人格的に信頼できないことであり、
 いまだに支持しているのは世間知らずか利己主義が原因であると推定できる」

「最近注目されるのは、痛烈に佐川「適任」発言を批判した小泉元首相と、
 日本会議の生みの親である村上誠一郎氏の矢張り厳しい批判である」

「村上氏の発言要旨は、安倍政権が様々な問題の元凶であること、
 安倍政権には「正義」が欠けており、自らが生み出した問題を
 部下に責任転嫁して自分は全く責任を取っていないこと、
 このままでは「世の中が闇」「霞が関は解体」だというものだ」

「同友会は安倍政権の倫理的欠陥を鋭く批判しており、社会的責任を果たしたと言える。
 それに対し、つべこべ言い訳する麻生はさすがに勘違い議員らしい所業だ。
 自分が首相の時にどれほど日本経済を悪化させたか、完全に忘却したらしい」

「文春報道で、佐川がこれまで大嘘をついていた背後に
 安倍が「もっと強気で行け」と命令したメモの存在が明らかになった。
 これは「もっとどんどん国民を騙せ」と一国の首相が指示したものであり、
 これだけでも即刻クビ、もっと言えば懲罰か議員資格剥奪に値する」

「国民には嘘を並べ、佐川には陰で中共のような独善的な指示を出していた。
 これが安倍の本性であり、明らかに「首相にすべきでない」人物であることが分かる。
 略称「PM」の実態は、安倍においては「貧しい精神(Povety of mind)」に他ならない」

「陰で国民を愚弄した裏工作をしておきながら、
 国会ではぬけぬけと秋葉原での「辞めろ」コールを「選挙妨害」と中傷した」

「村上誠一郎氏が以前に厳しく指摘した点は、いずれも完璧に的中したと言える。
 「すべて安倍首相の心の友や後継者にしようとした人たち(が問題を起こした)」
 「ところが、問題が起きると「財務省が悪い」「防衛省が悪い」「文科省が悪い」となる」
 「身から出たサビの問題に対して、最高責任者が責任をとらないのが最大の問題」
 安倍や安倍に騙されるようなB層有権者は治療不可能な水準だからどうしようもないが、
 安倍やその取り巻き、或いは第五列によって既に日本社会には深々と傷がついている」

「次元の低い、利益誘導ばかりの安倍政権の体質は韓国政治と酷似しており、
 客観的に見れば明らかなクローニーキャピタリスム(縁故資本主義)だ」

「しかし、経済成長率は過去最低レヴェル(民主党政権にすら劣る)、
 1人当たりGDPも労働生産性も主要先進国中で最低水準という低能な安倍政権が
 ここまで延命できたという事実は、更に深刻な問題を突きつけるものだ」

「それは安倍政権のもたらした「日本国民の劣化」である。
 内閣府の調査では「国民全体の利益よりも個人の利益を大切にすべき」と回答する者が
 過去最高になった。しかもこの回答の比率は安倍政権下で上昇しているので、
 安倍がもたらした害毒とする以外に考えようがないではないか」

「その証拠に、加計と同じく獣医部新設を望んでいた京都産業大学は、
 首相側近の腰巾着から露骨に妨害されて諦めざるを得なかったし、
 財界からは(財界の望む)政策が進まないという不平が漏れている。
 (決して公益の観点からではないという事実に驚愕を禁じ得ない)」

「また、最低なのは言いたい放題の安倍信奉者で、
 安倍を弁護する偏見言説を垂れ流したお蔭で
 加計学園の客員教授の職をゲットした人間が2人もいる。
 (普通、こういう醜悪な行動を「猟官運動」と呼ぶのである)
 このままではベジーの斉藤のような日本社会を蝕む連中が更に増殖してくるであろう」

「何か奇妙な現象が起きていると感じたのは2013年のことだった。
 安倍の経済政策など、使い古しと利益誘導ばかりで
 何一つ新しいものがないばかりか中長期的なリスク極大化でしかないのに、
 (それは低成長と実質賃金低下、消費減少といった厳然たる事実が証明しつつある)
 安倍を支持する勢力の強硬な姿勢やファナティシズムに驚いたのだ」

「当ウェブログは純粋に政治経済的な側面から判断しているので
 こうした奇妙な現象が何故起きているのか、分からなかった」

「しかし最近、興味深い事実に気付いたのだ!
 心理学が非常に的確にこの歪みを説明できるのである。
 所謂「自己防衛機制」が安倍支持者の行動と様々な点で一致している。
 「否認」… 現実を認めない
 「歪曲」… 自己に都合良く認識を歪める
 「投影」… 自らの感情や欲望を外に映し出し、被害妄想を形成する
 「躁的防衛」… 自己の非を認めず、過度に攻撃的になる
 これらは全て病理と言えるもので、
 安倍支持者のおかしな言動はほぼ全てこれらで説明できる。
 一般人から議員まで、見事な程にこれらの説明が適合するのである」

「当ウェブログは所謂リベラルの欺瞞性を厳しく批判してきたが、
 安倍支持者の独善とファナティシズムはリベラルよりも害が大きいと判断するに至った」

「民主党政権時にすら劣る成長率、実質賃金、消費。明白な劣等生である安倍は、
 口だけ外交と対米従属の安全保障、それに国民の富を収奪し株主に与える利益誘導策。
 生兵法の有害な経済政策により、近い将来の経済危機の元凶となるのも確実である」

「また自民党内から愚劣で程度が低く、国民の税金で養われていながら
 言いたい放題と頭の悪い炎上発言で無駄な騒動を起こす「国辱議員」が出た」

「例えば下村博文は「日本のメディアは日本国家をつぶすために存在しているのか」と
 まさに反社会的な発言を平然と行っている。(真に日本を潰すのは安倍政権である)」

「自民党は選挙に負けない限り反省は「ゼロ」で常に口だけだから、
 叩き潰さない限り反省しない(自浄力は永遠に働かない)という
 自民党の「第二の本性」を完全に忘れているのだ」

「これは「レミングの鼠」であり、安倍とともに日本社会が衰亡へと向かう前兆だ。
 当ウェブログはドグマを排しリアリズムに立脚するから、悲しい結論を出さざるを得ない。
 戦前の情動的ファナティシズムの亡霊が甦り、この日本に甚大な打撃を与えようとしている」

「幼い頃から戦争の惨禍を深く悲しみ心痛されてきた今上陛下は、
 在位中最後となるであろう終戦の日のお言葉で、「深い反省」と4年連続で述べられた」

「この意味するところは明白で、安倍を筆頭とする自称保守政治家が
 今上陛下のお心に反して「反省」の欠ける態度と言動を見せるからだ。
 だから第二次安倍政権が成立してから毎年、同じ言葉が繰り返されるのだ」

「慈父のように説き聞かせても聞く耳を持たない無礼で傲慢な二世議員は
 近現代史に無知で愚昧なイデオロギーに隷属しているだけでなく、
 同類のイデオローグ議員や煽動評論家を増やして日本の国際的評価を損ない、
 戦前のような独善的・教条的体質を強化して日本社会を劣化させている」

「今上陛下がなぜ沖縄戦の惨禍を強調させるのか、
 なぜ遠い海外のかつての戦地にまで赴かれるのか、
 なぜ非戦闘員・一般市民(靖国には祀られない)に思いを致されているのか。
 自称保守議員はそうした点を全く思考も洞察もできない輩である」

「昭和天皇も今上陛下も靖国に参拝されていない明白な事実を無視し、
 (これは姑息な安倍のような「中国への配慮」などでは断じてない)
 日本の伝統に真っ向から反する国家神道の残滓を擁護する行為は、
 歴史への無知というだけでなく昭和天皇と今上陛下への「叛逆」に等しく、
 天皇を傀儡化しようとしたかつての高慢な軍部に限りなく近いものだ」

「最近分かってきたこととしては「安倍一強」ではないということだ。
 安倍が大噓つきで口だけであり、自分の碌でもない手柄を針小棒大に豪語すること、
 散々に言い逃れと無責任と陰険な人事を行い、官邸に媚び諂う腐敗構造を生んだこと、
 これらは議論の余地のない明白な「事実」なので国民もよく理解している。
 (カルトのように安倍信奉を続けるのは御用メディアと一部B層だけだ)」

「本気で経済成長や改革を望んでいるなら噓つきで自画自賛ばかりの安倍など選ぶ訳がない。
 経済成長も真の改革も求めていないからこそ安倍を延命させて問題を先送りするのだ」

「日本が貧しくなり先進国で最悪水準の低成長なのに選挙で安倍を叩き潰さないのは、
 腐った利益誘導に喜んでいる利権層や、目先の低失業率で安楽を享受出来る中下層が
 安倍の腐敗政策によって必ずもたらされる日本衰退や経済危機から目を背け、
 刹那的な安逸に固執して盲目になっているからである」

「真の保守なら社会正義や公正を理解し意見の異なる者とも議論ができる。
 自称保守は戦前と同レヴェルかそれ以下なので、中傷と報復と脅しが得意技、
 だから戦前のように良識派が「疾しい沈黙」だと自称保守が図に乗って跳梁跋扈する」

「「引き際」を間違えた安倍は、自ら墓穴を掘り始めている。
 石破氏にまさかの苦戦で面子を潰され(これが実力だから当然)、
 官僚を自殺させた第一の責任者である麻生を留任させる始末」

「三選が決まったら普通は祝勝ムードなのだが世論に歓迎ムードは皆無、
 しかも直後に沖縄知事選で往復ビンタを喰らったような大敗を喫し、
 遂に安倍の程度の低さと噓付き体質を有権者も知悉するようになったものと見える」

「おまけに共産党の小池書記局長からは痛恨の一撃を受けており、
 安倍の「真摯」は「右から左に聞き流す」という意味で、
 「丁寧に説明」は「何度も同じ説明を繰り返す」なのだと指摘されている」

「既に小泉元首相にも、日本会議を生んだ村上誠一郎議員にも断罪され、
 ただ「選挙で勝てる」という内輪のさもしい理由で延命できた安倍だから、
 「選挙で負ける安倍」など役立たずの口だけ二世でしかない」

「戦前の歴史に通じている者は、ナショナリズムに狂った原理主義者が
 いかに危険であるか、いかに国益を破壊するか、知悉している筈だ」

「靖国神社の宮司が天皇陛下を批判するという大問題が露見して
 クビにされるという象徴的な事件があったが、これこそ
 日本の右巻き「原理主義者」の顕著な特徴であり、危険性の証明である」

「226事件で叛乱を起こし無礼にも天皇を上から目線で批判した将校、
 終戦直前の宮城のクーデターで昭和天皇に叛いた陸軍部隊、
 今回の叛逆宮司と主張も精神構造も酷似している」

「つまり彼らにとって天皇陛下は「傀儡」であり、
 自らの信条やドグマに沿わない存在なら平気で背き、
 陛下よりも自分達の方が正しいと信じ行動する独善の塊なのである」

「自民党の会合で川上和久という人物が非常に興味深い発言を行ったようだ。
 改憲派は「反対派を敵と位置付け、名指しで批判するなどネガティブキャンペーンが必要」で、
 何故なら「野党(と一部マスコミ)による激しい『反』安倍キャンペーン」が生じるからだとか」

「川上の過去の著作を見てみると「情報操作」の分析や
 「反日プロパガンダ」を批判するものが出ているから、
 著作から判断する限り自ら改憲のための「情報操作」を自民党に教え、
 「改憲プロパガンダ」を流すよう促したという顛末なのだろうか。
 (ぜひ当人もしくはそのシンパの見解を伺ってみたいものだ)」

「実は川上発言から非常に懐かしい響きを感じていたのだが、
 「敵」を名指しで攻撃するという手法は前世紀において多用されていたためだ」

「例えば戦前に蓑田胸喜という戦前の思想家がいて、「蓑田狂気」とも呼ばれていた。
 その呼称から容易に推測できるようにファナティックな言論で知られており、
 天皇機関説問題を大変な政治的騒動に「拡大」させた立役者の一人がこの蓑田だ。
 人々に尊敬されていた美濃部達吉博士を「学匪」という異様な言葉で批判したことで知られる」

「良識ある国民は彼らの意図と策動を見抜いて監視しなければならない。
 戦前の史実から言えば、左派より右派の原理主義の方が日本にとって遥かに害が大きい」

「終戦の直前に陸軍内部で叛乱が起きたのは有名な話だが、
 戦前から日本社会においては愛国や憂国を叫ぶ者の方が
 結果的には皇室や天皇陛下に脅威を与え日本社会に甚大な害を与えてきた」

「令和という元号も尊大な安倍によって完全に「汚染」されており、
 安倍は「おことば」に散々文句を付けて修正させ、
 即位された天皇陛下には「ドアまで送ってくれた」などと偉そうに吹聴し、
 パレードで自民党本部の前を通らせるなどGHQ並みの無礼さである。
 (皇室への敬意が全くない点で、GHQよりも悪質であるとも言える)」

「真の保守ならこうした反日・反社会的な自称保守議員に鉄槌を下し、
 徹底的に批判する筈なのだが、どうやら日本の自称保守はしっかり「保身」に堕したようだ。。
 そろそろ覚醒して官邸に巣食う獅子身中の虫を駆逐しなければならないのではないのか!」

「大方の予想通り、スラップ訴訟紛いの反訴を行った山口敬之は敗訴、
 勇気ある伊藤詩織さんが勝訴となったのは至極当然のことであるが、
 (前者に対しては敬称を付ける必然性がないので敢えて省略)
 これ迄に被害者である伊藤詩織さんに中傷・罵詈雑言を繰り返した
 杉田・長尾・はすみ等の醜悪さが一層浮き彫りになった。
 『Hanada』も司法リスクが高いと考えるべきだろう」

「BBCでその醜態が放映されてしまい、日本における
 人権意識の低過ぎる連中の存在が世界に知られてしまい
 「日本の恥」とも言うべき状況になっているが、
 それらの中傷・罵詈雑言に励んだのが何故か悉く安倍支持者である」

「BBCで事実を報道されているのだから、
 安倍やその周辺の得意技「メディア偏向」も通用しない。
 「偏向」しているのが安倍とその周辺であることが立証された訳だ」

「ところが倫理性に欠けた安倍は「世界の真ん中で日本が輝いた年」と放言して
 相変わらずの嘘と欺瞞と厚顔無恥で塗り固めた本性を露呈した」

「確かに日本が輝いた側面はあったが、それに泥を塗ったのが安倍とその周辺であり
 真の愛国者なら激怒して安倍をクビにするのが至当ではないだろうか」

「何しろ、安倍政権の麻生は「退位なんてワガママだ」と上皇を誹っているし、
 日本会議は公然と「退位反対」を唱え、その代弁者である衛藤は
 上皇陛下の文章にあれこれ注文をつけ文面を変えさせたという「実績」がある」

「安倍の周辺は人権意識も劣悪であるが、そもそも良識が欠けている。
 皇室への増長も目に余るから、日本人としては絶対に許せない、
 日本に恥をかかせ日本社会に有害であると断言できよう」

「カジノの件が小物一人で終わりそうな状況に胡散臭い裏事情があると勘付いた者は多かろうが、
 保身主義者を定年延長で丸め込む、いかにも安倍らしい「私物化」「利益供与」だった訳だ」

「残念なことに、この国の自称保守と自称保守政党は
 骨の髄から「保身」に染まり切っている事実を自ら立証したと言える」

「真の保守やナショナリストならこの国辱的な安倍を痛罵し
 即時辞職させ国政から引退させるのが理の当然である」

「自称保守は大まかに分けると中共に似た原理主義勢力、
 権力が何よりも大好きな保身主義者(自民党内や官邸で増殖中)、
 カネが大好きな拝金主義者(自民党の政策で儲けるのが好き)の三通りだが、
 一番目とそれ以外との間に亀裂が入りつつあるのだ」

「官邸の主が、党内で史上まれに見る噓つきと認定されているだけでなく、
 (直近でも、例の件で有名になったニューオータニとの巨額の随意契約の隠蔽が発覚した)
 その嘘つきの周囲にもとんでもない輩が雲霞のようにたかってきている」

「まず「失言製造機」なのに相変わらず尊大さは不治の病である麻生、
 そして劣化二世に媚び諂うヒラメ議員とヒラメ官僚たち」

「今回は、国民には自粛要請を行っておきながら
 百田や有本といった面々と「意見交換」「大切な機会」と称して
 会食していたという始末だ。日本社会や日本経済が衰退するのは当然の末路であろう!」

「当ウェブログは安倍を「腐敗」とはっきり指摘してきたが、
 これは誹謗中傷では全くなく、議論の余地のない明白な事実である。
 安倍の数々の「実績」を見れば、まともな日本人なら誰でも分かることだ」

「戦前の日本において驚愕すべきことは、
 いかに右派・極右のテロや暴力性が冷酷で残虐であったかということ、
 そして太平洋戦争で無数の日本人が悲惨な死を遂げる原因をつくった彼らは
 殆どが何一つ責任を取らなかったという史実である」

「……現代でもその構図が変わっていないことに気付き、
 改めて歪んだイデオロギーに汚染された輩の有害性を思い知らされた」

「日本社会が、そして日本国民がコロナ禍で苦しんでいる時に、
 その苦しみをもたらした元凶である自民党は
 緊急事態条項を加える改憲案を出してくるという始末」

「果てしなく国民軽視で傲慢不遜な本性がまたも露呈された訳で、
 全く自浄力のない自称保守は相変わらずこの日本を深々と蝕んでいるのだ。
 彼らに担がれた安倍がコロナ対策で失敗を繰り返すのも当たり前である」

「現下のコロナ問題が拡大し深刻化した「犯人」は誰が見ても安倍である。
 真の愛国ならば、真の国士ならば、国益・公益を盛大に損なった安倍を
 国政の場から追放して二度と国民に害を与えられないようにするのが至当である。
 それすら出来ないなら、安倍と同様の嘘つきで無責任、日本にとって有害な存在でしかない」

「終戦の日には、真摯に祈られる陛下に対し
 尊大で無礼な自称保守が陛下の思いを踏みにじるという
 許し難い構図がここ数年続いている」

「これも歴史に無知な劣化二世の安倍のもたらした無数の害悪の一つで、
 同じ安倍の苗字でも、戦前の軍部に抗した偉大な安倍寛議員の孫に
 どうしてこのような碌でもない輩が出てしまったのか非常に残念な話だ」

「安倍の取り巻きの衛藤に至っては靖国の本質すら理解できず、
 靖国に祀られること自体が政治利用に他ならないという歴史的事実、
 無辜の日本人が非業の死を遂げても靖国には祀られない厳然たる史実も無視し
 中韓に対抗して参拝するという、日本の伝統に反した愚行を行なっている」

「米軍と殆ど同じように沖縄住民を殺戮した陸軍中野学校出身者の所業は
 最近になってから漸く暴露されるようになった。これも靖国に通じる差別主義の一端だ」

「安倍が首相の座からいなくなりすっかり静かになった自称保守。
 後ろ盾が表舞台から去って意気消沈したのかどうか分からないが
 自称保守勢力には次々と災厄が降り掛かっている」

「まず保守誌が朝日新聞から提訴されて見事に敗訴、
 竹田氏もスラップ紛いの訴訟を起こしてこれも敗訴と、
 自称保守勢力にとっての悲報が相次いでいる」

「最近になって更に「弱り目に祟り目」と言うべきか、
 河村市長リコールを巡る署名偽造問題が発覚する始末で、
 自称保守勢力にとっては極めて深刻な打撃となっている」

「これ迄の行いを反省しなければならないという
 認識にそろそろ至っても良さそうなものだが。。」

「デマサイトは自称保守の喜ぶようなネタを好むことで知られるが
 60代のデマサイト運営者がいるのには流石に驚いた。
 確信犯でフェイクを垂れ流す保守ビジネスの小遣い稼ぎに貢献して
 デマに振り回される自称保守の情弱B層こそいい面の皮である」

「自称保守が因果応報で次々と訴訟に敗北し、
 トドメは署名偽造事件で自滅と日本社会が健全化に向かう兆しが見えたのに
 有権者B層が愚かにも自称保守と保身政党を勢いづけるという
 「逆コース」の懸念も生じてきたのが日本にとって不幸だ」

「毎年恒例、憲法の日に世論調査が公表される訳だが
 今年は改憲への賛同が増えるという結果になり、
 有権者B層の定見の無さが改めて証明されてしまった。。」

「改憲そのものは必要性あれば当然あるべきものであるが、
 保守ではない「保身」政党でしかも無能・無責任な自民党が政権与党の下で
 改憲を行うなど、国益を破壊する愚行中の愚行に他ならない」

「何故なら、自民党は俊敏な入国制限を怠ってコロナを日本に広めたばかりか
 GoToキャンペーンで日本全国にコロナを拡散させた「A級戦犯」である上に
 賢明な台湾に学んで早期の検査と隔離を行うことすら出来ず、
 変異株への対処が遅れに遅れて日本経済にも大打撃を与えた「国難政党」だ」

「読売新聞は近年の中国台頭が改憲賛同に影響を与えたとしているが、
 本当にそう考えているとしたらそれは典型的な情弱B層の発想である。
 どこからどう見ても改憲を唱える自民党の安全保障リテラシーは低く
 隣国が弾道ミサイルと多数の中距離ミサイルを配備しているのに
 トマホークのような低速のミサイルで基地攻撃などと寝言をほざいている始末」

「無能で無責任な自民党に緊急事態条項を使わせなどしたら、
 今以上の惨状と混乱に陥るに決まっている。
 国民に自粛と言っておきながら会食や政治資金パーティーを開く政党だ。
 「反国民」の増長自民党を選挙で殲滅しない限り自浄力は働かないとはっきり言っておく」

「日本の安全保障に真に効果的なのは改憲や安全保障関連法案などでは全くない。
 極東におけるアメリカの中距離ミサイル配備こそ中共が最も恐れているものである。
 緊急事態でも安全保障面でも無能でリテラシーの果てしなく低い自民党に
 権限を与えてはならない。それこそがコロナを遥かに超える国難である」

「最近はその人間性の特異さがすっかり知れ渡ったのか、
 「口と腹が別人格」と噂されるようになった安倍」

「病気だった筈なのにまた得意のメディア罵倒が始まったので
 さてはまた何かあるなと睨んでいたら案の定である」

「自民党の二階が問い詰められてか、
 或いは平然としらを切る安倍に業を煮やしてか
 河合容疑者の買収の原資とされる1億5千万円について
 安倍と自分に責任があると白状したのだ」

「だからこそ安倍は誤摩化すためメディア攻撃を始めたのだろう。
 調査報道を行った朝日と毎日に対し「迷惑愉快犯」と公然と中傷したが、
 安倍本人はさしずめ、「迷惑確信犯」で遥かに悪質だ。
 安倍は数々の不祥事を引き起こした上にコロナ対策で大失敗したのだから。
 しかも安倍の場合、ファナティックなB層支持者がいるから益々始末が悪い」

「安倍の「失われた7年」で日本経済は衰退、日本社会も劣化したが、
 その元凶が安倍であり、その嘘と欺瞞、反倫理であることはもはや隠しようがない」

「安倍がメディアを「反日」と批判し始めたので、
 また腹黒い狙いがあるのだろうと睨んでいたら案の定だ」

「腐敗した安倍が強引に東京五輪を1年延期にしたことを
 最近メディアに暴かれたので「コロナ五輪」として歴史に残りそうな情勢を見て
 骨の髄から嘘つきの安倍は、慌てて薄汚い責任転嫁を始めたのである!」

「これは心理学で言う典型的な「病理」であり、
 「転嫁」(他人のせいにする)と呼ばれる自己防衛規制の一つだ。
 つまりメディアを攻撃することで自己の失敗や責任から
 目を逸らさせるための姑息で狡賢い策謀なのである」

「安倍が大嘘つきであることは周知の通りで、その後継である菅も同類だが、
 「コロナに打ち勝った」が真っ赤な嘘だったのは今や歴然としているが、
 「復興五輪」の標語も口だけで国民を騙す詐欺だったことも明白だ」

「矢張り真の「反日」「反公益」「反国益」が安倍自身であると
 愚かなことに自らの言動で実証してみせたことになろう。
 愛知県の署名偽造事件に続いて、自称保守に痛撃であり、
 安倍支持層にとってはとどめの一撃と言えるのだろう。
 日本にとっては余りにも長く日本社会を毒してきた安倍の害悪を一掃する好機だが。。」

「自民党の本性は矢張り保守政党ではなく「保身政党」だった。
 傲慢で暗愚な菅が自滅してゆく過程を見れば明瞭であろう」

「コロナ禍で露呈したのは、日本の自称保守が口だけで無為無策である事実だ。
 無能な安倍と菅は不相応な地位から駆除されたが、
 これまでに日本社会や日本経済に彼らが及ぼした害悪を考えれば
 自業自得と言うべきものだが、気の毒なのは困窮している国民である」

「しかも自民党の保身議員どもは国益公益を忘れて
 生命の危険に晒されている自宅療養者を無視して次の選挙のことばかり。
 最も醜悪なのは自民党の下村で、首相の座への野心を覗かせて
 党内から牽制される始末である。流石は権力大好きな自称保守である」

「暗愚な安倍による五輪の1年延期、
 暗愚な菅による東京五輪の強行こそが「反日」だったと
 事実によって証明されつつある。世論も正気に戻ってきたようだ」

「これまで自民党に投票して日本を腐敗させてきた節穴のB層有権者は、
 いい加減に目を覚まして自民党に天罰を下さなければならない。
 何故ならコロナ禍を深刻化させた最大の理由が、B層有権者が自民に投票し
 果てしなく低レヴェルで無能な安倍や菅がコロナ対策に大失敗したことにあるからだ」

「安倍政権がのさばる限り、日本の「民度」の悪化は間違いない」と
当ウェブログは警告した。悪化した日本の「民度」が正気に戻るかどうか。。

▽ 安倍もその支持層も戦前のドグマに浸潤されており、民主主義を劣化させてきた

『日本会議 戦前回帰への情念』(山崎雅弘,集英社)


「独善的なナショナリズムが強まるのは高度成長期にはなかった現象であり、明白な亡国の兆し」
とした当ウェブログの警告も見事的中したが、ここ暫くは日本が健全化しそうではある。

「「選挙に勝てない」ため寄ってたかって自民党議員が
 菅を首相の座から引き摺り降ろした訳だが、これで
 自民党に自浄作用が働いたと思ってはならない」

「日本社会を劣化させてきた自称保守の壮大な自滅の中で
 口だけは偉そうな癖にコロナ対策に大失敗した安倍・菅が駆逐されたのだから
 元々寄り合い所帯として成立した自民党は少しはましになるだろう」

「但し安倍・菅の及ぼした害悪は深刻で、多数のB層有権者が残っている。
 この節穴で健忘症のB層有権者がコロッと騙されて自民党に投票すると、
 またしても以前の「失われた8年」の経済低迷・日本劣化の時代に戻るだろう」

「論より証拠、世論調査では菅の見え透いた朝三暮四で姑息な口だけ改革に
 しっかり騙されて評価するB層有権者が相当数に上ることが分かる。
 御用ジャーナリストが「ワクチン接種を急いだのは投票日に間に合わせるため」と
 ついうっかり真相を白状しても節穴B層は騙され続けるのである」

「保身政党・自民はそもそも本性として公共性・公益性に反している。
 ワクチン接種ですら選挙に利用しようとする卑怯さで、
 謙遜・互譲といった日本の伝統に反するとんでもない保身ぶりである」

「あの産経ですら菅がワンマンで発進力軽視であるのを認めざるを得ない。
 ただ矢張りそこは産経で、菅の判断力が致命的に悪いことは書けなかったようだ。
 政権支持率急上昇の台湾と比較すれば「無能」以外の評言はなかろうに」

当ウェブログの懸念通り、既に「無気力なB層有権者と安倍が結託して日本を劣化」させている。。

 ↓ 参考

ワクチン急いだのも選挙のため、保守でなく「保身」-御用メディアも「ワンマン体質」「発信力軽視」と断罪
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/ce9427062490d1b3678199a5edc0a1e0

「首相をすげ替えないと」- 保身政党の本性露呈、コロナ無策での五輪強行こそが「反日」だった
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/218628ea913975c2255ace8cffa8b732

「愛国心は悪漢の最後の拠り所」の典型、買収の黒いカネは安倍から出ていた - 誤摩化すためメディア罵倒
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/1b447794694409192da525425ade61c7

自称保守の敗訴相次ぐ、トドメは署名偽造事件 - 高齢のデマサイト運営者も出現して末期症状が鮮明に
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/07f8d7d57685afedec19ade4297e3828

「陛下のご意向でも従わない」「雅子妃は神道が嫌い」- 反皇室・反天皇の靖国関係者、遂に本音を暴露
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/6310157f73ac34258b0bf9ae66a5757c

「国民全体より個人の利益が大切」が過去最高、安倍政権の害毒が明確に - 安倍信者は猟官言説で教授に
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/d06f0f0f35e127d63ec7f35d2bc7331b

▽ 日本会議を支える神社本庁は「新しい宗教」、日本の伝統ですらないというのが真相

『神社崩壊』(島田裕巳,新潮社)


総裁選ドキュメント 高市氏と河野氏が激論 米ミサイル網配備めぐり(産経新聞)
https://www.sankei.com/article/20210919-CH2X7EPJINNOHBJVKIYSJ4TL34/
”自民党総裁選(29日投開票)に立候補した4候補は19日のフジテレビ番組に出演し、「新たな抑止力」などをテーマに討論した。米国が中国抑止のためアジア太平洋地域で計画する地上配備型の中距離ミサイル網について、正式な配備要請があった場合、高市早苗前総務相のみが「受け入れる」と主張。「日本を守るために必要だ。積極的にお願いをしたい」と述べた。
 河野太郎ワクチン担当相は「米国だけが引き金に指をかけているミサイルを置いたからといって、日本の抑止力が高まるわけではない」と指摘。「(日米が)どういう役割分担になるのかが決まらないうちに『入れる、入れない』という議論をしてもほとんど無意味だ。勇ましく『やれ、やれ』と言うような人が喜ぶだけだ」とも強調した。
 これに対し、高市氏は「勇ましい、『やれ、やれ』という話ではない。日本国民の命と領土を守るために絶対に必要だ。引き金を米国にひかせるということではなく、導入が決まった時点でルールはしっかりと話し合っておくべきだ」と反論した。
 一方、岸田文雄前政調会長は「全く否定するものではないが、中距離ミサイルにどんな搭載能力があるのか、どこに配置するかによって国民の理解は変わってくる」と語り、日米両国の調整が必要だとした。〔以下略〕”

驚愕したのがこの発言で、河野も高市も安全保障では「論外」だ。
米軍のミサイルを配備したら米軍が引き金を引くのが「当たり前」であり、
だからこそ大きな抑止力となるのだ。河野は半分しか正しくない。

完全に間違っているのは高市で、根本的に日本の安全保障の現状を理解していない。
日米協定や日米間の「密約」(米軍は有事に日本領内で自由に作戦行動できる)の本質も知らずに
ポチ右翼が米国と交渉したところで「事後通告」が関の山なのだ!


安倍前首相、討論会質問者「見識ない」=高市氏スルーを批判―自民党総裁選(時事通信)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021091900291&g=pol
”自民党の安倍晋三前首相は19日、党総裁選4候補による18日の討論会の感想をツイッターに投稿し、外交・安全保障政策に関して進行役の日本記者クラブ企画委員が高市早苗前総務相を当てなかったとして批判した。「見識を示されたら困るのか、彼女をスルーする見識なき質問者まで出る始末(笑)」と記した。
〔中略〕
 安倍氏は高市氏を推しており、18日の応答ぶり一般について「冷静で的確」だったと強調した。

安倍が「冷静で的確」と評するということは、「支離滅裂で見当外れ」が正しい。
何故なら歴代首相で希代の嘘つきと自党内で評されているだけでなく、
国民からは最も失望された首相としてナンバー1(つまり最悪)なのだから。


がっかりだった歴代首相ランキング 2位は菅義偉氏…1位は?(読売新聞)
https://jisin.jp/domestic/2019871/
”次の首相となる「ポスト菅」を決める自民党総裁選。その告示が9月17日に迫っている。
 そんななか、Twitterでは「#こんなひどい政治ははじめてだ」がトレンド入り。「#最低最悪の首相」というハッシュタグとともに歴代首相の”懐かしい”写真が多数投稿されるなど、盛り上がりを見せていた。
 そこで、女性自身では2000年代の「がっかりだった歴代首相」についてのアンケートを実施。ランキングを作成した。回答したのは男女150人。結果は、以下の通りだった。

【2000年代の歴代首相のなかで最も「がっかり」だった人は?】(回答:2021年9月9日~9月12日)
1位:安倍晋三(26%)
2位:菅義偉(24%)

3位:鳩山由紀夫(13.3%)
4位:菅直人(11.3%)
5位:野田佳彦(9.3%)
6位:麻生太郎(8%)
7位:森喜朗(7.3%)
〔中略〕
 “栄えある”「がっかりだった歴代首相」1位となったのは、安倍晋三前首相(66)!
 森友学園問題や桜を見る会などの不祥事に対する説明責任を果たしていないことや、新型コロナウイルスの初期対応に関する不信感が拭えなかったようだ。
選んだ理由について、以下のようなコメントが寄せられていた。
「不祥事が多かった」(30代女性・会社員)
「森友、加計、桜を見る会などの問題から何の説明も無しに逃げまわっているだけだったので」(60代男性・会社員)
「森学園の問題もそうだが、コロナウイルスに対しての初期対応に、問題があると思う。もっと慎重にやるべきだった。出始めに、中国からの出入りや、プリンス号船の対応に問題あり」(30代女性・会社員)


■2位は菅義偉首相「自分の意志で発言していると思えない」
 続いて、2位にランクインしたのが菅義偉首相(72)。安倍前首相との差は、わずか2%だった。
 新型コロナウイルスや東京オリンピック・パラリンピックへの対応や判断力に対して、不満の声が多く寄せられた。

「自分の意思で発言していると思えない」(30代男性・会社員)
膨大な数の自宅療養者を出したから」(50代女性・パート)
やることなすことすべてガッカリ。国民の気持ちに寄り添えない本当にガッカリな人。日本の未来が真っ暗になったような気持ちになった」(40代女性・専業主婦)
 そして3位にランクインしたのが、鳩山由紀夫氏(74)。民主党に対する期待を裏切られたという思いや、公約を果たしていないといった意見が多かった。
「マニフェスト通りに行かず、政権を後退しても醜態を晒しただけでただただ虚しかった」(10代学生)
「民主党に期待したのですが、、ガッカリ!」(40代女性・パート)〔以下略〕”

週刊誌の調査で、新聞やテレビでより大きな母体数で調べて欲しいが概ね妥当だろう。
安倍はもう一度首相になって欲しいランキングの方でも登場しているらしいが、
勿論のことがっかりした層の比率より遥かに低いので納得である。
一部のB層が強固に支持する首相だった、ということだ。


百田尚樹さん「高市が負けたら、日本は苦難の道を行くことになる。今度の総裁選は、日本の未来がかかっている」ツイートに反響(getnews.jp)
https://getnews.jp/archives/3108344
”9月17日告示、29日に投開票が予定されている、自民党総裁選。13日までに岸田文雄議員、高市早苗議員、河野太郎議員が出馬を表明している。
 作家の百田尚樹さんは高市議員を押すと宣言し、自身が出演している「虎ノ門ニュース」でも「ガンガン押しまくる」とツイート。その言葉どおり、「虎ノ門ニュース」には2週連続で高市議員が生出演。また、同じく番組出演者の有本香さんとの共同企画で、高市議員を招きネットの生放送を行うなどして話題となっている。
〔中略〕
 13日夕方には

今、いろんなメディアが、総裁選では河野が勝つ、みたいな記事を書いてる。
勝負は何が起こるかわからないが、高市が負けたら、日本は苦難の道を行くことになる。今度の総裁選は、日本の未来がかかっている。

とツイート。

今、『日本国紀』の最後の加筆修正を行なっているところだが、この本の最後は日本憲政史上初の女性総理大臣の誕生で締めたい!日本の始まりは天照大御神とするなら、まさに素晴らしき対比。

と続け、しばらく後に

高市さんが総裁選に負けたら、今回の衆院選では自民党に投票するのはやめる。

ともツイートを行っていた。〔以下略〕”

高市にとって悪い材料がもう一つ。
史実を無視した『永遠のゼロ』では宮崎駿に酷評され、
『日本国紀』では保守派の研究者・秦郁彦にすら厳しく批判され、
裁判では著書に嘘を書いたとして敗訴した元放送作家が熱烈支持するのだから、
これは高市にとって不吉以外の何ものでもなかろう。
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2021年9月第4週チャート

2021-09-26 | 注目投資対象・株価の推移
恒大騒動は何とか収まったかのような市況だが、
依然として共産党の対策待ちであることに変わりはない。

かつての日本の不良債権と同じく安易に公的支援を行ったら
国民が激怒するのは必定であり中南海にとっては避けたいシナリオだ。

恒大の無軌道で投機的な経営陣を罰して相当程度の責任を取らせ、
最後にやむを得ず救済するという形になるだろうから
暫くの間は中国株が軟調になるのは避けられない。

不動産市場は中共が抑え込み、株式は軟調、仮想通貨は禁止となれば
他の資金流入先としてコモディティが挙がることは容易に想像がつく。

しかも米金利が再び上昇し始めて株価に悪影響を与え始めているから、
これからは日米とも株価の上値が重くなったり乱高下するのは
避けられないと考えた方が良かろう。


ドルはやっと跳ねたが、逆指標が多い陳満咲杜説は強気のようだから益々不吉だ


ドルより明らかに強いポンド、7月下旬の形に似てきた


注目は豪ドル、異様なショートポジションへの偏りで買い戻し圧力急増だろう


(以上のチャートはZAI)

以前より注目してきた当ウェブログも唖然とした9107の強さ、相場の終わりが迫ってきたか。。


矢張り切り返してきた2038、中共の妨害に負けない3635やリテール関連より強い


(以上のチャートはYahoo)
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『週刊東洋経済』9月25日号 -「優秀なベトナム人は日本に来ない」、腐敗した自民党の外国人受け入れ

2021-09-24 | 『週刊 東洋経済』より
今週の東洋経済の人権特集は「良薬口に苦し」で、
年に一度あるかないかの秀逸な内容である。

人権問題に鈍感な日本企業の弱点が重大なリスクになることを
今号の特集の熟読により経営・管理層は真摯に学ぶべきであろう。
40頁に米企業の株主提案で浮き彫りになった人権リスク一覧がある。
これは近い将来、必ず日本企業にも襲来する人権リスクでもある

中国のカントリーリスクは今後、益々大きくなる。
昔から言われているが、リスク分散を進めるとともに
人権面での情報収集と分析を怠らず、政府と共に働きかけを強めるべきだ。

同時に、多額のODAをミャンマーの民主化に活用しない
日本政府(特に外務省)の人権感覚の異常さも糾弾すべきである。
(経済界にとっても優秀な人材を獲得する絶好の好機でもあるのだ!)


エントリーのサブタイトルは特集PART2「日本企業と外国人労働者」より。
こちらも日本企業、ひいては日本社会の大問題で、非常に鋭い。

もうベトナム国内に日本の悪評が拡散してしまっており、
日本でやる仕事は低賃金の重労働だと知れ渡っている
という恥ずべき状況であるとか。。

当ウェブログが前々から指摘しているように
この政治的腐敗は歴代の自民党政権がもたらしたもので、
親日感情の強いベトナム社会において日本の声望を毀損するばかりか
今後の両国関係にも罅を入れかねない大問題である。

腐敗したベトナム共産党と腐敗した金権自民党が結託し、
国内の低生産性分野の人手不足対策として単純労働者を受け入れる限り、
日本経済のみならず日本社会の重大な禍根となろう。

ガラガラポンが大好きなリベラルは「廃止するしかない」と、
当人も単純労働移民の労働による低価格を享受している癖に
無責任な発言をしているが、それでは数少ない良心的な雇用主に打撃が大きい。

技能実習生は数を大幅に制限し、転職制限を緩和し、
より高所得を得られるようにして人権問題を解決するとともに、
企業が奨学金付きで直接ベトナム現地で選抜し雇用できるように
より高度な人材を受け入れる体制に改めるべきである。

『週刊東洋経済』2021年9/25号 (ビジネスと人権)


今後の経済政策についてはサブ特集の「新興国ユニコーン」が重要。
印だけでなくブラジル、インドネシアでも新興ベンチャー続々で、
人口規模の左程大きくないトルコですら日本を追い上げてきている。
人口動態を見ると明らかに若年人口の多い国でユニコーン企業が多く、
長らく少子高齢化を放置してきた日本の人口面での無為無策が
ユニコーンが中々増えない根本的な要因として浮上してくる



反面、今号で最も評価できないのは佐藤優氏の連載コラム。
北方領土が返ってきさえするのであれば、米国の
中距離ミサイルは配備しないとロシアと約束すべきという
安全保障リテラシーも外交リテラシーも酷く低い内容で仰天。

アメリカの中距離ミサイル配備は、安全保障においても
対中・対北外交においても最大限に有効なカードである。
正確に言えば、敵性国家に示しつつ容易にカードを切らないことで
最大限の効果を発揮する強力な切り札なのだから、
それを自ら放棄するなどあり得ない。

氏は、暗愚な安倍の内向きポピュリズム外交により
北方領土でロシア系住民が増え、直接投資も増えてしまい
益々返還への距離が遠ざかったという厳然たる事実
を直視すべきである。
北方領土が返って来るなど狼少年のような言説を軽々しく振りまくべきではない。
ロシアが相当弱っていない限り、北方領土返還に過大な対価を求めるのは自明だ。

    ◇     ◇     ◇     ◇

週刊ダイヤモンドの「塾・予備校」特集は、ICTの弱みを
逆に浮き彫りにする結果と言えるのではないだろうか。

CMばんばん打っているスタディサプリでは8割もの生徒が
「能動的に使いこなせず」「長続きしない」
という始末。。
サプリ側もそれに悩んで高価なサポート付きコースを創設したらしいが、
今回の記事に出てこないということは余り成功していないのだろう。

天下の河合塾も映像部門だと「最も役立った」と回答する
生徒の数が4分の1以下に激減する
というアンケート結果も象徴的だ。

矢張り日本経済が貧困化した結果、学外教育費に支出が難しくなり、
個々人によって教育効果の差が出易い「安かろう、悪かろう」のエデュテックで
益々能力と成果の格差が拡大するという深刻な病巣が生じつつある。

アメリカの研究ではテクノロジーでは教育の質は改善せず、
教える側の熱意が重要な鍵ではないかとの説が出ているが、
日本の嘆かわしい現状と丁度合致する。

役立ちランキングで下位に沈んでいる個別指導系は業績では寧ろ悪くない。
しかし大学教員は今の大学生の主体性、覇気のなさを嘆いていると仄聞する。
今回の特集は、18歳人口が減少し続ける少子化の中で大学を粗製濫造し、
人材の劣化が着実に進む日本の現実を映し出した
ものと言えよう。。

武田塾のように問題集だけで合格をという視点(←派手な広告が質を疑わせる)、
塾通いの必要ない学校を評価するという視点も日本の貧困化の証左であり、
(本来ならより自由で多様な教育コンテンツで豊かな人材育成を目指すべき)
実質的に画一的な教育しかできない大人数の一斉授業では
確実に取りこぼしを出している筈
なのだ。
ダイヤモンド誌には安易なヨイショより健全な批判と冷静な検証を期待する。

『週刊ダイヤモンド』2021年 9/25号 (わが子にピッタリ! がわかる 塾・予備校)


期待した「鉱物資源の価格が10年間は上昇を続けるといえる理由」は
意外と想定内で、脱炭素の影響は少し前のエコノミストで記事になっていた。
コモディティそれぞれに分けてより精緻な分析が必要かと。

    ◇     ◇     ◇     ◇

次週の注目は東洋経済、但し玉石混淆の可能性が高い。(オードリー・タンも入っていない。。)

▽「TED並みのプレゼンを2時間で」ってのは明らかに誇大広告だろう

『週刊東洋経済』2021/10/2号 (無敵の話し方)


▽ 何度目かの日立特集、グローバル市場では全然「最強」などではない

『週刊ダイヤモンド』21年10/2号 (日立財閥 最強グループの真贋)


▽ 有益さでは断然、エコノミストが一番!!

『週刊エコノミスト』2021年10月5日号

休養十分の誌面に期待、但し超円安はまだ先の話と思う。
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晩夏の新刊 -『グリーン・ジャイアント』『子ども介護者』『ローカル飲食チェーン』『後期日中戦争』等

2021-09-23 | こんな本を読んでいます
自民の総裁選を見ていると、本当に政策のリテラシーが深刻です。
勿論、宜しくない方に深刻な訳で、自民党の支持率が上がっているらしいと聞く度に
賢明で良識的な有権者の方々は心痛に堪えない今日この頃だと推察します。。

例えば、環境分野において、より正確には環境産業分野において、
既に日本が欧米に大敗する兆しが明確になってきました。


『グリーン・ジャイアント 脱炭素ビジネスが世界経済を動かす 』(森川潤,文藝春秋)


 → 欧米が脱炭素の巨大な潮流を既に創り出している、
   躍進する北欧に大きく出遅れる日本という図式が鮮明に。
   総裁選で候補者の環境政策の議論のレヴェルが低過ぎて愕然。。
   (低レヴェルな総裁候補が期待する新型小型原子炉は実用化まであと10年はかかる)


『子ども介護者 ヤングケアラーの現実と社会の壁』(濱島淑惠,KADOKAWA)


 → ヤングケアラーに関する本格的な新書が出揃ってきたが、
   善意にばかり依存して社会保障制度の中に組み込んでゆく発想が乏しい。
   どうやらそれがこの分野の関係者の特徴でもあるようだ。。
   (例えば親の精神疾患は遺伝し易いものが多く、ボランティアやNPOだけで何とかなる問題ではない)


『中国「見えない侵略」を可視化する』(読売新聞取材班,新潮社)


 → この辺からは批判的検討の必要な新刊も。
   ‥…内容は必ずしも間違いではないが、中国人留学生を大勢流入させたのも
   日本の研究力を低迷させたのも日本経済を衰退させ中国依存度を高めたのも
   全て歴代自民党政権の大失態であるという明白な事実が完全に抜けている。

   日本企業が自民にばかり献金して大学の研究にカネを渋ることも書かない
   嘆かわしい程に偏頗な一冊である。(体制ベッタリの読売の宿命なのか?)


『世界100年カレンダー 少子高齢化する地球でこれから起きること』(河合雅司,朝日新聞出版)


 → 中国が「絶滅」へと向かっているとの認識は正しいが、
   アフリカの時代が来る前にインド圏・ベトナム・インドネシア、
   つまり南・東南アジアの時代が先に来る筈ではないのだろうか。

   日本の少子化対策の大失敗に対して甘く中国の少子化対策には厳しい点で
   産経出身者らしいバイアスが強いので注意を要する。


『日本を前に進める』(河野太郎,PHP研究所)


 → エネルギー政策は他の自民党議員の利権癒着よりまともだが、
   教育でも貧困対策でも社会保障でも成長政策でも極めて凡庸であり
   今後の日本社会・日本経済にとって死活的に重要な少子化対策も貧相で、
   生産性を悪化させる高市あたりのバラ撒きよりはましという程度。
   (日本を衰退させ経済を低迷させた安倍・菅よりはましだろうが。。)


『後期日中戦争 太平洋戦争下の中国戦線』(広中一成,KADOKAWA)


 → 日中戦争でも後期においては戦線を広げ過ぎた日本軍は劣勢に陥ってゆき、
   その責任を厳しく問われるべき阿南は寧ろ出世していたという組織劣化の構図。
   悪名高い731部隊が前線でバラ撒いた細菌で日本軍兵士が罹患するという始末で、
   或る意味で第二のノモンハンとも言うべき惨状だった。


『日本大空襲「実行犯」の告白~なぜ46万人は殺されたのか』(鈴木冬悠人,新潮社)


 → 焼夷弾での市民のジェノサイドを実行したカーチス・ルメイ
   (本来なら「人道への罪」で真っ先に裁かれなければならない筈)は、
   実は米軍内部で追い詰められていた。


『インパールの戦い ほんとうに「愚戦」だったのか』(笠井亮平,文藝春秋)


 → 針小棒大なタイトルでありながら内容は悪くないが、新味に乏しい。
   物資窮乏の苦境にありつつも頑強に戦う日本兵の奮戦と、
   敵を軽んじていた上に無能で無責任な牟田口や辻政信ら
   軍上層部のコントラストが悲しいほど鮮明である。
   (現代のコロナ対策でも、必死な労働者や医療関係者に対し傲慢で無責任な自民党という全く同じ構図)


『ジェンダーで見るヒットドラマ 韓国、アメリカ、欧州、日本』(治部れんげ,光文社)


 → 日本のジェンダー論者が不評で本も売れない理由がよく分かる。
   社会調査により、ミサンドリーとミソジニーが激しく衝突する韓国では
   女性の就業率・出生率・婚姻率・幸福度が全て日本より劣ると判明しているのに
   現実を無視し恣意的なドラマ評論を行う意義が不明だ。。
   真面目に計量分析を行い、日本の特殊なジェンダー意識を解明した方が遥かに有意義では。
   (働いていない方が幸福度が高い、男女の幸福度ギャップが世界一大きい等、事実は小説より奇なり)


『強くてうまい! ローカル飲食チェーン』(辰井裕紀,PHP研究所)


 → 最後にこちらを。
   面白い事例が複数あり、特に、出店はするが撤退はしないと云う
   ぎょうざの満州の凄さが印象的であり、必読だろう。

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漸く「金持ち優遇政治家」が高市の本質と覚り、B層有権者が大慌て - 日本を衰退させた安倍路線を継承

2021-09-21 | いとすぎから見るこの社会-全般
史上最も先が読めないとされる自民総裁選がメディアの注目を浴び、
自民党議員がコロナ禍での大失敗を誤摩化せると浮かれている。

こうした際に天誅を下さなければ欠片の反省すらしない、しようともしない
自民党の腐敗した本性をいまだに学習しないB層有権者も多いのは嘆かわしい。

中でも限りなく情弱なのは高市支持のB層有権者で、
高市が尊敬するのがサッチャーだと知って勘違いに驚愕。
今更に「金持ち優遇政治家」だと覚って衝撃を受けている始末。

その程度のことは、株価と株主への分配だけが急増した
安倍の「失われた7年」の低成長、実質賃金低下、生産性停滞を見れば歴然だ。
経済低迷に加えてコロナ禍で大失敗の安倍が推す高市が論外なのは
事実に照らして明々白々、四人の中で最も日本を衰退させる候補である。

アベノミクスは自民に献金する利権層にバラ撒き大儲けさせるだけの政策であり、
だからこそゼロ成長の低迷の中で利己主義者が安倍を強く支持したのだ。

「無能な菅がワクチン接種を急ぐのは贖罪として当然であり、
 そもそもGoToで感染を拡大させた「A級戦犯」が菅なのだから
 ワクチン接種が一通り済むであろう今年中に国民へ謝罪し政界から引退すべきだ」

と今年6月の段階で当ウェブログはつとに断罪していた。
安倍の後継に過ぎず口だけ改革しか能のない菅は、贖罪のため一刻も早く政界から引退すべきだ。
B層がまた騙されて自民に多くの議席を与えれば、自民お家芸の傲慢がすぐ復活する。

▽ 日本は着々と貧しくなっている、安倍・菅の口だけ改革の害悪は歴然

『安いニッポン 「価格」が示す停滞』(中藤玲,日本経済新聞出版)


「安倍政権を叩き潰さない限り、日本経済は永遠に復活できない」
とした当ウェブログの予言は、日本の成長率低迷と経済悪化によって完璧に証明された!

「日本社会の醜悪な歪みは、ここ20年で最大の域にまで達したと言える。
 東証一部上場企業の利益はリーマンショックの年を上回り、
 上場企業の株主還元が13兆円と過去最高を記録したと報道されている」

「企業収益と株主還元だけは「バブル」になっている。
 勤勉とイノベーションを生む苦闘によって儲かったのであれば良かろう。
 だが、この収益や株主還元は殆どが円安効果と市場操作によるものであり、
 日本企業の経営革新や体質強化によるものではない。
 (中小企業の収益と比較すれば明らかである)」

「前々から当ウェブログがはっきり書いているように、
 我が国では企業収益と国民所得はディカップリングしている。
 そしてその経済劣化を、自民党政権の次元の低さが更に深刻化させている」

「おまけに、株主還元の急増にはGPIFの日本株買い(=国民のカネで株主利益を増やす)と
 企業の自社株買い(=賃金を上げるのではなく株主を潤す)が大きく寄与している」
 
「異次元緩和に端を発する円安によって一般国民の賃金を切り下げて株価が上昇し
 大企業の収益が大幅改善した訳だから、株主は国民の富を盗んだのである」

「利益誘導が増える腐敗した経済では、格差が急速に拡大し
 OECDが言うように成長が阻害されるのである」

「日経新聞の調査では景気回復を実感している層はたった18%で、
 アベノミクス「自滅策」の次元の低さは明白である」

「GPIFが株をいくら買っても消費が増える理由にはならない。
 投資家は消費性向が著しく低い上に数が少ないので、成長率を改善する力などない」

「実体経済と株式市場の乖離幅の異常な拡大は、
 あと数年で崩壊が起きることを示唆している」

「報道によれば日本企業の申告所得額は58兆円を超え、
 「記録のある1967年度以降で最高となった」と言う。
 しかし経済成長率は当時の数字に遠く及ばず、
 厚生労働省の調査では「生活が苦しい」は六割を超え過去最高となっている」

「真に経済を成長させるためには、財界バラ撒きのアベノミクスではなく、
 給付付き税額控除と現役世代への現物給付で労働投入を増やすこと、
 企業にエネルギー効率を引き上げる投資を強要すること、
 投資庁を設立して対内投資を促進し、保守退嬰の劣等経営層を市場から淘汰することが重要である」

「しかし安倍政権はこうした確実に効果の出る方法を選ばず、
 予算バラ撒きによる官僚への懐柔策(=公的部門の非効率に直結)や
 法人減税やTPP、企業サイドが儲かる規制緩和でまた財界バラ撒きを図っている。
 財界の政治献金にたかるシロアリ政党の本性は、不治の病と見える」

「国内市場が伸びていないのだから、
 日本企業が国内に積極投資する筈がない。 
 大企業を儲けさせても日本経済が低迷するのは当たり前である」

「それも至極当然の話で、大企業は経営努力以外の要因で高水準の利益を得て
 株価を上げるための株主還元や、より成長の見込める海外展開に注力しているのだ。
 海外M&Aの資金が過去最高を記録しているのがその証左である」

「つまり、日本企業は日本国民を貧しくして得たカネで
 海外企業を過去最高の勢いで「爆買い」しているのだ」

「多くの経営者は株主利益の最大化に務めるのが最重要任務であり、
 そのためには公益を騙りつつ、その裏で業界益を図るのは不思議ではない。
 いかに美辞麗句で飾っても所詮、レントシーキングでしかないのだ」

「政治献金で資源配分を歪める企業に減税など、とんでもない話だ。
 法人税率と経済成長率を比較すれば、両者に相関性がないのは明白である」

「傲慢不遜で増長している金権政党は、成長率でも労働生産性でも1人当たりGDPでも
 スウェーデンに「全敗」している低能ぶりにも関わらず、
 議員報酬だけはスウェーデンより明らかに高額である。
 このような政党をのさばらせていては、日本経済が沈滞しているのも当たり前である」

「更に悪いことに、甘利辞任に象徴される通り
 自民党は伝統的に経済界と薄汚いカネでつながっており、
 政策を歪めて献金する企業に利益誘導を行うという腐った政策を得意としてきた」

「国土強靭化も、異次元緩和も、雇用改革も皆そうである。
 おまけに官僚には予算をバラ撒いて公的部門の非効率性を助長している始末だ。
 政府も民間も利権と非効率を拡大させているのだから、経済が停滞するのは当たり前だ」

「大前氏が、法人減税が設備投資や賃上げに繋がらない理由を解説されている。
 「日本企業は法人税率が40%を超えていた時代でも、積極的に設備投資を行なっていた」
 「国内市場に成長機会があって将来に期待が持てたからである」
 という、明々白々な事実に基づいて法人税と設備投資の相関を否定し、
 企業にとっては税率よりも国内市場の成長が重要であること、
 人口減少(正確には生産年齢人口減少であろう)と超高齢化こそが元凶であるとの見解である」

「安倍首相とあのポール・クルーグマン氏の対話が面白い。
 両者とも、日本経済を本格的に回復させる施策が何か分からず、
 消費税増税による消費落ち込みがなぜ日本だけ深刻なのかと頭を捻っている」

「これは、アベノミクスの「三本の矢」が根本的に間違っており、
 同時にアメリカかぶれの経済学者が無力であることも証明している」

「2015年の経済成長率は、日本がゼロ成長、米国が2%台、スウェーデンが3%台である。
 スウェーデンと日本を比較すれば真実が分かる」

「日本は、育児支援や積極的労働市場政策が手薄だから停滞しているのである。
 働かない者を優遇し、必死に働く者を見殺しにしているから低迷しているのだ」

「今、家計金融資の現預金は過去最高額でおよそ900兆円もある。
 企業の抱える現預金も過去最高額で250兆円もある」

「また、そもそも企業経営者の「老化」という問題がある。
 国民も老化しているので投資意欲が低く、過剰貯蓄を抱えて同胞の苦境を見殺しにしている」

「家計金融資産が1700兆円を超えて過去最高、
 企業の現預金も過去最高なのにゼロ成長。
 これが「落第生」である安倍政権3年間の惨めな結果だ」

「一橋大学の小塩教授は、安倍政権の3年間で一部の富裕層だけが豊かになり、
 多くの中間層が没落して貧困化している事実を明らかにしている」

「失業率が低下した理由も円安による実質賃金の切り下げと
 団塊世代の大量リタイアによるものでしかない。
 (だから実質賃金低下・失業率低下になるのだ)
 米経済回復という「幸運」がなければそれすらできなかったであろう」

「「デフレマインド」などと馬鹿馬鹿しい嘘を宣伝する
 空虚な「アベノミクス・マインド」こそ諸悪の根源である。
 (だから実質成長率や消費支出で民主党ごときに敗北する訳である)」

「安倍首相は「アベノミクスの果実18兆円」 などと騙っているが、
 朝日新聞の調査では国民の半数近くが「経済的なゆとりも見通しも持てない」と回答している」

「黒田日銀は本来ならば大口を叩いて碌な成果が出ていない責任を取り、
 総退陣すべきなのだが新しい枠組みなどと称して失敗を認められない始末だ」

「かつて大本営が「敗北」と「転進」と偽ったのと全く同じで、
 日本経済が焼け野原になるまで根本的に間違った認識を持ち続け、
 「神州不滅」に似た愚かなドグマに固執し国益を毀損し続けるのであろう」

「アメリカでも黒田日銀の評価は散々で、完全に「失敗」の烙印を押されており、
 「口約束だけで結果は散々」「黒田総裁は物価を上昇させる方法がわからない」
 と厳しく批判されている。戦時下の米国金融政策の失敗に似ているとの指摘も出てきた」

「物価上昇率において前任の白川氏と殆ど変わらないCPIにとどまるだけでなく、
 白川前総裁が予見していたように金融政策に限界があることを晒け出し、
 黒田総裁は賃上げに口を出したり、TPPへの期待を示したり、
 自らの非力と異次元緩和の貧相な結果を自ら証明しているのだ。
 (本当に異次元緩和に強力な効果があったなら、とっくに日本経済は回復した筈だ)」

「先を見通す力のない黒田日銀にはもう出口はどこにもなく、
 日本経済の危機を招いた「元凶」として歴史に刻まれるのは間違いない。
 一部では黒田日銀の異次元緩和が「インパール作戦」の再来と嘲笑する声も出ているようだ」

「民間に賃上げを求めるのであれば、まず日銀が物価目標を達成すべきである。
 「口だけで無理な緩和策を続ける日銀は物価を上げられない」というのが
 民間企業のコンセンサスであり、日銀の目論見よりも民間の物価見通しの方が
 遥かに正しかったという歴然たる事実をいまだに理解できないものと見える」

「この愚行の帰結が急激な金利上昇とインフレ急進であることは
 経済の歴史が明々白々に教えているところであり、敗戦直後の日本が経験したところだ」

「マネタリーベースを増やしてもCPIはゼロ%に戻ってしまい、
 「岩田・翁論争」における自らの完敗を自ら証明した岩田副総裁が、
 恥の上塗りのような強弁を行っている」

「「デフレ脱却に向けて有効」「予想物価上昇率の引き上げに有効」と、
 散々豪語しておきながら針小棒大に異次元緩和の功績を誇張せざるを得なくなったのだ」

「それでも「賃金上昇が必要」と語っている訳だから、
 「異次元緩和を行ってもせいぜいスタグフレーション(物価だけ上がる不況)にしかならない」
 と事実上、自ら失敗を認めてしまっている始末である」

「五重苦だの六重苦だの、民主党政権時には散々政府に文句を言っていた経済団体も、
 アベノミクスの効果が愕然とするほどショボいことを事実上認めている。

「「四年連続で賃上げしても、社会保障など将来不安の払拭がなければ
 消費喚起効果は限定的」(=殆どない、という否定的評価の婉曲話法である)
 との趣旨のアナウンスを行った訳だが、つまりアベノミクスだの喚いても
 消費低迷の現実が変わっていないという事実を認めざるを得なかったのだ」

「経済界に「賃上げ」を要請する安倍政権の行動自体が、
 安倍政権の経済政策の失敗と無能さを証明している。
 (成果を出している有能な政権なら、要請する必要など全くないからだ)」

「実質賃金の伸びない国民が消費を増やしていない実態は、
 帝国データバンクが企業およそ1万社に対して行なった
 調査結果からもはっきりと裏付けられている」

「調査対象となった日本企業の半分以上が「消費は悪い」と回答し、
 消費活性化のために必要な条件として「賃金の増加」を挙げたのが何と74%。
 つまり、「安倍政権下で賃金は増えておらず、それが消費低迷の原因となっている」と
 大多数の企業も認めているという訳である」

「最近、エンゲル係数が安倍政権下で急上昇し29年ぶりの水準に達した。
 既にドル建ての1人当たりGDPは70年代の水準に後退しているから、
 安倍政権の異常な金融緩和と他の政策のレヴェルの低さが、
 日本を貧困化させていることが実証されたと言える」

「帝国データバンクの調査で「金融緩和の効果を実感しない」企業が6割、
 金融緩和で儲かる筈の金融と不動産ですら「効果実感」は2割程度でしかない。
 これが、安倍政権とリフレ派が見苦しく「自慢」する経済改善の中身である」

「また、海外との比較調査では日本国民は「国は正しい方向へ向かっていない」との見方が過半数で、
 「子供は自分より良い生活を送れる」との回答が3割以下しかいないという惨状である」

「DAX指数は大して上がっていないが成長率も賃金上昇率も高いドイツと、
 株だけ上がって国民は貧しくなり、消費が停滞する日本とどちらが正しいか。
 良識があれば結論は明白である」

「日経新聞でさえ「実感乏しい回復」と明言し、異次元緩和と言うより
 世界経済回復の恩恵のためとして婉曲にリフレ派に無能との宣告を下しているのに、
 リフレ派は全く反省がないどころか驚くべき挙に出ている」

「日銀の政策委員会に、またリフレ派を加えたのである。
 リフレ派の正体が所謂「政策を売り歩く」輩であり、
 所詮は公益を騙って猟官運動を行なっていただけであるのが証明されたと言えよう」

「ビッグマウスで物価目標を掲げて大失敗、「劣等生」「戦犯」なのに
 どんどん出世するという事例は、歴史上で一つしかない」

「太平洋戦争で日本が惨敗し、国土が焼け野原となる前の「関東軍」である。
 無謀で無責任、大勢の者を犠牲にしてのうのうと生き延びた連中が出世し、
 やがては無数の同胞を虫けらのように死なせる元凶となったのである」

「北朝鮮のように決して自己の非を認めないリフレ派は、
 現在に甦る「関東軍」のように日本経済を破壊するであろう。
 ショボい成果を誇大宣伝し、権力に齧り付く独善的な姿勢が酷似している」

「残念な話だが、日銀が大失敗して巨額損失を抱え、
 日本経済に耐え難い大打撃を与える日は避けられない。
 それは「起きるかどうか」ではなく「いつになるか」の問題になってしまった」

「安倍政権は根本的に経済リテラシーがないからはっきり言っておこう。
 90年代の1人当たりGDPの推移を見れば、日本経済が人口動態に大きく左右されているのは明白である。
 だからこそインチキで見当違いな自称「異次元緩和」が効かないのだ。
 だからこそ失業率が低下しても悲しいほど賃金が増えないのである。
 だからこそ現役世代の負債が増え、「生活が苦しい」という意見が多いのだ」

「明治安田生命の今年4月の調査によれば、
 「昨年より生活に余裕ができた」人の割合はたったの8%しかなく、
 いかに安倍政権が口先だけで程度が低く、碌な経済政策を行っていないかが証明されたと言える」

「だからこそ当ウェブログは安倍政権を「自国窮乏化政策」「自国貧困化政策」と批判したのだ。
 日本人を通貨切り下げで貧しくし、株価を上げて資本家の懐ばかり潤したのだから、
 最初から大した効果がないことは分かり切った話なのだ」

「内閣府の調査で、生活が向上したと回答する国民がたった6.6%しかいないのに
 「生活に満足」と回答する者が過去最高の比率になった理由は、一つしかない」

「現役世代の多くがどんどん貧しくなっているので、
 たっぷり公費を貰って安定収入を確保した高齢層の満足度が上がっているのだ。
 また、少数派である大企業社員と公務員も少ないながら恩恵を得ているから、
 日本全体としては貧困化しているのに「他人よりまし」との意識が強まったのである」

「安倍政権を擁護する御用メディアは、主要企業の業績が好調なのに
 設備投資や消費が伸びず、成長率が民主党政権と大差ない惨状なのに苛立ち、
 儲かっている癖に設備投資や賃上げをサボる企業が悪いと八つ当たりを始めている」

「そうした御用メディアが幾ら叫んでも、それを嘲笑うかのように
 日本の大企業の労働分配率は50%を割り込み、
 何と46年ぶり、1971年並みの最水準にまで下落している。
 これで安倍政権の経済政策のレヴェルの低さが完璧に実証されたと言える」

「アベノミクスは単に大企業を潤し、
 その内部留保を増殖させて経済低迷に直結するものである。
 日本国民が実質賃金を減らした分を大企業に「付け替えた」ものでしかない。
 だから成長率が一向に伸びず、高成長の他国に次々と追い抜かれるのだ」

「国際競争力ランキングでの日本の順位が低下し、
 実質賃金は低迷して消費が伸びず、株だけ高くなるという最低の状況である」

「だから、喜んでいるのはタナボタで儲かっている連中だけで
 日本企業のCFOは国際競争力の低下を強く懸念している」

「企業幹部の賃金では日本は既にシンガポールにも中国に劣っており、
 ベトナムにすら抜かれかかっていると言う。多くの日本企業が
 安倍政権の利益誘導によって儲かっているのだから、当然の結果と言える」

「HSBCの予想では、2020年代後半には日本経済は完全にドイツに抜かれ、
 インドにも抜かれて世界5位へと転落することになっているので
 日本経済が「世界第3位」でいられるのもあと5年程度である」

「リフレ派の顕著な特徴は、不利な情報は完全無視して
 リフレ派にとって好都合な情報だけを拡大解釈して喧伝する点だ」

「「異次元緩和」などと大法螺を吹かないアメリカやドイツばかりか
 スウェーデンにも成長率で惨敗しているのに、反省の欠片も無い
 厚顔無恥なリフレ派は、間違いなく日本経済を危機に陥れるであろう」

「原田日銀審議委員に至っては、リフレ派の失敗を糊塗するネタを新たに案出したらしく、
 「(異次元緩和で)生産性は上昇している」と公言している」

「以前は株価の上昇や失業率低下ばかりを宣伝して「我々はみなリフレ派」などと
 日本経済低迷を無視した自画自賛を繰り返していた筈だが、株価はただのPKOに過ぎず、
 失業率低下でも実質賃金マイナスのままなので別の言い訳を「発明」したようだ」

「しかも、あたかも企業のせいだと言わんばかりで
 「投資が十分であったならば、生産性はもっと上昇した」と放言しているのは無責任の極みである。
 真相は「リフレ派の理論がお粗末で杜撰だから企業が投資を増やさない」のではないのか」

「そもそも労働生産性が、数多くの要因の中でまるで金融政策だけで決定されるかのような
 大学の学部生ですら通用しない理屈で語られているのも実におめでたい話だが、
 成長率も実質賃金も低迷している厳然たる事実から見て、明らかに結論は逆である」

「また、国内に目を向けてみれば日銀自身の調査により、
 異次元緩和でも株価PKOの裏技でも日本国民に恩恵が及ばない事実が浮き彫りになった。
 「暮らしにゆとり」はたった6.5%、「収入が増えた」が12.9%しかおらず、
 「支出が増えた」が増えて半数近くに迫りつつある」

「安倍の「3%賃上げ要請」が毎回毎回失敗に終わっているのは、
 企業が賃上げをサボっているからではない。安倍が根本的に間違っているためだ」

「その証拠に新日鐵住金社長が「(賃金は)政府の決めることではない」と
 安倍を嘲笑うかのように公然と反旗を翻している」

「経営者としては利益が伸びたのは殆どが円安誘導という政策要因で、
 景況が良いのもひとえに世界経済が好調だからに過ぎない。
 大幅に賃上げする理由などないのだから、当たり前の発言である」

「しかも官製春闘で話題になるのは大企業、つまり日本企業の中の少数派に過ぎず、
 大多数の中小企業は賃上げにおいて確実に大企業を下回る平均値になる」

「日経新聞は「事実」に立脚して日本で低賃金の職種への求人ばかりが増えていること、
 しかも世界の先進国で日本だけが2000年時点の賃金水準を下回っていることを
 鋭く抉り出すように報じている。低成長なのは当たり前なのだ。
 消費も投資も伸びないのは政策が根本的に間違っているからなのだ」

「安倍が国会で笑止千万の答弁を行った。
 何と、高校生ですら分かるエンゲル係数を理解できず、
 失業率に話をすり替えてみっともない自画自賛を展開したのだ」

「しかし嘘つき二世議員の本性は、経済指標によって暴かれている。
 エンゲル係数で日本国民の貧困化が明白であるだけでなく、
 実質賃金は民主党政権時に及ばす、消費はゼロ成長」

「また、根性のさもしい安倍が自慢する雇用についても、
 足りないのは低賃金・長時間労働の業種ばかりであり、
 人手不足の最大の理由は「退職が多い」からであって
 決して経済が成長したりイノベーションが生じているから
 良い意味での人手不足が生じている訳ではない実態が益々明らかになっている」

「日銀の岩田副総裁が国会で言い逃れと言い訳を連発し、
 後世のエコノミストにも警鐘を鳴らす「他山の石」となっている」

「何しろ、かつては「日銀の資金供給が不十分であることがデフレの原因」
 「達成できない時、自分のせいではないと言い訳しない」と豪語したのに、
 良識ある多くの者が予想した通りの無惨なほどの失敗に終わった」

「しかも図々しく「金融緩和は必須条件だというのが私の趣旨だった」と軌道修正し、
 姑息な手段で言い逃れに走る点も人柄を窺わせて実に興味深い。
 最低でも「私が就任当初に語った話は誇大だった」と謝罪するのが良識であろう」

「最近は講演で「財政再建ペースを緩めろ」と自分のビッグマウスと失策を棚に上げ、
 まるで政府に全責任があるかのうように吹聴していると言う」

「「異次元緩和」などというしょうもない自画自賛政策を行っていないドイツが、
 財政健全で成長率も賃金上昇率でも日本に「全勝」しているのだから、
 日本の政策が間違っていたという結論になるのが「常識」と思うが、
 その程度も認めることができないようだ」

「見せかけの失業率の低下に騙されて、B層有権者が景気が良いと勘違い、
 それが現下の安倍政権の延命(=日本経済低迷)に繋がっていると今迄は推測していたが、
 どうもそうではない、何か他の重大な原因があると気付いた」

「経済成長率も賃金上昇率も先進国で最も低い「劣等生」の日本経済だが、
 それでも安倍を支持するB層がいまだに3割以上いる。
 その半分程度は利益誘導を求める自己中心的な利権層だろうが、
 利権層は比率としてはそれほど多い訳がない」

「第二次安倍政権は口だけは達者だが成長率でも賃金上昇率でも消費でも第一次に劣る。
 日本は深刻な消費低迷に陥っており(安倍の政策が根本的に間違っているからだが)、
 当然ながら世界銀行は日本の成長率見通しを下方修正、ほぼゼロ成長と見ている」

「このように愚昧なアベノミクスも異次元緩和も「次元の低い」政策であることは、
 次々と事実によって証明されている訳だから、真実は一つである」

「日本の有権者はすっかり老化し無気力になった。
 だから異次元緩和により自ら労働や製品を安売りし目先を凌ごうとした。
 だから日銀のカネで労せず資産価値を上げようとした。
 努力や工夫を重ね経済成長率を高めることを諦めた。
 だから安倍を消極的に支持し、現状維持に安住している」

「そう考えると全て辻褄が合う。だから所得が上がらなくとも文句を言わず、
 安倍政権下で日本が貧しくなっているのに、目を塞ぎ安逸と怠惰に流れているのだ。
 (そうではない者もいることはいるが、完全に少数派であるから低成長なのだ)」

「この目先しか見ない安倍と、安逸と利益誘導ばかり求めるB層有権者の結託は、
 あと数年で日本経済を重大な危機に陥れることになるであろう。
 中長期的な課題に何一つ対処せず、インチキ政策と糊塗策で誤摩化しているからだ」

「麻生がとうとう、異次元緩和が口だけの大嘘で国民を欺いていた事実を認めた。
 インフレ目標2%を「2年以内」に達成するのは無理だと
 最初から分かっていたと白状したのだ。
 (2年どころか8年経っても無理で、もし達成したら日本経済はスタグフレーション必至だ)」

「各メディアは企業の内部留保が6年連続で増加して過去最高と報じている。
 これこそ異次元緩和の真の狙いで、たっぷりと安倍自民にカネを出す
 経済団体へ豪勢な返礼を行い、権力基盤を強化するための政策だったのだ」

「朝日報道の図表が真実を語っている。
 安倍政権になってから企業の内部留保の増加ペースが加速し、
 それ以前の平均上昇率を上回っている事実が明瞭に分かる」

「久々に白川元日銀総裁がメディアに出て、異次元緩和の限界を指摘した。
 従前より首尾一貫した論理であり、岩田や若田部が
 政府の政策に責任転嫁しているのとは大違いである」

「確かに白川総裁時代には本来は金融緩和をより進めるべきだったとは思う。
 少なくともFRBと歩調を合わせ、日本だけ割を食うような事態は避けるべきだった。
 しかし白川総裁が金融緩和の限界や、人口動態の問題の大きさを指摘していたのは正しい」

「日本において低迷するCPI、低迷する経済成長率、低迷する所得、低迷する消費は、
 黒田らリフレ派が口だけで日本を停滞させているに過ぎない事実を証明している。
 (失業率低下は人口動態・実質賃金減・世界経済好調による、安倍やリフレ派の手柄では全くない)」

「噓つきと言い逃ればかりが得意な猟官リフレ派の敗北は既に決定しており、
 醜い負け惜しみを連発することで益々国民の信頼を失っている」

「その証拠に、日経新聞が日本経済の現況に強い危惧を示している。
 時価総額で日本企業は成長性が低く、アメリカに比べ優勝劣敗が進んでいない。
 また、成長戦略が官僚の予算獲得の口実として利用されてしまって検証もされない」

「日経新聞記事で「小粒になった」「長寿でも新陳代謝鈍く」と
 厳しく批判された日本企業であるが、労働生産性でも相変わらずの低迷である」

「直近発表された日本の労働生産性はドル建てでG7最悪、
 しかも製造業の生産性は下落し続けて過去最悪となった」

「2010年比で日本の製造業のドル建て生産性が約6%減少しているから、
 「アベノミクスの成果」などという妄言は自国安売りによる
 「上げ底」でしかなく、低迷の実態は一向に変わっていないことも明らかだ」

「オンラインで「世界と比べて日本の生産性が低いと考えるべきではない」との主旨の
 いかにも牽強付会で回りくどい村上尚己による記事が流れてきたので、
 「さては不都合なデータが出たのだろう」と思っていたら、案の定だった」

「就業者一人当たりの労働生産性の伸びを実質で見ると、
 2010〜14年は年0.6%増加していたのにも関わらず
 2015〜17年は年0.3%と半減してしまった事実が報じられたのだ。
 つまり安倍や異次元緩和が1人当たり生産性を激減させたのである」

「これは勿論、安倍の害毒だけではなく人口老化も一因ではあるが、
 日経報道の指摘通り高生産性の分野から低生産性の分野に雇用シフトが起き、
 しかも愚昧な安倍が女性就労を抑制する愚かな制度を温存しているためだ」

「矢張り現下の「人手不足」は、経済好況のせいでは全くなく、
 安倍のもたらした「悪い人手不足」である事実が明瞭になった」

「コンビニ各社の中で最も日販が強いとされてきたセブンでも、
 24時間営業をやめてしまうと連結営業利益が約1割下がるのだ」

「「瑞穂の国の資本主義」という珍妙で無教養な発言を
 事もあろうに国会の場で堂々と行ってしまった安倍だが、
 IMD競争力ランキングで過去最悪という輝かしい「実績」を示しただけあって
 流石に史上最高の無知と臆面のなさが遺憾なく発揮されたと言える」

「6年間居座っても「景気回復の実感がない」のだから、
 己の無能を自覚してさっさと国政の場から消えることこそ国益に適う」

「腐敗した安倍に尻尾を振って餌にありつこうとする経済人も「共犯」だ。
 京セラ稲盛氏など良識ある経済人は現状を憂えており、
 「瑞穂の国の資本主義」などと詐欺的な言辞で誤摩化してはいない」

「しかも中央銀行が東証を買い支えるという
 中共のような国家資本主義を展開する厚顔無恥ぶりで、
 当然ながらタガの外れた企業のガバナンスも劣化を続けており、
 矢張り劣化二世の安倍の害悪がここでも鮮明に表れた訳である」

「参院選では遂に体のいい宣伝文句がなくなって「安定」を持ち出した自民だが、
 勿論これはとんでもない大嘘であり「衰退」が真相である。
 日本は有害な利益誘導政策により「安定」して貧しくなり続けているのだ」

「遂に与党の無策に苛立った日経の編集委員が
 「改革なき安定」と公言し始めたのであるが、
 勿論これは官邸を憚ってオブラートに包んだ表現だ」

「正確には「改革なき安倍」「口だけ改革」であり、
 「安定」というのは「衰退」の体のいい修辞である。
 (他の先進国と「安倍の失われた6年」の成長率を比較するがいい)」

「安倍の害毒でB層有権者もすっかり無気力で他力本願に堕しており、
 それは今回の参院選でのれいわ躍進にも色濃く示されている」

「残念ながられいわの山本代表は経済政策リテラシーが安倍自民と同程度で、
 安倍自民が「財界・既得権層バラ撒き」とするならば
 れいわは「庶民バラ撒き・反就労・反成長」であり、
 ともに経済成長に反するモラルハザードであることに変わりはない」

「ユニクロ柳井会長が日経ビジネスのインタビューで語った内容が話題になっている。
 安倍の経済政策の劣悪さを指摘したのは正しいし、
 日本経済の現状に強い危機感を示したのは間違っていないが
 やまもといちろう氏から早速、二人の息子が自社の役員であること、
 横田増生氏へのスラップ訴訟で負けたことを茶化されてしまった」

「これだけ財界や株主等から賞賛され社内では絶対的権力を握っていると
 全能感の虜になって政策でも自らの認識と主張が正しいと錯覚するのも無理はない。
 インディテックス(ZARA)を抜けないこと、収益率で大きく劣っていること、
 人件費を安くしてその分を広告に注ぎ込んでいる現実など忘れてしまいたいのだろう」

「その会長の処方箋たるや古色蒼然たるもので、
 米成長率が刻々と低下して公務員だらけのスウェーデンに逆転された現実を知らず、
 公務員をバッサリ減らせだの歳出を半分にしろだのスウェーデンと真逆の提言をする情けなさ。。」

「実は戦後の日本経済の歴史に照らしても会長の主張は事実に反しており、
 日本経済の成長はほぼ人口動態で説明できるので日本企業の成長とは話が別だ。
 その証拠に、ここ20年程は日本の成長率と日本企業の収益は完全にディカップリングしている」

「今の日本経済において深刻なのは、視野狭窄である。
 経済界からは企業収益を増やすための案しか出てこない」

「ここ数年で増えた雇用は多くが医療と福祉分野であり、
 安倍の腐敗政策で利益誘導されても企業は株主還元を増やすだけなのだ」

「経団連会長が就任早々に原発再稼働を求めたのがその象徴で、
 我田引水を体現化したような人物と共著を出してしまった
 冨山氏も経済界しか見ていない論に終始している。
 輝かしい実績があっても実に残念なことだ」

「しかも米ビジネス・ラウンドテーブルのように
 企業倫理を問う姿勢も希薄なのである」

「断言しよう、日本企業がいかに競争力を向上させても
 現下のグローバル経済において日本経済を救うことはできない」

「経済団体は経済低迷、消費低迷を「国民の将来への不安」が原因としているが、
 これは言う迄もなく真っ赤な嘘であり、数値によっても裏付けられている」

「何故なら、過去最高の額に達している日本企業の内部留保は
 人件費削減と法人税減税によって生じたという事実を会計の専門家が指摘しているからだ」

「高度成長期から今世紀初頭までは日本企業は設備投資に積極的だったが
 今は売上が殆ど伸びておらず、利益誘導政策で急増した利益を溜め込むばかり。
 それが株主還元や内部留保に化けて「メタボ化」しているのである」

「安倍に毒されてすっかり保守退嬰になった日本企業は、
 働き方改革の時短による利益増すら労働者へ碌に還元していないと日経が報じている。
 また、官邸に媚びて日本を衰退させた経産キャリアはキャッシュレス推進でもまた失敗している」

「現在、世界各国が等しくコロナの脅威に晒されていて、
 どの国の対策が優秀でどの国の指導者や政策が劣っているか
 誰の目にも明らかになっている」

「支持率を上げたのは台湾の蔡英文とドイツのメルケル、
 支持率を下げたのは勿論のこと安倍である。
 これは明白な事実であり、数値を見れば一目瞭然である」

「テレ東などメディアが給付金における日独の対比を報じており、
 国民も驚愕するスピード感でオンライン申請の数日後に給付するドイツと、
 口では偉そうに豪語するが後手後手でノロマな安倍・菅のお粗末さは隠しようがない」

「他にも日経新聞からはスイスに負けていると指弾され、
 飲食事業者支援ではテイクアウト支援を検討し始めた東京都にも敗北している。
 安倍・菅は経済政策において根本的に間違っており
 先進国中で最悪レヴェルの低成長をもたらした「戦犯」であるから当然の結果であろう」

「国際比較調査により、日本の政治のリーダーシップに関する有権者評価が
 世界最悪であること、政策への満足度も世界最悪であることが
 数値によって明々白々に証明された。まあ予想通りであろう」

「コロナに責任転嫁できないことは、無能な安倍とは格の違う台湾が
 優れた防疫政策で経済の落ち込みを防いだ事実からも歴然としている」

「安倍は無能なだけでなく癒着だらけである。
 だからカネの匂いを嗅ぎ付けた有象無象がたかってくるのである。
 安倍に選挙で投票する愚行こそ、日本社会の劣化と腐蝕を招いた元凶だ」

「政府が何故、サービスデザイン推進協議会を選んだ理由を公開しないか、
 段々と分かってきた。省庁OBや電通(大口顧客が自民党)が絡んでおり、
 不透明な理由で決めたために情報公開できないのである」

「これは、無能な安倍の財界バラ撒き政策による日本経済衰退や、
 官僚組織の「イエスマン化」がもたらした組織劣化と同様の、
 言わば必然の帰結であり安倍のもたらした害悪の一端に過ぎない」

「癒着政策や縁故資本主義の元凶である安倍を延命させた
 B層有権者の集団愚行の果て、腐敗と経済衰退である。
 2020年代はこの集団愚行が日本経済を延々と蝕む時代となりつつある」

「政府はキャッシュレス対応を「経済政策」として打ち出すらしいが、
 流石は日本を衰退させた「反経済」の安倍官邸とヒラメ官僚である」

「目先だけ変えてB層有権者と利己的な企業ばかり喜ばせ、
 相変わらず日本経済の低成長と所得低迷・消費低迷は不変である」

「1兆円近くをバラ撒いた結果が3%にも満たないキャッシュレス比率の改善、
 安倍とヒラメ官僚の口だけ政策の程度の低さが露骨に分かる数値である」

「キャッシュレス比率引き上げを経済政策の目的とすること自体が愚行と無能の証明である。
 国民の所得や消費そのものを改善できない安倍とヒラメ官僚による欺瞞的な誤摩化しに過ぎない」

「安倍によるコロナ対策の大失敗で台湾に成長率で大きく劣っただけでなく、
 全く学習能力のない腐敗した利益誘導政策ばかり展開する無能ぶりは不治の病だ」

「まともな経済リテラシーがあるなら、安倍の経済政策が
 口だけで低レヴェル、碌でもない貧困化政策であることは明白だ。
 論より証拠、ロイター報道では安倍の経済政策への評価は(株価以外)押し並べて低い」

「従って腐敗した安倍の政策を継承する菅も反経済・反社会的であり、
 それを支持する無気力で騙され易いB層も同罪である」

「当ウェブログは「安倍の失われた7年」の劈頭から
 劣化二世の腐った経済政策を厳しく批判してきたが、
 「安倍による失われた7年」の平均1%以下の惨憺たる低成長が証左だ。
 腐敗した安倍に騙されて安倍を指示したB層は日本を衰退させたのである」

「しかもその災厄はまだ終わっていない。
 2020年代は嘘つきで腐敗した安倍と菅の害毒により
 日本国民は経済衰退の中で途端の苦しみを受けることになろう」

「腐り切ったアベノミクスの本性を暴いたのが野口悠紀雄氏で、
 経済は停滞して他国との差が拡大、企業は人件費節減で収益を上げ、
 国際競争力は悪化し生産性は相変わらず低迷という惨状を明らかにした。
 これこそ安倍が日本を衰退させた事実を示す、議論の余地のない明白な結論なのだ」

「「我が国の成長力、国際競争力を維持するため」と称して
 日本のデジタル化を急いでいる菅なのだが、
 その言葉自体が思考能力に重大な欠落がある証左である」

「韓国は日本よりも相当デジタル化が進んでいるにも関わらず、
 成長率は悪化し続け、少子化も深刻化、格差は拡大している」

「アメリカもかつての3%成長すらできなくなり、GAFAの成長も
 株主を大儲けさせるだけで米国経済や所得の成長は低迷している」

「だから、事実を直視すれば明白である。デジタル化は社会全体の経済成長に繋がらない。
 選挙でB層を騙す只の売り文句、或いは小賢しい相場の儲けテーマに過ぎないのだ」

「更に、日本経済を先進国中で最悪レヴェルの低成長に陥らせたのが安倍だから、
 安倍路線の継承を掲げる菅は「反成長」「癒着政権」に他ならない。
 菅は二重の意味で経済を衰退させる日本社会の癌細胞にである」

「その証拠に、不評で高コストで役立たずのマイナポイント事業で
 電通が100億円以上も受注している。しかも2020年の半期だけで
 官公需により1000億円近い売上となっている始末。
 デジタル庁の初代トップ平井はかつて勤務した電通に「1000倍返し」以上な訳だ!
 これを癒着腐敗政権と言わずして、何と言えば良いのだろうか?」

「日本学術会議の10億円にイチャモンをつける傲慢かつ陰険な菅だが、
 その100倍以上の公費を電通グループにバラ撒いているのだ」

「日本学術会議などよりこうした情報を開示しない癒着団体の方が
 遥かに問題であり遥かに悪影響が大きいのは明白である」

「お手盛り調査を行う経産省こそ学術会議より遥かに問題であり、
 公費を蕩尽して癒着と非効率の温床となっている「あり方」を見直すべきであろう」

「つまり菅内閣は強権的で増長している腐敗政権に他ならず、
 日本経済を益々腐蝕させ、日本社会を劣化させ続けるであろう」

「愚昧で腐敗した安倍の路線を継承する菅も
 愚昧で腐敗した政策を繰り出すしか能がないのは容易に予想できることで、
 どのような悪足掻きを行なっても「反経済」「反社会」「反日本」の本性は不変だ。
 従って、賢明な有権者が徹底的に叩き潰さない限り日本に害を与え続けるのである」

「日本学術会議の件も党に逆らう目障りな勢力を締め上げる中共と同じ体質の露呈に過ぎず、
 軍事リテラシーが低い癖に軍事研究を進めたい腐った政治的野心の所産なのだ。
 コロナ禍で深刻な打撃を受けている国民の苦境を黙殺する菅自民の有害さが実証されたと言える」

「対コロナで有効な策を出せないのに歳費を受け取り続ける自民党議員こそ
 日本の「獅子身中の虫」であり苦しむ国民を見殺しにしているのであり、とんでもない話だ」

「コロナ禍で多くの者はすっかり忘れているようだが、
 日本経済は二年連続のマイナス成長が確実となった」

「コロナ禍によって不運にも日本経済が打撃を受けたのではない。
 日本経済は愚昧な安倍と菅の腐敗した政策により
 低迷・衰退しているところにコロナ禍が襲来してきたのだ」

「しかもファクターXの幸運により打撃が軽減される筈だったのが、
 無能で判断力が欠如した安倍は台湾より大きく劣る水際対策で大失敗し、
 同じように無能で判断力のない菅はGoToでコロナを日本中にバラ撒いた」

「ヒラメ官僚は2021年に日本経済は4%成長に回復などと
 権力に媚び諂った捏造数値を出しているが胡麻擂り連中を信用してはならない。
 この見通しは民間より甘く、しかもヒラメ官僚は絶対に責任は取らないからだ」

「真相を語っているのは数字、そして言葉と現実の乖離である。
 直近では2019年の日本の労働生産性がG7で相変わらずの最下位と判明し、
 日経は成長産業に人材が移動していないことを伝えている」

「しかし果てしなく腐敗して無責任な安倍はいい気なもので
 議連で「物価上昇率2%に事実上到達した」「完全雇用に近い状態をつくった」等と
 とんでもない自画自賛・自己弁護発言を行っている」

「無能で腐敗した安倍による「働き方改革」がいつもの口だけ政策であり、
 付加価値生産額を碌に改善させずB層有権者を騙す詐術だったことは明らかだ」

「諸悪の根源である安倍はいい気なもので
 平然と嘘と誤摩化しを連発して言い訳に終始する腐敗した精神は不治の病と言える」

「腐敗した劣化二世の誤った経済政策と無能のために2020年代は
 日本経済の深刻な低迷・衰退の時代となることが既に確定しているのに、
 この劣化二世の大罪には政界追放だけでは足りない。国外追放すべきであろう」

「日経新聞は広告主への配慮は勿論あるものの
 基本的には経済合理性に基づいて記事を出すので
 安倍や菅が口だけで経済政策において碌な実績はない事実を
 はっきり言明する点は非常に高く評価できる。
 (株価においては称賛だが、その好対照が安倍と菅の腐敗を益々際立たせる)」

「歴史に残るマイナス成長の元凶となった無能な安倍が実質的に辞めざるを得なくなり、
 欺瞞と腐敗塗れの人物だから物価目標2%に「事実上到達した」などと
 国賊的な嘘を吐いている許し難い状況にあっても日経新聞は健全である」

「米国と比較して「企業の新陳代謝が鈍い」と堂々と正論を展開し、
 水膨れとなった株価との異常な乖離が生じていることを指摘している」

「それは勿論、安倍と黒田の異常な緩和策(目標を一度も達成していない)と
 腐敗した安倍・菅の利益誘導政策によるものだ。日本企業が保守退嬰になって
 ダイナミズムを失うのも寧ろ当然と言える」

「バイデン政権は政策的には目新しくないと見られがちだが、
 歴史的な転換点と看做される可能性は確かにある」

「腐敗した大企業のカネとロビーイングで毒された政府が
 減税を経済政策だと大嘘ついて国内経済を低迷させ、
 株主と企業経営層だけ儲けさせるという最低の腐敗政策を展開してきたが、
 バイデン政権は経済政策の財源を法人増税で賄うという
 革新的な政策を打ち出してきたのだ!」

「今迄、欧米の腐敗したレントシーキングを真似しようとし
 日本政府に減税を要求してきた日本の財界は面目丸潰れである」

「バイデンの法人増税による経済対策の内、インフラ整備は
 やや費用対効果が疑わしいが、米国のインフラ整備は元々貧弱だ。
 業界への公費バラ撒きとなっている日本よりは効果的だろう」

「安倍政権に投票した近視眼のB層有権者も、経済低迷の「共犯」」と
当ウェブログは指摘した。日本経済の低迷や、コロナ対策での大失敗が雄弁な証拠だ。

▽ 安倍・菅の自慢する数字は全て嘘と捏造で保身ヒラメ官僚が粉飾、腐敗し切った体質は明白

『国家の統計破壊』(明石順平,集英社インターナショナル)


「愚劣で口だけの安倍政権を延命させればさせる程、日本経済は蝕まれてゆく」
とした当ウェブログの警告も、残念ながら完全に的中してしまった。。

「日本経済の成長率が主要先進国で最低最悪であり、
 生産性の順位も寧ろ悪化しているのは数字で立証されている」

「そうした経済低迷の元凶は安倍・菅の腐敗癒着政策であり、
 彼らの悪影響により政策が歪められてゼロ成長ばかりになったことからも
 歴然としており明々白々であるが、安倍が病気と称して辞めても
 日本経済にかかった低成長の呪いは解けないままである」

「更に、無能な菅の大失態によりコロナ禍からの回復でも
 諸先進国に遅れを取り益々衰退の度を強めている」

「無能な菅がワクチン接種を急ぐのは贖罪として当然であり、
 そもそもGoToで感染を拡大させた「A級戦犯」が菅なのだから
 ワクチン接種が一通り済むであろう今年中に国民へ謝罪し政界から引退すべきだ」

「日本同様に少子高齢化に陥っている台湾との成長率の差は明白、
 ワクチンを分けて感謝されている日本の方が低成長なのだ。
 彼我の政策のレヴェル差(菅自民が圧倒的に劣る)以外に理由はない」

「菅自民のコロナ対策の失敗で甚大な経済被害が生じたのだから、
 まず役立たずの自民党議員の歳費を大幅カットして国民に謝罪すべきなのだ」

「経済面では山梨よりも遥かに優秀な台湾から学んでおけば良かったものを、
 菅と自民党の無能無策が自殺を増やし、日本経済を衰退させたのだ!」

当ウェブログの予言通り、口だけアベノクロスガコンビをここまでのさばらせたため、
日本は太平洋戦争と同様に「必敗」の状況に陥り、立ち直れない状況に陥った。。

 ↓ 参考

先進国で日本だけ経済見通し下方修正、腐敗した菅がもたらした人災 - 全てが後手後手しかも泥縄
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/9940aafd655c0d1545dce9a0105bdad2

バラ撒きと嘘と重ねて経済悪化、生産性も「主要国で最低」- 安倍・菅・ヒラメ官僚はコロナ前から最悪
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/3e570a6a25e06ccc694bcd1e4270054d

電通グループに3700億円バラ撒き学術会議の10億円に難癖、腐敗し陰険な菅政権 - ヒラメ官僚も同罪
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/9ac0af9cc9a4d964429c7c5b415148d8

増え続ける内部留保は「人件費削減」「法人税減税」による、企業の売上は殆ど増えず - 癒着政策の末路
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/6f754f4b27c9530f6513b71c4b94dcbb

安倍政権下で6年連続の内部留保増加、権力とカネのバーター取引 - 国民所得と企業収益の乖離が急拡大
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/c773db1eed4f3d73a42947559bcf906e

▽ アベノミクスはレントシーカー(利権層)が儲けるだけ、限りなく腐敗した劣等政策

『グローバル・スーパーリッチ: 超格差の時代』(クリスティア・フリーランド,早川書房)


岸田氏「令和版所得倍増」を提唱 経済政策案を発表(毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20210908/k00/00m/010/062000c.html
”自民党総裁選(17日告示、29日投開票)への出馬を表明している岸田文雄前政調会長(64)=岸田派=は8日午前、「新しい日本型資本主義」と題する自身の経済政策案を発表した。
 「令和版所得倍増」を掲げ、医療・介護・保育などの分野で働く人の報酬引き上げのために「公的価格評価検討委員会」を設置することや、デジタル技術を活用した所得再分配の仕組みの導入を提案。大胆な金融政策などが柱の「アベノミクス」を継続してデフレ脱却を目指す一方、規制改革・構造改革重視の政策は見直す考えを示した。【小田中大】 ”

いち早く総裁候補として名乗りを上げ、国民より党内で評価されている岸田。
安倍や菅よりましだが、政策リテラシーはかなり低いのが気になる。
医療福祉分野での賃上げには国民負担増が不可避であり、
そのためには資産家層や働かない層への公費投入をカットして
移転させるしかないということすら理解していないようだ。。


総裁選 高市氏「増税は物価安定目標2%達成までは難しい」(産経新聞)
https://www.sankei.com/article/20210910-UNG6TTSCLNPKHM3EXU3C2YDTAY/
”自民党総裁選(17日告示、29日投開票)に立候補を表明している高市早苗元総務相は10日午前、ニッポン放送のラジオ番組に出演し、「物価安定目標2%の達成までは、現実的には増税は難しい」と述べた。これまで主張してきた金融所得税率の引き上げに関しても「きっちりとタイミングをみる」と述べ、物価安定目標2%の達成を優先する考えを示した。
 高市氏はまた「『貯蓄から投資へ』が私の信条だ。投資をされた人が非常にもうかる形を作っていかなければいけない」と説明。その上で「分厚い中間層を作っていく」と強調した。
 一方、東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出については、米国などが日本産食品に輸入規制を課していることに触れ、「私たち日本人がおいしくいただいているものに対して、風評被害を払拭するための強力な外交が必要だ」とし、情報発信や関係者への説明を優先すべきだとの考えを重ねて示した。〔以下略〕”

岸田より政策リテラシーにおいて更に酷いのが高市で、
スタグフレーションという概念すら理解していないという暗愚さ。
投資と中間層との断層はピケティが実証研究で明らかにしたのが数年前、
(中間層に恩恵大きい投資はFDIしかなく、これは安倍政権下で低迷している)
学習能力ゼロどころかマイナス、空虚な言葉で有権者を騙すポピュリストである。


岸田氏・高市氏・河野氏の経済政策は三者三様…「アベノミクス」温度差(読売新聞)
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20210912-OYT1T50074/
”自民党総裁選(17日告示、29日投開票)に出馬表明した岸田文雄・前政調会長、高市早苗・前総務相、河野太郎行政・規制改革相の3氏は、経済政策について三者三様の主張を展開している。安倍前首相が掲げ、菅首相が継承した「アベノミクス」からの距離感や分配の考え方が焦点となる。
 岸田氏は11日のテレビ西日本の番組で、「経済成長と合わせて社会の格差が開いてしまった。成長と分配の両方が必要だ」と強調した。アベノミクスの成果を評価し、維持しつつも、一部企業に利益が集中して格差は拡大したという問題意識だ。新自由主義的な政策を転換し、分配を重視する「新しい日本型資本主義」を掲げる。中間層への分配強化のため、子育て世帯への住居・教育費支援を進める。
〔中略〕
 河野氏もアベノミクス路線の修正を図る。10日の出馬記者会見では「企業部門は非常に利益を上げることができたが、賃金まで波及しなかった」と指摘した。「個人を重視する経済を考えていきたい」と述べ、労働分配率を高めた企業への法人税優遇を提唱する。
 菅首相が進めた「デジタル」「脱炭素」を引き続き経済政策の中心に据え、テレワークを容易にする5Gネットワークや、脱炭素社会で必須となる蓄電池、太陽光発電技術などへの投資拡大で経済成長を目指す。
 一方、高市氏は「サナエノミクス」と銘打ち、アベノミクスの継承を訴える。物価上昇率2%を達成するまで、財政再建の指標である基礎的財政収支(プライマリーバランス)の黒字化目標を凍結し、大規模な金融緩和と財政出動を実施すると主張。大規模災害に備えた「危機管理投資」と、ロボットや半導体技術などへの「成長投資」で機動的な財政出動を図る。〔以下略〕”

岸田と河野は利権癒着の安倍の政策を少しは改善させられそうだが、
ゼロ成長の日本経済低迷の現実はびくともしないであろう。

日本経済を悪化させるのが高市で、TSMCに大敗した現実すら認識できず、
しかも危機管理能力の無さを露呈した自民党の無能に対する反省も皆無だ。
世界市場での成長でもせいぜい年2兆円以下であるロボットに期待するに至っては
大学生以下の学力でしかない。論外候補である。


高市早苗前総務相、憧れは『”鉄の女”サッチャー』にネット動揺「サナエノミクスと真逆」「金持ち優遇政治家じゃん」(chunichi.co.jp)
https://www.chunichi.co.jp/article/327695
”自民総裁選に出馬表明した高市早苗前総務相(60)が10日、日本テレビ系「スッキリ」にスタジオ出演。憧れる政治家はイギリス初の女性首相で「鉄の女」の異名を持ったマーガレット・サッチャーだとPRした。
 番組では高市の経歴に続き、目標とする政治家として「マーガレット・サッチャー」と紹介。以前、シンポジウムにサッチャー元首相を招いた経験があるとし「イメージどおり、非常に強い信念を持って厳しいこともおっしゃるんですけども、とっても温かい女性特有の優しさも持っておられて、そこが大好き」と人柄の魅力を語った。
 続いて「一時的に国民の皆さまに不人気な政策があっても『これが国家のために必要だ』と思ったら信念を持って取り組む。その代わり、国民の皆さまに一生懸命説明してこられたという姿勢が大好き」と熱弁をふるった。
 さらに「わたしは決して申し上げませんが」と前置きした上で、当時、累進課税が高く富裕層の税負担が大きかった英国で「金持ちを貧乏にしても、貧乏人は金持ちにはならない」と話したというサッチャー元首相の言葉を紹介。「かなりキツイ言葉でございますが、むしろ一生懸命働く方のモチベーションを上げていこう」と国民の士気を上げたとして意図を説明した。
〔中略〕
 ネット上では「サッチャーは鉄の女 高市早苗は鋼の女 政治家として迫力あるし 政治理念が、とてもわかりやすい」と好意的に受け止め応援する声も。ただその一方「金持ち優遇政治家じゃん コロナや新自由主義によって困窮した国民へはことごとく冷たい思想だ」「格差拡大を是としている」「なんでこの言葉紹介しようと思ったんだ。恐怖」「サッチャー尊敬とサナエノミクスと真逆」と困惑し、動揺する声も散見された。”

北海油田の発見という僥倖で救われた悪運の強いサッチャーも、
英国民に大不評な人頭税をかけて首相の座を追われた。
高市はサッチャーの政策も真面目に研究せずイメージで空想したものと見える。

高市の経済リテラシーの欠如を立証する事実をもう一つ加えよう。
日本経済は、累進課税だった頃にまさに奇跡的な高度成長を実現していた。
所得減税を行ってからに成長率が急激に悪化してゆき、金融資産だけ増えた
のだ!
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